4.5日ほど投稿休んでしまい申し訳ないです。
いやぁちょっとガルパし過ぎましたねぇ〜アハハ…
いやマジでホントに申し訳ないです。書きだめもなくこれまでの内容を少しずつ収束させていくのにこんなに労力を要すとは…
でもまぁなんとかエンディングまでは走り抜けようと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
それでは本編どうぞ!
「ぅ……ぅん……う…」
暗闇の中から少しずつ意識を浮上させていく。
おもむろに目を開け辺りを確認する。
白い天井にこれでもかという程の明るい照明。
無機質に音を発する機械。ガシャガシャと鳴る金属音。
そして…人型の"ナニカ"
「っっ!ここはっ!?」
息を飲みこの場を急いで離れようとする。が、両手足首がガシャガシャと音を鳴らすだけで動けない。
「何!なんで!ねぇ!助けて…ユウ…」
そんな叫びも誰にも届かずただ消えるだけだった。
突然何かが込み上げてきた。
それは孤独と不安の入り混じった嗚咽と涙目だった。
「お願い…誰か…助けて!」
自分の声に気づいたのか人型の"ナニカ"の複数体がこちらに迫ってくる。手には銀色に光る刃物が光っている。
「っっっ!ダメっ!やめてっ!」
ガタン!!!
勢いよく扉が開く。
「…っ!ユウ!?ユウなの!?ねぇ!助けてよ!」
「落ち着いて。もう大丈夫だから。」
「っ!?あなた…誰?」
そこには特に外見では特徴的な個性が無いが何故か明らかに異様な雰囲気を持つスーツ姿の男がいた。
「大丈夫。俺は君の、君たちの味方だから。さぁ僕と一緒にここから出よう。特に君には、あまり危険な目に合わせたくない。」
そう言いながら手足に繋がっていた鎖を切断してくれる。
正直信用出来る人間でないことは一目見て気がついていた。
しかし、そんな我が儘を言ってられるほどの余裕はサキには無かった。この言葉を信用しなければ、あの不安と孤独、恐怖から逃れる術が無いのである。
全面コンクリートで出来た通路を特に目的も無くひたすら徘徊している。そこには仲間と共にいる高揚感や肝試しの時のようなドキドキもあったものじゃない。ただ重苦しい雰囲気と沈黙だけがあった。
そんな沈黙が耐えられないのかナギサが恐る恐る口を開いた。
「ね、ねぇ。今僕達どこに向かってるの?」
「…………さぁな」
「そんなの、無意味だよ。ただ時間を浪費してるだけじゃん…」
「だが現状そうせざるを得ないんだよ。迷路みたいな地下施設に異形の生物、サキの行方も分からず、最後の頼みの綱の犬っころもどっか行きやがったしな…」
「でもっ!何もしないと始まらないじゃん!」
「別に俺達がなんにもしてない訳じゃない。俺達が今しなければいけないことは情報収集だ。ひとつでも多くの情報が欲しい。だが、さっき何部屋か見ただろ?ここの部屋は基本中が一緒でかつ、一部屋にある情報量が明らかに少なすぎる。だから、特殊な部屋を見つけ出して情報を集める。これが今出来る最善だ。」
「じゃあ、サキちゃんはどうするのさ!はやく助けに行かないと!」
「サキを助けに行くのにも情報が無さすぎるんだよ!」
「でも!もしもの事があったら!」
「……………もしもはない」
「へっ?なんでそう断言出来るの?」
「確かに奴らはサキを攫った。でも、何故奴らは殺さなかった?」
「へっ!?」
予想外の質問に戸惑いを隠せないナギサ
「わざわざ、サキを"生きたまま"運んだことには必ず意味がある。」
「なんでそんなこと"生きたままだ"って分かるの?」
「簡単な話だ。サキの連れ去られた場所に血が飛んでなかったろ?」
「首を絞めたって可能性は?」
「無いな。本能で動いてるような奴らがそんな非効率的なことするはずが無い。」
「でも、生きてるって、確証は、」
「あのな…人を、生物を1番素早く、効率よく"殺す方法"って知ってるか?
1番効率のいい殺し方は「不意打ちで頸動脈を切る」これが1番労力も時間も必要ないんだ。なのに奴らはそれをしなかった。つまりは奴らに今すぐは殺す意志が無いってことだろ。」
「でも、時間が経てば、分かんない。」
「あぁ、だから今は一刻も早く情報を手に入れる。これが最優先事項だ」
「でもさ、なんで生きたままのサキが必要なんだ?」
「別にサキに限った話じゃない。あれだけの大人数で追ってきたってことは、運よければ俺達全員捕らえるつもりだったんだろうよ。」
「生きたまま、必要なのは、なんで?」
「うーん、でも誰でもいいって言うんなら生きた体が目的だったんじゃない?」
「非効率的なことをしてまで生きたままの体を入手するメリットって…臓器の摘出とかか?」
「ッちょっと!何言ってんのさ!」
「そもそもここは学校の地下だ。人が立ち入るような場所じゃない。でも、生きた人を求めてさまよう奴ら。なんだ…この矛盾は!?」
「体…じゃない……!頭か!」
「っっっ!」
「そうだ、奴らは生きた脳が必要なんだ!俺達の!ってことはここって…もしかして…」
「『異脳』の開発場所、もしくは、実験場所…」
「じゃあアイツらは…以前の被験者達か!?」
「あぁ、しかも『失敗作』の人間だろうな」
「そんな…まさか……」
「じゃあちょっと急がないと…サキが危険だ!」
いやマジで小説書くの難しいです(笑)これまで貼ってきた伏線を一気に回収していくはずが伏線貼ってしまったり、謎を解いていくつもりが謎を作ってしまったり…ホントに難しい…
だがしかし!『〜Numbers〜』もだいぶ終わりに近づいてますので気合を入れねば!
という訳で今回も閲覧ありがとうございました!次回もお楽しみに!