〜Numbers〜   作:まるこめ

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最近投稿が遅くなってしまってすいません。段々と私リアルが忙しくなってきて書く時間を取れなくなってまして…
しかし、毎日投稿のタグを付けたのだからしっかりしなければ!
ということで本日もどうぞ!


第15話 地下施設と科学者

 

 

 

「ねぇ、いったいどこへ行くの?」

「それはまだ言えないかな。でも君を危険にさらす気は無いよ。」

「それをどうやって信じろっていうの…あんなの見せられて…」

「奴らはもう人じゃない自我を失ったただ怪物だ。」

「もう…ってことは人だったのね…」

「ずいぶんと察しがいいね。」

「えぇ、お陰様で。」

「おやおや、俺が何をしたっていうんだい?」

「あの《指令》を出していたのあなたでしょ?」

「うーん、半分正解と言っておこうか。でも、どうしてそれを?」

「喋り方と言うか、言葉の発音が同じだからね。」

「そうか…キミの能力はそんな使い方が出来るのか。それは驚きだ。」

「褒めてくださりありがとうございます。"ネオ"さん」

「心外だなぁ。俺は"ネオ"じゃないよ。俺は君たちと同じで、『ネオに囚われた人間』さ。まぁ信じるか信じないかは君次第だけどね。」

「ネオに囚われたってことはここの関係者?それとも私たちと繋がりがあるの?」

「おやおや、キミはそんなに頭が良かったのか。これは驚きだ。」

「普段はこんなんじゃないわよ…でも…今はユウがいないから…」

「キミにとってそこまでユウの存在が大きくなっていたとは…これは少し誤算だったかな…

まぁ、だからこそ潰しがいがあるってもんだね…」

「っ!ユウに何する気!?」

「おっと、少しおしゃべりが過ぎてしまったね…まぁいいか、キミなら分かるさ、近いうちにね。

しかしどうしてもユウを助けたいと言うのなら話は別だがね?」

「どういう…こと?」

「キミとはもう少しいなければいけない事になりそうだ…」

 

 

 

 

「いったい…ここは……」

眼前に広がるのはまさしく地獄絵図だった。

白い部屋に真っ赤なインクをぶちまけたかのように広がっている血液、その上にころがる元被験者達

「いったいここで何があったんだ…」

「サキ、ちゃん、は…?」

「み、見当たんねぇな…ただ、サキ以外の人間もいたって事だろうな。」

「そうだな…サキがこんなのする訳無いもんな…」

「じゃあ、だれが…」

「まだ分かんない…ただここを少し調べよう。何かここの施設に関する情報がありそうだ」

「さ、サキは?」

「ダメ、声が聞こえなくなった…」

「ってことは、私たちから、離れた?」

「あぁ、理由は分かんないが…多分これをやったやつも一緒だろうな…」

「ちっ…またこの状況かよ!」

「ただ、さっきとは少し違うがな…」

「なにが?」

「サキを連れてった人間だ。さっきは自我のないただ、感情のみで動く人形だったが、今回は確実に人間だ。」

「なら、まずは…情報、収集」

「あぁ、この部屋を調べるぞ。あまり時間は掛けてられないが…それは仕方ない。」

「よし、じゃあ急いで調べるか!」

 

 

 

「何だか、実験室みたいだな…ここ」

「確かに、そうっぽい。」

「実験室より手術室の方が近い気もするが…」

「確かに、それならベッドのある意味も分かるね」

「でもそれにしても変な器具が多すぎる。明らかに医療用じゃない器具もあるからな…」

「ねぇ、たしかに僕も手術室とか実験室だと思うんだけど、このボロボロの机は何かな…」

「それに、机の上に、あるのって、ノート?」

「なんだこれ…結構古いな。」

「中…見てみる?」

「あぁ、何か大事な証拠かもしれないからな…」

 

 

 

 

『2/23 (火)私の前に不思議な男が現れた。何でも私の研究の手助けがしたいだとか…少し怪しいのでこれから記録を残しておく。』

『3/5 (金)またあの男がやって来た。今度は名刺を渡してもらえたそいつは「宮井 颯馬」という官僚らしい。なんで官僚何かが…』

『3/19 (金)なんて素晴らしいんだ!なんと宮井が実験場所から資材まで準備してくれたらしい!

これは私の仮説を実証できる日がそう近くないだろう!』

『4/22 (月)どうやら施設の準備が整ったようだ。しかし、本当に良いのだろうか…確かに私の仮説が正しければこの世の中を大きく変えるだろう…だが、』

『5/2 (木)私の実験が始まった。始まってしまった…本当に大丈夫だろうか…この実験に対して国が動いているのは間違いなさそうだが…こんな妄言にどうしてそこまでするのか私には分からない。

奴はこれからは週1で視察に来るそうだ。』

『6/6 (木)遂に一回目の実験が始まった。もう後戻りはできない。誰か…誰か私を止めてくれないだろうか…』

『6/25 (火)一回目の実験は終了した。結果は残念だったが私の仮説は間違いではなかった!今回のはとても有意義な失敗作だっただろう。』

『7/1 (水)2回目の実験が始まった。今回の目標は被験体に支障が出ないように完遂したい。』

『7/26 (月)2回目も終了。今回は目標通り支障が出なかったが実験した結果もまた発言しなかったようだ。』

 

『12/19 (木)今日は16回目の実験だ。実験の成功確率は今のところ10%前後だ…もう少し上がらないだろうか…これは回数をこなすことでの試行錯誤が必要だ。』

 

 




どんどんと核心に近いてきて書いてる方も楽しくなってきました(笑)
次回からネオの正体にも少しずつ近づいていくのでお楽しみに!それではこの辺で、次回もお楽しみに!
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