〜Numbers〜   作:まるこめ

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登場人物
・名取ユウ 物静か、勉強は出来るがヲタク
・椎名サキ だいたいハッチャケてる名取ユウの幼なじみ
・如月ケン 常に喧嘩腰だが実は意外と冷静で優しい
・青葉ミサ 古典的な文学少女、喋るのが苦手
・宮城ナギサ 優柔不断でヘタレ


第1話 Numbers 出動

 

大手を振って、「やってやろう!」と言ったものの策なんて一つもありはしない。

コツコツと情報収集に勤しむしか無かった。

「なーんも見つかんねぇや」

「そうだねぇ」

「見つかりはしなかったがいくつか分かったことはあるぞ」

「まず、ここは学校だってこと。

そしてこの学校を誰も知らないこと。」

「さらにいくつかの教室は鍵がかかっていること」

「それがどうしたのよ」

「まず全員が知らない学校ってことは訳もわからない場所に飛ばされてるってことだ。もしかしたら現実じゃないかもしれない」

「もう一つは教室のいくつかに鍵がかかってるってことは何かしらの方法でそこに入ればヒントが得られるってことだろ?」

「フリーゲームみたいな感じってこと?」

「ま、そういうことだな。「〇鬼」とか「魔〇の家」みたいな感じだよ」

「おお、分かりやすい?」

「オタクなら分かる」

「ごめん全然分かんねぇんだが」

「私、も、」

「僕もちょっと分かんないかなぁ〜」

「クソッ!裏切り者ー!」

「イヤイヤお前がオタクなだけだよ」

「って言ってもよ、こんなしらみ潰しに探して見つかるもんなのかね〜」

「そ、それと「Numbers」って、いうの、少し、気になる」

「そのへんはまだなんも分かんねぇもんな」

『「Numbers」「異脳テスト」「ネオ」「復讐」そして「それぞれのナンバー」』

「でもさ「異脳」ってことはみんな頭おかしい集まりなんじゃない?」

「頭おかしいのはサキ、お前だけだ」

「酷い!なんでよ!」

「あ!うん?なにこれ、」

「ナギサ、どうした?」

「いや、なんかポケットに…」

「ポケット?なんだこれ」

「生徒手帳か?」

『私立西形高校 2年 A組 名取ユウ』

「西形高校ってどこだそれ」

「ここの事じゃないかな?これを持っている限りここの生徒、ってことじゃない?」

「中、にも、なにか、かいて、るよ」

《指令》『音楽室ノ霊ノ正体をアバケ』

「なんだよこれ!」

「多分脱出の鍵だ」

「ネオも言ってたろ?これはゲームつまり俺達は『脱出ゲーム』の真っ最中ってわけだ」

「だからってこんな指令…」

「ゲームにおいて指令は絶対。なんせその《指令》ってのはゲームマスターが、ネオが作った指令なんだから」

「チッ…やつに辿り着きたかったらやつの指令をクリアしろってか」

「とりあえず音楽室の視察に行こう」

「ちょっと、待って、」

「ミサ、どうした?」

「二手、に、分かれた方が、いい、」

「なるほど…音楽室に行く組と校内の捜索をする組だな」

「そ、そう」

「ちょっと待って、なんで校内を探さなきゃダメなの?」

「ネオからの指令は一つとは限らない。まだ校内の他の場所に残ってるかもしれない。ってことだろ?ミサ!」

「う、うん」

「となると人選しなきゃだな」

「じゃあ「俺、ミサ、ナギサ」は音楽室、「ケン、サキ」は指令の捜索に当たってくれ」

「え、なんで私は校内の捜索なの?」

「お前ら2人は考えるより体動かしてた方が良いだろ?」

「まぁ、そうだな」

「てなわけで捜索よろしく!」

「しゃあない…霊の正体、暴いてこいよ!」

「ああ、もちろんだ」




プロローグ投稿開始から既に1時間経過、投稿にすら四苦八苦していますが、これからも時間を見つけて書いていけたらなと思います。
次回は図書室に霊の正体を暴きに行きます!いつになるかはお楽しみに!
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