〜Numbers〜   作:まるこめ

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今回最終回です!ここまで読んでくださった方本当にありがとうございます。
次回作も同時up(多分)してますのでこれを読んでからお願いします(笑)
それでは衝撃の最終回!どうぞ!


最終回 異脳と『Numbers』

 

 

アキラ、お前の手でユウを殺せ

 

 

「……っ!」

「ど、どういう事だよ!ユウは勝ったんじゃないのか?」

「そうさ、ユウが勝ったんだ。なぁアキラ。忘れたとは言わせないぞ?」

「な、なんでそんなこと!」

「これはお前達には関係の無いことだ。俺とアキラの約束だからな。」

「みんな…すまない。このユウとの鍵の争奪戦で俺が負けたら、俺が、ユウを殺すことになってるんだ…ホントに…すまない」

「じゃあ、ユウが負けてたら…?」

「俺が自ら命を絶っていたさ。最初に言ったろ?これは「復讐」だと。

俺をこんな姿にした張本人2人をぶつけて、アキラが勝てば俺は死ぬ。なんてことは無いだろう?

 

 

………そうか、分かった。

ユウ、お前にチャンスをやろう。

アキラがお前も殺せばアキラも自ら命を絶つだろう。

だから、提案だ。

 

ユウ、お前もアキラを殺せ。

 

2人で殺しあうんだ。」

 

 

「コイツ何言ってんだ?ユウがコイツの言うことを聞く必要が無いだろう?」

「いや、聞くさ。ユウならな。」

シンが差し出した刃物をユウが手に取る。

「ど、どうして!?」

「確かに俺はシンの言うことを聞く必要が無いのかもしれない。

シンが自分の命を捨てる気が無かったらな。」

「シンが、自分を使って…脅迫してるってこと…」

「もう、ここの誰かが死なないと終わらないんだ…だから…

 

 

みんな…ゴメンな

 

 

 

 

 

 

ドスッ!

 

 

 

 

 

アキラがユウに背を向け、返り血を浴びて、

 

 

シンが車椅子で項垂れている。

 

 

「あ、あぁ、」

「な、なんで、」

「どうしてだよ!俺が、俺が死ねば!」

「させるか!そんなこと…親として許さん!!!」

「今更、親面しやがって……………

 

 

 

うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

ユウの意識の紐が遂に切れてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目を開ける。見慣れた天井、フカフカでずっと潜っていたくなる優しい暖かさが体を包み込む。

「戻って、来たのか?…それとも」

しかし、その期待も泡のように消えていく。

そこに居るべき人、父親の姿が無かったのだ。

 

 

《昨夜未明、私立西形高等学校で、遺体を発見しました。遺体は

敷波シン 17歳 男性、加害者は

名取アキラ25歳 男性。

被害者は幼少期のことに人体実験を受けており、その実験の助手を務めていたのが加害者ということです。

被害者の受けた人体実験では、人間が超能力を使えるようになる。というものですが、その実験の口封じのために被害者を殺害したと供述しております。

 

 

いやぁ、でも人間が超能力を使えるようになるというのは素晴らしい発見ですが、このように事件が起きてしまうのは残念ですねぇ。

 

そうですね。ちなみに細貝さんが超能力を使えるようになるとすれば、どのような超能力がいいですか?

 

私ですか?そうですねぇ…私はとてつもなく運が悪いので、自分の運を上げれるような超能力が使えるようになりたいですかね。》

 

そんなキャスターの胸糞悪い会話を聞かされ、テレビのリモコンに手をかけた。

 

《次のニュースです。東京都世田谷区の住宅地で放火がありました。犯人はまだ見つかっておりません。

世田谷区の不審火は今月発見された分だけでも15件にも及びます。

皆様も火の元には十分にご注意ください。》

 

ふと、リモコンを持った手を止める。

「超能力には、発火能力ってのかあったな…『パイロキネシス』だったか…」

 

「ユウー!オハヨー!起きてるー?遅刻するよー!」

「おう、サキか。大丈夫か?」

「ユウこそ…」

「俺は、まぁ問題なくはないが…じっとしてはいられないかな。」

「そう。じゃあ元気になるまで、そばに居るね…」

「あぁ、ありがとう。

あ、そう言えば世田谷区の放火の事件調べるぞ。」

「え、えぇ?急にどうして?」

「俺の勘だが、『異能力者』が絡んでる。俺たちで止めねぇと。」

「そうね、この力は悪用させない。」

「いこうか、サキ。」

「うん」

そう言いながら家を出る。

「お2人でお熱いですなぁ〜」

「ユウくん!頑張ってね!」

「サキ、ファイト。」

 

「お前ら何でいる!!」

「私が呼んだの〜」

「何でだよ!!」

「ユウが落ち込んでると思って…」

「まぁ無用な心配だったな。」

「まぁいい。お前らも世田谷区の放火事件調べに行くぞ」

「やっぱりあれ、能力者の仕業か?」

「分からん。でも、そんな気がする。」

「ユウの勘は宛にならないからなぁ〜」

「施設から脱出出来たの誰のおかげだと思ってんだ!」

「いやぁ、ちょっと何のことか分かんないなぁ〜」

「心読める癖に何言ってんだか…」

「うぐっ…」

「もう茶番はいいから、さっさと行くぞ。

 

 

 

『Numbers』出動だ!

 

 

 

 

 

 




改めて、『〜Numbers〜』ご愛読ありがとうございました!!この回を、書いてる時にUA300を超え、こんなに沢山読んでもらえているのか…と感慨にふけっております(笑)
これにて『〜Numbers〜』は完結ですが、次回作も同時upしてると思いますので是非そちらも見ていただけたらと思います。
ちなみに、次回作はこの『〜Numbers〜』とは雰囲気から何から何まで全く違う感じになっておりますので是非宜しくお願いします!
それでは、『〜Numbers〜』完結までお付き合い頂き本当にありがとうございました!!

PS.次回作タイトル:『不死の体で異世界生活!?』
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