今回も過去の話からスタートです!相も変わらずギャグ要素皆無ですが楽しんでいただけると幸いです!
では!本編どうぞ!
私の最初の記憶はぬるま湯の中に沈んでいる自分だ。
凄く不思議な感覚、だけど不安は一切無く安心感すら感じられる。
写真のスライドが切り替わるように別の景色に変わる
赤い、赤、赤、白、赤
大人数の大人に囲まれている。
その大人達に母との繋がりを、断ち切られてしまいそうな不安に駆られる。
あ、私はこれで1人の人間になったんだ
次に切り替わったのは酒に酔い暴れ回っている父、必死に頭を下げる母、ベッドに寝転がり泣きじゃくる私ビール瓶を持った父がこちらに近づいてくる。母が必死に止めている。1体なんなのか…
気付けば孤児院で周りの子供と遊んでいる私、楽しそうにはしゃいでいる。とても微笑ましい。
ユキ、ミユ、コータロー、みんな元気にしているだろうか…
あ、これは今の父さんと母さんに引き取られた時だとても優しそうな父さんと母さん、私は二人に出会えて凄く嬉しかった。
小学校に入った。しかし私が周りと違うのは私もみんなもすぐに分かった。それ以来私は1人だった。
これは小学校の4年生の時だうちのクラスに転校生が来た。
物静かで本ばかり読んでいる男の子だ。でもこの子は私も一人の人間だと、みんなと一緒だと言ってくれた。
そのこの家は私の隣だった。
それから私はその子にずっとくっついていた。その子は嫌そうにしていたが、そんなの気にしない。だって私はこの子が好きだから。
その子はとても運が悪かった。くじ引きがことごとく外れ無数の不運に苛まれていた。
私はそれをとても心配したがその子は笑顔でこう答えた。
「ひ、1人の時はこんなに運悪くないんだぞ!」
笑顔じゃなくて涙目だったっけ?
でもその子は友達がとても多かった。羨ましいな…こんな独りぼっちの私もちゃんと相手にしてくれるだろうか…
《異脳テスター複数名確認、これより異脳テストを実行します》
「ダメだ…どこも開きやがらねぇ」
「私達、閉じ込められたの?」
「そうみたいだな…」
「もう…出られないのかな…」
「そんな事!……必ず脱出の手段を見つけてやる」
【PCノ起動確認】
「………?!」
……………ブブッ…ブウン………
職員室のPCが次々に点灯してきた。
【オ近くノPCノ前ニオ座りリ下サイ。】
「ここは言う通りにしといた方が良さそうだな…」
「そうね…」
【着席ヲ確認、異脳テスト、開始】
《これより君達には10問の設問を解いてもらう。》
「ネオ?!」
《設問1つにつきこの職員室のPC1つと連結している。》
《そして、設問を間違えた場合連結しているPCが爆破する。》
「はぁ!?」
《どうも信じれないと言った顔だな…まぁ仕方ない。では》
………ドカン!……
ネオが言い終わると同時に2人に1番遠い場所にあったPCが爆発した。
「マジかよ…」
「う…そ、」
《制限時間は1時間だ》
《それでは諸君、健闘を祈る》
【第1問】アナタノ氏名ヲオ答エ下サイ
「こ、ここに打ち込めば良いの…よね」
「あぁ、見たいだな…」
………カタカタ……
【第2問】アナタノ経歴ヲオ答エ下サイ
……カタカタ…
………カタカタ………カタカタ………カタカタ……
「こんなに焦らなくてもいいんじゃない?」
「ダメだ…もし職員室にサキたちが居たらどうすんだよ!」
「分かった…ごめん…」
「で、でも、ユウくん、少し!落ち、着いて」
「そうだよ、ちょっと頭冷やして…まだサキちゃん達がいるって決まったわけじゃないし」
「あぁ、そうだな…すまん。熱くなりすぎてた…」
「でも確実にサキ達は職員室にいるだろう。」
「どうして?」
「職員室が学校で1番情報を持ってる場所だからな…」
「ケンくん、なら、それくらい、すぐ、思い、つく」
「そうか…よし、じゃあ急いでいくよ!」
「当たり前だ!ミサ、ついてこれるか?」
「うん、がんばる。」
「職員室はもうすぐだ!急ぐぞ!」
【第10問】コノ事件ノ被害者ノ共通点ヲ答エヨ
ここまでの閲覧ありがとうございました!
次回は職員室編ラストとちょっとほのぼのした雰囲気を書いてみたいと思います。【第10問】の問題の真意とは!?
次回もお楽しみに!