乗り鉄探偵南 達仁 函館発特急おおぞら3号殺人事件   作:新庄雄太郎

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2話

「ゆうづる1号」は、寝台特急である。

3段式のB寝台車で穂乃果とことり達は寝る支度をしていた、

そこへ車掌さんがやって来た

「恐れ入ります、特急券と寝台券を拝見させていただきます」

達仁は、車掌に特急券と寝台券を見せた。

「青森着は午前5時03分です」

「そうですか、どうもありがとうございました」

私は検札の後、上段のベットで寝る支度した、

穂乃果は「じゃあ、ことりちゃん、達仁おやすみ」とベットへもぐり込んだ

「おやすみ、ことりちゃん、穂乃果ちゃん」

「おやすみなさい」

カーテンを閉めて、横になり、目を閉じると、今まで聞こえなかった単調な車輪の音が、急に、聞こえ出した。

正確に言えば、車輪が、レールの継ぎ目を拾う音である。

「ゆうづる1号」は、常磐線周りで、平に、22時23分に停車してからは、仙台まで停車しない。

ゆうづるは、60キロ台のスピードで走り続けている。

仙台に停車した。

枕元の明かりをつけて、腕時計を見ると、午前0時35分である。

ここからは、終着の青森まで停車しない。

そして 八戸で朝を迎えた、浅虫海岸が見えればもうすぐ青森だ

「お早う」と、達仁が言う。

窓の外が、明るかった。穂乃果とことりとにこは、目をこすりながら、

「今、何時頃?ですか」とことりが言った。

「4時30分だよ。青森に着くのが、5時03分だから、そろそろ、支度したほうがいいよ」と、達仁が言う。

穂乃果たちは荷物をまとめて、ベットをおりた。

定刻の5時03分に、「ゆうづる1号」は、青森駅に着いた。

「あおもりー、あおもりー、青森です、お疲れ様でした、終点青森です」

と放送が流れた、上野から夜行に乗ってはるばるとやって来たんだな

穂乃果 「うわーっ!ついに来たんだね、そこからいよいよ北海道へ渡って行くんだ」

にこ  「これで北海道へ行くの?」

達仁  「そうだよ、連絡船に乗って行くんだ、いざ北海道へ、行くゾ~」

全員  「オーッ!」

こうして俺たちは、北海道一周の旅が始まった、しかしその旅行が事件に遭遇することは誰も予想はしなかった、

穂乃果たちは青函連絡船に乗るために、長いホームを小走りに、歩いていく。

跨線橋に上がると、窓から、連絡船の特徴のある煙突が見えた。それが、手に取る近さに見えて、穂乃果は、思わず、

「船だわ」

と、叫んでいた。

青森は、北海道への通過点といわれている。とすれば、北海道への旅は、青函連絡船に乗ることから始まるといってもいいかもしれない。

ドラが鳴って、五三七六トンの大雪丸は、青森の桟橋を離れた。

 

 

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