乗り鉄探偵南 達仁 函館発特急おおぞら3号殺人事件   作:新庄雄太郎

3 / 7
3話

遊歩降板に出て、穂乃果とにことことりと達仁と肩を並べ、ゆっくりと遠ざかって行く青森の街を眺めていると、改めて、旅に出たという気分になってくる。飛行機を使わず、列車と、青函連絡船にしてよかったと、穂乃果たちは、思った。

津軽海峡は、おだやかだった。

陽が、次第に高くなっていったが、東京のような暑さではなかった。

穂乃果たちと同じような旅行高校生が、甲板で写真を撮っている。

ことりは石川さゆりの「津軽海峡冬景色」を歌っていた。

達仁とにこと穂乃果は、船員に頼んで、カメラのシャッターを押してもらったりした。

青森から函館まで、4時間足らずの航海である。その間に、食堂で北海定食やイカづくし定食や鮭三平汁定食を食べたり、「海峡」というサロンでお茶を飲んだりして、過ごした。

やがて、前方に、函館の港が見えてきた。

「この先、ちょっと強行軍になるんだが、我慢してくれよ」

と、達仁は、甲板で、近づいてくる函館の町を見ながら、穂乃果たちに行った。

「大丈夫だよ。昨日はゆっくり眠れたんだから」とことりが言った

穂乃果とにこは笑ったが、寝台特急「ゆうづる」の中で、ゆっくり眠れたので 今日は

元気いっぱいです。

「函館から、釧路行きの特急に乗るんだが、4人だから、普通車にしたから、車内で

色々話をしたり、お菓子や駅弁を食べたりしようか、」

と、達仁は、いってくれた。

大雪丸が速度を落として、函館港に入って行くと、タグボートが近づいてきた。

大雪丸は、そのタグボートに、横腹を押されて、ゆっくりと、岸壁に接岸する。

ブリッジを渡って、函館駅のホームに入ると、ブリッジを渡って、函館駅のホームに入ると、穂乃果たちが乗る釧路行きの「おおぞら3号」は、すでに、入線していた。

まだ、発車まで10分近くあるというので、穂乃果は、駅の売店でお菓子を買っていた。

一方、私は駅そば店できつねうどんを食べていた、ことりは天ぷらそばを注文した。

達仁とことりは駅そばで食べるのは楽しみの1つなのです、にこは売店で雑誌の立ち読みをしていた。

ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ

発車のベルが鳴った。

「さぁ、出るよ」

と、穂乃果たちに、いった。

釧路行きの「おおぞら3号」は、午前9時40分に出発した。

おおぞら3号は時刻は

函館     8:40 発

 

長万部   11:12

 

洞爺    11:42

 

東室蘭   12:13

 

登別    12:27

 

苫小牧   12:56

 

千歳空港 13:16

 

札幌    13:56

 

千歳空港 14:30

 

追分    14:48

 

新夕張   15:12

 

占冠    15:40

 

石勝高原 16:00

 

新得    16:28

 

帯広    17:07

 

池田    17:29

 

釧路    19:15 着

で10両編成である おおぞらは、北海道の特急では初めての列車です、ヘッドマークには「おおぞら」の文字と、北海道のシンボルである丹頂鶴が、2羽描かれたヘッドマークがついていた、新しい車両なので、車内は、きれいだし、普通車と1両だけあるグリーン車は、座席が、フルリクライニングになっている。

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。