乗り鉄探偵南 達仁 函館発特急おおぞら3号殺人事件 作:新庄雄太郎
達仁達は、宗谷岬を見に行くため、稚内で下車。
「よっしゃーっ ついたぞ宗谷岬に、見えるぞ利尻島が。」
「じゃあ。ここで記念撮影しようか。」
達仁達は、宗谷岬で記念撮影した。
達仁は、ことりが拾った手紙と達仁の時刻表で推理してみた。
「特急・おおぞら3号は10両編成で、下りが3号で、上りが2号だな。
犯行時刻は午後3時ごろか、そうか、わかったぞ、この列車トリック。
おおぞら3号は函館から釧路へ行くから、発車時間は特急おおぞら3号 函館9:40発 釧路19:15着だから。」
「ねぇねぇ、この駅じゃない、新夕張駅で降りたんじゃない、そこから殺人現場ってことよ。」
「はっ、そうか、区間乗車か、おおぞら3号で朝倉さんは誰かに誘われ、新夕張駅で下車し、新夕張駅から予め車を用意し朝倉さんを殺害、犯行のトリックだったのか、にこ、時刻表見せて、特急・おおぞら3号の時刻は。」
函館 9:40 発
長万部 11:12
洞爺 11:42
東室蘭 12:13
登別 12:27
苫小牧 12:56
千歳空港 13:16
札幌 13:56
千歳空港 14:30
追分 14:48
新夕張 15:12
占冠 15:40
石勝高原 16:00
新得 16:28
帯広 17:07
池田 17:29
釧路 19:15 着
「そうか、おおぞらの中でも新夕張に止まるおおぞらがあるんだ、なぜ気がつかなかったんだろう、俺は。」
「きゃーっ、はなしてーっ」
とことりの悲鳴が聞こえた。
おおぞら3号に乗っていた、2人の男がことりをさらおうとしている、
「この野朗、俺たちの計画を知ってたな、返すわけにはいけねぇな」
「どうしますか、高見。」
「ことりちゃん、」
「穂乃果ちゃーん、助けて!。」
「そうか、お前が朝倉さんを殺害したのか、列車乗換えを使って、夕張線に乗って」
「アハハハハハハ、よくぞ見破ったな、そのトリック。」
「だっ誰、誰だてめぇは。」
「高校生探偵、南 達仁だ。」
「たったたた、探偵!」
「あっ、アンタはおおぞら3号にいた男。」
「あなたは、おおぞらの普通車をウロウロしていた男ね」
「にこちゃん、その2人知ってるのか。」
「その人、指名手配中の連続女子高生殺人犯の村井 邦弘、35歳」
「ええーっ、殺人犯。」
「何だって。」
「本当なの、にこちゃん」
「女子高生を狙って、監禁させるの、そして、今年5月、ついに女子高生を拉致監禁して殺したの。」
「そのとおりだよ、さすが名推理だな。」
「こいつ、酷い目に会いたいか、おりゃーっ。」
と穂乃果をおそう。
「うぎゃーっ。」
とにこは男に頭突きを食らった。
村井は穂乃果を襲うとした
「よくも、俺の仲間を!」
その時、
「そこまでだ、村井邦弘、お前を朝倉明雄殺害容疑で逮捕する。」
こうして村井邦弘と仲間の男は北海道警に逮捕された。
「穂乃果ちゃーん、怖かったよ。」
「ことりちゃん、もう大丈夫よ」
ことりちゃんも解放された。
「ありがとう、これもすべて南君のおかげだ、協力感謝します。」
橘警部は、達仁とにこと穂乃果に誉めた、俺たちの初手柄になった
俺たちの北海道旅行はスリルとサスペンスな旅行になった、俺は鉄道図鑑と時刻表でどんな事件を解決していく、それが乗り鉄探偵だ。
(終)
この物語は、昭和58年の設定で作りました 当時は国鉄のまま使用しました
小説の中に、寝台特急ゆうづると青函連絡船はJRのダイヤ改正で廃止されました
なお、特急おおぞらは現在、スーパーおおぞらでキハ283系で運転されています