想いのカタチ   作:新茶

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明けましておめでとうございます、新茶です。
今年の目標は「投稿ペースを上げる」です。進行具合的にいつまでたってもおわんねぇなこれってなってきたので…

今回ですが現実でこんな行事やってみたいですけどね。トラブルに巻き込まれるのは御免ですけど。では、どうぞ。


第13話 気懸かり

 

「えっと、俺たちが取れたのは」

 

「ガスコンロにつけるガス缶」

 

「地図と懐中電灯」

 

「割り箸50膳と竹串30本」

 

「どうすんのこれ」

 

「なんかもうちょっとなかったのかな…」

 

「とりあえず食料と言えばここでは魚か。俺が取ってくるよ」

 

「僕は家から持ってきた植物図鑑で食べれそうな葉っぱを」

 

「俺は…どうする?」

 

「涼輝は火起こししてて、そこにやり方は載ってるからー」

 

「お、おうやっておく!」

 

 

 

 

 

 

あーあなんで魚取りなんか…

 

 

 

 

 

記憶を遡りますと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんな行事あったんだな」

 

「うん、やっぱり4月の行事が流れたんだって。しかも1泊2日が2泊3日に延びるみたい」

翌日、情報を網羅していそうな陸斗に聞いてみることにした。

 

「へ〜これまたなんで?」

 

「お詫びだってさ。でもね、もしかしたら延びたことは良くも悪くもって感じなんだよね」

 

「…普通に考えればいいことなんじゃないのか?」

俺は陸斗に反応の模範解答を言った。

 

「それが今回の行事の内容が『サバイバル』らしいんだ」

 

「…は?要するに自給自足で2泊3日サバイバルしろと?」

こんな企画があまりクラスの仲がいいわけでもなかった4月にあったとすればそれなりに地獄絵図だったろうな。

 

「そういう施設があって自然に溢れてるみたいだよ?先輩の話によれば半自給自足みたいだけどね。2日目の夜は地獄だって言ってた」

 

「補給物資があるってことか。それはそれで取り合いになりそうな感じが頭を過ぎるんだけど」

 

「なくはないよ。物資は寝ている間にランダムでエリアに配置されるらしいから」

それワンチャン2泊3日何も食べずに過ごすことにもなりうるよな。想像したくない話だよ全く。

 

「あとこれは3人1組でテントを張り拠点を作り協力して生き残ろうってこと」

 

「ふーん俺たちクラス違うけど組めるのか?」

正直な話涼輝、陸斗でないと協力して楽しく過ごせる気がしてならない。あとは園田とその幼馴染組も過ごせるか。

 

「多分大丈夫だと…思うよ?」

 

「神様頼む…」

 

「来年は元からそうならないようになるといいね」

 

「それな」

今年度1年はなんとか持ち堪えるつもりだけど来年度も逸れるとなると流石に精神的に持たなくなってくる。

 

「過ごすものは向こうで用意するからあまり荷物はいらないらしいよ」

 

「絶対裏あるだろ」

 

「僕もそう思うね。バレない程度にこっそり持っていくといいよ」

 

「だな」

 

 

 

 

 

***

 

 

 

「で、ですけど去年行った感想としてはどんな感じなんですか?」

次に経験者である生徒会長様、副会長様に聞くことにした。

 

「うーん、エリチあれ結構しんどかったよな?」

 

「…希が食べれる草とかに詳しくなかったら1日はご飯にありつけていなかったでしょうね」

絢瀬先輩と東條先輩でそうなったと思うと俺も不安になってきた。

 

「え、結構それまずいんじゃ」

 

「なかなかに過酷よあれは」

 

「補給物資に関しては?」

 

「配布されているのは配布されているけど行う場所の敷地が広いのよ」

 

「うちの学校は元々人数が少ない分1人1個あるとはいえ補給物資の数と敷地の広さが割に合わないよね」

 

「え、結構まずいですね」

どんどん雲行きが怪しくなっていくこのサバイバル行事。さっきからまずいしか言ってない。

 

「自給自足については魚や草を食べるのが1番楽かな。それか補給物資の天運で何かを当てるかやね」

 

「川で魚捕まえたわね。1日目は大量だったのに2日目全く取れなくて」

 

「本当に天運で決まってますやん」

 

「波野君、希の口調移ってるわよ」

 

「マジですか」

 

「ま、ネタバレもこれくらいにしとこか。あんまり公開し過ぎてもつまらんようになるやろうし」

 

「そうね、あなたにも地獄を味わってほしいわ」

 

「エリチ、邪念が漏れてる」

 

「…笑えねぇ」

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

「へへへ楽しみだなぁ。なんでもやる気満々なんだけど!」

 

「涼輝、早い」

軽く手刀を涼輝の頭に叩き込み再びバスの窓から高速道路の壁面が半分以上を占める景色を眺めていた。

 

「まだバス乗るとこなんだから気が持たないよ?」

 

「と言っても楽しみなんだよ」

 

「帰るときにこの発言が変わっていないといいね」

 

「全く、この2泊3日は不安しか感じない」

 

「…で何持ってきたの?」

涼輝を挟んで俺と陸斗は裏を読んだ話し合いに発展する。

 

「まず圏外で使い物になるか分からないけどスマホのバッテリーを3つ、手回しで発電できるライト。サバイバルを行うエリアの地図のコピー、空のペットボトルを3本程度、あとはしおりに書かれてたのを適当に」

 

「なるほど、僕はハサミとカッター、植物図鑑、スマホのバッテリー、ウェットティッシュ、コンパスかな」

 

「え?そんな物持ってくるのか?」

 

「普通に従ったのか…」

 

「ってことは持ち物は」

 

「カバンはすっからかんだぞ」

 

「「はぁ〜」」

ここまで素直だと逆にワラケテクルけどな、ははは。

 

「もう戻ることもできないんだし、ボロクソ言うつもりもないけどね」

 

 

 

「それよりもどこにテントを立てるかだな」

最初の集合位置から扇状に広がるエリアには森が広がっていて細かく川も流れている。下手に川から遠いところに立てると食料確保が厳しくなるし、近すぎると雨で増水したりすると危ない。

 

「このへんかなぁ?」

陸斗が指した場所は川に挟まれた中洲の進化版みたいなところだった。

 

「でも、そこ危なそうだけどな」

 

「じゃそこの隣のえーっとここでいいじゃん」

涼輝が指したのは川を1つ挟んでエリアのさらに奥に進んだところだ。地図にはその付近は『せせらぎの森』と書かれており、隣の川は辿っていくと『せせらぎ川』って書かれる。

 

「いいんじゃない?」

 

「この川、サイトのホームページでもこの川は綺麗で川魚が色々住んでるんだって」

 

「そこに決定だな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「と言うことでグループで集まって解散してサバイバルを始めてください。あ、あと今から最初に配る必要かもしれない物資をそれぞれ1人1個取っていってください」

 

「これだー」

 

「重たいこれにするわ!」

 

「軽いけど大きいに決まってるだろ」

皆が我先にと袋を取っていく。全てが全て同じ物ではないみたいだな。

 

「俺たちもいくぞ」

 

「ああ、これにするわ」

 

「俺も決まった」

 

「僕もこれでいいよ」

3人ともある程度固まっていた3つをそれぞれ分けてテントの道具を持ってせせらぎの森を目指して歩き始めた。開始時刻は11時。これから2日先のこの時間までサバイバルをしなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、結構疲れたな」

テントの設営なんてほとんどやったことなかったから軽く汗が出た。

 

「あと、あの袋なんだけどさ」

そして、全員が気になる3つの袋の中身。

 

「確認するぞ」

 

「えっと、俺たちが取れたのは」

 

 

 

…という風になったんだけど、なにせ要らないものしか物資から獲得できていないのが非常に辛い。

 

ガス缶はまずガスコンロが無いと全く役に立たないし懐中電灯と地図は元々俺が持ってきてたし、まぁ2つあることに損はないのだけど。割り箸と竹串は何というか3日で使い切れる物なのかもよく分からんし何がしたいのやら。

 

 

 

結論を申し上げますと、大ハズレを引きまくったわけですねはい。

 

 

 

 

 

 

「えっとここがせせらぎ川か。魚は…」

あ、なんか袋ないと魚持って帰れねえじゃん。金魚の要領でスーパーのレジ袋に水汲んだらいいだろ。

 

靴と靴下を脱いで裸足で川に足をつける。

「あ、クソ冷ぇてえや」

そりゃ11月上旬の自然豊かな中の川の水は冷えてるだろーな。ちょっと一掬い…美味しい!

 

「水はあって損はないしペットボトルに詰めて帰ろう」

本題は魚が取れないと当然のように昼夜の飯が無くなりかねないということ。

 

「集中しろ、俺」

精神を統一し、川の流れを凝視する。細かな動きも逃さない。

 

「ッ!」

右手で水面下をはたきその身を捉える。

 

川の水から飛び出した魚はピチピチと跳ねていた。袋に入れて木の枝に引っ掛けておく。

 

「このっ!」

 

「オラっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、おかえりー」

 

「これくらいで大丈夫かな?」

 

「うぉぉ和也すげーな」

 

「あ、火起こしできてる」

 

「涼輝の精神は消沈してたけどね」

 

「まさかあれほどしんどいとは」

 

「折角だから早く焼こうよ」

割った割り箸を魚の喉に刺し火に照らす。速報、割り箸さん活躍のお知らせ。

 

徐々に焦げ目がつき始め食べ時を迎えた魚に3人で頬張りつく。

 

「うめぇぇぇぇ」

 

「何もつけてないのにすごく美味しい」

 

「結構幸せかもな今は」

まだ2時間しか経ってないんだよね。でもさ、半日で終わりでいいよこんなの。

 

「あ、もうすぐ3時じゃん」

 

「3時がどうしたんだ?」

 

「話聞いとけよ涼輝…物資は午前5時と午後3時に配られるんだ。ランダムで配置されるし中身が何かもわからない。要するに早い者勝ちなんだ。確率的には最初に取ろうが最後に取ろうが同じなんだけどね」

 

「じゃ俺探してくる!」

 

「朝5時は低血圧の人間にはキツイから僕も行ってくるよ」

 

「じゃよろしく頼むわ。俺は今のうちに朝5時に備えて寝とく」

 

 

 

…園田は今何してるのかな。

 

 

 

ふと頭に浮かんだ彼女の名前。なぜ浮かんだのかは分からないけどサバイバルという状況ではどうしてもいつも身近にいる人が気になってしまうものだ。

 

 

 

 

その時テントの幕が開いた。

 

「なぁ」

 

「涼輝どうした?物資見つけたのか?」

 

「いやさー、そこの川を渡って少し行ったところに穂乃果達のテントがあったんだよ」

 

「へ〜そうなんだってマジか」

人間頭に浮かんでいることが意外と近くにあるのかもしれない。

 

「しかもさ向こうガスコンロ持ってんだよ」

 

「コンロ使えるじゃん」

起こした火に適当に草を投げ入れつつだらしない格好で返答する。

 

「だからガス缶持っていくわ」

 

「あ、うんそっちにあげるのね」

 

「そうそう」

 

「りょうかーい」

その返事のあと俺はテントの中で持ってきた上着を掛け布団代わりにして目を瞑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん…」

覚醒すると周囲は相当暗かった。幸いにも火がついているからだろうか。近くは輝くほど明るい。

 

「あ、起きたー」

 

「もう飯食うぞ」

 

「はいよ」

…少しLINEsを開いてみることにした。

何件か広告なども来ていたがその中で1つだけ確かに違うものがあった。

 

 

 

海未『明日の朝物資を一緒に取りに行きませんか?』

 

 

 

…ここってスマホ繋がるもんなんだね。今はそんなこと気にしてる場合じゃない。

 

どう返事する、いや朝俺が行くことは確定してるし多分だけど理にかなってる。

 

なら、

 

 

 

和也『構わないよ。4時半にそっちのテント行くわ』

当然こうするべきだ。何か心の中で確信が持てたのは事実だ。

 

「…和也なんか嬉しそう?」

 

「そうか?」

 

「俺はよくわかんねぇ」

 

「とりあえず飯食ってさっさと寝るわ」

晩飯は補給物資であったパンと涼輝が取った魚が数匹で終えた。魚はまだ食べる、明日の昼くらいから厳しくなってくるだろうな。

 

 

 

海未『分かりました。そちらは調子いいのですか?秋山さんが魚が美味しかったと言っていたので』

 

和也『結構魚取れたしな、火起こしもうまくいったし今のところは順調』

文字を打ってると思うが俺たちって今はとてもいい感じなんだろな。

 

海未『晩御飯はみんなで魚を取ったのですが全然取れなくて質素な食事になってしまいました』

 

和也『それならなおさら朝ちゃんと取らないとね』

 

海未『そうですね。よろしくお願いします』

 

和也『おう』

 

「なーにやってんだよ」

 

「いーや何にも」

スマホの画面を消しテントを出た。

周りはとても暗かった、でも空は明るい星空が広がっていて神秘的だった。都会では見たこともない風景に圧倒された。

自然とはこれほど美しいものなのかと。水の流れる音が耳に響き心地いい。

 

月は満月に近かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「4時前かちゃんと起きれたな」

内心ビクビクしてた。起きれなかったらどうしようって小さい頃の遠足前日みたいな感覚かもな。

 

外に出ると1番寒い時間帯は過ぎたがそれなりに寒かった。上着を着ることとスマホとライトを持って行くことも忘れずに。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、いた」

遠くからなんとなくシルエットが見えた。手を振ると向こうも振り返してくれた。

 

「おはようございます」

 

「おはよう、ポニーテールなんて珍しいね」

シルエットから気になったのは彼女が髪を括っていたことだ。普段はストレートでおろしていて弓道をするときでさえ先の方を括るだけなのだ。正直髪を高めに括り振り向かれると似合ってるという言葉しか出なくなる。

 

「ええ、この場ではこの長い髪も括っていた方が邪魔になりませんからね。時間も無いですがどうしましょうか」

 

「…先生が泊まっているところに突撃して追跡する方法もあるけど」

 

「それはズルをしているような…いえ、面白そうですね。その案に乗りましょう」

 

「オッケー!地図あるからえーと先生が泊まってるのはこのロッジじゃないかな」

 

「…そうですね。そちらの方に向かってみましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう出てきてますね」

 

「ああ…ん?こっちにくるぞ!」

袋を何個か持ちこちら側に向かってくる先生が1人。

 

「えぇ?どうしましょうか。ここにいることがバレたら」

 

「とりあえずこっちだ。そこの茂みで隠れよう」

一応その先生を追跡することにし、観察しながら隠れるがなんといっても茂みが暗かったせいか見込んだ以上に狭い。

 

「これだと向こうから丸見えじゃないですか?」

 

「…怒るなよ」

 

「あっ」

俺は園田を引き寄せほとんど抱くような形で7m前くらいを歩く先生を目で追った。肌身は近いというか触れている。鼓動が身体に響いてるのが分かる。

 

 

 

先生は何も気づかずそのまま去った。俺は立とうとしたが右腕が掴まれていてバランスを崩しそうになったがもう一度しゃがみ直す。

 

「どうしたんだ?先生どこかに行ったし行くぞ?」

 

「はわわわ」

園田の顔は暗くて見えにくいながらも真っ赤になってた。そうだよな、こいつがそういうことに弱いことは分かっていたよな。俺にも非はあるし追跡はやめてだらだら探すことにするか。

 

 

 

 

 

「なんかごめんね?」

 

「い、いえこちらも思考が止まって混乱してしまいました。あのままなら先生にバレていたのは確実でしょうしありがとうこざいました」

 

「いやいや、こちらも急にやるのはまずかったよ」

向こうが頭を下げてこちらも頭を下げる。会社の取引現場じゃないんだから。

 

 

 

「じゃ、のんびり物資探そうか」

 

「あの先生は?」

 

「追いかけるのは止めることにした。やっぱり面白くないしな、ほら行くぞ」

 

「ま、待ってくださいっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっとこれの中身はレトルトカレーとご飯か。よし、園田これ持ってけよ」

 

「え、急に投げないでくださいってこれカレーとご飯受け取れませんよ」

 

「昨日食えてないんだから持っていけ。他に何かあるならまた交換するし」

 

「じゃあ他にもっといいものを見つけてみせます!」

 

「期待してる」

なんだかんだで朝5時から始まった物資探しはひたすらに森の中を駆け回り2人の目標数の6個の袋は見つけた。

 

実際のところ相当楽しかった。朝早くからそうした甲斐があったってもんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいまー」

 

「………」

反応がないただの屍のy…

 

「あ、和也おかえり…」

寝ていると思ったが低血圧で若干どんよりとした陸斗が起き上がった。

 

「はい、袋これな。涼輝いい加減起きろ」

 

「ぐぇ、今いいところだったのに」

寝てて今いいところってどういうことだよ。夢オチだよそれは。

 

「えっと火も消えてるよなー。火起こししよ」

 

「うぉカレーじゃん!」

結局園田にあげるはずのカレーは2つ同じ物が入った袋を見つけたため分けることにした。

 

「袋のぞいてないで手伝えっての!食えるもんも食えないぞ」

 

「はいはーい」

 

 

 

 

 

「うおぉぉぉ!!!」

 

「涼輝の火起こしの気合は誰にも負けないね。心の火つきそう」

火起こしの才能に目覚めた秋山殿。あと1日火起こし係に任命しようかなと思った。

 

「もうすでについてるだろ。俺は茹でるための水を…容器がないじゃん!」

 

「「えーっ!!!!」」

 

「いや逆に素手で温めよう」

 

「その手がないわ!」

 

「飯食えればいいよもう…」

 

「「…せやな」」

ついに諦めた3人は9時半に遅い朝食を取った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もうすぐ補給の時間だな」

 

「じゃ僕行くよ」

昼飯は必死で取った魚で終わらせ間食の時間帯になった。正直なところやることがなくて3人でテントの中で川の字なんてこともこの行事のあるあるになりつつある。

 

「俺も俺もー」

 

「はい、いってらっしゃい。スマホと地図忘れずにね」

 

 

 

暇すぎる本当に。空を見ると昨日よりも少し雲は多くなったか。でも星空はまだ楽しめるだろう。あいつら早く帰って来てくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お疲れ様」

 

「うん、普通に見つかったね」

 

「そうだな、俺の混沌のゴットアイによって」

 

「頭ぶつけただろこいつ」

 

「ぶつけてた覚えはないんだけど…」

 

「ま、たまにはいいか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁはぁ、ねぇ!海未ちゃん見てない?」

 

「…どういうこと?」

 

 

 




今回も読んでいただきありがとうございました。
今後についてですが雪は積もらないくせに課題が山ほど積もっているため前回と今回のような1週間間隔で投稿できるのは最後になるかもしれません。続く感じの話の内容になっているためできるだけ早くはしようと思います。

最後になりましたが今年も『想いのカタチ』をよろしくお願いします。



暗中模索さん、Tiyaさん、NECOLOGYさんお気に入り登録ありがとうございます。
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