モチベーションも上がったのでサラサラと書くことができたので早く投稿できました。
えー今回はついに回想から抜け出し(?)入学式となります笑
これ思ったんですが進行速度遅い気がしますね。何話行くことやら…
※加筆修正しました。
今日は入学式だ。
俺はマーガリンを塗ったトーストとコーヒーというありきたりな朝食を済ませ、制服に着替えも済んでいる。時間潰しを兼ねて、朝のニュース番組を見ているのだが、今日が入学式という学校が多いのだろうか?入学式関係のニュースが多くいつものように物騒なことばかりではない。
「もうそろそろ待ち合わせの場所に向かった方がいいかな」
コメンテーターが話している途中だが何の躊躇いもなくテレビを消しカバンを自分の部屋に取りにいく。
「よし、忘れ物はないな」
鍵をかけたこともしっかり確認し、今日は涼輝と陸斗と一緒に高校へ向かうので、待ち合わせの場所という名の涼輝の家に向かう。中学校に通っている時から続けているが…学校から明らか遠回りなんだよなぁ。
そんな遠回りの途中、欠伸を繰り返したがまぁ大丈夫だ。
涼輝が深夜に騒いだせいか若干寝不足気味だがこれぐらい想定範囲内だ。中学時代にも何回もやられているし、俺自身も睡眠時間が少なくなることも慣れてしまった。今は…6時間ほど取れば十分かな。
で、着いたわけだが陸斗が数分後に来た後は
「またか…」
「まぁ涼輝のことだし、僕たちにとっては恒例行事だね」
「ははは…あとで覚えとけよ」
「それも相変わらずだね…」
しばらくして涼輝の家の扉が開きやっちゃったぜ☆みたいな顔をして涼輝が出てきた。
これを見越して待ち合わせの時間は早めに設定してあるので、もうこんな時間だ!急げ〜ということにはならない。
「とりあえず何か言うことは?」
「すみませんでした」
「よろしい。ならさっさと行こう」
「は、はい…」
「いつも通りでよかったよかった」
桜が舞い散る中、正門を通る。前に来た時は桜が咲いていなかったからか校舎が目立っていたが、今は桜が負けずとばかりに咲き誇り写真に収めたいと思えるほど綺麗で美しい。
「遂に入っちゃったぞ俺たち!!」
「そんなに大きな声で言わないでくれ。入学早々耳を潰したくない」
「でもさぁー」
「まぁまぁ。あっちにクラス内訳表あるみたいだよ」
「よーしさっさと見に行こうぜ」
「はぁ次から次へと…」
「秋山は…あったわ。1組2番か。1番は無理だったかぁ」
「えーとそのまま横へ見ていって…あった1組8番だね」
「あとは和也だな。16が東堂、17が中居、18が羽田…」
「「あっ…」」
「やっぱりそう上手くはいかないよな。とりあえず2組見てくるわ…涼輝、昨日言ったこと覚えてるよな?覚悟しとくことだな」
「ははは…陸斗どうしよう」
「そう言われても…近々お祓いにでも行こうか」
「お願いします陸斗様」
「はぁー受験の段階で運使っちゃったかぁ。これはやらかしたなぁ」
あちらこちらから友人とクラスが別れたのか悲しそうな声があちこちで聞こえる。俺が別れたから敏感になっているのかもしれないが…
あぁあそこでも…
「ク、クラスが別れても大丈夫だよ海未ちゃん!」
「どうしてこうなるのですか…穂乃果があんなこと言うからです!」
「えぇ!?そんな責任転嫁は良くないよ!」
「こんな時ばかり難しい言葉を使っても無駄です!」
「まぁまぁ海未ちゃん落ち着いて…」
「ことりだって穂乃果と同じクラスだからそんなこと言えるんです!」
「ふぇーんそんなぁ」
あぁ同士よ。この世界は無情なものだな。
もう消化試合みたいなものだがとりあえず見ていくか。
「えーと10番あたりから見ればいいか…あったな18番か小学校や中学校に比べると早めだな。やっぱり人数が少ないからかな」
高校生活始まって早々出鼻を挫かれたがこればかりは仕方ない。2人のところへさっさと戻ろう。
「2組だったわ」
「お、おうそうか」
うわぁ涼輝大分気にしてるなこれ
「俺友達できる自信ないなー。これからも一緒にいてくれるか2人とも?」
「「もちろん」」
涼輝はこちらをキラキラさせた目で見ている。はぁ許してあげるか…
陸斗はニコニコしている。なんだこいつは…
「じゃあ俺は2組に行くわ」
「おう、達者でな」
「なんだよその言い方…変な言葉遣いするな…」
「もうあんまり時間ないみたいだし座った方がいいんじゃないかな?」
「また休み時間に会おうぜ」
「おう、またな」
教室内は机が…6×6列ということは18番だと1番後ろになるのか…ラッキーだな
大体の人が座ってる中、席を見つける。
「えーとここだな。あーやっと落ち着いた」
椅子に座り机にへたりこんでいるが、机にLOVEなんてことはない。
1番後ろだからこそのこの教室内の広大な景色(?)…最高だな。
教室を眺めていると隣の席の女の子が俯いていた。
どうかしたのかと見ていたが、これさっき俺が同士と言った人じゃないか?まぁ辛いよなその気持ち俺も分かるよ。
ん?
隣の席の子『海未ちゃん』って呼ばれてたよな…えーと隣の席だから12番かえーとえーと思い出せよ俺!
そうそう、園田だ…で園田海未…あ?
俺の中で1つの事実が出来上がりそうなんだが。
しかもその長い群青色の髪…あの時と同じだ。要するにこの人か、俺の尊敬してる人って。あまりの色々な出来事の連続でボケーっとしていた。
「あ、あの…」
ガン!!
突然話しかけられたので驚いて膝を机に思いっきりぶつけてしまった。
「い、痛い…」
「す、すみません」
「だ、大丈夫だよ。どうかした?」
「先ほどからずっとこちらを見られていたので…」
「あーごめんね。考え事してたんだ、気にしないでってえーと丁寧語?」
「え、えーと」
「とりあえず落ち着いて話そうか時間もまだあるから。もしかして男の人苦手?」
「いえそういう訳ではないのですが、あまり経験がなくて」
「そうか、丁寧語は気にしなくていいか?」
「はい。気にしたら負けということです。ふふ」
「お、おう了解した」
最近知った言葉を使えた嬉しさのような無邪気な彼女の笑顔が太陽のように明るく見えた。
それになぜだろうか。いつもの俺の話のテンポが崩されている気がするぞ。
「さっき聞いちゃったんだけど君も友達とクラス別れちゃったのか?」
「やはり騒がしかったでしょうか」
「いや、俺親友2人とクラス別れちゃったからさ。自然と耳に入ってきたんだと思うよ」
「私も1人だけはぐれてしまって…はぁー不運です」
「同情するよ。ところでこれだけ話してたけど名前言ってないよね?」
「確かに…こちらから話しかけていたのに申し訳ないです」
「俺も何かごめんな。俺の名前は波野和也だ」
「園田海未です…」
「はぐれ者同士よろしくね」
「その言い方は誤解を生みます!」
「ごめんごめん。とりあえず1年間同じクラスなワケだしよろしく」
「はいよろしくお願いします」
「みんな揃ってるかな?」という先生の声が聞こえ目配りをし2人とも前を向く。
色々話をされたがまぁそこまで面白い内容でもなかった。校則とか…あと今から入学式らしい。
ということで体育館で用意された席に座り、今は理事長先生が挨拶&お話をしている。
周りからチラホラ理事長先生が綺麗だとか色々言われてる。確かに理事長先生は綺麗だな。学校の経営諸々のこととなんというか年齢なんて失礼だが釣り合わないようなそれぐらいの美貌だ。
実際どうなのかもよく分からないが。
入学式も終わり教室で配布物が配られ、その日は終わりになった。部活についてはまた後日とのことだ。
SHRが終わり帰ろうと廊下に出たところ
「お、いたいた。一緒に帰ろうぜ」
「1組の方が早かったんだな。待たせてたみたいだしさっさと帰ろうか」
「ん?なんかいいことでもあった?」
「あぁ、不運かと思えばそうでもないかもしれないな」
「ならよかったよ」
「あ、うん」
「なんかやけにあっさりしてるね。これは裏がありそうだ」
「余計な詮索はしない方がいいぞ」
「あはは、和也だとお前は知ってはいけないことを知ってしまった。だから、家に帰すことはできない。とか言って殺されそうだしやめとこうかな」
「陸斗にとって俺はどういう風に見えてんだよ…」
「何の話してるんだ?今日は学校午前中だけなんだし昼食食べに行こうぜ」
「いいよー」
「いいことあったし、もろちん構わないよ」
「何があったんだよ教えてくれよぉ」
「気にしたら負けだぞ」
今回も読んでいただきありがとうございます!
今回で正式に?和也と海未が出会いましたね…ははこれからが楽しみでならない…おっと失礼笑
あと作中に出てきた東堂、中居、羽田さんは何も関係はありません笑
次は部活面の話になるかと思われます。
これからもよろしくお願いします!