提督は平和目指して頑張るそうですよ? 作:サイバーさん
鬼城:まあリアル多忙なのはしょうがないとしてもう少し早く物語を固めようね
サイバーさん:はい、本気ですいません“〇| ̄|_
鬼城:皆様御迷惑をお掛けしております、それでは本編どうぞ
〜〜〜水上・ジェットボート・船上〜〜〜
電『わぁ〜凄いのです〜♪』
明石『…………あの〜提督さんこんなものいつ支給されたのですか?』
鬼城『支給って資材だけだよ?』
明石『………では何故このジェットボートに乗って内陸部目指しているのでしょうか?』
鬼城達はジェットボートの上で周りの景色を眺めながら海上を走っていた
電『速いのです〜♪』
鬼城『そうだね〜僕の趣味だよ〜♪』
明石『趣味で片づけないでくださいよ!』
鬼城『それはね〜……………作ったのだよ』
明石『作った!?』
電『え、これ司令官さんが作ったのですか!!凄いのです!』
鬼城『別に凄くはないよ』
明石『凄いことですよ!?ジェットボートを作るって琴雅島は無人島だから1人で作るって1人じゃ作れない代物ですよ!?』
鬼城『でも出来たよ』
明石『それならどうして提督になったんですか!提督にならずともこの技術力があればこんな辺境の地にこなくて済んだんですよ!』
鬼城『本当に提督なんてならなくても良かったんだけどね』
鬼城は呟くだがその呟きはジェットボートのエンジン音に掻き消される
明石『えっ、何ですか周りがうるさくてよく聞こえませんでした!もう一度お願いします!』
今まで大声で話し合っていたのに急に呟くように喋った為明石は鬼城に聞き返す因みに電は1人楽しんでいた模様
鬼城『教えてあげられないな〜♪』
明石『教えて下さいよ!』
鬼城『それは言えないね〜……教えても理解されないからね』
鬼城は小さく呟く
明石『えっ?最後なんて言ったんですか?』
鬼城『なんでもなーい』
鬼城の呟きはモーター音と激しい波の音により掻き消された、鬼城は明石に手を振りジェットボートの運転に戻る
〜〜〜内陸部・???・港〜〜〜
太陽が真上から暑い日差しを浴びせる時間帯に鬼城達は内陸部に到着した
鬼城『やっと着いたね〜』
電『楽しい時間は過ぎるのがはやいのです〜』
明石『……どうして2人はノリノリでいられるのですか………内陸部に到着したと言ってもここら辺は何も無いじゃないですか』
鬼城『内陸部には着いたけど僕達の目的地にはまだ着いてないから移動手段を変えてまだ移動するよ』
電『✨ボートの次はなにに乗るのですか?✨』
電は目を輝かせながら鬼城が用意する移動手段に興味深々であった
鬼城『そうだね〜歩きでいきますか』
明石・電『え』
明石『それは徒歩で行くと……言う事………ですか……?』
電『(゜д゜)』
明石は驚きを隠せないようで鬼城は有言実行すると明石は思っているため何km歩くのだろうと考えている、電は期待を裏切られた為言葉が出なくなっていた
鬼城『なんか勘違いしてるみたいだけど、歩くの僕だよ?ここから僕の家まで歩くとか軽く1ヶ月位はかかるよ?まあ休みなく歩き続けるなら二週間前後で着くけどそっちがいいならそっちにするけど』
明石・電『早く着くほうでお願いします』
鬼城『了解、ならちょっと待っててね』
鬼城は明石と電に待つように促し1人走っていった
明石『本当に歩くと思ったよ』
電『その場合断固拒否するのです』
明石と電はアハハと力なく笑った
電『これから私達はあの司令官さんのもとで働くので不安がいっぱいなのです』
明石『まあ環境はブラックだけどあの提督さんは酷い人ではない感じがするだけましかな』
電『明石さんは凄いのです!』
明石『凄い訳では無いけど慣れてくしかないね』
明石と電は仲良くお喋りを始めた
〜〜〜内陸部・?????・倉庫〜〜〜
鬼城『さてと久しぶりだからってエンストしないでおくれよ』
ドゥルルルと音をたてエンジンが動き出す
鬼城『長距離を移動するならやっぱりコイツだよね♪』
ーーーーーーーーーーーーー
電『司令官さん、遅いのです〜』
明石『そうだね〜』
電と明石は空を見上げている空はオレンジ色に染まりつつあったすると遠くからこちらに近づいてくる音が聞こえてきた
電『何かこっちに近づいてくるのです!』
明石『えっ!何でこんな辺境の場所に!』
電『艤装展開!12.7cm連装砲構え!砲弾装填!標準よし!近づいてくる目標射程圏内まで約180秒!』
明石『えっちょっ!私艤装ないんだけど!?』
電『明石さんは電が守るのです!』
明石は電の後ろに隠れ電は全力の警戒態勢にはいったがこちらに近づいてくる目標がこちらに対して手を振っている事に電は気がつき目を細め近づいてくるものを見ると
電『あれは……………司令官さんなのです!』
明石『え』
鬼城『おーい』
鬼城は手を振りながら電達の近くに止まる
鬼城『お待たせ……明石はなんで電の後ろに隠れようとしてるの?』
明石『提督がそれに乗って勢いよく来るから電ちゃんが警戒態勢に入ったからですよ』
鬼城『それは悪い事をしたね、ごめんね明石』
明石『いえ、大丈夫ですよ』
電『司令官さんこれは何という車なのですか?』
鬼城『こいつはジープという車種の車さ、君たちがのこの港?に着くまで乗ってきたやつとは違うから乗り心地が最悪と言ってしまうかもしれんが生憎移動手段がこれしかないから我慢してくれ』
電『はいなのです!』
明石『あの〜一つよろしいでしょうか?』
鬼城『明石さんどうぞ』
明石『このジープ中が見えないのですがなぜでしょうか?』
鬼城『それは外から中が見えないように特殊なフィルムを内側と外側にに貼っているからだよ』
明石『なんでそんな事するーー』
電『明石さん、司令官さん早く行こうなのです〜!』
鬼城『電〜もうちょっと待ってて〜……明石ごめんね後で答えるよ今は移動しようか』
明石『あっはい』
ジープに1番に乗った電が明石と鬼城に大声で呼びかけているので鬼城は話を止め明石と共にジープに乗り込んだ、運転席には鬼城、助手席に電、後部座席に明石が乗りこんだそして鬼城はジープのエンジンをかけ出発する
〜〜〜???・???・???〜〜〜
???『君はいつになったら自分のしてしまった事を認めるのだ?』
???『私は何度も申し上げていますが私が行ったのは自分の身を守るための防衛だと言っています!』
???『そうか…だがね……【コレ】を見る限り君が自分の身を守るための防衛行動した様に見なくもないが私が見る限りでは……君から民間人に対して暴行を行っているようにしかみえないのだ』
???『ッ!?…………それでも……私は…………』
???は言い返せないでいた、見せられた【コレ】は一枚の写真であっただがその写真に写っているのは………………
〜〜〜内陸部・都市部・市街地〜〜〜
鬼城達はジープに乗り約4時間かけ移動し内陸部の栄えている都市部に着いた
電『久しぶりに帰ってきたのです!』
明石『そうだね電ちゃんとは言っても今の私たちの帰る場所ってあの鎮守府なんだよね』
電『明石さんそれは言わないで欲しいのです』
鬼城『まあ僕も帰るならもう少し綺麗な場所に帰る方がいいよね』
明石『でも提督はあの鎮守府を建て直しをしようとしてるじゃないですか』
鬼城『立て直ししとかないと不便だし、生活するにしたって快適な方がいいし、何時間もかけて〜とかしたくないからね』
明石『確かにお風呂入るのに〜とか不便ですし、仕事が終わったらお風呂に入れないにしてもシャワー位は浴びたいですからね』
電『お風呂に入るのに時間がかかるのは女の子として嫌なのです』
鬼城『艦娘とか言われても女の子だから常に身体は綺麗にしときたいよね、だから僕も帰ったら出撃が無くともせめてお風呂に入れるように設備の方に力を入れて取り組むよ』
明石『私も手伝いしましょうか?艤装の整備とかやりますし役に立つと思いますよ?』
電『明石さんの艤装の整備は完璧なのです!だから司令官さんのお手伝いも出来るのです!』
鬼城『気持ちだけで有難いね、でもこればっかりは提督としての僕の仕事だから大丈夫だよ』
明石『でも1人より2人の方が作業効率が良いのでは?』
電『電もお手伝いできるのです!』
鬼城『いや、鎮守府をより良い場所にするのは提督としての義務でもあるからこそ僕1人でやるんだ』
明石『優しいのですね提督』
鬼城『これから増えていくかもしれない仲間達の為でもあるって言ったらかっこいいかな?』
電『そのセリフで台無しにしているのです(´・ω・`;)』
鬼城『確かに台無しだよね( ´ ▽ ` )』
電と鬼城はまるで親子が微笑ましく会話しているかのようであったが明石が話を切り出す
明石『それにしても街中に入ってからなのでしょうか………雰囲気が重いというか……不穏な空気が漂っているみたいなんですよ』
電『そうなのですか明石さん』
明石『うん、と言っても前線で戦った事ない私がそう思うだけであってほしいですね』
電『電は前線で戦った事がありますがよく分からないのです』
鬼城『…………………多分……厄介な事が起きて解決しないまま時間が過ぎてるって雰囲気って感じかな……………それと今から僕の家に着くまで二人共声を出さないで欲しいんだ』
明石と電は鬼城の言った意味が分からなかったが鬼城の何とも言えない重い雰囲気を感じ取り二人は頷くそしてジープは目的地に向かう
〜〜〜内陸部・街外れ・山道〜〜〜
電『……………提督さん………こんな山奥にあるのですか?』
鬼城『ごめんね〜山奥の方が秘密基地みたいだったからなんだよね〜』
明石『……山奥の家ってそれは悪役とかの感じなのですが』
鬼城『まあ理由があるからね、悪役っぽいのは認めるよ』
電『ちょっと怖くなってきたのです』
明石『電ちゃん大丈夫だよ、多分何もないから……多分』
電は恐怖で少し震えているその電を明石は慰める、なぜ電が震えているのかそれは幾らジープで移動しているとしても辺りは暗く山なので舗装されている道を走ってるとはいえ恐怖を感じるのは無理もないだが鬼城は何度も通った道であるため臆することなく進む
~~~内陸部・山奥・???~~~
荒れた鎮守府(仮)からジェットボートに乗り、内陸部の港のような場所に着きジープに乗り、都市部の市街地から街外れの山に入り山道を進みようやくたどり着いた場所が
鬼城『長い道のりではあるがここが僕の家水無月荘【みなづきそう】だよ』
鬼城はジープから降り目の前にある二階建ての民宿の様な建物を説明するのだが明石と電は言葉が出ないようで唖然としているそれもそのはず鬼城はこの水無月荘を家と言ったからである
明石『これが家だとしたら元陸軍だとしてもこんなの建てられるわけが無いですよ!』
鬼城『陸軍といっても色々と特殊な部隊だからこそ出来る裏技なんだよね』
電『あの〜司令官さんが所属していた部隊って何なのですか?』
鬼城『それは……ここじゃ言えないかな…………うん…ここでは言えないんだよね……絶対に』
鬼城は深く考えて返事をしているのか表情が辺の暗さと相まってかなり読み取りにくくなっているが難しい表情をしていた
鬼城『こんな所で立ち往生してるのもなんだから早く入ろうか』
明石『え、あっはい』
電『はいなのです』
鬼城がジープを駐車場らしき場所に止めジープから降りていた明石達に呼びかけ水無月荘に入っていく
〜〜〜内陸部・都市部・???・???〜〜〜
???『………なぁ………なんで海軍のお偉いさん達はこの娘達を牢屋に入れているんだろうな』
???『俺に言われても知らんがな……ただ良くない事が起きてるのは確かだろうな』
男達は厳重に鍵のついた牢屋の前で喋っていた、男達の服装は陸軍の様な迷彩の施されている警官のような服装で胸に【憲兵】と刻まれているバッチをつけていた
憲兵1『それにしてもいい加減にして欲しいぜ、罪状伏せられたまま牢屋に入れておくなんてやめて欲しいものだぜ』
憲兵2『……お前は可愛い子だからそんな事言っているんだろ』
憲兵1『男は皆変態なのだからしょうがない!!』
憲兵2『男が皆お前の様な変態ばかりじゃないってーの』
憲兵2は憲兵1の頭に向かって軽くチョップした
憲兵2『雑談ばっかりしてるとお前だけじゃなくて俺まで怒られるんだぞ』
憲兵1『へいへいすいませんね』
憲兵2『謝る気ないだろお前……しかしまあお前の言う通り何で秋月型の姉妹艦照月と初月だったかな?』
憲兵1『あれ?お前艦娘とかに興味無いとか言ってなかったか?それなのに照月ちゃんと初月ちゃんの名前覚えるとか………お前やっぱり……』
憲兵2は憲兵1の頭に2度目の軽めのチョップをする
憲兵2『馬鹿かお前俺は一個人としてこの姉妹が可哀想だから助けるんだよ』
憲兵1『助けるってどうやってやるだよ』
憲兵2『俺達の教官様にだよ』
憲兵1『なるほどね、あの人ならなんとかしてくれるでしょ』
憲兵達は話を終えると檻の中にいるに視線を向けるそこには塞ぎ込んで座っている二人の艦娘、照月と初月がいた
照月・初月『…………』
憲兵達は
憲兵1『そういやよ、秋月型の一番艦はどこにいるんだ?』
憲兵2『………………』
憲兵1『……何か知ってるんだな』
憲兵2『…………それら含めて助けてもらうんだよ………あの人に』
照月と初月の2人は憲兵達自分達を見て話してるのを黙って聞いていた自分達を含め姉である秋月を助けると言っているだが海軍と関係性のある憲兵がいるのだから信じることが出来ない絶対に
憲兵2『……俺が言える義理はないがココにある人がやって来る……その時に何があったかを全部話すといい、その人なら君達のお姉さんと共に助けてくれる……それだけは信じてほしい』
一人の憲兵が話終えると持ち場に戻るように帰っていった、もう一人は、
憲兵1『ココに話を聞きに来る人には全部話すといいぞ、絶対に助けてくれるから』
と言い残し後を追うように走っていった檻の中に残された2人は小さい小窓から朧げながら2人はポツリポツリと話し始めた
照月『……お姉ちゃん……』
初月『………照月姉さん……彼等が言ったこと………照月姉さんは信じるかい?…………僕は……秋月姉さんが………助かるなら……』
照月『………………………………私はもう誰も信じる事が出来ない……初月………あなたも信じる事やめた方がいいよ……どうせ信じた所で裏切られるだけなんだから』
初月『…照月…姉…さん……』
初月は顔を上げ照月を見る……照月は泣いていた涙で床を濡らしていた
初月『………照月姉さん………僕が愚かでいいなら……月に願ったっていいよね……………お願い……僕が救われなくていい……秋月姉さんと照月姉さんを………誰でもいいから……助けてくれ……』
初月は立ち上がり小窓に近づき小窓から見える月に涙を流しながら願った
次回予告
鬼城『…………残念ながら僕には何も出来ないね』
憲兵1『そんな……貴方でも………出来ないというのですか』
憲兵2『……歯痒いですね……まさか頼れる人まで無理となると』
照月『……お姉ちゃんは助ける事が出来るの?……無理なら無理って』
初月『信じる事は罪なのかい?……それとも信じる事が罪になってしまうのかい?』
鬼城『戦う事ってのは傷がつくものだけでは無いよ、傷がつかない戦いだってある……けれど傷がつかない戦いは残酷で酷いものばかりだよ』