提督は平和目指して頑張るそうですよ? 作:サイバーさん
サイバーさん:この話一応2話で終われるかな?と思っていた時期が私にもありました
鬼城:今回文字数多いね
サイバーさん:こんな感じになるなんて思っておらんかったんです
鬼城:今回前話より文字数が多くなってしまった為作者に変わりまして謝罪させていただきます、申し訳ございません
サイバーさん:今回の騒動は次回で完結する予定であります
鬼城:その次の予定は?
サイバーさん:後日談を出しまする
鬼城:作者の予定を聞いた所で本編どうぞ
〜〜〜水無月荘・一階・通路〜〜〜
明石達は鬼城の後を追いかけて水無月荘に入り奥へと進んでいき鬼城は大きな扉の前で止まる
鬼城『二人共この中で待ってて』
明石『えっとここ誰か提督さん以外に住んでるんですか?』
明石は疑問になったので聞いてみた、なお電はなんの疑問もなく部屋の中に入って『すごく広いのです〜♪』と1人はしゃいでいた
鬼城『一応管理人として元部下の女性が住んでるはずなんだけどね、全く人が帰る時にお出迎えはするって自分で言っといてしないのはちょっと頂けませんね』
鬼城はスラスラ説明し"あはははは"と笑っているが明石は
明石【提督さん怒っていますよね!絶対怒ってますよね!!……………多分提督は怒ると自分に説明する様に喋って笑う事覚えとこ………多分役に立つと思うし】
と内心焦りながらも未だによく分かっていない鬼城の癖?の様なものを覚えておこうと考えていた
鬼城『まあ彼女の事ですから寝ているのでしょうがね………"今日帰るので食事の用意をしておいて下さい"と連絡はしておいたのですけどね……後で説教が必要ですね』
明石『て、提督……さん…?』
鬼城『おっと、すまない明石……まあ部屋の中で待っててくれるかい?』
明石『りょ、了解しました!』
明石は慌てて部屋の中に入っていった 一方その頃電は
〜〜〜水無月荘・一階・???〜〜〜
電は部屋の中に入ると目の前には桜が散っている風景の模様の襖がありすぐ横には靴をおける棚がある為電は靴を脱ぎ棚に置き襖を開け部屋の中に入ると………
部屋を見渡していたそこには和風建築の民宿の宴会場の様な広さがあるはずなのに広くないと誤認してしまうぐらいゆったりと寛ぎながら食事を取れる場所であった
電『(((( ;゚д゚))))ハワワワワ』
そんな部屋の内装に驚くなと言われると無理があると言えるであろうなお部屋の中央には電と明石と鬼城の分の座卓ともう一人分の座卓と座布団のセットがあった
電『はっ!あまりの出来事に言葉を失っていたのです、用意されてるのが1人分多いのは何でなんでしょう?』
???『あ〜そこは私の場所ですよ』
電『なるほどなのです』
???『そういえば貴女誰ですか?』
電『初めましてなのです、特三型駆逐艦四番艦の電なのです!』
???『あっ……………え……っと……初めまして、私は神代《かみしろ》アリスここの管理人みたいな事しています、以後お見知りおきを』
電『こちらこそよろしくなのです』
電がお辞儀をすると神代アリスもお辞儀をする頭を上げ2人は笑顔で握手をする
???以後神代『あの〜電さんには申し訳ないのですが料理を運ぶのを手伝っていただきたいのですがよろしいでしょうか?』
電『了解なのです!』
神代『ありがとうございます』
電『それでお料理は何処にあるのです?』
神代『あ、こっちの方です』
アリスは料理のある方へ歩き始めると電は後ろについて歩くそして部屋を出ていった、数分後に明石と鬼城が入ってきた
明石『…………………』
鬼城『明石大丈夫?』
明石『食堂にしては広すぎると思いませんか?』
鬼城『訓練教官として活動していた時に山岳訓練に行く前にここで食事をしてから行く、これが僕の訓練だったから訓練兵の皆一緒に食べるとなると狭いと不便なんだよね』
明石『そうなんですか』
明石の言う通り現状この水無月荘には鬼城、電、明石ともう1人居るのだが食堂の広さが人数にあっている広さではない
鬼城『多分電はアリスと一緒に食事でも運んでると思うから、席に座って待っていようか明石』
明石『はい、あのアリスさんとは?』
鬼城『ここの管理人の様な人』
明石『あ、はいなるほど』
鬼城と明石が用意されている座布団の上に座り待ち始めて数分後、電とアリスが人数分の食事を持って食堂に入ってくる
鬼城『遅い到着ですね、神代』
神代『………えっと………これには………一応訳があるので後で……お話させて下さい』
神代は震えながら鬼城に話す
鬼城『分かった、くだらない訳であった場合説教タイムな』
神代『はい』
鬼城の話が終わると神代と電は料理を座卓の上に置いていくそして人数分を置き終わり座布団に神代と電は座る
鬼城『それじゃまず彼女はここの管理人を一応やっている神代アリス元教え子とも言えるかな』
神代『いや、言えるかなじゃなくて実際に管理人ですよ』
鬼城『…………掃除ちゃんとしているよね?』
鬼城が掃除に関して聞くと神代はあさって方向を向く額に汗を浮かべながら
鬼城『食事が済み次第連絡事項があればそれを話してから即刻全ての部屋の掃除をする事』
神代『………………………了解しました』
神代は項垂れるすると明石が
明石『提督と神代さんの関係は分かりましたので食事に』
鬼城『おっと失礼、それじゃ食事にしようか』
全員『いただきます(なのです)』
[食事シーンは割愛させていただきます(〃・д・) -д-))ペコリン]
全員『ごちそうさまでした』
全員が食事を終えると電と明石が台所の場所鬼城に聞き食器などを運び始めたそして電と明石の姿が見えなくなると
鬼城『…………で報告すべき事項があるんでしょアリス』
神代『はい…………元同期の憲兵から救援要請がありました』
鬼城『………内容については?』
神代『秋月型の一番艦とその姉妹艦の救出との事です』
鬼城『……………………………電と明石を頼むよ…………神代……幻影《ファントム》共に任務の発令……内容は追って説明する………現時刻をもって作戦行動とする』
神代『了解、ご武運を死神《ジャッカル》』
鬼城『………明日の月に我らの祈りを』
鬼城は食堂から音もなく去る
神代『……電ちゃんと明石になんて説明しようかな』
〜〜〜内陸部・山道〜〜〜
鬼城は月明かりに照らされている山道をジープに乗り都市部を目指し進んでいる
鬼城『こちらジャッカル、ファントム応答せよ』
???『こちらファントム、任務内容を』
鬼城『秋月型全員の救出』
???以後ファントム『……………面倒な任務になりそうっすね』
鬼城『ファントムは弾丸《情報》収集』
ファントム『ファントム、了解っす』
鬼城『ファントム……確実な決め弾を用意しろ』
ファントム『……キツくないっすかね』
鬼城『……………俺の言いたい事分かるよな』
ファントム『………了解っす3日以内厳守お約束で、ファントム通信終了』
鬼城『ファントムはこれでいいとして次はウサギだな』
鬼城は次々と元仲間達に連絡し【秋月型全員の救出】その任務に向け準備を進めていくのであった
〜〜〜内陸部・都市部・???・???〜〜〜
憲兵1『……………聞いてるか?』
憲兵2『……ああ……あの人は本当にお人好しだよな……だからこそ…俺はあの人を裏切ってしまった』
憲兵1『大丈夫っしょ』
憲兵2『楽観的だなお前』
憲兵1『お前のミスは俺のミス、お前の裏切りは俺の裏切り、だが俺のミスは俺のミス、俺の裏切りは俺の裏切りこれは譲らんし譲ってもやらん』
憲兵2『…………ありがとよ』
憲兵1『まあそんなことは置いといて、秋月ちゃんの居所ってー』
ガシャン!!
憲兵1,2『!?』
初月『姉さんの居所を知ってるのか!』
初月が鉄柵を壊さんとする勢いで問う
憲兵2『………君たちのお姉さんの居所は分かるが今は話せないんだ………あの人がここに来るまでは絶対に言えないんだ』
初月『そんな事より!僕は姉さんの無事が知りたいんだ!姉さんの居場所が分かるなら姉さんの安否だってわかるだろう!!』
憲兵2『……………』
憲兵が返答に戸惑っていると
照月『………お姉ちゃんの事知らないなら知らないとはっきりと言ったらどうなの?』
静かに照月が喋り始めた
照月『初月……こいつらはお姉ちゃんの事何一つ知らないんだよ……お前ら……これ以上私達を振り回さないでくれる?……それと初月…こいつらの言うことは信じない方が身のためなんだよ…誰かを信じるなんてやめな……どうせこいつらは自分達が危険だと分かると平気で私達を裏切るのよ………だから初月、もう信じない方がアナタのためになるのよ……希望なんて持つだけ無駄…………どうせコイツらもアイツらと同じなんだから』
照月の言っている事が正しい事のように静かに聞こえるだからこそ反論しなければならないと感じているが誰ひとりとしてそれが言えないのであったそして朧気な月明かりが照月を照らしていた
初月『…………姉さん……………信じる事は罪なの?…………それとも信じる事が罪なの?……………分からないよ………誰か教えて……照月姉さんが言っている事が正しいの?間違ってるの?……誰でもいいから教えてよ…………誰でも………いいから』
初月の涙は無情にも答えを誰も持っていないことを示しているかのように落ちていった
〜〜〜内陸部・都市部・???・???〜〜〜
鬼城は異様な建物を見上げている
鬼城『…………ふぅ…………こちらジャッカル、こちらジャッカル、応答せよ、応答せよファントム』
ファントム『こちらファントム、決め玉の準備と予備の弾薬の準備は整っています』
鬼城『ファントム2時間遅れだ』
ファントム『一応言い訳させて頂きたいのですが』
鬼城『認めん、予備の弾薬の準備を含めての期間を与えていたんだ遅れは許さん』
ファントム『いや、そういう言い訳じゃなくて別の弾薬が入ったのでそれの整理をしていたんですよ、それで遅れたんすよ』
鬼城『………内容は?』
ファントム『実はーーー』
鬼城はファントムの話を聞きながら異様な建物に入って行く
鬼城は異様な建物の入口から中へ入ると辺りには厳重に管理されている艦娘達の姿があった
鬼城『………………さてとこんな所に呼び出してくれたあの馬鹿共に会いに行くか』
鬼城は牢獄の中を奥へと歩いて行く周りから送られる殺意を向けられながら
暫くすると2人の憲兵が走って鬼城に向かってくる
憲兵1『お久しぶりです、教官』
憲兵2『お待たせして申し訳ございません』
鬼城『久しぶり……なんて気軽に言ってる場合じゃないから早速案内してくれる?』
憲兵1『了解っす』
憲兵2『…こちらです』
鬼城は憲兵達の案内の元、照月と初月が入ってる牢の前にやって来た2人は食事を終えて寝ている様だ
鬼城『………ここからはお互い身分を忘れて話し合いますか』
憲兵1『それじゃまず初めに』
憲兵1が話を切り出そうとすると
憲兵1,2『裏切ってすいませんでした』
鬼城『………共犯じゃ無い事くらい分かるんだがそこは……彼女達が許すかどうかで判断するからいいとして、知る限りでいいから話せ隆二』
憲兵2以後隆二『………はい』
憲兵2こと橘花 隆二《たちばな 隆二》は自分の知る限りを全て鬼城話した
"秋月型一番艦秋月が艦娘でありながら守るべき民間人に危害を加えたにも関わらず何発もの殴打を浴びせた為捕らえて数日後に解体もしくは雷撃処分謂わば処刑宣告されるというのだ"
そして隆二は
隆二『秋月さんを助ける出して貰うことは可能でしょうか、鬼城さん』
憲兵1『俺からもお願いしたいんですが』
一通りの話を聞き終えた鬼城は隆二に対して『歯食いしばれ』と言い顔面を殴った殴られた衝撃に隆二は使われてない牢屋に激突した
憲兵1『………すいませんが鬼城さん俺も共犯なんで』
鬼城『……分かった、健二お前も歯食いしばれ』
憲兵1こと鐘村 健二《かねむら けんじ》も隆二と同じように殴られ牢屋に激突するその際の大きな音によって照月と初月は驚き起き上がった
照月『そんな事やるなら外でやってよ!』
初月は驚き竦みあがって声が出ないでいたが照月は驚いていたが冷静になり怒鳴り声をあげた
鬼城『それはスマンが外では出来ないんだよね、まあここの音が外部に漏れることは無いから盛大にやったとしても問題ないからね』
照月『ふざけんな!大体お前は誰だし!ここでそんな事やられるとこっちが迷惑なんだよ!』
鬼城『まぁまぁ落ち着いてくれ照月』
照月は興奮冷めやらぬように怒りをあらわに鬼城を睨み続ける
鬼城『まずは自己紹介といこうかな照月、初月、初めまして、離島琴雅鎮守府所属の提督鬼城龍将以後よろしく』
鬼城が挨拶するが照月は睨み続け初月はまだ少し怯えていた
鬼城『まあこうなるよね、まあそれは置いといて君達に対して一つ質問をしたいんだがいいかい?』
照月『アンタに答えることなんて無いわよ』
鬼城『まぁまぁ一つだけだよ一つだけ答えてもらえればいいんだ……君達はお姉さんが大切なのかい?』
照月『そんな当たり前のこと聞いてどうすんのよ』
鬼城『まあ答えてもらえればいいんだ』
初月『大切に決まってるじゃないか……この世界で大切な姉なんだよ…どんな状況でも笑ってくれてる強い姉さんなんだ………大切に決まってるじゃないか』
照月『………初月の言っている通りよ……大切なお姉ちゃんだよ』
鬼城『…………そっか……ありがとう』
鬼城は安心した顔をしたそして隆二と健二の所に歩いていき2人を起こした
鬼城『………残念ながら僕には何も出来ないね』
健二『そんな……貴方でも………出来ないというのですか』
隆二『……歯痒いですね……まさか頼れる人まで無理となると』
鬼城『現実的な問題がある訳なんだがこればっかりは僕じゃ何も出来ないんだよね』
健二『………ッ!』
健二は悔しそうに握り拳に力を込めたけれども無力であった、健二は所詮、一憲兵にしか過ぎないのである
鬼城『それはそうだよ僕だけで何とか出来るならこっちに来る必要性ないもの、"僕だけ"で何とか出来たならね』
照月『鬼城……って言ったわよね……それってどういう意味なの?』
鬼城『言葉通りの意味僕だけで何とかなるのであれば秋月を連れてここに来てるよって意味』
照月『……私達が協力すれば秋月お姉ちゃんは助け出せるの?』
鬼城『そういう訳じゃないよ』
照月『……違うって何が違うって言うの?』
鬼城『………戦う事って傷がつくものだけでは無いよ、傷がつかない戦いだってある………けれど傷がつかない戦いは残酷で酷いものばかりだよ』
照月『なによそれ』
鬼城『まあ今回正直に言ってしまえば僕達は部外者の立ち位置にいるってこと、今戦っているのは秋月だけなんだよ………助ける?助けてくれ?君達は何甘い事言ってるんだい?今ここにいる全員は秋月の戦いの部外者なんだよ、それなのに自分の事はいいから助けてくれ……馬鹿な事言ってるんじゃないよ……戦う事から諦めたり、逃げ出した者が何を言ってるんだよ……今の君達はお姉さんを助ける協力どころか足枷にしかなってないんだよそれなのに"協力すれば助け出せる"とか言った所で無意味』
照月『じゃあどうすれば良かったのさ!!』
鬼城『そんなの僕が答えた所で意味無いじゃん、君達自信が気づかなければならない事だよこれって』
鬼城の言っている意味が分からない事を肯定するかのように辺りは静まり返る
初月『……鬼城………提督』
初月がゆっくりと静かに口を開け弱々しくけれど決意を固めた様に話し始めた
初月『……僕は賢くないから貴方の…いや提督の言っている事が分からない……僕は最初姉さんだけでも助かってくれればそれでいいと思っていたんだ…………けれど提督の話を聞いて僕は考えた……分からなかった……だけど僕は姉さんと一緒に居たい……そういう自分の想いを押し殺してたんだって事が分かった………今更遅いかもしれない……いや、遅すぎるけれど鬼城提督……貴方が姉さんを助け出せるか分からないけれど僕のお願いを聞いてほしい…………僕を姉さんの所に……いや姉さんと一緒に戦えるようにして欲しいんだ……無理なら無理でいい』
初月は今までの話を静観する様に聞いていたそして己なりの答えを出し鬼城に対して自分の願いを言ったのだそして鬼城がそれに答えようとすると
照月『………お姉ちゃんは助ける事が出来るの?………無理なら無理って言って』
鬼城『……………今の僕は部外者ってだけ』
照月『……………私はあの時姉さんの一番近くいて何も出来なかった……いや出来たはずなのにやらなかった……もしあの時私が出来る事をしていればこんな事にはならなかったのかな?』
鬼城『出来る事があるなら出来る限りでいいから行動するべきって僕は教えるよ』
照月『…………ありがとう………やっぱり逃げたんだ私………ねえ、提督……さん…………私は遅いけれど今から変わる事って出来るかな?』
鬼城『変わるも何も君が変わろうとすればいいだけだよ』
照月『……………私も……私達を姉さんの戦いに連れてって……いや……私達を姉さんと一緒に戦えるように出来る?』
初月『!』
鬼城『その言葉を聞いてやっと1歩前進かな?…………分かった、君達をお姉さんの戦いに参加出来るようにしてあげよう』
照月『私と初月はどうしたらいい?』
鬼城『それじゃ一緒に来てもらうよ、秋月の戦場に』
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鬼城『僕がやれるのはこれだけ……後は何も出来ないよ』
鬼城『勝ったのは君達だよ、僕は何もしていないさ』
ファントム『アンタは何時も同じだ、どうして悪役なんて引き受けてしまうんすかね…………クズでどうしょうもない俺らさえも助けて自分が悪役になって傷が増えるってのに』
神代『任務終了、全員お疲れ様です………貴方は貴方の為に戦うべきって言った方がいいのかな……』
『ようこそ、地獄の様な鎮守府へ』