ある龍のお話 リメイク前&外伝   作:流血事故

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後からプロローグを入れるスタイル(思いついたから入れただけ)
テスト勉強中に浮かんだ、そんな話です。


プロローグ
全ての始まりは.....


 

???side 〜昔話〜

むかしむかし...とは言ってもそれほど昔ではないけど。

そこにはとても美しい島がありました....

 

 

少し昔のお話。

 

 

 

深い森に覆われた遥か遠くにある島。

島は森の中心部に大きな湖があり、そこを中心に花の咲き乱れる平原がありました。

その島の名は、楽園。

 

楽園には1匹の龍が住んでいました。

その龍は島近隣の村々でカキア・サナトスと名をつけられ、人々に恐れられていました。

龍の生態は解き明かされていません。

確実にわかっていることとしてその龍が絶対的死を与える存在ということ。

この地に降り立つハンターを悪戯(いたずら)に殺していく、この島の絶対強者だということでした。

 

しかし、意外にもこの島は命が溢れていました。

理由は簡単。

小型モンスターから大型モンスターまで全ての生態がその龍に守られていたからです。

 

しかしその平和も、人間たちによって奪い去られてしまいました。

人々はそれを滅龍戦争(めつりゅうせんそう)と呼んで全面的に協力しました。

 

戦争の目的はカキア・サナトスの討伐。

一頭の龍のために森が焼かれ、全てのモンスターが標的となりました。

持ち込まれるはずのない兵器の数々が使われ、生態系が崩壊していき、島はモンスター達の悲鳴で埋め尽くされてしまいました。

島の弱者も強者もなすすべも無く物言わぬ死骸となり、積み上げられていきました。

それもそのはず、持ち込まれた兵器はバリスタや大砲を始め、撃龍槍、小型の龍撃砲など普段は持ち込みを禁止されているものだったからです。

さらに、この滅龍戦争にはハンターの人数の制限がなく参加するハンターが増え続けるという最悪の状況でした。

海上には大砲を積んだ船、空からは救援物資を送る飛行船が待機していて絶えずそこから攻撃やサポートを始め、飛んで逃げようとした飛竜や翼竜も無差別に殺されていきました。

 

森を焼き払い、モンスターを駆逐しながら進むハンター達は、ついに森の中心部へ到達しました。

そこで見たのは漆黒の鱗に覆われ、2対の翼を持つ紫色の目をした龍。

龍の瞳にはハンターの姿が映されていず、燃えていく森が映されていました。

その瞳はハンター達を捉え、愚かな人間たちに恐怖とそれを塗りつぶす殺気をぶつけました。

 

龍の咆哮に島全体が震えました。

森の炎が消え、一瞬島から音が消えました。

 

龍の最初の一撃は、戦争に参加したG級ハンターでさえ捉えることは出来ませんでした。

ハンターが組んだ陣の後方、主に支援を担当するハンター達が無残に吹き飛び、そのほとんどが攻撃されたと気付く前に死んでいきました。

 

次の攻撃でバリスタや大砲のほとんどがバラバラに壊れ、近くにいたハンターも巻き添えになって死にました。

それを見届けた龍は空高く舞い上がり、深く息を吸い込み大きく咆哮しました。

 

その咆哮は先ほどとは違い、低く怒りに震えるかのようでした。

咆哮を引き金に島全体に雷が落ち始め、幾つもの飛行船が墜落し、船が沈んでいきました。

ハンター達はそれぞれ武器を構え降りて来た龍へ攻撃を繰り出し始めました。

バリスタや大砲が容赦なく射たれ、龍を埋め尽くしていきました。

 

しかし龍はバリスタや大砲をものともせず、近づいて来たハンターをサマートルで弾き飛ばし、着地の勢いで地割れを起こし沢山の人間を屠りました。

そのまま炎を纏いテオ・テスカトルのように龍を中心に大爆発を起こし、全てを焼き尽くそうとした瞬間、金属を叩く音とともに撃龍槍が龍を貫きました。

 

撃龍槍は龍の心臓を正確に捉えていました。

龍の血が大地を染め、身体中が人間の兵器で撃たれても龍は止まりませんでした。

撃龍槍を噛み砕き、近くのハンターを轢き殺し、猛威を振るいました。

 

 

雷雲が徐々に消えていき、よく晴れた空が見える頃には島で動けるのは4人のハンターと龍だけとなっていました。

先に動いたのはハンター。

大剣使いのハンターが龍に向かって一歩踏み出し、剣を振り下ろしたのです。

龍はそれを横へ滑って躱し、噛み付こうとしました。

それに気づいたハンターは大剣を横へなぎ払い、龍を牽制しました。

龍が後ろへ下がった刹那、後ろから双剣使いが飛び込んで来きて、双剣が龍の腹に食い込み横へ大きく切り裂いていました。

 

龍が怯み、後退したのを合図に双剣使いと龍の間にハンマー使いが割り込み、龍に刺さったままの撃龍槍に溜め攻撃を叩き込みました。

鈍い音がして撃龍槍がさらに深く刺さり、龍は痛みに呻きましたが、すぐに体制を立て直し大きく息を吸い込みました。

 

龍の誇るバンドボイスが前方にいた大剣、双剣、ハンマー使いを吹き飛ばしていました。

しかし、龍は忘れていたのです。

ハンターがもう1人いたことに。

 

最後の一人、操虫棍使いが龍の頭を越す高さまで舞い上がり渾身の一撃を龍に叩き込みました。

龍の体に大きく縦線が刻まれ、血が吹き出しました。

最後に龍は大きく咆哮し、地に伏せました。

絶対的死と呼ばれていた龍が倒れたことでハンターの歓声が島に響きました。

しかしその声が恐怖の叫びに変わるのに時間はかからなかったのです。

龍を中心にとてつもない力が集まっていき...

 

この日、地図上から島は消えました。

生還者、ゼロ。

目標達成、不明。

 

 

島があった場所は後に大陸の一部になり、今も深い霧で覆われているのです。

 

▼△▼△▼△▼△▼△

 

.....

...

..

 

暗く、何もない場所で、龍は様々な生き物の記憶を見ていた。

それは、人間の記憶であったり、モンスターの記憶であったり。

龍がわかることはただ1つ。

この記憶が全て、死んだものの記憶であること。

龍は、生まれた時からずっと死者の記憶を見てきた。

目を閉じればすぐに死者の記憶が見える日々。

その日々に龍は退屈になった。

 

龍の意識は眠っていた。

それでもゆっくりと、しかし確実に意識が戻ってくるのを感じていた。

 

 

それは何かの前触れ。

 

....狭い。

体が何かに押さえつけられている。

体に力を込めてみる。

確かな手応えを感じ、さらに力を込める。

 

パキッ

 

 

....これはある龍のお話。

 

 

 




え?後半龍が弱体化し過ぎてる?知らんな。
どっかの話と被っているような気がするが...気のせいです。
感想、評価待ってます。
質問コーナー(意見箱)を活動報告に設置しようと思います。
どんどん質問や意見を言ってもらえると嬉しいです。


ちょっと直しました

リメイク版は

  • 見たい(いる)
  • 見たくない(いらない)
  • モンスターの活躍を楽しみにしてる
  • ハンターの活躍を楽しみにしてる
  • 両者の活躍を楽しみにしてる
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