孤島 夜...銀色の月がエリア5に降り立った───
シオンside
──何をしにきた?
──酷いな。折角兄が会いに来てやったのに。
──今頃兄だと?あの時お前がしたことを忘れたか?
....何か聞こえる。
話し声に、シオンは目を覚ました。
ここ最近、ハンターがあちこちを調べて回っていたせいで少しの物音にも敏感にならなきゃいけなかった。
音源は....それほど遠くはない。エリア5?
片方は
話し声のする方へ意識を傾けてみる。
──...それで?お前の子供に不思議な力を持つ、
──帰れ。お前に話すことはない。
──兄に対してその態度か?力の差がどれほどあるか忘れたか?
──黙れ。あの頃とは違う。
──なら、試してみるか?
何だか平和的には終わらなそう。
ものすごい殺気がエリア5から伝わってくる。
おもわず鱗が逆立つ。とても...強い。
なぜかレイアはすぐに構えを解き、
「ちょっとあのバカ達とOHANASIしてくるね」
と言って飛び立った。
OHANASIって何だろう?
その直後、
「ガァアアアアッッ!!!!」
レイアの咆哮が響き渡った。
数分後....
「あの!?みどりさん?ちょ、やめて下さい!!」
頭上ではレイアが銀レウスと戦っている。
レイアの火球が孤島に小規模のクレーターを作るため火災寸前だった。
これには銀レウスも驚いたのか当たらないように避けていた。
あの力を使った後、しばらくはみんな力の制御が出来なくて大変だった。
今はみんな使いこなせてるけどあの時何を...?
ッッッドォォォン!!!
ひときわ大きな爆音が響いた後、レイアと銀レウスが降りて来た。
さっきので決着がついたようで、銀レウスはあちこちがちょっと焦げていた。
「本当にこの力はすごいね....」
「みどりさん、前より強くなってませんか?」
「ん?確かにそうだね。」
レイアと銀レウスはさっきまでの戦いがあったのかと思うほど普通の会話を始めた。
銀レウスはレウスと話す時とは違って上から目線の口調じゃない。
「....。そこの子供が噂の?」
「そうだよ。」
「へぇ。君、名前は?」
銀レウスが近づいてくる。
今更銀レウスが僕より頭一個分しか大きくないことに気がついた。
いつの間にかまた成長していたみたいだ。
僕は自分の名前だけ名乗ることにした。
「シオン」
「シオンか。俺は残月。よろしく」
銀レ..残月がさらに僕に近づいてくる。
飛竜の挨拶はこんなだったけ。と思った時、レウスが間に入り止めた。
「なんだ?」
「これ以上近づく必要はないだろう?」
「....。」
「用が済んだなら帰れ。」
「お前は全然変わらないな?ヴュール?」
「その名で呼ぶな!!」
すごい剣幕でレウス...ヴュールが残月に詰め寄る。
レウスの名前はヴュールっていうのか....なんだか怒っているけどどうしてだろう?
残月は面白いものを見つけた、みたいな顔をしている。
「お前、名前を教えていなかったのか?」
「煩い。」
「おぉ?なぜ怒る?名を教えるのは当然では無かったか?」
「お前には関係ない。」
「関係無くはないぞ?お前は俺達───」
「黙れ!!お前達と一緒にするな!!」
なにか言いかけた残月を遮り、ヴュールが声を荒げる。
そこにレイアが割って入った。
「残月さん。いい加減にしてくれますか?」
「....」
残月は何かを言いかけたが口を閉じ、どこかへ飛び去っていった。
レイアside
残月さんが言ったことで確信した。
レウスは何かを隠している....とても重要なことを。
レウスは会った時から少し他のリオレウスと違っていた。
どこが違うのかはわからなかったけど。
名前は...ヴュールってさっき残月さんが言っていた。
特におかしな名前ではない。
でも何か、頭の隅に引っかかった。
「レウス、何を隠しているの?」
「俺は...。これを話しても.....」
レウスが悩む姿は、あまり見たことがなかった。
何かを躊躇っていた。
それでもやっぱり教えて欲しい。
レウスは決心したのか、私の目を見て。
「俺は....俺の名前は、リオ・ヴュール..だ...」
「リオ...?レウスはリオの子供?だから私に?」
レウスがゆっくりと頷く。
あまり驚くことがないのが自慢な私だけど、流石にこれは驚いた。
リオと名乗れるのは塔の秘境に住まうアカムウカムを除けば飛竜の頂点と言われる一家。
希少種の生まれる確率がとても高く、家族全員揃って最強とも言われている。
その1人がこんなに近く...というか家族だったなんて。
驚きのあまりポカンとしていると、何を勘違いしたのかレウスが。
「俺はあそこが嫌で....それで逃げてきたけど...迷惑かけたな。」
「迷惑じゃないよ。逆にすごく嬉しい。レウスがきちんと言ってくれて。」
「えっと...その、ありがとう。」
良いところなんだけど聞きたいことがあるんだよね。
これ、結構重要。
「それでなんだけど....レウスとヴュールどっちで呼んだら良い?」
待たせたなぁ!?
テンションおかしい?気のせいです。
テスト終わって速攻で書きました。
後日談(みたいなもの)
「ヴュール。思ったんだけど...」
「ん?」
「残月ってもしかして弱い?」
「....。(多分女だから手を出さなかっただけ。でもお姉さんの方が強いか....)」
レウスはヴュールと呼ばれることになりました。
感想、評価などなどおねg「いつまで機会触ってんの!?(親)」...お願いします。
リメイク版は
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見たい(いる)
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見たくない(いらない)
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モンスターの活躍を楽しみにしてる
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ハンターの活躍を楽しみにしてる
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両者の活躍を楽しみにしてる