こんなにも読んでくれる人がいてとても嬉しいです。
投稿速度はとても遅いですが何卒よろしくお願いします。
前回のあらすじ
ルーツに擬人化させられたシオンは戻り方がわからなかった。
そこにディアブロスがやって来て相討ちのような形でシオンは気絶してしまう。
そこにお馴染みのハンター達がやってきて...
「起きろ」
と、どこかで聞いたことのある男の声が頭の中に響く。
目を開けて見回しても辺りはどこまでも黒で埋め尽くされていた。
光があるわけでも無いのに見える。
ただ、それだけ。
この場所では見ることに意味が無いのかもしれない。
直感でそう思った。
「起きろ」
今度ははっきりとそう聞こえた。
気配はあるのに見えない。
声だけが聞こえてくる。
「起きろ。お前は───」
突然、黒で塗りつぶされた空間に光が射した。
それはだんだんと空間そのものを塗り替えて行く。
そして───
◇
「ぅ.....。」
ゆっくりと目を開けると、知らない天井が見えた。
反射的に飛び起きると肋骨に軋むような痛みが走った。
「い、痛....。ここは...?」
なんとか手をついて痛みをこらえる。
とにかくここから逃げないと。
目を覚ましたばかりで全ての感覚が全開になっている。
ここは人間の匂いが強すぎる。
その時、鉱石の割れるような甲高い音が耳を貫いた。
痛みよりも先に驚きで、寝ていた場所から転がり落ちる。
慌てて立ち上がろうとして上手く立てずにすっ転ぶ。
受け身も取れずに頭を床にぶつけた。
頭の痛みで声を上げそうになり、歯を食いしばって耐えた。
「ぐぅ.....」
そもそも、ここはどこなんだろう。
痛みで覚醒した頭で考える。
確か、ルーツに擬人化っていうのをされて人間の姿に変わった。
その後戻り方がわからなかった時にディアブロスが出て来て.....
あの突撃で僕は気絶してたのかな?
でも....
この姿なら人間とも仲良くできるのかもしれない。
そんなことを考えていると、勢い良く壁の一部が開いて人間が入って来た。
その壁はよく見るととても薄くて僕でも開けられそうだった。
入って来た人間を見上げると見覚えのある顔だった。
孤島で黒い人間をやっつけた時にいた男。
名前は...レオって言われてた気がする。
その時、気がついた。気がついてから後悔した。
僕は今なにも持ってなくて弱ってる。
もし、本当の事がバレたら....
いきなり目の前にいる人間が怖くなった。
殺されるんじゃ無いかって。
レオは少し不思議そうな顔をした。
どこかで反応を間違ったのかも。
人間はすぐに表情に出るからバレないようにしたいけど。
いきなり、レオが手を伸ばして来た。
ビクッと僕が震えたのを見てその手が止まる。
「....お前」
きっと僕のこと怪しんでる。
普通の人間ならこんなことしない。
でも、レオの次の言葉は僕の思っていたのと違った。
「お前、どこかで会ったことあるか?それより傷は大丈夫か?」
傷?
指摘されて視線を落とすと人間が着ているようなものが巻かれていた。
よく見ると長い草みたいなものが何重にも巻かれていた。
ちょうど、ディアブロスの突進をくらったところだ。
「なあベットに戻してもいいか?まだ動けないだろうし。」
レオはそう言って僕の腕を取った。
突然の事に抵抗しそうになったけどレオはそんな事御構い無しに僕を支えるようにして立ち上がった。
そのまま寝床...じゃなくてベットに戻った。
レオを見上げながらなんとか自分を落ち着ける。
大丈夫。この人間はなにもしない。
今の僕は人間と変わらないんだから。
「しかし森でお前を見つけた時はびっくりしたぜ。ディアブロスは死んでるし、近くにお前がほぼ無傷で気絶してたからな。」
感心したようにレオは言った。
こうゆう時はなんて言えばいいんだろう?
レオは返事を求めていたわけじゃなかったようで、話はコロコロ変わっている。
その時、薄い木の壁が開く音がした。
音の方を向いて僕は固まった。
....人間が、増えた。
ただでさえどんな対応をすればいいのかわからないのに。
全員、見たことのある顔だった。
それは気休め程度だけど。
一番信じても良さそうなのは笛の人。
約束守ってくれたし。
人間たちはなにやら話していた。
僕は耳がいいから丸聞こえだけど....。
「....なるほど。では私が話してみます。一対一の方が落ち着くかもしれませんし。」
「わかった。じゃあ何か進歩があったら教えてくれ。」
笛の人が残るのかな?
あの人になら話せるかも。
でも上手く話せるかな?
兎に角、頑張ってみないと。
部屋には笛の人...フミが残った。
僕から話しかけようとすると僕よりも早く、フミが話しかけて来た。
「いきなり驚かせてすみません。そういえば...これ、覚えていますか?」
そう言って取り出したのは見覚えのある笛。
そのままフミは笛を吹いた。
あの時と同じ音色が響き、少し安心する。
一通り吹き終わるとフミは僕をまっすぐに見てニッコリと微笑んだ。
「久しぶりですね。奏音龍...いえ、シオンさん。」
どうでしたか?
1800文字でとても少ない内容ですが少しずつ頑張りますので!!
書いている途中、これモンスターはわからんよ!というのが(例えばドアとか)表現がすごい悩みました。
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リメイク版は
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見たい(いる)
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見たくない(いらない)
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モンスターの活躍を楽しみにしてる
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ハンターの活躍を楽しみにしてる
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両者の活躍を楽しみにしてる