初めての人間サイド(大嘘)
駄文投稿
後編いきます
ハンターside
「ね〜まだ着かないの〜?」
G級クエストは危険すぎるため到着があまりにも遅い。
それは猫タクを運転する猫さん達が危険をなるべく避けるためなんだけど...
「遅くない?」
思ったことが思わず口から出ちゃった。しょうがないよね?だって遅いんだもん!
「今回のクエストは孤島ですから...」
私の不満が聞こえたのか隣に座っていたフミが当然です、と言うように答えた。
「それにしても遅くない〜?」
「当たり前です。そもそも、初めからあなたは落ち着きが無さすぎなんです。」
「ハイハイ私が落ち着きが無くて悪かったです〜」
「ミキ落ち着けって孤島はもう見えて来てるから、さ?」
私とフミが言い争っていると見兼ねたレオが割って入って来た。
レオは肝心な時に逃げ出したりするけど、よく喧嘩を止めるのが得意みたいなんだよね。ビビリのくせに。
それでも私がまだ続けようとすると
「...もう少し、静かに出来ないのか?」
武器を研いでいたリョウガが静かに言った。
リョウガが怒ると怖いのは私も知っているのでここは大人しくする。
「待たせて悪かったにゃ。着いたにゃ。」
そうこうしているうちに孤島に着いた。
やっと着いた!と思って見回すといつもと雰囲気が違って違和感がある。
いつもはあちこちで飛び跳ねてるジャギィやアプトノスがいないし、なんだか金臭い。
猫タクさんはサービスにゃ。と言ってベースキャンプまで送ってくれたけど途中で降りたかったな。
道具を整えてエリア1に入るとすぐに違和感の正体に気がついた。
「なんで...」
目の前にはアプトノスの死骸が転がっていた。
しかも、剥ぎ取った後もなくてただ切り裂いただけの死骸。
「...」
ショックのあまり呆然と立ち尽くしていると、いつもは真っ先に逃げるレオがエリア2に向かって歩いて行った。
前にもこんなことがあった気がする。
あの時は怒り喰らうイビルジョーを討伐しに行っていて、着いた時にはハンターだった残骸やちぎれ飛んだ内臓なんかが散乱していた。
そんな場所はもう慣れていると思ってたのに吐いちゃったんだよね。
あの時もレオは先に歩いて行き「早く行こうよ」って言ってたっけ。
そんなことを思い出していると、行かないのですか?とフミに声をかけられた。
フミはなんだか少し迷っているような顔をしていた。
私は次のエリアこそ孤島らしい光景が広がっていることを願い、エリア2へ一歩踏み出した。
だけど、そんな望みは叶わないことを私はどこかでは気付いていたのかもしれない。
「何...これ...」
「こんなことが...」
「ヤバい」
「こっちも酷いな..」
目の前に広がっていた光景は、予想以上に酷いものだった。
おびただしい量の血が、エリア2の中心近くを赤く染めていた。
レオはいつもの調子に戻り、ヤバいヤバいと取り乱している。
私は注意深く辺りを見回した。
流れる水の傍にモンスターの死骸が横たわっているの見えた。
そっと近寄る。
「これ...ジンオウガだよね...」
ジンオウガの死体は激しく損傷していて、無意識にあの時の映像が脳裏に浮かんだ。
あの時とは違う、と自分に強く言い聞かせる。
そうじゃ無いとまたあの時みたいに迷惑をかけてしまうから。
「!これは...」
リョウガが何かを拾い上げる。
それはちぎれた布のようなもので血が付いているけど元々の色が濃い青色だったことがわかった。
誰かが戦っていた?
「わ、わ、マジやめてくれよ!!」
少し離れたところでレオが叫ぶ。
フミの後ろでガタガタ震えるレオ。
乱入が来た時より取り乱してどうしたんだろう?
あんなにまでなるのは人の血を見たときぐらいなんだけど...
前に私がすごい怪我をした時すごく取り乱して意味不明の言葉を発してたっけ。
レオが気になって駆け寄る。
「どうしたの...て、えぇ!?」
下を見ると血の足跡があり、思わず叫んでしまった。うん。レオと同じことした。
その足跡は乱れていてハンター同士が戦った後につく足跡にとても似ていた。
所々血が飛び散った跡が付いていたから間違いないと思う。
「足跡が続いているわね。」
フミはその足跡を慎重に見てエリア3を見つめた。
その顔は厳しく、ひどく怒っているように見えてとても怖い。
「フミ...?」
フミの雰囲気が変わったことに気づいたのかレオが不安そうな顔をする。
フミはいつも静かで何にも怒らないからレオも驚いているみたい。
「お、俺も行かなきゃいけない?キャンプで待っててもいい?」
「いえ、キャンプが安全とは限らないので一緒に来てください。」
「え!?嘘だよね?う、嘘だよね!?俺は嫌だからね??だっt「いいから来て下さい。」ちょ、止め、止めて!止めてくれぇええ!!!まだ死にたくないんだぁあああ!!!」
フミは逃げようとしたレオの襟首を捕まえてそのままズルズルと引きずって行く。
いつもは私がやってるんだけどね。
私とリョウガは引きずられて行くレオを見ていた。
「....俺たちも行こうか。」
「うん...。」
慎重に進んでいると突然、綺麗な音色が孤島中に響いた。
その音は、前に聞かせてもらった狩猟笛の音に似ているような気がした。
いきなりの事に私は驚き、辺りを見回す。
とっても綺麗な音でなんだか心地が良い。
レオは完全にビビりまくって尻餅をついていたけど。
「な、ななな何!?す、スゲーいー音だけど...」
「エリア7からだわ。それにしても...綺麗な音..」
私達はしばらく音の余韻に浸っていた。
違う。そうじゃない。
「早く行かないと!!音源を突き止めなきゃ!!」
「そ、そうだったな...」
「注意していきましょう。」
細心の注意を払ってエリア7の入り口まで進む。
流石に怖い。何が待っているかわかったもんじゃない。
そっと中を覗くと、そこには見たことのない竜がいた。
その竜は真っ直ぐ私を見つめていた....
シオン回想...
エリアの入り口にハンターを見つけた。
そのハンターは僕を見て驚愕の表情を見せた。
そのハンターはこちらに見られている事に気がついたのか、そろりと後ろに下がっていった。
心臓の音はバクバクいっていてそのハンターと後ろにいる仲間が緊張しているのがわかる。
今、動けるのは僕しかいない。
皆んな疲れ果てて眠っている。
最悪の場合に備え準備をした。
すでに桜レイアとレイアの亡骸はエリアの端に移動させてある。
今なら限界まで戦うことが出来るはずだ。
レオside
ヤバい。絶対ヤバい。
新種のモンスターとか聞いてないし、まず勝てる保証がない。
他の3人は意思疎通がなんとかとか言ってるけど正直早く逃げたい。
今なら..バレないバズだ。
ソロソロと後ずさって忍び足で逃げようとしたがいきなり後ろに現れたフミに襟首を捕まれた。あ、これオワタ。
そのまま引き戻される。
ヒィッ止めてくれぇええ!まだ死にたくないんだ!
そんな思いも虚しく(流石に声出したら死ぬだろ。うん。)俺はフミに連行された。
話がまとまってしまった。
いよいよ死ぬ時が来たのか...
話はこうだ。
まずフミが意思疎通を試みる。
フミの持っている武器は思想剣〈夜月〉と言ってフミが思う形にその姿を変えることができる。
俺にも特注の武器が欲しいぜ。これが終わったら取り寄せてもらおうか。
ミキは万が一の時フミを援護出来るように後ろに待機。
俺がしたかったのに「お前は逃げるだろ」と言われて却下された。
俺とリョウガはフミが竜の気を引いている間にハンターが近くにいないか探す。
なぜ俺には面倒な仕事ばかりが付きまとうのだろう。
俺は密かに、ピンチになったら真っ先に逃げようと心に決めた。
俺たち一行は、竜を刺激しないよう気を付けながらエリア7へ入った。
中も酷い有様で辺りに血が飛び散っている。
こんな場所、仕事上どうしても通るが未だになれない。
冷や汗をかきながらエリア全体を見回..そうとして俺は驚愕で目を見開いた。
なんでここにリオ種のほぼ全てが集結してるんだ!誰か100文字以内で説明してくれ!
隣にいるミキ達も固まってしまっている。
竜は相変わらず動かない。何を考えているのだろう。
俺は完全にパニックになり兎に角早くここから逃げ出して全て忘れて寝たかった。
どう見ても勝ち目ないだろ、これ。
しかもなんか見た目違うし?戦ったら全滅だ。
どうやったら逃げられる?背を向けて走り去るか。いや、それなら炎ブレスを喰らう方が早い。こんがり焼けた俺を食べる竜の姿が浮かび、俺は逃げることを諦めた。
そんな中フミが動いた。
手には思想剣〈夜月〉が握られ思想剣は笛の形に変わっていた。
笛でどうしようってんだ、フミ。
目の前でフミが黒焦げになるのを覚悟して見ていると、フミは竜の手前で止まった。
竜が身を少し乗り出せば簡単に噛み付ける距離だった。
ハンターはモンスターに近づけば死ぬ。なぜならモンスターにとってハンターは大きな脅威であって狩られる前に狩るが当然だったから。
だが驚いた事にフミは竜に食べられなかった。
今動けば死ぬ?それとも...
フミは今、完全に竜の攻撃範囲内にいる。なのになぜあんなに落ち着いていられるのだろう?
フミが静かに笛を吹く。
突然の事に竜が構えたが、すぐに緊張を解いて音に耳をすます。
その音は先ほど孤島に響いたあの音の優しい旋律を真似ていた。
しばらく吹いてフミは笛を下ろし竜に話しかけた。
「私達には敵意がない事、わかってもらえたかしら?」
「グル」
「そう、それは良かった。」
おい、ちょっと待て。なぜフミは当然のように竜と会話してるんだ?
そうか、フミはある程度ならモンスターの話している事がわかるんだったな。こんな時役に立つんだな。
と、フミが振り向いた。
「この子は皆んなに手を出さなければ何もしないそうよ。」
皆んな?あのリオ達のことか?
フミの言葉を聞くなりリョウガが歩き出す。
「おおい、どこ行くんだ?」
「向こうに人が倒れてる。とりあえず様子を見る。」
「危ないんじゃないか?」
「倒れてるということは、動けないか気を失ってるんだろう。」
そうか、確かにそうだ。
安心した俺はリョウガと一緒に倒れている人を見に行く事にした。
そして俺は今頃になって気付いた。
水辺の近くに二つの死骸がある。
リオレイアとリオレイア亜種の準成体。
恐らくあのハンターの被害にあったのかもしれない。
ハンターには目立った外傷は少なく(とは言っても重度の火傷と骨折、腰にある深い切り傷だが)周りにはポーチの残骸とポーチの中に入っていた物、ヒビの入った太刀くらいしか無かった。
まあ、もし目が覚めたとしてもすぐ動けるような状態ではないし剣も取り上げた。
これでとりあえず安心だ。
リョウガはハンターに回復薬を飲ませた(俺は猛反対したが)
ハンターが目を覚ましたら事情聴取するつもりだろうな。意味はよく分からないけど。
シオンside
あのハンター達は約束どうり何もしなかった。
パーティーの中にいたフミと言う人は僕の言葉がわかるみたいだ。
前に巣に入って来たアイルーも僕の話が分かっていたし、分かる人は分かるのかな。
ハンター達は帰るみたいだ。出口まで送っていこう。
観測所から本部へ
命令の出ていたハンターを確認しました。
孤島で騒ぎを起こしていたのは黒龍の太刀を持ったハンターでした。正直驚きましたよ、あの話が本当だったのが。
そのハンターは発見したパーティーが確保しました。
孤島のクエストを受けていたパーティーはギルドナイトの真冬が潜入しているパーティーでした。
孤島にて新種のモンスターを確認。
意思疎通できる知能を持っています。
緑風の毒姫、片爪に体の変化あり。凶暴性は確認できず。
リオレウス亜種準成体、リオレイア希少種準成体を確認。
リオレウス亜種は片翼を三分の一ほど負傷している模様。爆破属性を確認。
リオレイア希少種は頭部を損傷。傷口から透明な炎が出ており、姿をうまく確認できず。
本部から観測所へ
「ココロヨワキモノワガマエニヒレフス」
まさか本当だったとは...
黒龍の武器の使用を規制します。
パーティーが無事でなによりです。
リオ達については危険があればすぐ撤退してください。
それぞれを仮命名
リオレウス亜種「片翼のリオレウス」
リオレイア希少種「片冠リオレイア」
駄文アレルギーの方は死にかけじゃ...(そもそも最初でフラバ)←意味わかってない
あの...フリガナ出来てます?
感想、評価待機中です(うざい)
リメイク版は
-
見たい(いる)
-
見たくない(いらない)
-
モンスターの活躍を楽しみにしてる
-
ハンターの活躍を楽しみにしてる
-
両者の活躍を楽しみにしてる