仮面ライダードライブ ドライブサーガ-重加速異変- 作:ライダーカードゲーマーLv.1
東方×仮面ライダーの第3話です。
語られる「仮面ライダー」と「ロイミュード」の過去
仮面ライダーを倒すと宣言するロイミュードの幹部「クライ」
さて、今回はどんな事件が待っているのか
では本編、スタートユアエンジン‼︎
現実であり、そうで無い世界「幻想郷」で起きた重加速事件。
幻想郷を守る巫女「博麗霊夢」は、人里を襲った機械生命体「ロイミュード」を倒した戦士「仮面ライダー」となる青年「工藤一也」を自分の住む博麗神社に連れて行き、仮面ライダーとロイミュードについて聞く事となる。
その翌朝ー
一也「ふぁ〜あ、朝か…」
霊夢「おはよう一也、眠れたかしら?」
霊夢は既に起きて境内の掃除をしていた。
一也「あぁ…おはよう霊夢。早いな」
霊夢「いつもの事よ」
一也「そうなのか…」
その後、神社に泊まった霊夢の友人「霧雨魔理沙」も目を覚ました。
魔理沙「うぅ〜、よく寝たぜ。2人ともおはようだぜ」
霊夢「おはよう魔理沙」
一也「おはよう」
魔理沙「にしても、相変わらず早いな霊夢は」
魔理沙の言葉に霊夢は言った。
霊夢「まあ、やらないと”紫”がうるさいからね」
知らない名前が出たので一也は訪ねた。
一也「”紫”って?」
霊夢「昨日話したけど、この幻想郷は人間と妖怪が共に暮らしているの。”紫”はその妖怪の1人でこの幻想郷を作った奴よ」
霊夢が答えた。
一也「ふーん、神様みてえなもんか」
霊夢「あいつは神様なんてガラじゃないわ。あいつが原因で問題が起きる事もあるし…」
?「それは聞き捨てならないわね、霊夢?」
何も無い所から声が聞こえてくる。
一也「声?どこから…」
霊夢「めんどくさいのが来たわね…」
すると何も無かった空間に裂け目が現れ、中から人が出てきた。
一也「なんだ、裂け目から人が…」
霊夢「紫…」
一也「この人が…」
紫はその姿を現した。
紫「霊夢、私が原因で起きる問題って…一体何かしら?」
霊夢「あんたは異変だけならまだしも、個人的な事まで押し付けてくるじゃない」
紫「だって藍に解決できない事は貴女に頼むしかないじゃない!」
霊夢「だからそれが問題だって言ってるでしょ?」
一也「ま、まあまあ2人とも落ち着けって…」
2人の言い争いを一也がなだめた。
紫「あ、そうだ。こんなことをしに来たんじゃないわ」
紫は一也の方を向く。
紫「あなたね?昨日の異変から霊夢と魔理沙を助けてくれたのは」
一也「まあ、そうなるな」
紫「はじめまして、八雲紫と言います」
一也「俺は工藤一也。あんたらの言う異変の原因「ロイミュード」を追って外の世界から来た」
紫「そうらしいわね」
霊夢は紫が来た目的を聞いた。
霊夢「ところで紫、こんな朝から何しに来たのよ?」
霊夢の問いに、紫は深刻な表情をした。
紫「彼は今回の原因に深く関わってるみたいだから、彼に依頼しに来たの」
一也「依頼?」
紫「そう。あなたは現状、この幻想郷で唯一今回の原因と戦える戦士。霊夢に手伝わせる代わりに、今回の異変解決をお願いできないかしら?」
一也「そう言う事か…残念ながらお断りだ。昨夜霊夢にも話したが、ロイミュードが起こす重加速にはそれを無効にできる波動を使うしか無い。その波動を出せるのがこの「シグナルバイク」だ。つまり、こいつを持ってない奴は重加速の中では動けない。足手まといはごめんだ。世話になったな霊夢」
一也は荷物を持って、神社を去ろうとする。
霊夢「ちょっと、どこへ行くのよ?」
一也「ロイミュードを探しに行く。こうしてる間にも奴らが暴れてる可能性はあるからな」
そして一也は神社の石段を下りていった。
紫「霊夢、彼はああ言ってるけどお願いね」
霊夢「わかってるわ、行くわよ魔理沙」
魔理沙「お、おう」
-人里-
一也「さて、ここへ来たもののどうすっかなぁ…腹減ったし、ロイミュード探すにしてもバイクは向こうの世界だし…」
霊夢「ようやく見つけたわ」
一也を追って霊夢と魔理沙がやってきた。
一也「お前らなんで?」
霊夢「言ったでしょ?異変を解決するためにあんたと行動するって」
魔理沙「私も面白そうだからな」
一也「はぁ…ったく、仕方ねえな。よろしく頼むぜ、2人とも」
一也は拳を突き出した。
霊夢「えぇ」
魔理沙「よろしくな」
霊夢と魔理沙も拳を出し、一也の拳と合わせた。
霊夢「ところで一也、あんた朝ご飯は?」
一也「今それについて考えてた所だ…」
そんな会話をしていると、辺りがどんよりと重くなった。
一也「(なっ、重加速⁉︎)」
霊夢「(ロイミュードなの⁉︎)」
魔理沙「(また…体が動きにくいのぜ…)」
その時、一也の下にシグナルバイクが飛んで来て一也の体は自由になった。
一也「っと、まずいな探しに行こうにも2人をこのままにはできねえしな」
?「それには及びません」
声の方を向くと、重加速の中で自由に動く男が一也達の前に現れた。
?「はじめまして、仮面ライダー」
一也「重加速の中で動けるだと…?お前、ロイミュードか⁉︎」
?「その通り、私はスマイル。進化を遂げたロイミュードの幹部のような事をさせていただいてます。以後お見知り置きを」
あいさつをしてくるスマイルに対して一也は言った。
一也「悪いがロイミュードとよろしくするつもりは無え。お前らは俺に倒されるんだからな!」
そう言うと一也は、変身ベルト「マッハドライバー」を装着した。
スマイル「ほう、あなた一人で我々を倒すおつもりで?」
一也「その通りだ!お前達ロイミュードは俺から大切な人を奪った。俺はお前達ロイミュードを倒すためなら、地獄の底まで追い続けてやる!」
一也はマッハドライバーのレバーを上げた。
一也「変身!」
一也はマッハドライバーのレバーにシグナルバイクを挿し、レバーを下げた。
<シグナルバイク!ライダー、チェイサー!>
マッハドライバーから発せられる音声と共に一也の体は仮面ライダーへと変わっていった。
スマイル「仮面ライダー…」
仮面ライダー「お前達を倒すために生まれた、仮面ライダー…ヘルチェイサーとでも言っておこうか」
スマイル「ヘルチェイサー…覚えておきましょう。頼みますよ、死神…」
スマイルはそう言うと姿を消し、代わりに黒いローブを着て巨大な鎌を持ったまさに死神のようなロイミュードが2体現れた。
ヘルチェイサー「チッ、進化態を逃したか…だが、一気に2体倒せればこっちも楽ってもんだぜ」
死神A「死ね、仮面ライダー!」
1体目の死神が鎌を振り下ろす。
ヘルチェイサー「おっと、危ない危ない(チッ、こっちにも武器があれば楽に戦えるのに…バイクと一緒に置いて来ちまった…)」
死神B「切り裂いてやる!」
2体目の死神も攻撃をしてくるが間一髪のところで回避した。
ヘルチェイサー「くっ…やっぱ動けない霊夢と魔理沙がいたんじゃ、迂闊にここを離れられない…なら、一気に攻めるしかない!」
ヘルチェイサーはマッハドライバーのスイッチを押した。
<ズーット、チェイサー!>
音声と共にヘルチェイサーの動きは加速し、2体の死神に攻撃して霊夢と魔理沙から距離を離した。
死神A「小癪な!」
ヘルチェイサー「ここなら問題は無い、一気に決めるぜ!」
ヘルチェイサーはマッハドライバーのレバーを上げ、ボタンを押して再びレバーを下げた。
<ヒッサツ!フルスロットル、チェイサー‼︎>
音声の後に高く飛び上がったヘルチェイサーの必殺キック「ヘルチェイサーエンド」が2体の死神に炸裂した。
死神A・B「ぐわぁ〜‼︎」
そして、爆炎の中から赤く輝く013と081の数字が現れ、爆発した。
ロイミュードのコアである。
その途端重加速も無くなり、霊夢と魔理沙も自由になった。
霊夢「また、あいつ(一也)に助けられちゃったわね」
魔理沙「そうだな」
ヘルチェイサーはマッハドライバーからシグナルバイクを取り出し、変身を解除した。
<オツカーレ>
一也の姿に戻り、霊夢と魔理沙のもとに戻った。
一也「大丈夫だったか?」
霊夢「ごめんなさい…やっぱり足手まといだったわ」
魔理沙「霊夢…」
霊夢は自分が情けないと言わんばかりに俯いてしまった。
一也「気にするなよ、なんか方法を考えようぜ」
霊夢「一也…そうね、まだ異変は終わってないものね。私がここでへこんでたら博麗の巫女失格だものね」
魔理沙「よっしゃ、それでこそ霊夢だぜ!私も手伝える事は手伝うぜ」
霊夢「魔理沙、ありがとう。ところで、一也」
一也「なんだ?」
霊夢「あんたお腹すいたんじゃない?」
一也「そういえば…」
霊夢「じゃあ、神社に戻りましょう」
一也「そうだな」
そうして事件は解決し、3人は博麗神社に戻っていった。
第3話 完
第3話いかがだったでしょうか?
重加速に何もできなかった霊夢は果たして今後どうなるのか
第4話にご期待ください。
次回 仮面ライダードライブ
「はじめましてだな、仮面ライダー!」
一也達の前に現れるクライ
「そいつが…彼女を…!」
大切な人を襲われた真実を知る一也
「これで私も戦える!」
「スタートユアエンジン!」
このライダー、巫女!
第4話 巫女の戦う理由とは