ベルセルク・オンライン~わたしの幼馴染は捻くれ者~ 作:兵隊
兵隊「コラボ考えてるぞ、でも参加してくれる人いるかな?」
\ここにいるぞ!(多数)/
兵隊「げぇ!?(狂喜)」
いやぁ、ありがてぇ、ありがてぇ……!(泣)
とりあえず、予告的な簡単なプロローグのような短編を投稿してから募集をかけようと思っておりますので、そのときはよろしくお願いします……!
2024年8月17日 PM15:05
SAO未帰還者、総勢301人あまり収容されている病院に向かうのは、そこまで難しいことでもない。
車や他の交通手段を持っている人間にとっては簡単なことであり、徒歩しか方法がない人間にとっても苦ではないことであった。一日に何台ものバスが行き交っており、一便乗り遅れたとしても数十分後には病院行きのバスが到着する事になっている。
とは言っても、ここまで交通に不便がない病院というのも奇妙なモノである。
確かに問題の病院は、日本有数の高度医療機関ではある。利用者が多い事が予想されるからこそ、交通の便を強化するのは当たり前なのかも知れない。
だとしても、これは異常だろう。一便乗り遅れたとしても数十分後にはバスが到着し、病院行き専用のシャトルバスやタクシーまで存在する。あまりにも妙な状況であるが、収容されている患者のことを考えれば納得も出来るというもの。
約二年前にデスゲームに巻き込まれたSAOユーザーの存在。
HPゲージがなくなりゲームオーバーとなれば、現実での死を意味する最悪の環境に彼らは身を置いていた。
被害者の家族並びに関係者はそれしか知らない。ソードアート・オンライン内で何が起きていたのか、どんな状況だったのか、知り得る情報がなければ、その手段すらない。ただわかっていることと言えば、被害者がゲームオーバーになっていないということ。ゲームオーバーになっていないからこそ、現実でも死んでいないのだから。
そうなれば、被害者の見舞いに来る。
いつ死んでしまうかもわからないこの状況で、被害者の家族と関係者が足を運ぶのは自明の理と言えるのかも知れない。自分達には何も出来ない、けれども傍にいたい。そういった健気であり献身的な感情で、今日も関係者達は足を運ぶ。
未帰還者301名の意識が回復する見込みは今の所ない。それでも、だからこそ、彼らは足を運ぶのだ。ソードアート・オンラインはクリアされた。帰還するプレイヤーも確かに存在する。だが未帰還者にとっても、関係者にとっても、帰還したプレイヤーにとっても、まだ終わっていない。ソードアート・オンラインは、まだ終わっていない。
「んー! 今日も暑いね……」
病院直通のシャトルバスから降りて、一人の少女が眩しそうに真上を見上げた一言呟いた。
白く清潔感のあるヘアバンドを頭に身に着けて、パープルブラックのTシャツにショートパンツを着こなし、彼女が活発な少女であることがわかる。
長い間バスに揺られて窮屈していたのか、少女はんー、と大きくその場で上体を伸ばす。それから直ぐに「よし!」と気合を入れるかのように病院へと向かった。
中に入ると、高級ホテルを彷彿とさせるメインロビーに入る。
これが病院であるというのだから、おかしな話であると思ったのか少女はその口元に苦笑を張り付かせた。
少女自身、病院には通い慣れているし、独特の雰囲気にも苦としていない。
だがこればかりは慣れなかった。自分が抱いている病院という概念が、根本的に崩されかねない絢爛としたロビーには、過去にも今にも慣れない。恐らく今後も慣れることはないだろう、とぼんやりと考えながら少女は受付に足を運び。
「こんにちはー」
周囲に迷惑をかけない程度の朗々とした口調で、書類整理をしていた女性に声をかけた。
女性は「はい」と事務的な声で応対すると、少女の存在を捉えると好意的な笑みを浮かべる。初対面や愛想笑いではない、プライペートで浮かべる笑顔を少女に向けて女性は口を開く。
「こんにちは、木綿季ちゃん。お疲れ様、暑かったでしょ?」
「うん、夏って感じがするよー」
困ったような笑みを浮かべた少女――――紺野木綿季は手で仰ぐようなジェスチャーをした。
対する女性も億劫そうに大きく肩を竦めて言う。
「ホント嫌よねー夏。化粧崩れたりしたら最悪だもの」
「そうなの? お化粧しているようには見えないけど……」
「そこはテクよテク、長年培ってきたモノってヤツ。素肌なんて晒せないわよ」
「はえー。園崎さんみたいな綺麗な人でもそうなんだ?」
受付の女性――――園崎は「ありがとう」と笑顔で礼を言うと直ぐに意地の悪い笑みへと変わり真実だけを口にした。
「でもスッピンの私は凄いわよ。木綿季ちゃんも今のうちに肌の手入れしないとダメよ?」
「でもでも、ボクどうすればいいかわからないよー」
「わからないで済ませちゃダメ。しっかり自分をメンテナンスしないと、好きな人にも愛想尽かされるんだから」
「好きな人かぁ……」
呟くと木綿季は少しだけ想像する。
この先のこと、女性としての問題をすべて投げ出し生活し続け、いつか目が覚めるであろう兄のことを想像した。
髪の毛は痛み、肌も荒れ放題、清潔感などない自分を相対した時の兄は果たしてどんな顔でこちらを見るだろうか。
想像してみて――――
「うわぁ……」
これでもかというくらい、顔を引きつらせた。
想像しなければよかった、と木綿季は後悔する。同時に想像してよかった、と思う。
矛盾が孕んでいるものの、想像とは言え兄の“あんな顔”で自分を見てほしくなかったし、想像したからこそ最悪の状況を回避できる。そう言う意味では木綿季が抱いた感情は、間違ったものではなかった。
「園崎さん、ボク頑張るよ。頑張って凄く頑張って、女になる」
「……言い方に問題あるけど、わかってくれたみたいね」
「うん、見てて。ボク、にーちゃんの女になるから!」
「言い方ぁー!?」
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それから受付の園崎と一言二言会話をして、木綿季はエレベーターに乗り込んだ。
階段で登っても良かったのだが、冷房が効いている室内とは言え十八階までとなると汗も出るかもしれない。先の想像を顧みて、階段で登るという選択肢は木綿季の中からはなくなっていた。
汗臭くなるのはダメなのだ。乙女的に考えても、思春期的に考慮しても、それだけはよろしくない。
故に、木綿季はエレベーターに乗り込む。
不思議なことに、各階に止まることなく、目指していた最上階である十八階に問題なく到着した。
人影はあった。
元より、十八階は長期入院を余儀なくされた入院患者が収容されている。となれば、この階にSAO未帰還者の大半が存在している。
「……」
今だに誰一人、目覚めない。
未帰還者301人、余すことなく全てのプレイヤーが意識を取り戻すことなく、眠っているかのように意識を失っていた。
それは木綿季の“兄”、そして姉のように慕っていた“彼女”も同じような状態だった。
目を開けることなく、声を発する訳もなく、握った手を握り返すこともない。規則正しい呼吸音、それだけが二人が行きている証明となっている。
そうしていると、木綿季は一つの病室前に立ち止まった。
大きく息を吸い、そして大きく息を吐く。二人がいつ目覚めるかわからない、もしかしたらこのまま寝たきりという可能性すらありえる。
「……ダメだよ、そんなこと考えたら」
沈んだ表情、後ろ向きになった思考を、泣きそうになるのを我慢して、無理やり気持ちを前向きにさせた。
自分は元気で、いつもどおり明るく振る舞わねば。そうしなければ――――。
「にーちゃんが心配する。だから――――」
木綿季は、明るく元気に、いつも通り、あり続けねばならないのだ。
よし、と一呼吸置いた。
顔を伏せて、そして上げる。そこには“いつも通り”の紺野木綿季が居た。
ドアをスライドする、同時に明るい口調でひと声かけた。
「こんにちわー」
現在、二人の病室に誰がいるのか受付の園崎に聞いていた。
兄を先輩と慕う後輩でもなく、二人に懐いているエギルの娘でもなく、共に戦っていたリズベットでもなければ、“彼女”の父である結城彰三でもない。
病室に居たのは女性だ。
椅子に腰を下ろし、経済学の原書に眼を落としていた。
女性では長身であり、痩せているものの華奢という印象は見受けられない。ダークブラウンの髪の毛は左右に等しく分かれ、肩のあたりで切りそろえられている。
木綿季から見た彼女は大人の女性。世で言うキャリアウーマンとは彼女のことを言うのだろうと思った。俗にいうと“カッコいい”女性とは彼女のことであると、木綿季は考えている。
そうしていると。
「あら」
木綿季から見た“カッコいい”女性は呼んでいた分厚い原書をパタンと閉じると、視線を入ってきた来訪者に向ける。
初めて見るような目つきではない。何度もこの病室で顔を合わせているからこそ出来るような、親しみを持った顔で木綿季へ彼女は声をかけた。
「いらっしゃい。今日も来てくれたのね、木綿季さん」
「うん。京子さんこそ、今日も来てくれたんだね?」
結城京子。それが彼女の名前であった。
大学の現役教授であり、多忙の身でありながら彼女はこうして頻繁にこの病室へと通っている。
目的など知れたこと。今も目を覚まさない娘――――結城明日奈の見舞いのためであり、同じく意識不明である――――茅場優希の様子を見るためなのだろう。
「……まだ二人とも、寝たままなんだね」
「……そうね」
他意はない。
思わず木綿季から口に出た言葉に、京子は反応した。
あまりにも短い相づち。
顔を伏せることなく、眼を話すこともなく、現実を直視するように、京子は眠る明日奈の顔を見ている。彼女がどんな感情を抱いているのか、木綿季に知る術はない。
だが邪なモノではない筈だ。現に、何度も京子はここに足を運んでいる。それは彼女が明日奈の様子を見に来ているからに他ならない。もし仮に、明日奈が京子にとってどうでも良い人間であれば、見舞いに来るという選択肢すらない筈なのだから。
そう考えると、木綿季は自分のことのように嬉しくなった。
母親と上手く言ってないことは、明日奈の口から聞いたことがある。だがそれでも、京子は本当の意味で明日奈を心配していた。その事実が何よりも、木綿季にとって朗報と言えるだろう。
だからこそだろうか。
「珍しいなぁ」
木綿季は極めて明るい口調で呟いた。
対して京子は不思議そうな声で、木綿季に問いを投げる。
「何が珍しいのかしら?」
「えーとね、ボクとアスナ、あとストレアと三人でいつもにーちゃんを起こしに言ってたんだ。だから明日奈がお寝坊さんなのは、珍しいなぁーって」
「起こしに? それはソードアート・オンラインの中でってこと?」
「そうそう。『朝起きたらオマエらの顔がある。せめて声をかけろよ、ホラーかよ。病んでんのオマエら?』って、にーちゃんにいつも文句言われたなぁ」
「……まさかと思うけど貴女達、優希を起こさないでずっと寝顔見てたの?」
「そうだよ?」
「……あのね、木綿季さん。それは起こしに行ったって言わないわ」
はぁーっと深いため息を吐いたのは仕方ないのかも知れない。
他人の木綿季ならいざしらず、自分が育ててきた娘がそんな奇行に走っていたとは京子も思いもしなかっただろう。
「でも楽しかったよ? アスナも笑ってたし!」
「明日奈が?」
少しだけ驚きながら、意外そうに京子は木綿季を見た。
うん、と木綿季は自信満々に頷くと。
「笑って怒って、泣いてまた笑って。いつもボク達を引っ張ってくれてたよ?」
「……本当、なの?」
「うん。ボク達のギルドの団長だったんだよアスナ」
「……そう」
低く、感慨深く呟いた言葉は、たった二文字。
それから京子は沈黙した。聞きたいことは数多い。娘はどんな状態だった、身体を壊していなかったか、無茶をしていなかったか、虐められていなかったか、友達はたくさんいたのか。汲めども汲めども、その問いは溢れ出てくる。
だが問いは投げられなかった。
先程、木綿季は言った。明日奈は笑い泣き怒りまた笑っていたと。それを何度も見てきのだと。
だが自分はどうだろうか。親である自分は、木綿季よりも長い時間共に過ごした自分は、明日奈のそんな一面を見たことがあるだろか。
答えはどちらでもない。見たことがあるものの―――――思い出せなかった。
親として当たり前の光景、たったそれだけなのにも関わらず、京子は思い出せない。
SAO事件が起こる前、進学校に通い始めてから、小学校通い始めてから。どれほど遡っても同じだった。記憶にある明日奈は、常に京子の顔色を伺っていた。硬い表情で、笑顔すら見せない。会話と言っても和気あいあいとしたモノではない。固く冷たく、距離感のあるモノだ。
親のはずなのに、子供の笑顔が思い出せない。
自分は一体、あの娘に何をしてきたというのか――――?
「――――でも、安心したよ」
「――――え?」
意識を内側から外側へ。
視線を木綿季に向けると、彼女は笑っていた。
本当に嬉しそうに、ニコニコと笑みを浮かべている。沈んだ表情である京子とは対象的。聡明な京子から見ても、木綿季が何に対して安心しているのか理解が出来ない。
子供の笑顔すら思い出せない母親に、何を見出してのか理解が出来ないまま、木綿季は口を開く。
「アスナは京子さんと上手くいってないって言ってたけどさ、京子さんはアスナのこと大好きだもん」
「……どうして、そう言い切れるの?」
「え? いやだって、本当にアスナのことどうでもよく考えてたら、こんなお見舞いに来ないでしょ? それってアスナが大好きだから、お見舞いに何度も来てるってことじゃないの?」
「それは……」
事実、木綿季の言う通りであった。
明日奈がソードアート・オンラインの虜囚となってから1年と9ヶ月11日、満足に寝た事がない。
化粧で誤魔化しているものの、目元には隈が色濃く出来ており、食も細くなっていた。寝たところで、見るものと言えば悪夢。京子の眼の前で、無残に死んでいく明日奈の姿。
そんなモノを見てしまい、精神をすり減らしているのは、偏に娘が心配だからに他ならない。
だが京子はそれを口に出来なかった。恥ずかしくて、何よりも大切なのに、たったそれだけなのに言葉に出来ない。
故に、彼女は行動に移す。
明日奈の学歴の高い学校に行かせようとするのも全ては明日奈のためであった。どう言葉を繕うとも、今の日本は学歴社会だ。優秀な人間であればあるほど、大企業にも就職ができ、将来の選択の幅も広がる。その為に、勉学を幼い頃から強いてきた。
許嫁を決めたのもそうだ。将来、自分に何が起きても大丈夫なように手を打ってきた。人間の命など脆い、簡単に摘み取られてしまうことを京子は知っている。いつも笑い、他人に慕われ、まるで太陽であった“幼馴染”すらも、死には逆らえなかった。
全ては明日奈のため、自身の愛する娘のため、自身の持てる全てを注いできた。
生まれや育ちなど関係がないように、自分のようなつまらないコンプレックスを持たぬように、育ててきたつもりだ。
かけがえのない宝物、それこそが京子にとっての明日奈であるのだから。
「京子さん、ボクね? あの世界で学んだことが一つあるんだ」
「……学んだ、こと?」
うん、と木綿季は頷く。
それから続く彼女の言葉には、自身が満ち溢れていた。
「にーちゃんもね、京子さんみたいに不器用な人なんだ。いつも仏頂面で、いつも何かに怒ってて、何を考えてるのかわからないときがある」
でもね、と言葉を区切り木綿季は笑みを浮かべた。
当時の状況を思い出すようにゆっくりと、されど好意的な声ではにかみながら歌うように軽やかに。
「でもね、一度本心を言ってくれたんだ。ボクが嫌われるのを覚悟で、今までボクが思っていたことを、ボクが今までやってきたことを言ったんだ。そしたらボクを許すって、良く頑張ったって、家族になろうって、言ってくれたんだ」
それは抽象的であまりにも断片的なものだ。
だがそれでも、木綿季にとってはかけがえのないモノなのだろう。色褪せることなく、鮮明に、当時の状況を木綿季は思い出すことが出来る。
「それでね、わかったんだ。行動も大事だよ、でも言葉にすることも大事なんだって。京子さん、本心を言うのは怖いよ、凄く怖い。でも言わないと伝わらないよ。ぶつからないと、伝わらないことってあると思う」
「…………そう、ね。木綿季さん言う通りだわ」
本心を語るのは誰以来だろうか。
もしかしたら、夫である結城彰三にも漏らしたことがないかも知れない。
いつ以来のものか。そう、アレは幼馴染以来――――優希の父親以来だろう。
だが今更、何を言えばいいのだろうか。
本心を語ったところで、それが明日奈が求めているモノとは限らない。明日奈が自分と対話することを望んでいない可能性すらありえる。
そうなると、思考の袋小路だ。
ありとあらゆる後ろ向きの可能性が生み出されて、また新しい可能性が誕生していく。尽きることのない問題が、京子の頭を絶え間なく過っていく。
「大丈夫だよ、京子さん!」
回答を出したのは木綿季だった。
彼女は胸を張り、力強い言葉で京子の背中を押す。
「アスナも京子さんと話しがしたいと思ってるよ! それにさ、ボクやにーちゃんと違って京子さん達はまだやり直せるから」
「……えぇ、貴女の言う通りね。ありがとう、木綿季さん。貴女の言葉は人を勇気付ける力があるわね」
「えへへ、何だか照れるなぁ」
「本当のことよ。それに、貴女の笑顔を見てると落ち着くわ」
「え、ホント? 嬉しいなぁ。ある人に、言われたんだ。『この世は笑ってるヤツが一番強いから、オマエも笑え』って」
「あぁ、そのバカなら私も知ってるわ。そう言えば、いつもバカみたいに笑ってたわねアイツ……」
木綿季が言う“ある人”、京子が言う“アイツ”それが誰なのかお互いわかっていた。
そして一泊間をおいて、思わず二人は笑みを零す。懐かしい人間を、この世にはいない何者かを、思い出していると。
「ん?」
ポケットにいれていた携帯が揺れる。
病院内ということもあり、バイブレーションにしていたそれを木綿季は取り出して、操作し始めた。
それは電話ではなくメール。
差出人は兄と何度も喧嘩をしていた少年――――桐ヶ谷和人からだった。
本文は簡潔なモノ。知りたかった結論、待ち望んでいた事実。
本文に記されていたそれを見て、木綿季は目を見開いた。
そこに記載されていた文章は――――。
>>紺野木綿季
妹。
優希がシスコンに墜ちた理由。
きっと、結城家特攻スキルを持っている。原作の明日奈、そして今作の京子さんと心を開かせたコミニュケーションモンスター。
優希が演技でコミニュケーションを図るのに対して、彼女は演技もなしに他人と仲良くなる。
アレはチートだ、とは彼女の兄の言葉。
>>結城京子
明日奈の母。めっちゃ良い声。
紛うことなきツンデレ。案外尽くすタイプであるが、方向性がカッ飛んでいく傾向あり。
実は明日奈のこと大好き。僕らの妖精王と許嫁にさせたのは、自分や彰三にもしもがあった場合に明日奈に不自由させないため。方向性がかっ飛んでいる。
優希のことが少し苦手。幼馴染にそっくりな口調で、恋敵と似ている外見のため。
>>受付と会話
これがキリトとユウキの差。
コミニュケーションモンスターと人見知りさんの違い。
圧倒的社交的力。