ベルセルク・オンライン~わたしの幼馴染は捻くれ者~   作:兵隊

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第8話 デスゲーム

 茅場優希の視界に広がるのは、暗い暗いただ暗い。

 自分が立っているのか、寝ているのか、それとも浮いているのかまったくわからなかった。五感の感覚すらない場所で、優希は静かに事の成り行きを静観していた。

 

 いきなりこんな場所に送り込まれたのなら、普通は慌てるものなのだが、優希は酷く落ち着いていた。

 原因はわかっている。ナーヴギアを頭に装着し、『リンクスタート』と呟くと同時に視界が暗くなり現在に至った。

 

 となると、これはつまり――――。

 

 

『ようこそ、ソードアート・オンラインの世界へ』

 

 

 頭の中で、声が響く。

 どこか女性特有の、高い声色。

 

 

 ――つまりこれはチュートリアル的なやつってことか。

 

 

 まずはプレイヤーネームを決めるんだったか、とネットから引っ張ってきた情報を思い出すと。

 

 

『前回のセーブデータがあります。データをコンバートしますか?』

 ――あ?

 

 

 怪訝そうに何のことか考えると、答えは直ぐにわかった。

 このナーヴギアは実験で使用していたものを、茅場から譲り受けたものである。となると、実験中のセーブデータも残っていたのだろう。

 

 そこまで考えていたら、コンバートするかどうかの是非を問うウィンドウが目の前に現れた。

 考えるまでもない。軽い気持ちで『YES』の方を選ぼうとするも。

 

 

『わたしもやるから、よかったらやらない?』

 

 

 誘ってきた結城明日奈の顔が思い浮かんだ。

 彼女の中では、一緒に足並みを揃えてソードアート・オンラインをプレイするつもりなのだろう。そこまで考えて優希は。

 

 

 ――まぁ、いいか。

 ――足並み揃えて、遠回りするのも悪くねぇだろ。

 

 

 と、選択肢を選ぶ。それは『YES』ではなく『NO』の方。つまりデータを引き継がない方を彼は選んだ。

 別に実験中のデータを失っても問題はないし、執着しているわけでもなかった。

 

 

『了解しました。それではプレイヤーネームを決めて下さい』

 

 

 ようやくか、と優希は溜息を吐きたくなる調子で適当に文字を入れる。

 入力する文字は『Yu-ki』ーーーー。

 

 

『では次に――――』

 ――まだ始められねぇのか……。

『―――好きな女性のタイプを教えてください』

 ――あ?

 

 

 

 

 

 

 

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 2022年11月6日 PM15:35 はじまりの街 噴水広場

 

 

 そうしてようやく、優希は浮遊城アインクラッドに降り立った。

 プレイヤーネームから躓き、自分のアバターを作成するのも手こずって、現在に至る。そんなこんなあってか、優希――――プレイヤーネーム『ユーキ』の顔は憔悴しきっていた。

 

 

 ――慣れないことするもんじゃねぇわ。

 ――ンだよ、あのパーツの多さ。

 ――こだわり過ぎんだろ晶彦くんのヤツ。

 

 

 だがその苦労が報われたのか、ユーキの外面は完璧なものに仕上がっていた。

 近くの噴水広場まで足を運び、溜まっていた水面から自分の今の姿をチェックする。そこにいたのは――――女性の姿。

 

 パッチリとした眼で、黒髪の長髪の少女の姿。

 前髪も切りそろえており、世間一般的に言われる姫カット。どこぞのサークルで姫と称されるレベルの美少女がそこに顕現していた。

 

 そう、これが今の茅場優希の姿。

 あろうことかこの男、ネカマプレイヤーに走り出したのだ。

 

 

 ――我ながら会心の出来だな。

 

 

 彼は自分の手間暇かけた仕事に、満足するように頷いて、その場で一回転をする。

 初期装備である、布製のシャツ、布製のズボン、簡易な胸当てとかなり質素なものであるのだが、それでも絵になる。それを証拠に、その場にいた男性プレイヤーはユーキに目を奪われていた。

 

 それに気付きながらも、ユーキは無視してメインウィンドウを慣れた手つきで開く。

 見るのはステータスだ。

 

 

 ――チッ、両手剣装備するの面倒くさそうだな。

 ――装備すんのに片手剣スキル上げる必要があんのかよ。

 ――でもそれよりも……。

 

 

 彼は自分の手を見る。

 少女特有の小さな手をそのまま力強く握りしめて。

 

 

 ――あの力。

 ――実験でも何度か経験した。

 ――あの力は一体何だったんだ?

 

 

 思い出すのは最後の実験に起きた現象。

 NPCがおかしくなり、自分の感情もおかしかった、説明がつかないあの状態。

 

 何かのバフスキルかと思ったが、ソードアート・オンラインの仕様上そのようなスキルはなかった。

 そもそも、感情の昂りでステータスが上がるなど聞いたことが無いし、前代未聞の仕様だろう。それを確かめるために、ステータス画面を見たのだが――――。

 

 

 ――わからねぇな。

 ――レベルを上げると覚えられるモンなのか……?

 

 

 そこまで考えると、噴水の縁に腰掛ける。

 思案する様子も、今のユーキは絵になっていた。無防備な様子に、周りの男は色めき立ち始める。このまま数十分もいれば、意を決した男が声をかけようとする気配を漂わせるが。

 ドカッ、と一人の男性の登場によりそれは消え失せることになる。

 

 ユーキは隣へと視線を向ける。

 それは、巨大な、屈強な、男だった。巨大な腕、屈強な太もも、長い栗色の髪の毛を後ろに束ねている。何よりも眼を引くのが、厳つい他者を圧倒させるような顔つき。顔面は傷だらけで、片目は隻眼となっており、強者との戦いの跡を演出させている。

 

 それを見て、思わずユーキは。

 

 

 ――なんだ、コイツ?

 

 

 訝しむ様子で強者を視界の端に捉えていた。

 そもそもここははじまりの街であるし、ソードアート・オンラインが始まってから数時間しか経っていない。だからこそ、眼は隻眼になるわけないし、顔も傷だらけになるわけもない。そもそもソードアート・オンラインは傷が残るそういう仕様ではない。腕や足が斬られて落ちても、回復さえすればまた元に戻る。そんな仕様である筈だ。

 

 

 ――ってことは、アレだ。

 ――コイツ、キャラメイクをかなり頑張ったことになる。

 ――気合い入ってんなぁ……。

 

 

 自分を全力で棚に上げるスタイル。

 何時間もキャラメイクに費やした男が思う感想ではない。

 

 とにかく妙な男だと、ユーキは思う。

 何せその場から一歩も動かない。強者は腕を組み、遠くを見つめて噴水の縁にただ座っていた。

 

 とはいっても、ユーキもその場から動けない。

 何せ明日奈とここで待ち合わせをしているのだ。ここで動けば、合流しようにも出来ないだろう。

 

 

 ――しかし、遅くねぇか?

 ――すぐにインしてここで待ってると思ったんだが……。

 

 

 辺りを見渡すも、明日奈らしきアバターの影も形もなかった。

 となると、可能性としてあげられるのが――――。

 

 

 ――アイツもキャラメイク頑張ってるってことか?

 ――……ん、キャラメイク?

 

 

 ここで何かを思いついた。

 自分と同じようなタイミングでインして、自分と同じタイミングでこの噴水広場に現れて、自分と同じく噴水広場から動こうとしない人物。その該当する人物は一人しかいない。

 

 ユーキはその人物の方へ顔を向ける。

 そこには隣に座っている強者の男。今だに腕を組み、遠くを見つめている男に恐る恐る声をかけた。

 

 

「まさかオマエ、明日奈か……?」

「え、優希君なの?」

 

 

 屈強な男―――結城明日奈は眼を丸くさせて応じていた。

 優希は溜息を深く吐くと、呆れた口調で問いただす。

 

 

「いや、オマエ何なのそれ? 何でそんなことになってんだ?」

「優希君こそ、何なの! どうして女の子で始めてんの!?」

 

 

 その言葉に、何を言っているんだと言わんばかりな当然な顔で答える。

 

 

「女でプレイしとけば、バカな男からアイテムとかプレゼントされて効率上がんだろ」

「腹黒スイッチ全開だなぁ……」

 

 

 ケケケ、と邪悪に口元を歪めるユーキに対して、明日奈は苦笑交じりに続けた。

 

 

「でもわたしも、実は優希君が女の子で始めると思ってたんだよね」

「オレはどうしてオマエが夏侯惇で始めてんのか、まったく理解出来ねぇんだけど?」

 

 

 その言葉に、明日奈は居丈高に笑う。

 普段の姿ではなく、屈強な隻眼な男でそれをやられるのだから、似合っているにも程があるものだった。

 

 

「それは貴様を悪い男から守るためよ!」

「ちょっと悪りィんだけど、いきなり武将チックになるのやめてくんない?」

「ぬぅ!? すまぬ、孟徳!」

「オマエさぁ、案外今の状態楽しんでんだろ?」

 

 

 その言葉に、夏侯惇的な武将と化した明日奈は照れ臭そうに、両手をもじもじとしながら一言。

 

 

「う、うん……」

「うぇ、気持ち悪りィ!」

「酷くないかな!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 2022年11月6日 PM15:35 はじまりの街 露店エリア

 

 

 二人はフレンド登録して、はじまりの街を散策していた。

 本来であればフィールドに出て、モンスターエネミーでも狩って、VRMMOとはどういうものか確かめようとするのが定石であるのだが、フィールドに出るのは後日にして今は街の景観を楽しもうと言うことになった。

 それは明日奈が言い出したことであり、ユーキはそれに付き合っているに過ぎない。どちらにしてもユーキは明日奈に付き合ってソードアート・オンラインを始めたので、彼女がそうしたいと言えばそれに付き合うのみであるのだが。

 

 彼女たちのような考えのプレイヤーも多いのか、NPCが売り出している露天エリアは大層な賑わいを見せていた。

 とは言っても、彼女たちのような考えが多いだけで、明日奈達のような美少女と野獣コンビは辺りを見渡しても発見できなかった。

 

 そんな中、野獣となってしまった明日奈―――プレイヤーネーム『アスナ』は楽しそうな口調で若干興奮しながら。

 

 

「それにしても凄いね! こんなに景色がしっかりしてる何て思わなかった。まるで現実世界みたいだよ」

「まぁな、科学も行くとこまで行ったって感じだ」

 

 

 乱暴な口調で適当に答えながらぼんやりとした口調で続けた。

 

 

「人混みスゲェけど、こりゃ楽だわ。オマエの外見のお陰で人が避ける避ける」

「ガハハハ、気に入ったかユーキよ! ならばよし!」

「その武将トークは心底ウゼェけどな」

「おのれ孔明!」

「オマエに言ってんだよ夏侯惇」

 

 

 アスナが歩くと、プレイヤーは眼を合わせないように下を向いて歩く。その際、道をゆずることを忘れない。それほどまでに、今のアスナは強者のオーラを滲み出していた。初期装備でおかしな話であるが、それだけアバターが恐ろしいのだろう。

 

 

「そういえば、ユーキ君のプレイヤーネームどうしたの?」

「あ?」

 

 

 どういうことだ、とユーキが尋ねると、アスナは「うーん」と頭を捻りながらどう説明したものかと言葉を選びながら。

 

 

「えー……っとね? プレイヤーネームが『Yuuki』じゃなくて真ん中を伸ばすタイプの『Yu-ki』なんだなーって……」

「あー……」

 

 

 何となく、アスナが言いたいことがわかった。

 だが特に理由はない、ただの思いつきである。

 

 

「気分だよ気分。特別な理由はねぇよ」

「なるほど」

 

 

 納得すると、再びアスナの視線は露店へと注がれる。

 対する露店の主たるNPCは愛想笑いをこれでもかと浮かべて「いらっしゃいませ!」と大きな声で接客していた。マニュアルのような受け答えに機械的な印象を与えるものの、笑顔などは正に人間のそれ。

 凄まじい完成度だ、とユーキは評価していると。

 

 

「あ?」

 

 

 隣りにいた武将が消えていたことに気付いた。

 しかし見つける。膝を折り、立っているときよりも小さくなっているが、やはりそれでも大きく目立つので直ぐに見つけることが出来たのだ。アクセサリーを興味津々に見つめながら、アスナは興奮しながら。

 

 

「ねぇ、ユーキ君。これ可愛くない?」

「ペンダントか……」

 

 

 アスナが指差している先にあるのは、綺麗な宝石が付いたペンダントだった。紅と蒼の綺麗でシンプルな一品。どうやら二つで一つの物であるらしい。

 

 

「何円だ?」

「コルだよ。通貨の単位はコルね? えーと、500コル……」

「高いなオイ」

 

 

 ソードアート・オンラインを始めるにあたって、支給されるものが3つある。

 一つは武器、二つ目は防具、そして最後にこの世界の通貨であるコル。その額は1000コルだ。回復アイテムなどを買ってしまえば、すぐになくなってしまう額である。本来であれば、アクセサリーを買うくらいなら武器や防具を買ったほうが効率が良いというもの。加えて、そのアクセサリーを装備したからといってステータスが向上するわけでもなかった。

 

 

「この宝石が近くにあれば、光って共鳴するんだって」

「ふーん」

 

 

 興味が無いように応じると、ユーキはそのまま素っ気ない口調で。

 

 

「欲しいのか?」

「うん。でも500コルだからねぇ……」

 

 

 値段が値段だ。尻込みしているアスナに、ユーキは溜息を吐いて。

 

 

「仕方ねぇから、半分出してやるよ。どっちが欲しいわけ?」

「……いいの?」

 

 

 どこか申し訳なさそうに問いかけるアスナを見て、ユーキはぶっきら棒に答えた。

 

 

「早くしろ。オレの気が変わらねぇうちに」

「うん! ありがとう、ユーキ君!」

 

 

 満面の笑み。

 花が咲いたかのように笑うアスナに、ユーキは一度頷くと。

 

 

「やっぱり気持ち悪りィな」

「そろそろ泣くよ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから街を回った二人は、再び噴水広場へと戻ってきていた。

 アスナの首には先程買った蒼い宝石があるペンダントが、ユーキの首には紅い宝石のペンダントがぶら下がっていた。アスナは自分の意志で装備しているものの、ユーキは自分の意志で装備したのではない。アスナに装備して欲しいと、ワガママを言われたので装備している。といった認識でしかなかった。

 

 二人は噴水の縁に座る。

 ワガママが通ったアスナは満足そうに、ユーキはどこか不機嫌そうに前を見ていた。

 

 

「これからどうしよっか?」

「そうだなぁ……」

 

 

 ユーキは少しだけ考えて。

 

 

「フィールドに行くのは明日だろ?」

「うん」

「だったら今日はやることねぇな。街は見て回ったし」

 

 

 そう言うや否や、ユーキは空を見上げる。

 いつの間にか日が暮れていた。空は橙色に染まり、街は街灯が灯り始める。

 現実時間では17:00を回ったところか、とユーキはぼんやりと考えて。

 

 

「もうやることねぇし、ログアウトすっか?」

「うん、そうだね。また明日やろっか」

 

 

 そういうと、アスナは立ち上がり「そうだ」と言うや否や、ユーキの方へと視線を向けて。

 

 

「ねぇ、ドリューさんのお店行ってみない?」

「それは今日の話か?」

 

 

 アスナは「うん」というと、ユーキは肩をすくめて。

 

 

「ドリューくん絶対まだインしてんだろ。あの人、生粋のゲーマーって話だしな」

「誰が言ってたの?」

「奥さん」

 

 

 確かな情報源に彼女は頷いて、それじゃと言葉を区切る。

 どこかユーキを伺うように、申し訳なさそうに続けた。

 

 

「今日、そっちに行っていい?」

「別に構わねぇ。その代わり、家から出るとき絶対に連絡入れろ。迎えに行く」

「うん、ありがとうね」

 

 

 ニッコリと笑うと、アスナはたどたどしい手つきでメインウィンドウを開く。どうやらログアウトをしようとアイコンを探しているようだが――――。

 不思議そうな口調で、彼女は、ありえないことを口にした――――。

 

 

「あれ、ログアウトボタンがないよ?」

「な――――」

 

 

 なんだと?

 そんな言葉を言う前に、はじまりの街で晩鐘が鳴り響く。

 それは終わりを告げるように、始まりを告げるように、それは高々と辺りを余すことなく響かせる――――。

 

 

 

 こうして、始まった。

 世を震撼させた『SAO事件』の始まりだった。

 

 今思えばここからだったのかもしれない。

 茅場優希の止まっていた時が動き出したのは、ここから始まったのかもしれない――――。

 

 

 

 

 

 





→ユーキ
 通称絶対に童貞殺すウーマン。姫カット。
 でも努力虚しく、最終的に優希本来の容姿になる模様。
 
→アスナ
 夏侯惇。屈強な武将。童貞殺すウーマンを守るマン。
 でも努力虚しく、最終的に明日奈本来の容姿になる模様。





みなさん、おはこんばんちは作者の兵隊と申します。
 チュートリアル編 Vol.0 目覚め前 いかがだったでしょうか?
 チュートリアルということで、物語が始まる前を意識して、書いていたのでどこか説明文臭い部分もあったと思います。
 
 ここまでモチベーションを保てたのは、お気に入り数の増と評価点の加点、皆さんの感想の有無のおかげです。
 本当にここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

 さてこれから本格的にSAO編が開始することになります。
 ユーキの謎スキル、その他諸々意味深な伏線を貼らせて頂きました。
 
 ここから一気に、更新できればいいのですが、ちょっとばかり一週間から二週間ほど更新を停止させていただきます。
 理由としてはプロットは出来上がっているのですが、ソードアート・オンラインの設定とか抜けているかもしれないので、原作を再度読んでから執筆していこうと思います。


 今回はここで、筆を置かせていただこうと思います。
 最後にここまで拙作な文に付き合って頂き、本当にありがとうございました。

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