ベルセルク・オンライン~わたしの幼馴染は捻くれ者~   作:兵隊

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第19話 炎を絶やすことなく

 

 

 2024年1月31日 PM21:45

 第一層迷宮区 十九階

 

 

 ユイの情報通り、十九階にフロアボスは存在しなかった。

 不気味なほど静寂で、不思議なほど閑散としており、そして―――――違和感を覚えるほど何もなかった。

 

 先頭を駆けているユーキは周囲に対する警戒を怠らない。慢心なく油断せずに、いつ奇襲されても対応できるくらいには神経を過敏に張り巡らせる。

 疑っているわけではない。ユイが十九階には何もないというのであれば、その通りなのだろう。だが念には念を入れておいて損はない筈だ。何よりも相手が茅場晶彦だ。人の見識では見通せない視点を持ち、誰にも追いつけない知識を有している怪物だ。それが誰よりもわかっているユーキだからこそ、警戒を怠らない。あの男ならば、人間の頭脳を上回るAIですら出し抜ける筈、という確信がある。

 

 

「静かだな」

 

 

 ユーキの隣から声が聞こえた。

 その声の主はユーキの方を見ずに、前だけを向いて駆けている。ならばユーキも同じように前方だけに視線を向けて、肩を並べている黒い少年――――キリトに向かって不機嫌な調子で応じた。

 

 

「あぁ、鬱陶しいくらいにな。あの野郎、これ見よがしに静寂を保ってやがる……」

「……何かあると思うか?」

 

 

 その“何か”という意味は様々な意味が込められていた。

 奇襲、分断、罠、強襲。ありとあらゆる可能性を模索し、ありとあらゆる可能性を考えて何か、とキリトは曖昧に称す。

 

 キリトの声色に不安といったモノはない。

 恐らく彼もユーキと同じ考えに至っているのだろう。故に、ユーキは敢えて口にした。キッパリと斬り捨てるように、希望など持たせないように断ずる。

 

 

「あるに決まってる」

「やっぱりか?」

「決まってる、野郎は茅場晶彦だ。オレ達には考えもつかないことを、野郎はやる、必ずやる、絶対にやる。やれるほどの知識と技術もある」

「……よく、わかってるんだな。茅場のこと」

 

 

 だけど、とキリトは言葉を区切り事実だけ述べた。

 

 

「お前はヒースクリフのことを、まったく知らない」

 

 

 妙な口ぶりだった。

 茅場晶彦とヒースクリフ、両名は同一人物である。それは疑いようがなく、正真正銘同一人物と断言できる。何せ本人が語ったのだ、疑いようがないだろう。

 

 だがキリトの口調は妙なもの。まるで、ヒースクリフというプレイヤーと茅場晶彦という人間は異なる存在とでも言うかのようだ。

 ユーキの表情が訝しむそれに変わり問おうと口を開きかけるが、その前にキリトは続けて言った。

 

 

「お前はアイツと一緒に戦ったことがないからピンと来ないかもしれないけど、ヒースクリフってやつは別次元の強さを持っている。洞察力、判断力、精神力、そして剣術。この世界のプレイヤーから頭が一つも二つも抜き出ている」

「……オレやオマエよりもか?」

「あぁ、強い。一対一じゃ分が悪いだろうな」

 

 

 第一層から、ユーキは鍛錬と研鑽を重ねてきた。

 ときにモンスターを相手に経験値を稼ぎ、ときに自己を鍛えるために何万回と剣を振るってきた。

 怠ることなく、休むことなく、鍛え上げてきたつもりだ。剣術では一歩遅れは取るものの、こと何でもありの戦闘においては負けるつもりはない。それだけ言い切れるほどの努力を重ねてきたつもりだった。

 

 キリトも同じだ。

 ユーキが知る中で、彼よりも強いプレイヤーは存在しない。

 一つも見逃さない洞察力、相手の動きに後出しで追いつける神速の反応速度、非凡なる剣術から二刀の怒涛の攻め。戦闘のセンスだけで言えば、キリトというプレイヤーは飛び抜けた存在だ。

 

 そんな自分達が戦っても分が悪いという。

 冗談ではなく、それが真実というのであれば充分脅威と呼べるだろう。

 

 

「アイツは硬い、何よりも硬い。フロアボス攻略のときだって、ヒースクリフのHPバーがレッドはおろかイエローになることすらなかった。毎回ズタボロになるお前とは真逆だな」

「それは嫌味と捉えていいんだよなぁ?」

 

 

 事実だろ、と軽い口調で答えるキリトに、ユーキは小さく舌打ちで応じた。

 

 確かにそう言う意味では真逆なのだろう。

 何せユーキが戦い、終る頃には必ずと言ってもいいほどボロボロになっている。何度のアスナに叱られ、ユウキに泣かれていた。

 改める気などなかった。生きるという意思は、以前よりも備わっている。こんなところでは死ねないと、自分のような人間を助けてくれた三人に合わせる顔がない、その為にも生きなければならないという意思がある。だが生憎と、ユーキはこのような戦い方しか知らない。自信の命すら投げ捨て、文字通り身を削るような戦闘手段。それしかユーキは知らず、命を賭け身を削り死にかけて漸くキリトやアスナといった攻略組と肩を並べることが出来る。

 剣術のセンスだけで言えば凡夫のソレだ。いいや、それ以下と言っても過言ではない。

 

 対してヒースクリフは何もかもを持っている。

 常に余裕を保てる実力があり、人を率いるカリスマ性、何もかもを見通す洞察力も備わっている。足りないものだらけのユーキとは違い、彼には足りないものなどない。

 

 そんなことは、ユーキ本人が一番理解している。

 十数年彼の怪物ぶりを間近に見てきた。別次元の強さと言われても、今更驚きなどしなかった。

 それよりもユーキは注目すべき点があった。

 

 

「ンで今そんなことを話す?」

「そんなことって?」

「あの野郎のことだ。アイツが強いってことはよく知ってる。だがどうして今なんだ?」

 

 

 確認するように、改めて告げるキリトにユーキは違和感を覚えていた。

 目と鼻の先に最上階へと続く階段がある。だというのにも関わらずキリトの口ぶりはまるで“自分は行けない”とでも言うかのような、己を勘定に入れていない忠告であった。

 

 ユーキの問いに対して、重苦しい口調でキリトは口を開いた。

 

 

「――――嫌な予感がするんだよ」

「なに……?」

 

 

 それはどういう類のものだ、と尋ねる前に最上階へと続く広場へと躍り出た。

 広場は今までの階層と何ら変わりない。ドーム状の石造り。壁には松明が立て掛けられており、それが証明代わりとなっている。一階から十八階まで、変わらないデザイン。だが奇妙なオブジェが存在する。

 それは中央。ユーキ達の視線の先にそれは確かにあった。

 

 全長数十メートル程ある球体。

 鉄作りの表面には斬り傷や欠損といった生々しい傷跡が存在する。

 それに見覚えがある、対峙したことがあり、相対したことがある。球体はオブジェなどではなかった。それは第五十層で見た怪物―――――『チェンレジー・ザ・ゴッド』の生首――――。

 

 

「な、なによ……あれ……」

 

 

 凄惨な光景を目の辺りにして、ユーキとキリトの背後でリズベットが声を震わせながらポツリと呟いた。

 無理もない。『チェンレジー・ザ・ゴッド』は巨大とは言え人型のフロアボスだ。人ではないといはいえ、存在しない筈のフロアボスの頭部がその場に転がっているのはショッキングなものだろう。

 衝撃を受けているのはリズベットだけではない。アスナは両手で口元を抑えて声を失っており、ユウキは眼を丸くして思考が追いついていない。

 

 その中で――――。

 

 

「ユイ」

「は、はいです!」

 

 

 キリトは極めて冷静な口調で、ユイに問いを投げる。

 

 

「この階層には何もない筈なんだよな?」

「そ、その筈です。少なくとも、私がサーチした時には何もありませんでした。だけど……」

 

 

 そこまで言うと、ユイが言い淀んだ。

 攻略組が一階でモンスターキラーの大群から奇襲を受けた時には、『チェンレジー・ザ・ゴッド』の存在は迷宮区から消えていたことになる。

 それはつまり――――。

 

 

「ハッ、簡単なことじゃねぇか」

 

 

 ユーキの口元を不敵な笑みに歪み、腰に刺さっている鞘から両手剣を勢いよく抜き去り事実だけを続ける。

 

 

攻略組(オレ達)は18時まで迷宮区に入らなかった。情報屋連中も一階で引き返した。つーことはよォ――――攻略組(オレ達)以外の人間が、この迷宮区に入り込んでたってことだろ?」

 

 

 告げながら勢いよく、未だにこの世界に留まり続けている『チェンレジー・ザ・ゴッド』の生首に片手で持っている両手剣の剣先を向けた。

 

 本来ならば存在しないフロアボスの亡骸と化した頭部の影から、ぽつり、ぽつりと、人影が現れ始めた。

 まるで際限なく増える病原菌のように、数が増えるに従って徐々に増えていく。その様子は正に倍々ゲーム。一人増えれば二人に増え、二人に増えれば四人に増えていく。最終的に――――五十人程にまで膨れ上がっていた。

 

 その異様な光景を前にして、退屈そうな口調でユーキは口を開く。

 

 

「塵も積もれば何とやら。あの時叩き潰してやったのに、懲りねぇクソ虫共だな」

「ユーキくん、あの人達……」

「あぁ。本当に下らねぇ連中だ」

 

 

 アスナが警戒心を露わに現れた人影達に指差し、彼女が何を言わんとしているのか理解しながらユーキは肯定する。

 

 彼らは様々な種類の人間で構成されていた。

 サラリーマンのような風貌の中年から、裏路地で見かけるようなチンピラ。不健康そうな痩せ細った女子高校生から、肥満体型な青年といったようにかなり幅広い人種だ。

 

 だが共通点は存在する。

 全員が全員、身体に掘られているタトゥー。それは防具であったり、武器であったり、身体に直接刻まれていたりと多様だ。

 しかしエンブレム自体は同じもの。漆黒の棺桶、その蓋には小馬鹿にするような笑みを浮かべる両眼と口、ズレた棺桶からは白い手が伸びている、誰が見ても不気味に見えるタトゥー。そして極めつけは――――全員の頭上のカーソルがオレンジ。

 

 もはや疑う余地などない。

 彼らは――――笑う棺桶(ラフィン・コフィン)

 かつてアインクラッドの恐怖に壊滅された最凶最悪の殺人ギルドが、堂々と加速世界(アクセルワールド)と真正面から相対していた。

 

 

「俺達に協力しに来た、ってわけでものなさそうだな……」

 

 

 いつでも動けるように神経を研ぎ澄ませて、キリトは呟いた。

 

 笑う棺桶(ラフィン・コフィン)がこの場にいて、『チェンレジー・ザ・ゴッド』の亡骸が存在することを考えて、屠ったのは笑う棺桶(ラフィン・コフィン)であることは想像が出来る。

 だが目的が読めない。何のために彼らはここまで訪れて、茅場晶彦の元へ向かわずにここに留まっていたのか。その疑問も、直ぐに晴れることとなる。

 

 

「――――待って、いたぞ。はじまりの英雄……」

 

 

 その声は暗いものだった。

 憤怒、憎悪、羨望、嫉妬、呪詛。ありとあらゆる負の感情をごちゃ混ぜにしたかのような声色。

 声の主は片手にエストックを持ち、赤い眼の眼光がキリトを映し出していた。むしろ彼は、キリトしか視界に映していないのだろう。それ以外は不要なものとして視界の隅に追いやり、はじまりの英雄のみに執着する。

 彼――――赤眼のザザは殺意と殺気を言葉と視線に乗せながら続ける。

 

 

「お前は、必ず殺す。オレが、殺す。絶対に、殺す……」

「おいおい、なんだそりゃ。つまらねぇ三流かと思いきや、面白い冗談をぶっ込むじゃねぇか。ツボるとこだったわ」

 

 

 両手剣を片手担ぎ直して、ユーキが口を開いていた。

 確かに笑みを浮かべている。しかしその笑みは微笑むといったものではなく、非常に攻撃的なものだ。肉食生物が獲物を見つけたように、己の牙を剥くようにユーキは笑みを浮かべる。

 

 獲物達はその笑顔に対して、僅かに一歩後ろに下がる。

 笑う棺桶(ラフィン・コフィン)にとって、アインクラッドの恐怖はトラウマと言っても良い。理不尽な暴力を叩きつけられて、手も足も出なかった怪物。

 なんてことはない、一度叩き潰した連中だ。ユーキは油断することなく、侮蔑と蔑みを言葉に混じらせながら続ける。

 

 

「テメェらのような塵屑はオレ一人で充分だ」

「どうするつもりだ?」

 

 

 キリトの問いに、ユーキは視線を笑う棺桶(ラフィン・コフィン)に向けたまま、軽い調子で答える。

 

 

「決まってんだろ。一度叩き潰したんだ、もう一度オレが叩き潰す。オマエらは先に行ってろ」

「いいや、お前がする相手はこいつらじゃない」

 

 

 それだけ言うと、キリトは背から二対の直剣を勢いよく抜き去る。そしてユーキの一歩先へ進み。

 

 

「お前が相手をするのはヒースクリフだ。こいつらの相手は俺がやるよ」

「……おい、何を勝手言ってやがる」

「勝手じゃないさ。指名されたのは俺だ」

「わかってんのか、オマエ。連中はフロアボスじゃねぇ、人間だ」

「見ればわかるさ」

 

 

 即答するキリトに、思わずユーキの顔が僅かに顰め声を荒げた。

 

 

「わかってねぇだろ! いいか? あの連中は、オレ達が手こずったフロアボス一体を殺ったんだ。レベル差なんてあってないようなもんだ。もしかしたら、返り討ちにされるかもしれねぇんだぞ!」

 

 

 自分達では倒しきれなかった『チェンレジー・ザ・ゴッド』を屠った笑う棺桶(ラフィン・コフィン)と対峙するということはそういうことだった。

 一階から十八階を跋扈するフロアボスを相手に時間を稼ぎする状況とはわけが違う。フロアボスと違って、彼らは学習する人間だ。こちらの意図など読み取り、それなりの戦法を取ることだろう。そうなってしまえば多勢に無勢、最悪ゲームオーバーとなり命を散らせる可能性すらありえる。

 

 キリトも分かっているはずだ。

 だがそれでも、彼の視線は笑う棺桶(ラフィン・コフィン)に向けられたまま揺らぐことなく。

 

 

「あぁ、わかってるさ」

「オマエ、いい加減に――――!」

 

 

 ユーキの腕が伸びる。キリトの肩を掴みかかろうと、伸ばすもすんでのところで停止した。

 少年が目を見開くのも無理はない。キリトだけではないのだ。笑う棺桶(ラフィン・コフィン)と対峙するように一歩踏み出している者は、キリトだけではない――――加速世界(アクセルワールド)全員がキリトと肩を並べて立ち塞がっていた。

 

 

「オマエらは、何をしてる……?」

「ここは俺達が引き受けた。正直な話、俺も剣士としてヒースクリフと戦ってみたかったけどさ、今回の主役は誰でもないお前だ。ヒースクリフもそれを望んでいる」

 

 

 拗ねた調子で呟き、キリトは明るい口調で続けて。

 

 

「まぁ、ヒースクリフを倒したお前を倒せば、プラマイゼロになるしな」

「……どこをどう計算したら、プラマイゼロになってるのよ」

 

 

 謎理論を展開するキリトに、呆れながらリズベットは首を横に振って。

 

 

「そういうことだから。アンタはさっさと上に行って、叔父さんをボコって止めて来なさいよ。あたし達はあのアンポンタン達をボコってるから」

「私も、サポートします!」

 

 

 メイス右手に持ちながら肩を軽く回すリズベットに対して、ユイはやる気満々に声を張り上げた。

 緊張感が足りてない、わけではないのだろう。これまで殿を務めてきた攻略組のように、弱音を飲み込み、何もかもを決意して、こうして立ち塞がっているのだろう。

 

 全ては自分達の希望のために、クリアして現実世界に帰還するために、捨て石になる覚悟を固める。

 

 

「うん、にーちゃんは先に行って。晶彦さんを止めて。にーちゃんになら、それが出来るよ」

「……オレがいなくても、やれるのか?」

「正直言うとね、不安なんだ……」

 

 

 ハハハッ、と力なく笑みを零すユウキは振り返り兄に近づく。そして、見上げながら。

 

 

「だからね、にーちゃんの力別けて欲しいんだ」

「何をすればいいんだ?」

「頭、撫でてほしいな……」

 

 

 ダメ?と不安そうに首を傾げる妹を、拒否する理由などなかった。

 ユーキは無言で、本当に心配そうな眼で妹を撫でる。壊れ物を扱うように、極めて優しく、宝物を扱うように撫でる。

 

 ユウキは目を細めて、気持ちよさそうにその好意を甘んじて受け入れていた。

 出来ることならずっとされていたい、こうして兄に触れていて欲しい。だがそれは叶わない望み。これ以上、兄を心配かけまいと自分から離れて、再び笑う棺桶(ラフィン・コフィン)に目を向けて。

 

 

「――――ありがとう、にーちゃん。もう、大丈夫だよ。ここはボク達が引き受ける」

 

 

 もはや何を言っても無駄だろう。

 何せ彼ら加速世界(アクセルワールド)は己の主張を曲げない。誰一人妥協することなく、ここまでやって来た。一人で突き進むユーキに追いついてきた連中だ。意地でも動かないことだろう。

 

 そんなこと、ユーキ本人が一番よく理解している。

 彼らが諦めず、見捨てることをせずに、追いついてきたからこそ、今のユーキが存在するのだから。

 

 一人が振り返る。

 誰よりもユーキの近くにいて、誰よりもユーキを理解し、誰よりも強くなった幼馴染が口を開いた。

 

 

「――――優希くん」

「――――明日奈」

 

 

 両者が見つめ合ったのは数秒。僅かな沈黙だった。

 交わした言葉はない。ユーキは真っ直ぐにアスナを見つめて、アスナも視線を逸らすことなくユーキを見つめる。

 

 

「――――いってらっしゃい」

「――――あぁ、行ってくる」

 

 

 言葉など不要だった。そんなもの、必要などなかった。

 一度の視線で事が足りる。幾千幾万のやり取りよりも、唯の一度の視線で、今回は事が足りた。

 

 ユーキは駆け出す。

 何もかもを終わらせるために。何もかもを始めるために。

 少年は、真っ直ぐに、駆け出した――――。

 

 

 

 


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