インフィニット・ストリーム ~ヒロイックメモリー~   作:ジミーのようなもの

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教師と生徒 銃声と帳簿の音は今日も響く

 

5月30日 朝 7時30分 IS学園 学生寮前

 

未來との関係をこじらせたまま10日がたった今日。

新たに通う「IS学園」の学生寮前に立っていた。

そうすると窓からは見えるのは女子、女子、女子。制服を着た生徒や寝巻きのままの生徒、寮長らしきスーツを着た女性。そして、体格のいい男の姿があった。

 

「織斑くん、朝ごはん一緒に食べよ~」

 

「私も私も~」

 

「ずっるーい!私も一緒食べる~」

 

「うるさいぞ、小娘共!食事は迅速にバランスよく食べろ」

 

「はーい、織斑先生」

 

そんな賑やかな声が聞こえる中1人の女子生徒が声をかけてきた。

 

「あ〜れ~?あなたは誰?」

 

「ん?あ、あぁ…私は今日からここに転入する…」

 

「転入生?おぉ~どこに転入するのかな~あ、朝ごはん時間無くなっちゃう~じゃ~ね~」

 

「あ、うん。じゃあねー…ってあれはなんだったんだ…嵐のように去っていったが。まあ、いっか。自分の部屋行こう」

 

寮の中は快適という言葉が一番適切だろうと言うほど暮らすには勿体ないほど設備が充実していた。

次世代のIS操縦者を育成する機関としてお金がかけられているだけのことはある。例えるのならば高級ホテルさながらだ。トレーニングルームに大浴場、サウナや温水プールも完備している。

思わず「なんじゃここ!?」とはしたなく叫びたくなるくらいだった。

そして、自室に来る間周囲の視線が気になり気が気でなかったが、ようやく自室に辿り着いてドアに手をかける。

ガチャと音を鳴らし戸を開けるとそこには…

 

「あ〜さっき出入口にいた子だ~どうしたの~?」

 

「えーあー、そう、今日からここのルームメイトって事でよろしく…ね」

 

「そうなのか~私、本音。布仏本音って言うの~よろしくね~」

 

「本音さん…うん、覚えた。私は新島悠香、よろしく。」

 

「悠香…ゆうか…じゃあゆっちんだね~」

 

「ゆ、ゆっちん?」

 

「そうだよ、ゆっちん。私はそう呼ぶよ~」

 

「うん、分かった。じゃあ私は下の名前で呼ばせてもらうよ、良いかな?」

 

「いいよ~よーし、じゃあ教室に行こー…ってゆっちんは職員室だね!」

 

「そうだけど、まずは着替えなきゃ。まだこの制服に袖通したことないんだよね」

 

「そうなの?じゃあお披露目式だね!」

 

「恥ずかしいこと言わないでよ本音~」

 

そんなこんなで出会ってそうそう新しい友達が出来た悠香。着替え終わる頃には8時を過ぎていた。

担当教師には8時30分には職員室に来てくれと言われていた。

 

「あ、もうこんな時間だ。じゃあ私は先に行くね。本音も遅れないようにね」

 

「うーん、分かったよゆっちん~」

 

鏡の前でもう1度身だしなみをチェックした後、悠香は校舎のある方へ歩き出していった。

 

 

 

5月30日 朝8時25分 IS学園校舎職員室前

 

色々と回り道をしながら校舎に向かうと丁度言われていた時間の5分前に着いた。数秒経ったところで1人の女性が目の前に現れた。

 

「あなたが今日から転入してくる生徒ですね!」

 

悠香が振り返ると女性らしいスタイルの教師がそこに立っていた。

 

「あ、今日からお世話になります。新島悠香と申します。よろしくお願いします」

 

「あら、丁寧にありがとう。私の名前は山田真耶、1年1組の副担任をしています」

 

「副担任…ということは私は1組と言うことでしょうか?」

 

「その通りです。では、早速教室に行きます。と言いたいところですが、まだホームルームまで時間があるので配布物前渡せなかった配布物だけ今ここで渡していまうので目を通しておいてくださいね」

 

通されたところは転入前いつも通されていた応接間だった。そこで手渡されたのは学園での規則や寮での過ごし方などが載っていた。

一通り読み終わった頃には8時50分、ホームルームが始まる時間になっていた。

 

「時間になったから教室に移動しましょうか」

 

「はい、お願いします」

 

そう言って教室に向かう。いつもと違う廊下、いつもと違う教室にいつもと違う学校。また新たな思い出が始まると思うと悠香はワクワクが止まらなかった。

そうこうしてるうちに教室についた。

 

「じゃあ来てって合図が来たら入ってきてね」

 

そう言って山田先生は教室の中へ入っていった。

その直後に後ろの方から1人走ってくる気配を感じ後ろを振り返った。そこには唯一の男子生徒「織斑一夏」が走っていた。彼は遅刻したらしく猛ダッシュで教室に駆け込もうとする。

 

「それでは入ってこい」

 

その合図とともに入っていくはずがそこへ一夏が飛び込んでゆく。

 

「ふー間に合った!」

 

「戯け!」

 

 

ゴンッ!!!!

 

勢いよく手に持っていた帳簿で一夏を殴る。

かなりの威力だったらしく物凄く鈍い音が校舎を響かせた。

 

「遅刻か織斑。いい度胸だな、ペナルティで校庭IS装着状態で20周しろ。もちろんPICは外してだぞ」

 

「うげぇ…分かりました」

 

「分かったなら早く席につけ。改めて転入生入ってこい」

 

「あはは…インパクトだいぶ薄れたかな…」

 

「さて、自己紹介しろ」

 

「はい、一般の公立高校から転入することになりました、新島悠香と言います。こんなんですが、専用機持ちなんでよろしくお願いします」

 

「彼女は試作機の運用試験操縦者としてここに転入することになった。それともう一つ、こいつはお前達より年上ということを頭に入れておくように」

 

「あはは…ISに関しては君たちより後輩だからあまり敬語とか要らないからフランクに接してほしいな」

 

「という事だ。新島、お前はあそこの席だ」

 

指定された席は廊下側二列目の後ろから2番目だ。

その後通常授業を受け放課後がやってきた。

 

 

5月30日 夕方 16時30分 IS学園 教室

 

通常科目を終え帰る準備をしていたところにアリーナの方から銃声と斬撃音が鳴り響いていた。

それを聞きながら体はそちらの方へ足を進めていた。

アリーナの方へ向かうとそこには織斑一夏と篠ノ之箒が特訓をしていた。

 

「一夏くん、箒ちゃんちょっといいかな~」

 

「あ、悠香さん。どうしたんですか?」

 

「いや、戦闘音が聞こえたもんだから覗きに来ただけだよ。」

 

「そうだったんですね。そうだ、悠香さんも一緒どうですか?特訓。」

 

「いいの?私もわからないこと多いから箒ちゃんに教わりたいなって思ってたんだ」

 

「そうですか。分かりました。でも、1度お手合わせお願い出来ますか?」

 

「ええ、大丈夫だよ。訓練だと思ってのびのびやらせてもらうよ!」

 

 

 

 

 

 

こうして、箒対悠香の模擬戦が行われることになった




最後まで見ていただきありがとうございます。
なかなかどうしたものかと思ってるのです。
武器は今のところアサルトライフルに片手剣が基本スタイルなので…
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