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バカとテストと一大事
「お主ら、いったん隠れるのじゃ!」
「え?何で?」
「いいから!」
「わあああっ!ちょ、そんなに押さないでよ!」
秀吉がものすごい力で僕を押してくる。結構痛い。
「ちょーっと待っててね、お母さん。扉が空きにくいの!」
『あら、そうなの?早くしてね』
木下さんがワザとガチャガチャと音を立てる。
(早くしなさい!でないとアンタの寝顔写真を土屋君に売るわよ!)
(ちょっと待つのじゃ!いつの間にそんなものを撮っていたのじゃ!?)
(アンタが寝ている間に決まってんじゃない!そんなことより早く吉井君たちを隠しなさい!)
(そんなこと!?ワシにとってはそんなことでは無いぞい!?)
(いいから!)
『優子ー?まだ開かないの?』
「ん!?もう開く!ちょっと待ってて!」
ガチャッ
「やっと開いたのね」
「それにしても優子、様子がおかしくなかったか?」
「そ、そんなことないよ!ね、秀吉!」
「!?そ、そうじゃな!いつもの姉上ではないか!父上!いつものように姉上は美男子同士が絡み合う本を読んでおったぁああ!痛い!痛いのじゃ姉上!」
「そんなことまで言わなくていいのよ!この馬鹿!」