「じゃあ、どこで遊ぶ?」
「そうだな・・・」
僕らは今日、どこで遊ぶか考えていた。『僕ら』って言うのは僕と雄二、秀吉とムッツリーニだ。
「・・・・・・・・・・・・明久の家は?」
「今日は姉さんがゲーム禁止って言ってるから・・・」
「「「う~ん・・・」」」
どこかいいところはないかなあ・・・?
「雄二の家はどうじゃ?」
「駄目ということはないが・・・。今家にはお袋がいてな・・・」
雄二のお母さん?雄二のお母さんがいるといけないんだろう?・・・・・・まあいいや。
「ムッツリーニの家は?」
「・・・・・・・・・・・・今来られると困る。商品が壊れたら弁償」
「新商品が出るの!?秀吉のプロモーションビデオ!?」
「何故ワシなんじゃ!?」
「・・・・・・・・・・・・企業秘密」
「そこをなんとか!」
「・・・・・・・・・・・・それは無理な相談」
「・・・・・・しょうがない。我慢しよう」
「何故ワシのが出回っておるのじゃ・・・」
よし。新商品が出るまでに貯金をしておこう。
「何くだらんこと話してるんだ。話が逸れちまっただろうが」
「ワシにとってはくだらなくないのじゃが!?」
「どこがいい?」
「スルーしおった・・・」
遊ぶ場所ねえ・・・。だめもとで聞いてみるか。
「秀吉の家はどうかな?」
「駄目って言うことはないのじゃが、家には姉上がおるぞ?」
「僕らは気にしないよね?」
「そうだな」
「・・・・・・・・・・・・いいショットが取れるかもしれない」
「秀吉のお姉さんがいいって言うのならお邪魔させてもらってもいい?」
「一応行ってみるかの」
秀吉の家かー。そう言えば久しぶりだなあ・・・。
☆
「姉上ー。今帰ったぞい」
「あら秀吉。今日は遅かったのね―――って吉井君!?なんでいるの!?」
「こんにちは。ちょっとおじゃましてもいいかな?」
「いいけど・・・。ちょっと待っててくれる?」
そう言って木下さんはものすごい勢いで戻って行って、ものすごい勢いで戻ってきた。
「もういいわよ」
「「「お邪魔します」」」