「秀吉の家って久しぶりだよね」
「殆どお前の家だからな」
「家族用のマンションで一人暮らしじゃからの」
「・・・・・・・・・・丁度いい大きさ」
今、秀吉の部屋で平凡に喋っている。
「何する?」
「そうだな・・・。ゲームはどうだ?」
「ワシの家には殆どゲームはないぞ?」
「あ、ゲームなら僕持ってるけど」
「なんで持ってんだ?」
「学校に持ってったから」
今日は持ち物検査が無かったから没収されなかったしね。今日はラッキーだ。
「じゃが、どう遊ぶのじゃ?ワシはゲーム機も持っておらんぞ?」
そうなの?
「・・・・・・・・・・・・携帯ゲームは?」
「いいんじゃないか?」
「じゃあそうしよっか」
そこから1時間ほど過ぎ―――・・・
「なんか、飽きてきたね・・・」
「そうじゃの・・・。一時間ほどなら飽きないと思っていたのじゃが・・・」
「・・・・・・・・・・・・以外と飽きるのも早かった・・・」
「だな・・・」
つまんないなあ・・・。だからと言って帰ったらあの姉さんの相手をしなくてはならない。それに、木下家に対して失礼だ。
と、思っていた頃に雄二がこんなことを言い出した。
「秀吉の姉さんって普段何してんだ?」
おお。確かに。学校の優等生が普段なにしてるかなんて、僕には微塵も想像がつかない。
姉さんは頭はいいけど・・・・・・・。特殊だしね・・・。
「んむ?姉上?そうじゃの・・・。いつもは美少年どうしが絡み合う小説を下」
「ひ・で・よ・し~?ちょーっといいかしらぁ?ごめんね。吉井君たち。ちょっと秀吉借りるわね」
そう言って秀吉を廊下に引っ張っていく木下さん。
『んむ?どうしたのじゃ、姉上?』
『吉井君たちの前でなんてことを言ってくれるのかしらっ・・・!』
『姉上っ・・・その関節はそっちには曲がらな・・・っ』
『このバカ!』
そんな会話が聞こえてきたと思ったら、木下さんが秀吉の部屋に入ってきて、
「ごめんね。なんか秀吉がこんな風になっちゃった」
ぐったりした秀吉を引きずってきた。