~~~~~~~~~~~~~~
深い、深い、夢を見た。
苦しい。体が燃えるように熱い。それでも、俺は歩く。どんなに無様でどんなにかっこ悪くても。生きなくてはならない、守らなくてはならない、そんな強い思いが俺を動かす。
俺は、探す。生き残るために必要なアレを。
見つけなくては。生きなくては。
このままでは、死ねない・・・・。
~~~~~~~~~~~~~~
暖かい、気持ちがいい。
俺は、体に触る感触を確かめる。
これは、布団?
ゆっくりと目を開けると、まず目に入ってきたのは暖かな木の天井だった。次に、体を起こして辺りを見渡す。障子に囲まれた部屋のようだ。なんだっけ、あの形の棚。えっと、確か書院造?とかの物だったか。和室のようだった。
その時、障子を開けて一人の少女が入ってきた。
バシャン
と同時に俺へと冷たい水がかかる。その少女は、驚いた顔でこちらを向き固まっていた。互いに無言のまんま、見つめあう。
はっ!いやいや話さないと――
「なあ、おい」
「ひゃ、ひゃいっ!!」
「これって、どういう――」
「ごめんなさーーーーーーーーい!!!!」
・・・・・
・・・・
・・・
俺の目の前には、先ほどの女性が座っている。そして、今にも泣き出しそうな顔で俺を見つめていた。
こりゃ、あきませんわ。とにかく、声をかけないと――
「あの、」
「ひゃい!」
デジャブ。
女性は、びくっとして反応した。
「俺を看病して下さっていたんですよね?」
「は、ふぁい!そ、そうです!」
ずいぶんと、はいのバリエーションが広い人だな。
「そんなに、緊張しないで下さい。全然怒ってないっすから」
俺のその言葉に少し安堵したのか、女性は少し緊張をほぐしたようだ。
――さて、どうしたものか。
俺が今掴めているのは、竹林で迷子になって、兎?というか兎耳の少女に何かかけられて眠らされて・・・。
う~ん、まったく何が起こったのか分からんな。とにかく、ホテルに帰らなければ――
俺が無い脳みそをフル回転させていると、女性が声をかけてきた。
「すいません、あの名前は・・・」
そういえば、名乗ってなかったな。
「三神 薫と言います。」
「そうなんですか――」
何が嬉しかったのか、女性は少し微笑んだ。
「私の名前は尾方 風琳です。」
女性――尾方さんは自らの名前を名乗った。
名前を聞いて、改めて尾方さんを観察する。
まるで、江戸時代かのように薄茶色の着物を着ている。顔立ちは、整っている。いわゆる、美人というやつだ。ただ、無邪気に笑うその姿はまるで子供の様でせっかくの美人が台無しだった。
顔だけは、ドストライクなんだけどな。
なかなかに残念である。
その時、尾方さんが声をかけてきた。
「――それにしても、この幻想郷で夜の道で倒れているなんて、よく妖怪に襲われませんでしたね。」
・・・・・はい?幻想郷?妖怪?いったいどういう――
これは、後で聞いた話なんだが・・俺はこの時すでに『幻想入り』をしていたらしい。
お久しぶりです。最近、鼻詰まりで辛いほしかです。いやー、冬なのに何ですかねー。空気が、汚れてるんですかね。もう、最近はマスクが私の一部となりつつあります・・・。
そういえば、お気に入りに登録されていました。もう、感謝の1言しかありません。めっちゃうれしいですね。
今回も、東方キャラが出てこない、かなりの2次創作詐欺となりつつありますが・・・。だ、大丈夫ですよ!これから、出てきますから、東方要素入れますから!
次回もよろしくお願いします。感想等、気軽にお願いします!