ぐだ男「名付けて『美味い料理でも食って仲良くしようぜ』作戦だ」 作:レモンの人
因みに、ギャグ次元の為…ストーリーが異なりますのでご注意を。
冥界
「ったく、
俺は目の前の巨大な怪物を目にしてそう呟いた。現在、文字通り全身全霊を以って対抗しているサーヴァント達は、目の前に聳える人類悪『ビーストⅡ』───ティアマトと対峙していた。俺もまた、現在ダウンしているギルガメッシュから借り受けた宝物の1つであの生命体と戦っていた。いや、これは戦っているというより堰き止めてるだけだな!ハハハハハ!
「マスター、大丈夫か?気ィやったんじゃねーのか?」
「心配するな!引き続きケイオスタイドとの接触を避けて応戦!砲撃隊は前へ!ここが正念場ぞ!てぇえええええええええええ!!!」
白兵部隊を下げた俺は射撃特化の宝物を携えた竜牙兵(メディア作)やサーヴァント達を前に出し、ティアマト目掛け掃射させる。1射で十分。1射撃たせた後即座に下げて白兵部隊によって配下の魔物を迎撃する。まー、それでも押されてるモンは押されてんだがな!
「クソッタレ、あいつとマトモに話し合えるんなら食卓囲って飯を食いたいんだけどな!」
この言葉がこの戦局を大きく変える事となった。
「じゃあ、飯食わせようぜ!とびっきり上等の奴をな…!」
叛逆者であり、策士でもあるモードレッドはニヤリと笑った。
「父上、このままの調子で戦線を維持してくれ。俺とマスターは1度退却してアレを作る!」
「アレ?………あっ(察し)」
何かを察したアルトリアは、前線を指揮すると進言した。俺達は料理を作るべく1度安全地帯へと引き返した……。
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1度安全地帯と共に退却した俺とモードレッドは早速、増援として呼んだサーヴァント達に要件を手短に説明し食材を渡した(何故何人かのサーヴァントは『あっ(察し)』って顔をしたんだ?)。
「ぐだ男君、何故こんなものが勝利の切り札なのかな?」
マーリンの問いに俺は大きく頷いた。
「そう、名付けて『美味いもの食わせて仲良くしようぜ』作戦だ。その為に基地から直接食材を供給している」
「えぇ………それを食べさせるのかい?」
次々と完成品が目の前の大鍋に放り込まれていく。勿体無い使い方だが、あのデカさだ。腹一杯食わせてやらねばな。
「香辛料の良い香りね。どれ…一口味見を───」
そう言って一口味見をしたスタッフのブーディカはそのままの姿勢で気絶した。失神する程美味いらしい。これは俄然やる気が出るって奴だ。
「お前ら!消耗品だが、材料を惜しむな!!!急いで入れろ!この料理は時間が命!!!ティアマトが満足する逸品を作るんだ!!!」
大鍋はやがて、真っ赤な料理───俺が隠さず明かした『泰山名物麻婆豆腐』のレシピに忠実に守られて出来た逸品で満たされていった。
麻婆豆腐を食べればきっとティアマトもテーブルに付いてくれる!そう願って……。