読んでみて駄目文かもしれませんがよろしくお願いします
明るい光から解放されたその先ではとある街中
石造りだろう道を、馬車がゆっくりと進んでいるのが見えた。
俺は目の前の光景に呆然としていた。
「……凄いな、本当に異世界だよ」
俺はそう言って街中を見ていた。
そこは、レンガの家々が立ち並んでおり、どちらかというと中世のヨーロッパのようだ。
車はおろか自転車も走ってはおらず、電柱もない。昔爺ちゃんに見せてもらった外国の田舎の風景にそっくりであった。
俺は歩きながらキョロキョロと街中を見渡して、行き交う人々を眺めていた。
(お! 本当にエルフの人がいる! あそこには獣耳の人も!! 凄いな異世界いろんな種族がいるじゃないか!)
俺は震えながら興奮していた。
自分は本当に異世界に転生したんだなぁと思いながら
「探せば他にもいるかもな、ドワーフ族とか。さて、とりあえずどうするかな?」
俺は道脇にあるベンチに座り考えた
ここが異世界なら、よくあるゲームだとギルドに行く必要がある
だがそもそもこの街中に転生したのだ。まずギルドが何処にあるかも知らないし、そもそもあるのかも分からない。
「定番だと道行く人に聞くのがセオリーだけど……」
まず女神様のサポートがあるのは聞いた。
だが本当に言葉はわかるのか心配だ……
とりあえずあの柱に背中を預けているオジさんに聞いてみよう
俺はベンチから立つと、すぐ近くの石柱にいるガタイのいいオジさんの所に行った。
「あの、すみませんちょっと聞きたいことがあるんですが」
「……む? 俺に何かようか?」
見た目もそうだが声も凄い渋いオジさんだった。
「え、えーと、ギルドに行きたいのですが何処にあるのか分からなくて」
するとその人は驚いたのか目を見開いた。
「何だ、冒険者登録に来たのか坊主? それならお前の後ろの道を進んですぐ目の前の建物が冒険者ギルドだぞ?」
(えっすぐ後ろ?)
俺は後ろを振り返ってみた。
なるほど、確かに少し行った先に看板が付いた建物がある。
あれがそうなのだろう。
「しかし、坊主。初めてこの街に来たんだろ?この町の名はアクセル。駆け出し冒険者が集まる街さ」
「あ、ありがとうございます! それでは!」
おう! とその人は手をあげながら去っていった。
俺は言われた通り道をまっすぐに歩いていった。
……ちょうど歩いて数分だろうその場所に建物はあった。
看板には確かに冒険者ギルドと書いており、(この時文字がわかると気付いた)中から僅かだが騒がしい音と料理の匂いだろういい香りがただよっていた。
(よくあるゲームではガラの悪い奴がいて絡まれると思うだよな)
そんなことを考えながら勇気を出して扉を開いた。
「あ、いらっしゃいませ! お仕事案内なら奥のカウンターへ、お食事なら空いてるお席へどうぞー!」
短髪赤毛のウェイトレスのお姉さんが、愛想よく出迎えてくれた。
どことなく薄暗い店内は、酒場が併設されているのかそこかしこに鎧を着た連中がたむろっていた。
すぐには絡まれそうにはならないようだと思い、受付けがあるだろうカウンターに向かった。
受付は四人、内二人は女性の職員だ。何となくだが俺は一番美人の方の女性の所に並んだ。
ちょうど数人しか並んでおらず、直ぐに自分の番になった。
「はい、こんにちは。今日はどうされましたか?」
受付の女の人はおっとりした感じの美人だ。中々の美人だと思った。
「えっと、冒険者に、なりたいので来たのですが何も分からなくて……」
これは本当の事なので正直に応えた
「そうですか、えっとでは、登録手数料が掛かりますが大丈夫ですか?」
そうか、登録には手数料がかかるのか……ん?
「え? て、手数料ですか?」
「はい、登録に手数料が掛かりますけと……」
ヤバい……手数料所かお金なんて持っていない
「えーと、す、少し待ってて下さい!」
「え? は、はぁ」
俺は一度受付を離れて頭を抱えた
(まずいなぁ、行く前にエリス様にもっと聞いておくべきだったよ。お金なんて持ち合わせてないし、どうしよう)
いっそもう一度受付の人に聞いてみようかなと思った時であった。
「あれ? 君どうしたの、そんな所で頭なんて抱えちゃって」
突然背後から声をかけられ、驚きながら振り向いた。
そこには、銀色の短髪で革の鎧を着た、身軽な格好をした女の子がいた。
頬に小さな刀傷があり、ちょっとスレた感じだがサバサバとした明るい雰囲気の美少女だ。
「えっと、実は初めて冒険者登録に来たんだけど、手数料が掛かるなんてわからなくてさ、お金がないんだ」
するとその子は目を丸くしてクスリと笑いながら言った
「なぁーんだ、そうだったんだ? それじゃ確かに冒険者登録はできないね。初めて来たみたいだし、よし! ここはあたしが払ってあげよう!!」
突然彼女はそんなことをいいながら自身の胸を叩いた。
「え!? いやどうして!? いいですよ初対面なのに」
俺は慌ててそう言って止めようとした。
するとその子は頭を少しかきながら説明してくれた。
「いやぁ実はさ、あたしも初めて来た時に君と同じ場面になってね? その時偶々来ていたこの街の神父さまがこれも何かの縁困った時はお互い様ですよってお金を分けてくれたんだよね」
彼女は照れたように笑いながら続けて言った。
「それであたしももし困った人がいたら助けてあげようってなったんだ!」
そうだったのか。
ここまで説明を受けてから断るのもあれだしな……
「えっと、それじゃお言葉に甘えてお金を借ります」
「うん! もしも何かあったらまた聞いてあげるからさ、その時は何か奢ってね?」
そう言うと彼女は懐の財布袋から金貨みたいな物を渡してくれた
「これがお金ね? 一枚一エリスだから登録には千エリス掛かるんだ」
なるほど、一枚が一エリスか。
一枚とってみると綺麗な女性が掘られている。これがエリス様か……最初にあった時よりこっちの方が大人な感じだな
「ありがとう、さっそく登録に行ってくるよ」
「うんうん、あたしはまだ此処にいるから終わったらまた来てね。他にも説明しなきゃ駄目だし」
「あ、そうだまだ名前を言ってなかったね? あたしはクリス。みてわかるけど冒険者じゃなくて、盗賊だよ!」
「俺の名はアキラ、新藤明って言うんだ!」
そう言うと俺は彼女に手を差し出した。彼女も笑顔で握手をしてくれた。
「アキラか~よろしくね! あたしはクリスでいいから君のこともアキラって呼ぶね!」
「う、うん! わかったよ。それじゃ行ってくるね」
そう言って俺は一度手を離してクリスに待ってもらい、また再び受付の所で並んで、同じ女性職員に千エリスを渡した。
これで何とか俺は冒険者の最初の一歩に踏み込む事ができた。
何とか同じ日に投稿できました。
こんな感じで少しずつ更新していこうと思っています!
能力は次で出す事ができたらなぁと考えてます。
10/19少し修正