このすばらしい世界にマイクラを!   作:雨影

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大変遅れました!

第五話投稿です

今回は少し短めです

少しずつ読みやすい用に変えていこうと思っております

今回はある人物が出てきます


第五話 反省会、そして新たな加入者

 

今いる場所は登録した冒険者ギルドの食堂である。

 

初のクエストが終わり、俺は何とか気絶から回復した。

 

そこで俺は改めてクリスに戦闘中に発動した能力を説明した。

 

瞬間移動と、何故か発動した自爆をだ。

 

「……なるほど、あの時起きた爆発もスキルの一つということなんだね?」

 

「……はい、そうです」

 

俺は正直に頷いた。

 

「あの何回も突然消えては攻撃するスキルはよかったよ?」

 

「でもね、あの自爆スキルはどうなの? 何で発動したのさ?」

 

クリスはそう訪ねてきた。

 

「…えっと、何で発動したかは何となくだけど分かった気がするんだ」

 

俺は何故発動したか理由を言った。

 

「え? そうなの?」

 

「えっと多分…攻撃されたらどうしようって内心思っちゃってさ」

 

「それが引き金になったんじゃないかなって…」

 

「ええぇ……」

 

説明した内容が内容なので、クリスも顔が引きつっていた。

 

その後、クリスは顎に手をそえて考えている。

 

そして、こう提案した。

 

「とりあえず、その能力を鍛えるしかないんじゃないかな? 他に使い道があるかもしれないし」

 

「後、他にも能力が発動するかもしれないしさ」

 

こう言われて俺は考えた。

 

なるほど、確かに一理あるな

 

「わかったよ。暫くは採取のクエストなどで、能力訓練しながらだね」

 

「うん、その方がいいね……あれ?」

 

「えっ? どうしたのクリス?」

 

クリスはどういうわけか、食堂の奥の方を見ている

 

奥に何かあるのか?

 

「えっとね、あそこに座っている女の子なんだけどね、アキラに会う前からいたんだけどね」

 

「ずっと同じ場所で一人でご飯を食べているからさ、変だなって思ってさ」

 

「え? 同じ場所で?」

 

しかも一人で?

 

「ちょっと声を掛けてみるね」

 

「えっ、うん分かった」

 

そう言いながらクリスは食堂の奥にいる女の子の所に歩いていった。

 

改めてギルド内を見てみると、受付カウンターとそこに並ぶ場所。

 

食堂及び酒場を経営している中央、そしてその前にあるクエストボードがある。

 

その中央の食堂なのだが、どういうわけかその子は隅っこで食事をしている。

 

しかもよく見ると半泣きしているような…

 

ちょうどその時である、その子の前にクリスが近づき声をかけた。

 

するとその子はかなり驚いたのか、慌てて姿勢をただしていた(その時まで背をまげて食事をしていた)

 

二言、三言話をしてからクリスはその子を連れて此方に戻ってきた。

 

「えっとねアキラさ、採取クエストにもう一人入れても大丈夫かな?」

 

「え? 別に大丈夫だけど、どうして?」

 

「あのね、この子なんだけどさ。パーティ募集を少し前にクエストボードに貼ったのはよかったんだけどね」

 

「まだ一度も誘われてないんだってさ」

 

「それでアキラが良かったらっていう話なんだけど…」

 

ここまで説明を受けた時にその子は初めてしゃべった。

 

「あ、あの、よかったらという話なので別に必要がないなら私は……」

 

恐縮しているのかその子の言葉はどこか弱々しい。

 

(なるほど、パーティ募集も大変なんだな…)

 

俺とクリスは互いに頷きあってその子に話かけた。

 

「うん、いいよ! それに沢山いた方がクエストも楽しいしさ。 一緒にやろ?」

 

「………え? ……い、いいんですか?」

 

「ああ、一緒にクエストやろう? クリスもいいよね?」

 

「うん! というより、そのつもりで声をかけたようなもんだしね」

 

「………」

 

その子は呆然としている。 

 

「……ふぇ……ふええぇぇん!!」

 

するとその子は涙が溢れてきて、泣き出してしまった

 

「うえっ!? ちょ、どうしたの!?」

 

クリスはその子が泣いてしまったのであたふたしている

 

この子のこの反応は……多分あれだな。

 

今まで一度も誘われた事がないから、嬉しすぎて泣いたんだな……

 

俺も昔、同じ経験をしたから分かる……

 

「クリス、大丈夫だよ。この子はただ嬉しくて泣いたんだよ」

 

「だから落ち着くまで背中をさすってあげてみて?」

 

「えっ? そうなの? わかった……」

 

クリスは俺に言われた通りにその子の背中をさすりながら慰めた

 

 

数分後……

 

「えっと、すいません突然泣いてしまって……」

 

その子はよほどはずかしかったのだろう、顔が赤い。

 

「あ、あはは…と、とりあえず自己紹介しよう!」

 

「あたしはクリス、職業は《盗賊》だよ?」

 

「こっちはアキラ、アキラの職業は珍しい奴で《クラフター》っていう職業なんだ。」

 

「はじめまして、俺は新藤明、アキラでいいよ?」

 

「えっ!? じ、自己紹介ですか……」

 

その子は何故か顔が引きつっている。

 

どうしたのだろうか?

 

『うぅ……恥ずかしいけど…が、頑張れ私! 此処でくじけちゃ駄目!』 

 

その子は小声でそう言いながら自己紹介を始めた

 

「わ、我が名はゆんゆん! 《アークウィザード》にして、上級魔法を操る者。 やがては紅魔族の長となる者!!……です…」

 

「「……………」」

 

俺とクリスはこの子のこの名乗りに呆然とした

 

理由は……言わなくてもいいか…

 

「うぅう……恥ずかしいよぅ……〃」

 

「へえぇ! ゆんゆんっていうんだ? よろしくね」

 

「うん、よろしくゆんゆん」

 

俺とクリスは笑顔で返事をした。

 

「えっ!? お、驚かないんですか? この名乗りって普通の人には引かれちゃうんですけど……」

 

その子…ゆんゆんは驚いたのか首を傾げた。

 

「いや、別に?」

 

「俺も同じく」

 

するとゆんゆんはまた呆然としていた。

 

(……そっかぁ…そういう人もいるんだ……)

 

ゆんゆんは少し俯いていた…そして。

 

「えっと、私は後援向けの職業なんですけど、そんな私なんかでよかったら、よろしくお願いします!!」

 

顔をあげた時には笑顔になって返事をした。

 

「うん、よろしくゆんゆん!!」

 

クリスも笑顔で親指を立てる。

 

「よろしくゆんゆん! よし、これで三人か…明日から早速クエストに行ってみよう!!」

 

「それで三人でできる事を、やりながら話し合おう!」

 

「おぉーー!!」

 

「はっ、はい!!」

 

そう言いながら俺達は右手を上にあげた!

 

(明日から採取クエストをやりながら能力訓練をやってみよう!)

 

(他にももしかしたら能力が発動するかもしれないし…)

 

そして、その日はゆんゆんと一緒に食事をして、最初に受けた時に貰った報酬で宿屋に泊まった。

 

こうして、俺とクリス、そしてゆんゆんという三人パーティーが完成した。

 

 





すいません、休日出勤などがありまして、更新が遅れてしまいました。

次回では遂に彼らと合流(予定)します!
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