やっと少し落ち着いて話が書けます…………。
では、本編へどうぞ。
正邪がカオスユニバースに
「フン、所詮はくだらん機械如き相手にもならんわ」
「増援が来ないのを見るとあらかた全て倒し切ったみたいですね」
「その様ね。
さて、うどんげ達の所に行かな……っ!」
レミリア達四人が最奥に向かおうとした正にその瞬間、四人は奥から先程輝針城全てを包んだカオスブレイカーの気配だけで無く、また別の邪悪な気配を察知し全員表情が強張る。
「この悪鬼羅刹すら怯える様な気配は……⁉︎」
「カオスブレイカー……いや違う、何だ、これは……!」
「最奥から此処まで感じ取れるこの邪悪な気……汚い忍者達は確かに鬼人正邪と戦ってはいるだろう。
しかし、彼奴はカオスブレイカーのみならず何らかの別のカードも使用しておると見た」
「……急いで向かう必要が出て来た様ね……」
四人はこの邪悪な気配を重く受け止め、直ぐ様走り出し咲夜達との合流を急ぎ始める。
不測の事態が起き、咲夜達に何らかの害が及ぶ前に……。
「カオス……ユニバース……⁈」
「何なのよ、それ……!」
正邪と針妙丸にファイトを挑んでいる咲夜と鈴仙は特に近くに居た為、カオスユニバースの放つ気配を誰よりも強く感知してしまい嫌な汗が頬を伝り、先程までの余裕がある表情が一気に崩れ焦りを滲ませていた。
対する正邪は先程と変わらず歪んだ笑みを浮かべながら声を上げていた。
「ひっはははは…………おいおい、まだコイツを出しただけなのに良い反応するじゃんか。
じゃあさ、スキルを発動したらどんな反応をするかな…………くくっ。
メインフェイズ、カオスユニバースのスキル発動!
そうだな、右前列を選ぶわ」
「サークルを選ぶ?
(『
カオスユニバースのスキルが発動し、咲夜の右前列のサークルを選ばれた事に咲夜自身は『
しかし、このユニットのスキルは確かに空いたサークルに
「そして、相手は自分の『手札1枚』を選んで私が選んだ場所に
さぁ、手札1枚を置きな‼︎」
『………………はぁ⁉︎』
そう、このユニットが指定するのは相手の手札なのだ。
ヴァンガードと言うゲームの性質上、相手ターンのハンデスは相手の防御札を削るだけで無く次の攻撃札をも削る凶悪な物で、しかもこのスキルには其処に
「手札1枚を…………くっ、私はこの1枚を
「更に、私のGゾーンに表向きのカードが2枚以上あれば、私は相手のリアガードを1体
マスカレードを
カーボンのスキル、相手に
ジンクをコールしそのままスキル発動、相手に
更に更に『
正邪:手札:3 ダメージ:4/5 ソウル:2→6 布陣
アイアン カオスユニバース コロニーメイカー
R ボルトライン ジンク
咲夜:手札:7→6 布陣
【●】:
そして気付いてみれば咲夜の右後列以外の全てが
この為、正邪は咲夜のターン終了時に咲夜のリアガードを焼き払い、4枚ドローが確定しているのだ。
これらのスキルを見た咲夜は絶句し、汚い忍
者達も驚きを隠せずにいた。
「な、何だと……手札1枚を
「何なんですか、この破格のスキルは⁉︎
今までの〈リンクジョーカー〉、いえ、カオスブレイカーデッキの比ではない…………‼︎」
「(…………成る程、これが…………)」
その反応を見て正邪はドッキリ大成功と思いつつ、このまま咲夜を封殺して針妙丸が鈴仙にラストダメージを与えゲームエンドを狙うと考え、横でそのえげつない動きに呆れている針妙丸も同じ考えを持ち鈴仙を見ていた。
「さーてと、バトルフェイズに移行して……アイアンでヴァンガードにアタック!
スキル発動、『カオス』の名を持つヴァンガードが居るならアタック時パワー+2000‼︎「あく……ノーガード‼︎『真黒の賢者 カロン』
カオスユニバース、ボルトラインのブーストを受けアタック‼︎「完全ガード‼︎」
トリプルドライブ『障壁の
コロニーメイカーでヴァンガードにアタック‼︎「ガード…………‼︎」
ターンエンド…………さぁ、アンタのターンだよ?」
アイアンVSファントムAbyss:9000+2000VS11000=ヒット
ダメージチェック『真黒の賢者 カロン』
カオスユニバースVSファントムAbyss:26000+7000VS11000+0=完全ガード
トリプルドライブ『障壁の
コロニーメイカー:P9000+5000=14000、C1→2
コロニーメイカーVSファントムAbyss:14000+7000VS11000+10000+5000=ガード成功
正邪:手札:6
咲夜:手札:2 ダメージ:2/3 チーム合計ダメージ:8
正邪の攻撃を咲夜はギリギリの所で防ぐも、両ラインが塞がれヴァンガードしかアタック出来ず、実質封殺された今の咲夜に出来る事は何とかガード札を握り、鈴仙のターンに繋げる以外に無く、また鈴仙も自分が針妙丸にラストダメージを入れる事がこのファイトの唯一の勝ち筋である事を理解しており、しかし何故か慌てず不思議と落ち着きを取り戻しつつあった。
そして、それは咲夜も同じであった。
「…………そうね、今の私に出来る事は…………ドロー!
今ドローしたファントム・ブラスター ・ドラゴンをコストに
お嬢様、今再び力をお貸し下さいませ……ストライド・ジェネレーション、『暗黒竜 ファントム・ブラスター ‘‘Diablo’’』!
ファントム・ブラスターのスキル発動、
はい、リアガード3体分のコストは用意出来ません、故にこのままアタック!「完全ガード!」
トリプルドライブ『
クリティカルトリガートリプル、全てヴァンガードに付与」
暗黒竜 ファントム・ブラスター ‘‘Diablo’’:P15000+11000=26000、C1
ファントム・ブラスター ‘‘Diablo’’:P26000+10000=36000、C1→2、スキル付与
ファントム・ブラスターVSカオスブレイカー:36000VS11000+0=完全ガード
トリプルドライブ『
ファントム・ブラスター ‘‘Diablo’’:36000+15000=51000、C2→5
咲夜はレミリアの切り札の1枚たるファントム・ブラスター ‘‘Diablo’’も使い、スキルは十全に発揮出来ず完全ガードで防がれるもトリプルクリティカルを引き当てて針妙丸のアタックに対するガード札を確保する。
そして、咲夜はこの後起きる事を自らの記憶にあるカオスブレイカー・ドラゴンの敗戦の記憶内にある光景から思い浮かべ、しかしあの時と違いまだタッグファイトで、且つ成長もした為意を決してターン終了宣言へと移る。
「……私はこれでエンドフェイズに移行し、
ターンエンド……!」
咲夜:手札:5
咲夜の予想通り正邪はカオスブレイカーのスキルを4回発動し、リアガード4体が退却しヴァンガード以外は立っていない焼け野原状態になり、更に手札も4枚だった物が8枚になり鈴仙のアタックを防ぐ札を握っていた。
そして、肝心な部分である針妙丸のターンが回り、これで防ぎ切れなければ終わる崖っぷちに咲夜と鈴仙は立たされていた。
「私のターン、ドロー!
もう一度ストライド・ジェネレーション、サンクチュアリガード・レガリア‼︎
スキルで前列全てパワー+9000‼︎」
サンクチュアリガード・レガリア:P26000+9000=35000
ツインソード:P9000+9000=18000
聖域の射手:P9000+9000=18000
「これを凌がなきゃそもそもゲームエンド…………さっきのターンで優曇華院の防御力は見たが今度は果たして……」
汚い忍者や寅丸は固唾を飲みながら咲夜と鈴仙を見守り、正邪も此処で決めて欲しいと針妙丸にアイコンタクトをし針妙丸も頷く。
両者の間に緊張が走り、それは1秒が1分、30秒が1時間にも感じられる程であった。
『………………』
「『スタンッ‼︎』星、皆様、大丈夫ですか⁉︎」
その時、汚い忍者達の背後の襖が勢い良く開かれ、奥から聖、不破、レミリア、永琳の順で足止め組四人が広間に入り込んで来る。
そしてそれを合図に、針妙丸がユニットに手を掛け、咲夜と鈴仙は手札に手を掛ける。
「聖域の射手でブロークンハートにアタック、サンクチュアリガードがヴァンガードなのでパワー+2000、合計パワー20000‼︎「
ツインソードでヴァンガードにアタック、スキルでグレード2のブレードゥをデッキからスペリオルコールして合計パワー24000‼︎「もう一度ノキエルでガードし、手札1枚とダメージ1枚交換してスキルが発動し、合計28000のガード値よ‼︎」
レガリアでアタック、ばーくがるのブーストで39000よ‼︎「イスラフィールで完全ガード‼︎」
トリプルドライブ‼︎『ホーリーナイト・ガーディアン』『未来の騎士 リュー』『☆』『幸運の運び手 エポナ』『☆』
ダブルクリティカル、全てブレードゥに与えてアタック、GB1でパワー+3000して36000‼︎「タッグガード2枚‼︎」
くぅ、ノキエルを2枚確保してたなんて…………ターンエンド‼︎」
聖域の射手VSブロークンハート(A):18000+2000VS9000+5000+2000×2+10000=ガード成功
ブロークンハート(A&B):P9000+2000×2=13000
ガヴリール:P11000+2000×3=17000
ツインソードVSガヴリール:18000+6000VS17000+5000+2000×3=28000
ブロークンハート:P13000+2000×2=17000
ガヴリール:P17000+2000×3=23000
レガリアVSガヴリール:35000+4000VS23000+0=完全ガード
トリプルドライブ『ホーリーナイト・ガーディアン』『未来の騎士 リュー』『☆』『幸運の運び手 エポナ』『☆』
流転の騎士 ブレードゥ:P9000+9000+10000=28000
ブレードゥVSガヴリール:28000+5000+3000VS23000+10000×2=ガード成功
針妙丸:手札:5
鈴仙:手札:5
咲夜:手札:2
針妙丸は今出来る全身全霊を込めたアタックをするも、鈴仙と咲夜は協力して守り切り、1ダメージを負う事無く凌ぎ切る。
更に鈴仙はノキエルの手札交換で手札のトリガーをダメージに置きつつ、リフロスのスキルでダメージに落ちたリフロスを手札に回収し、次のターンで再びリフロスのスキルを使う用意が出来ていた。
そして鈴仙は、この自分のターンこそがゲームエンドに持ち込むラストチャンスとし、今出せる最高の攻撃力を叩き込むと心の中で決める。
「…………どうやら、我々の心配は不要であったみたいだな」
「よ、足止めご苦労さん」
それを見たレミリア達は慌てて合流する必要が無かったのだと安心し、じっくりと鈴仙のターンを見る為に汚い忍者達の側に寄り、汚い忍者はニヤケながら合流したレミリア達に労いの言葉を掛けていた。
「ドロー!
行くわよ、ナキールをコストにして、ストライド・ジェネレーション、『
先ずはガヴリールの
…………!
3枚の中からリフロスを置き、リフロスをコールし、更にラジエルのスキル!
これにより私は5枚のダメージが入れ替わり、2体のサウザンドレイとブロークンハートのスキルが発動‼︎
此処までで6枚ダメージゾーンにカードが置かれたのでそれぞれパワー+12000、2体のブロークンハートのスキルを受けたラジエルはパワー+24000‼︎」
「は、はぁ⁈
何だそのインチキ臭いパンプ値は⁉︎」
ブロークンハート:P9000+2000×6=21000
サウザンドレイ:P7000+2000×6=19000
リフロス:P4000+2000=6000
ラジエル:P26000+2000×6×2=50000
そして鈴仙は自身のデッキで最高の攻撃力を叩き出せるラジエルを使い、2体のブロークンハートとサウザンドレイをヴァンガードごと劇的にパワーアップさせ、両側ラインは合計パワー40000となりヴァンガードは単体で50000と咲夜が先程スキル+トリプルトリガーで漸く出したパワーを達成する。
これには味方である汚い忍者も絶句し、寅丸は目が丸くなってしまう。
しかし、鈴仙の場にはまだリフロスが居り、更に手札にもリフロスが1枚ある。
つまり此処から最低4回のパワー+2000の連鎖が起きる事が確定しており、針妙丸は正邪を見るがその正邪も汗がダラダラと流れ、明らかにこれ以上パワーアップすれば防ぎ切りようが無いと言う考えが見て取れた。
「さて、此処からが本題。
ブロークンハートのラインだけでも防ぎ切りようが無いパワーを実現しないと勝てない…………リフロスのスキル発動、
そしてデッキの上から2枚をダメージゾーンに置き、1枚ドロー‼︎
ブロークンハートとサウザンドレイのスキルも2回発動してパワー+2000が2回、ラジエルは4回分入る‼︎
更にリフロスをコールしてスキル発動、さっきと同じ事をしブロークンハートとサウザンドレイのスキルも発動‼︎
そして、今のドローで引いたリフロスをコールしてスキル発動‼︎
もう一度同じ事をしてドロー‼︎
…………更にリフロスをコールしてスキル発動‼︎」
「なっ、リフロスを引き当ててはまたリフロスを使って…………‼︎」
ブロークンハート:P21000+2000×8=37000
サウザンドレイ:P19000+2000×8=35000
ラジエル:P50000+2000×8×2=82000
鈴仙はこのターン中にリフロスのスキルを4回も発動し、サウザンドレイとブロークンハートが更に16000もパワーが上がり、ラジエルは単体で82000にまで膨れ上がりレミリアも中々と呟き、鈴仙の引きを褒めていた。
「ドロー‼︎
…………今引いたカードはリフロスで無く、ダメージに落ちたわ……「ほっ……」でも、引いたのは
ノキエルをリフロスに張り替えて、スキル発動‼︎
ダメージ2枚をデッキに戻し、上から2枚を置きドロー‼︎
更にリフロスをコール‼︎「もうやめて、防ぎ切れないから、マジで、ガチで、閻魔に誓って‼︎」
ドロー、リフロスをコールしてスキル発動‼︎
ドロー…………今度こそ、これで打ち止めよ。
でも、ブロークンハートとサウザンドレイは更に7回スキルを発動したわ‼︎
これでブロークンハート2体のパワーは51000、サウザンドレイは49000、ラジエルは110000よ‼︎」
ブロークンハート:P37000+2000×7=51000
サウザンドレイ:P35000+2000×7=49000
ラジエル:P82000+2000×7×2=110000
そうして漸くリフロスが打ち止めとなり、パワー上昇が止まるもイメージ世界にて、其処に居た天使や天馬達は最早可憐な物では無く、両手に電気ショックを持つ天使のそれは最早プラズマの領域に近い電圧を出し、天馬は後光が差し、熾天使はオーラが4倍以上に膨れ上がっていた。
そしてリアル視点の正邪と針妙丸はどんな反応を示しているかと言えば……。
「/(^o^)\」
「」←真っ白になっている
正邪は手札を置きながら何とも言えない表情で頭を抱え、針妙丸は真っ白に燃え尽きていた。
幾らタッグファイトと言えど、此処までのパワーを叩き出されてしまえば最早防ぎようが無いからだ。
そしてそれを見ていた汚い忍者は敵ながら正邪と針妙丸に同情し、自分がやられたら先ずサレンダーはしないとは言え二人の様な反応になると思っていた。
「行くわよ、右のブロークンハートでアタック、勿論ブースト付き、合計パワー10万‼︎「…………ノーガード『ふろうがる』『醒』
次は左のブロークンハートでアタック、合計パワー10万‼︎「…………『スターライト・ヴァイオリニスト』」
…………ゲームエンド、これで任務終了よ…………」
ブロークンハート(A)VSサンクチュアリガード:51000+49000VS11000=ヒット
ダメージチェック『ふろうがる』『醒』
サンクチュアリガード・ドラゴン:P11000+5000=16000
ブロークンハート(B)VSサンクチュアリガード:51000+49000VS16000=ヒット
ダメージチェック『スターライト・ヴァイオリニスト』
針妙丸:ダメージ:4 チーム合計ダメージ:9
正邪&針妙丸:LOSE
咲夜&鈴仙:WIN
ブロークンハートのパワー10万のアタックが2回飛び、針妙丸にダメージが入り漸くこのタッグファイトが咲夜と鈴仙の勝利に終わる。
咲夜は仮に鈴仙がラジエルを持たず、またリフロスのスキルをあそこまで発動出来ていなければ針妙丸と正邪に防がれてしまい、再びカオスユニバースを使われてそのまま逆の結果となっていたと踏み、鈴仙に深く感謝していた。
そうして、レミリアと永琳が咲夜と鈴仙を労い、聖が汚い忍者やブライト達と状況の最終確認をするなど一息入れた所でいよいよアンティの執行が成されようとしていた…………。
此処までの閲覧ありがとうございました。
鈴仙のやったリフロスの使い回しですが、リフロスが4枚フルで入ってドロップに1枚も落ちなければ実際に可能です(ガン回り前提ですが)
ただ、コレをやられたら防ぐ手段が皆無の為途中からサレンダーしたくなります……。
カオスユニバースのスキルもエグいです、マジで。
そして…………次回は予定ではありますが完全会話回になりそうです…………。
次回もよろしくお願いします、よろしければ感想、指摘をお願い致します。
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