艦隊が編隊を組んでやってきます!   作:乃々乃

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感度3000倍 慰安艦娘と化した望月

「…朝か」

 

時計の短針が5を指すと提督の瞼が開く。

全身を包むような気怠さを感じながらも身体と頭を覚醒させるべく、朝の冷たい空気を深く吸い込みそして吐き出す。

 

ぼやけた視界をクリアにしていけばそこにはいつも通りの光景が広がってくる。

 

目の前に見える木目の天井

右に見える窓

左に見える棚と水差し

股間部に見える押し上げられた布団

 

 

「……」

 

え、なにこれ?とは口にしない。

提督も男性、当然"こういう生理現象"も起こるし経験している。

子供の頭1つ分はあろう膨らみを眺めながら、日頃の無理が積み重なって遂に身体が馬鹿になってしまったのか、それとも誰かしらにナニカ良くないものを……

 

モゾリ…

 

「ッ!?」

 

ハァ、と小さく溜息を吐きながら再び天井を見つめていると突然、股間の丘でもぞもぞと動き始めた。一人で動くソレに跳ねるように飛び起きた提督は勢いよく布団を剥ぎ取る。

 

そして、そこにあったのは…

 

「んぁ?…おー司令官もう起きのか、はよぉ〜」

 

長い茶髪に黒の制服。

眼鏡をかけた顔が一度こちらに向けられるが気の抜けた挨拶をすると、すぐに手元の携帯へと戻っていく。

 

「望月…何をしている」

 

「ん〜?何ってゲーム、いくらクソ真面目な司令官でもやったことくらいあるっしょ??」

 

勝手に人のベッドに入り込んで人の股の間で何をやっているのかという意味で聞いた質問は予想通り返って来ることはなく、彼の股間を枕にだらだらとゲームを続ける。

 

「あ゛ぁ〜加賀さん出ねぇ〜、まじ泥渋すぎね?いい加減禿げるわ…あっ燃料も終わったし」

 

やってらんねー、と携帯をベッドの端へと放った望月は猫のようにお尻を突き出し伸びをすると、胡座をかいてベッドに座る提督の足元へと転がった。

 

「…何故貴様は私の布団潜り込んでいたんだ」

 

「んぇ〜?いやぁ今日秘書艦の日だしさ、起こしに来たんだけど司令官起きないから布団潜って待ってた感じ。つか司令官疲れすぎじゃね?たまには息抜きとかもしたほうがいいよー私みたいにぃ」

 

「……」

 

あまりにも似合いすぎるドヤ顔に、お前はもう少しシャキッとしろという言葉が出そうになるが、わざわざ起こしにきてくれたという事もあってビックリするからこういう事は今後控えるようにと言うだけに留める。

 

 

 

「そろそろ起きるぞ、おふざけはここまでだ」

 

「んにゃ♡髪触んなッ…ンォ゛っ♡」

 

予想以上に失ってしまった提督は時間を少しでも取り返すべく、彼女のボサボサな長い髪を手櫛で整えてテキパキと身だしなみを整えてあげていく。

 

提督が髪に触れるたび甘い声と女の子らしからぬ声をあげてビクビク痙攣を繰り返す望月を無視すること数分、しっかりと髪が整ったことを確認すると仕上げとして少しズレた眼鏡を直す為、手を伸ばそうとして、なにやら彼女の口の周りがやけに汚れていることに気がついた。

 

「口の周りが酷いことになってるぞ…なんだ、これは…」

 

口の周りのソレを人差し指で掬ってみる。

 

 

唾液と混じった白濁の液体

 

これは…

 

「はむっ!…じゅるるっ!!」

「ッ!?」

 

提督が確信へと迫ろうとしたとき、目の前で蕩けた顔を晒していた望月が一瞬で消え、次の瞬間には液体が付いていた指に吸い付いていた。

丁寧に指に舌を絡めた後 ちゅぴっ…と、なんともいやらしい音を立てて指を離した望月は何度か咀嚼をした後ゴクリと喉を鳴らした。

 

 

「くちゅ…くちゅ…ごくっ、ハァ…♡いやぁ"朝ご飯"ついてたみたいだわ、さんきゅーしれーかん。それより仕事しなくていいの?やらないなら別に私は楽だからいいけどさぁ〜」

 

「…顔を洗ってこい、さっさと始めるぞ」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

ーーーーーーーー

 

 

「しれーかん、そこの書類の束どうするー?」

 

「それは見終わったものだから扉近くの机に置いといてくれ、後で大淀に届ける」

 

「うぇ〜い」

 

仕事を始めて4時間、まるで高層ビル群のように積み重なっていた書類は提督の尋常ではない処理速度によってあと数枚ほどで片付くところまで来ていた。

 

「望月の書類選別のおかげで随分と早く終われそうだ、助かる」

 

「べっつに〜、仕事なんて頑張ってやるもんじゃないしさぁ、楽する為に頑張るのが基本っしょ?」

 

提督の感謝の言葉に欠伸をしながら答えた望月は、手に持った書類の束を机に置くと「こんだけ量あると書類運びだけでも結構ダルいよねー」と零しながら自分の定位置である提督の横にある椅子へと戻っていく。

 

「つーかなんでこんな急いでやってるんの?昼前までに終わらせる必要もないっしょ?」

 

「…今日は間宮のスイーツデーというやつなのだろう?午後は全艦にも休暇を与えるようにしてある、姉妹で楽しんで来なさい」

 

「…んへぇ〜ほんと甘々だよね、なに?司令官は砂糖と生クリームと素敵な何かで出来てんの??ないわーほんとさどうかと思うよこういうことしてくんの〜…聞いてんかオラ〜」

 

糖尿病にする気かよ、なんて言いつつも提督の腕に戯れ付いて頬ずりをする望月。

モニモニと柔らかな頰が顔に押し付けられ、その温かな体温を心地いいと感じる反面、仕事をするのにひどく邪魔だと思っている提督は若干強めに彼女の頭を撫でる。

 

「これで終わりになる、少し大人しくし……」

「ンギィ〜♡あっアッ…アア゛ッ♡!!〜んぉおお゛…いぐっ!!」

 

「……朝から思っていたんだが、私が触れるたびに奇声をあげるのは何か理由があるのか?もし私に触られるのが嫌だったのなら今後からはしないようにするが…」

 

 

頭を撫でるたびにガチガチと歯を鳴らしながら激しい痙攣と嬌声を発し続ける彼女。それを流石におかしいと感じた提督は一度撫でていた手を止めて、涎を垂らしながらアヘ顔を晒らす望月へと声をかけた。

 

「ァ゛グゥ〜…♡ンゥ…♡

べ、べつに嫌じゃねーし。ただ最近、しれーかんに触られるとフーッ♡フーッ…♡身体(子宮)がぁッビリビリってなって♡頭も真っ白に…」

 

「今すぐ明石に診てもらいに行くぞ」

 

「お゛っ!?し、しれい゛か♡やめ、そんな強く掴まれたらぁ、!!」

 

彼女の身体に異常があると分かった瞬間、提督の動きは早かった。

顔を真っ赤にして震えている望月を抱き上げると、早足で扉へと向かう。

 

ガッシャーンッ!!!

 

両手が塞がってて開ける事の出来ない扉は提督の全く躊躇いのないヤクザキックによって吹き飛び、廊下の壁に激しく叩きつけられて只の木片へと早変わりする。

 

「貴様たちの体調には十分気をつけていると思い込んでいた自分に腹が立つ。すまない、辛いと思うかもしれないが少しだけ我慢していてくれ」

 

自分への怒りが収まらない提督はギリリッと歯を軋ませると、凄まじい速さで廊下を駆ける。

 

「〜〜〜ッ♡!!!!」

 

望月の下半身から垂れる液体を残しながら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_(:3」∠)_

 

 

 

「ふむふむ、触診や症状、検査からしておそらくこれは…

 

 

提督液の過剰摂取が原因ですね!!」

 

 

 

「…なんだと?」

 

「だから提督液の過剰摂取です」

 

「………は?」

 

明石の売店兼医務室へと駆け込んだ提督は彼女の謎診断に、お前は一体何を言っているんだ?と言わんばかりの顔を向ける。

 

 

「真面目に答えろ」

 

「いやいや、大真面目ですっ!提督が彼女に触れると起きる異常な感度上昇、これは間違いなく提督液の過剰摂取による症状です。ほら、私が望月ちゃんに触っても特になんともないでしょ?ちなみに彼女自身から提督へ触れた際も特に反応はしなかったと思いますがどうです?」

 

「…」

 

たしかに朝ベッドに潜り込んでいた時も、仕事中頬ずりしてきた時も、彼女から触れてきた時は普通そうにしていた。

 

試しにベッドに寝かせた望月の横腹を軽くくすぐってみると…

 

「んぉおお゛♡!!」びちゃちゃ!!

 

「あぁっ!?私の仮眠ベッドがぁ〜!」

 

白いシーツに濡れシミが広がった。

 

「提督液っていうのはなんだ」

 

「えっ…!?ま、まぁ艦娘専用(この鎮守府専用)

サプリみたいなものですよ。飲むと身体機能が上がってお肌もツルツルになるしなんか身体中からキラキラが溢れるんですよ、まぁ飲み過ぎるとあんな風になっちゃいますけど…」

 

「…とくに命に別状はないんだな?」

 

「えっ?はい、提督に触られるとイっちゃうぐらいですね。まぁ触られるたびに死んじゃうくらいの快感が彼女を襲ってると思いますけど…、検査のデータでは性感度が3000倍位まで上がっちゃってましたし…でもどれ位の快感なんでしょ、少し興味あります」

 

何か重篤な病なのではないかと慌てていた自分がひどく馬鹿みたいに思えてきた提督は、安心と呆れの混ざった溜息をこぼす。

明石の言っている事がほとんど理解出来ていない提督だが、望月が無事(?)ならそれで良いと自分を納得させる。

ちなみに感度や3000倍という言葉はあえて聞かないことにした。

 

 

「望月ちゃんも提督液は用法用量を守って飲まなきゃダメよ?感度3000倍なんて普通じゃ有り得ない数値なんだから、牝豚娼婦にされちゃうわよ?」

 

「あ゛〜♡やっぱ原液は市販の提督液とは強さが違ったわ…飲んでから結構時間経つのに全然高揚感が治んねぇ」

 

「えっ!?嘘、もしかして直飲みしたの!?な、何回?!」

 

「二回、顎外れるかと思ったけど…すごかった」

 

「おっほ♡ちょっと提督!こんか小さな子に直飲みさせたんですか?!なら私にもさせてくださいよ!!」

 

二人でなにやら話していたかと思うと、明石が大きな声を出しながら提督へと詰め寄っていく。

まったく話を聞いていなかった提督には何がなんだか分からないまま興奮して近づいてくる明石の話を聞くしかなかった。

 

「望月ちゃんにフ○ラさせて『ピーッ』液飲ませたんですよね!?

私なんて毎回起こさないように採集するのが精一杯で匂いしか味わえないのに…ずるいです!ずるいです!私にもフェ○させろー!」

 

「…。」

 

 

「あ、明石さん…アタシも寝てる時に…」

 

 

 

 

 

「…ふぇ?」

 

「明石、提督液について詳しく聞きたいんだが…

 

いいな?

 

「あ゛でででえ〜!!!」

 

素っ頓狂な声をあげた明石の顔面をがしりと掴まれミシミシと音を立てる。

 

 

「あと望月、どこへいくつもりだ…まだ調子が悪いのだろう?そこで寝ていろ、二度としないと思うくらい今日は触ってやる。覚悟しておけ」

 

「〜っはーい♡」

 

 

 

 

 

この後、間宮スイーツデーで静かになった鎮守府に二人の"叫び声"が響き渡ったとかなんとか…

 

 

そして提督の寝室には何個もの鍵が付けられるようになった。




明石制作提督液はかなり希釈させて販売されております。
1粒…5万!
アブナイ薬かなにかかな?
ちなみに加賀さんは常用してる模様。

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