艦隊が編隊を組んでやってきます!   作:乃々乃

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未熟艦娘進水祝い ~提督のイチモツを添えて

幼く未熟であった彼女がようやく今日進水式を迎える。
あゝなんて素晴らしい日なんだろうか…これで彼女も一人前の女になる。

だから祝いをしてあげようじゃないか、彼女を愛する者として…

   ~愛の込めたプレゼントを


            未熟艦娘進水祝い 一部抜粋。

あの艦娘も濡れたっ!?愛するが故に自分だけの色に染めたい…
提督の祝いが未熟な艦娘に襲い掛かる… 
税込み1190円(イ、イクノ~)         乃々乃出版


ミスター味っ子☆

ある晴れやかな日、提督は久々に執務室から出て来ていた。

 

ついさっき今まで彼を苦しめに苦しめた狂気的な量の書類がようやく片付いたのだ。

心なしか彼の表情もいつもの険しさが緩和されているような気がする。

 

「…陽射しが眩しいな」

 

目を少し細めた彼は動かしていた足を止め空を見上げた。

 

 

「あら、貴方が外にいるなんて珍しいじゃない。

 

どういう風の吹きまわし?」

 

 

「ん…天津風か、仕事がようやく片付いたのでな。少し散歩をしていたところだ」

 

声がした方へと顔を向けた彼は清々しそうに返事を返す。

 

それを聞いた彼女は少し驚いたような表情を見せて「本当にあの量の書類を終わらせたの?凄いを通り越して少し怖いわね…」なんて呟いてみせた。

 

「あら、貴方少し帽子が少し曲がっているわ。直して上げるから少し屈みなさい」

 

「いやそれ位自分で『はやくしなさい!』…では頼む」

 

自分で出来るからと断ろうとしたものの天津風の勢いに負け

彼は片膝をついて彼女の手が届く高さまで頭を下げた。

 

(いつもより提督の匂いが強い…いいじゃない) これでいいわ」

 

「すまない助かった」

 

立ち上がった提督は彼女に礼を言う

 

「ところで貴方、最近汗は掻いているの?書類仕事ばかりで一日中座っているんじゃない??」

 

「確かにな。だがいきなり何故だ」

 

「毎日汗をしっかり掻かないなんて身体に悪いわ!今日はこの天津風がしっかりと汗を流せるような健康的な生活を送らせてあげる♪」

 

にこやかに笑ってみせる彼女は私に任せない!と慎ましい胸を叩いてみせた。

 

「おい待て天津風、何を言って…」

 

「さぁついてらっしゃい!まずは鎮守府の周りをランニングよ!!」

 

 

〈サァ、ケンコウテキナアセヲカイテ イッショニキモチヨクナリマショウ!!

 

 

――――――――

―――――――

――――――

 

「お疲れ様、お水よ。一つも息を切らさず走り切る…流石ね」

 

「いきなり走り出す奴があるか…」

 

天津風から渡させたコップの水を一気に飲み干し提督は息を吐き出す。

彼の表情はいつもと変わらず鉄仮面のようであるが、額からは汗が流れ少し暑そうにしていた。

それをみた彼女は少し嬉しそうに おかげでいい汗掻けたでしょ?

と笑って見せた。

 

「ヒトフタマルマル お昼ね。安心しなさい!!昼食もこの天津風特製スペシャル料理をご馳走してあげる!!」

 

少し待ってなさいねと言った彼女は執務室奥にある台所へと消えていく。何故だろうなんだかすごく嫌な予感がする…提督はそんなことを思いながら取り出したタオルで汗を拭きとった

 

 

「お待たせ、さぁたんとお食べなさい!!天津風の激辛辛撼鍋よ♪」

 

しばらくすると彼女はグツグツと音のする土鍋を持って台所から現れる。

鍋敷きの上に置かれた土鍋の蓋を開けた瞬間、大量に白い湯気が立ち上り鍋の中身が姿を現した…

 

 

 

 赤だ。 

 

ぐつり…ぐつりと煮え立つ姿はまるでマグマのよう

それを見た提督の表情は今日初めて変化を見せた。

 

苦渋… おそらくこの言葉が一番今の表情に合うだろう。

眉間に皺を寄せ鋭い眼光で鍋を睨みつける

 

「さぁどうぞ、きっと貴方の口にあうはずよ♪」

 

天津風は美味しそうに小鉢に鍋の具をよそい提督の前へと置く。

ポタタッと自身の顎から垂れてくる汗を手の甲で拭った彼はゆっくりと箸を持ち上げ

 

「…いただきます」 手を合わせた。

 

しかしそこから箸が動かない。片手に持たれた真っ赤な汁と具材たちのよそわれた小鉢を凝視するばかり。

これを口にした瞬間自分は一体どうなるのか、見た目からしてこれは人間が耐えられるものなのか?

あらゆる疑問等が提督の頭の中でぐるぐると回り、彼に食べるという行為を躊躇させる。

 

「じゃあ私もいただくわ。はふっ…ん~辛いわね!!でも美味しいっ…はむっ」

 

だが彼女は、天津風は食べることを躊躇する提督を気にもせずそれを口に運んで見せた。

辛いっ辛いと言いながらも彼女は玉のような汗を零しながら食事を続けていく、すごくいい笑顔で…

 

それを見た提督は大きく目を見開き、そしてフッと笑って見せた。

自分は何をそんなに躊躇していたのか。これは天津風が自分のことを想い作ってくれたもの、

それを食べないなんていう選択肢は最初から存在しないのだ。

 

心の中で すまなかったと謝罪をした彼は天津風特製激辛辛撼鍋を口に運んだ。

その瞬間、まるで身体が燃えているのではないかと思う程の熱さが彼を襲う。

身体中から汗が吹き出し、ぼたぼたと汗が零れ落ちていく

 

「…辛い」

 

一言そう呟いた彼は再び真っ赤な汁が滴る野菜を口に運び咀嚼し飲み込む。

辛い、辛いのだ。今まで食べたことのないほどの辛さ…しかしその中にある旨味がある。

それが箸を止めさせようとせず、もう一口…もう一口と口へと運ばせてしまう。

 

「お鍋の感想はどうかしら?貴方♪」

 

 

「あぁ…美味いな」

 

彼女の問いかけに彼は笑いながら答えた。

 

 

 

 

( ^ω^)・・・お~激しい

 

 

「ふぅ暑くなったわねぇ」

 

食事を終え食器を片付け終えた二人はムンムンと蒸した執務室で食休めをしている。

ソファーに座り足をぶらぶらと遊ばせている彼女は上着の襟をパタパタとさせ服の中に空気を送り込む。

 

「窓を開けよう、そうすれば部屋の熱気も逃げる」

 

提督は天津風の横から立ち上がり窓へと向かおうしたが天津風がそれを止めた

 

「今日は汗を掻く健康的な生活をする、忘れたの?」

 

「…しかし暑いのは嫌だろう」

 

赤みがかった頬をぷくぅ~と膨らませ怒ったような視線を向けてくる彼女に提督は困った顔をして、

ではどうするのかと質問を投げかけた。

 

「そんなの簡単じゃない、脱げばいいのよ!」

 

そう叫んだ彼女はバサァッと自分の服を脱ぎ捨て下着姿になってしまった。

黒の紐パンに上に至っては黒い紐のようなもので”先端”のみを隠すという下着とは到底思えない格好をしていた。

 

服を脱いだせいかフワリと彼女の甘い匂いが広がり執務室に広がっていく

 

「…はしたないぞ天津風、ここが執務室であることを忘れるな」

 

服を脱ぎ捨てなにやらスッキリとした顔をして再び提督の横へと座りなおす彼女に向けて、

彼は少し呆れた顔で注意をする。それに対して彼女は ”別にいいじゃない、私は貴方に見られるのなら平気よ”

と反省した様子もなく伸びをしてみせる。

貴方なら平気…おそらく信頼しているからという意味だとは思うが、提督は男性である。信頼しているからといってあのような格好に平気でなられてはあまりよろしくないだろう。もしも万が一、万が一提督が欲情し襲い掛かってきたら彼女はどうするのだろうか。まぁ艦娘である彼女に襲い掛かるなど自殺行為に等しいのだが…

 

「じゃあ貴方も脱いじゃいなさいよ、そうすれば変じゃないでしょ?」

 

赤信号、皆で渡れば怖くない。

つまり彼女の考えはこうらしい、

「一人だけ下着姿だからおかしく見えるのだ、二人でなってしまえば普通になって恥ずかしいという気持ちもなくなる」

 

うむ、おかしな理論だ。

提督は無視して何度も窓を開けようとするものの横に座る彼女に腕を捕まれソファーに引き戻されたり、抱き着かれてまったく動けなくされるという行為が何回も行われた。

 

そのせいで元々汗だらけであった提督の服はさらに汗まみれになってしまい、気持ち悪そうな顔をしている。

 

「…ハァ、まったく」

 

そう呟いた彼は大きな溜息を吐きながら、もう限界だったのだろう自分が着ている上着へと手を伸ばしワイシャツ姿になった。

そのワイシャツも汗まみれで透けてしまっており彼の肌が薄く見えてしまっている。

 

「やっと脱いだわね!まったく遅いわ…」

 

ほんと早くなりなさよね…と小さく呟きながら天津風は横から提督へ抱き着き、胸元に顔をうずめて動かなくなった。

 

「おい、なにをしている」

 

抱き着いて動かなくなった彼女に対して提督は声をかけるが返事が返ってくることはなく無音が執務室を支配する

 

 

その時、

 

 

 ”ジュルッ”

 

ちゅぴっ… ちゅ~…ちゅぱっ れるぅ… ジュパッ!!

 

なにやら提督の胸元から何かを吸い、、舐めるような音が聞こえ始めた。

提督は天津風の頭を掴み自分から放そうとするがまったく動く気配はない

 

「…天津風なにをしている」

 

「べちゅに…んちゅっ ただ流した汗の分ミネラルを補っている れろぉ…だけよ」

 

提督に抱き着いた彼女はひたすらに彼のワイシャツに吸い付いたり、首を舐め、ボタンの隙間から”汗を舐め吸い付く”行為に没頭している。

 

「ねぇ…私今から貴方に伝えたいことがあるの…」

 

「…。」

 

提督のワイシャツを甘嚙みいして汗の味を味わいながら彼女は告げる

 

「これを聞いたらきっと貴方は気持ち悪いって思うわ…」

 

提督の胸元に顔をうずめこれでもかという位長く深呼吸を繰り返した彼女は震えた声で話を続ける。

 

「でも知ってほしい…貴方には…だから言うわ…」

 

提督の首元の汗を汗を丁寧に舐めとり決意と不安が見え隠れする瞳を彼へと向け、そして口を開いた。

 

 

 

 

 

「あのね!私貴方の匂いとか汗とかに凄い興奮するのッ!!!」

 

「知ってる。」

 

なんとも冷たい視線で提督はそう返した。




殺人的な一週間を乗り切り投稿…遅くなってごめんなさい。
別に鍋について熱く語りわけじゃないのになんか文字数多くなって笑いがこみ上げてきました。

感想、評価くださった方ありがとうございます!!
お待ちしておりますどんどんください♪
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