IS×ACE COMBAT X ≪転入生はエースパイロット≫   作:初月

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白騎士事件の日のオーレリアです。
ほとんどオリジナル


番外編 - Gryphus Squadron -
番外編1 - Gryphus Squadron - 白騎士事件の日 前編


あの戦争が終わってから数か月たったころ。

 

私はオーブリーの空を飛んでいた。

 

機体は性能がそこそこいい上に艦載機である Rafale M である。

 

 

 

ユジーンから緊急無線が来た。

 

クラックス≪弾道ミサイルの発射を確認!現在飛行中の航空機は直ちにこれを殲滅してください!≫

 

≪どういうことだユジーン!?≫

 

普通に考えたらあり得ない。なんでそんなことが起きるんだ?

それに弾道ミサイルといえばレサスから接収したSWBMである。誤射で済むような兵器じゃない。

 

だがさらに衝撃的な情報が告げられた。

 

クラックス≪それが・・・発射機構が外部によるハッキングを受けたみたいで・・・≫

 

グリフィス5≪はぁ!?≫

 

≪目標は?≫

 

あまりにも衝撃的過ぎて逆に落ち着いてしまった。

しかしなんて痛手だ・・・。ただでさえ予算がないっていうのに・・・。

 

緊急時に私なんてこと考えてるんだろう・・・。

 

そんなことを思ってたら通信が返ってきた。

 

クラックス≪方角から換算するに日本(ノースポイント)かと思われます≫

 

私はあることに気が付いた。

 

数発だけではこんなに早く目標はわからないはずだ。ここからノースポイントまでの間には様々な国があるはずだ。どちらに飛んでいくのかで変わるがエルジアやユークトバニアを通過する。

 

そのことに僚機も気が付いたようだった。

 

グリフィス5≪待てユジーン!どうやってそんなに早くわかったんだ?≫

 

クラックス≪それが・・・全世界からほぼ同時刻にノースポイントへ向けて弾道ミサイルの発射が確認されました・・・≫

 

絶望感に満ち溢れた声だった。

 

≪な、なんだって!?弾頭は!?あと位置をいってくれ!≫

 

予想はついていたから正気は保てていた。

 

だがここからさらに衝撃的な話が入ってきた。

 

クラックス≪オーレリアから上がったのは通常弾頭です。他国からの弾頭には一部が核のようです・・・≫

 

私は思った。もしこれがノースポイントに着弾したらユリシーズに次ぐ被害になりかねない。

 

次に入った通信は落ち着いた声をしていた。

 

クラックス≪位置ですがあなたたちからみて4時方向です。今旋回すればちょうどヘッドオンできる位置に目標が飛んでいます≫

 

グリフィス5≪わかった。迎撃に向かう≫

 

私たちは安心した。これで一発は確実に落とせる。

 

≪そういえば他の目標はどうなった?≫

 

精神的に余裕が生まれたので自分を落ち着けるためにも聞いた。

 

クラックス≪ファルコ隊が復元したフェンリアを用いて攻撃を行っているようです≫

 

いつものクラックスの声だった。もう落ち着いたのだろう

 

≪ファルコ隊か・・・≫

 

アレクト隊との交戦を思い出した。そういえばあいつの息子って私のファンだとか言ってたね。

この任務が終わったら・・・っとこれはフラグだから基地に帰ってから考えよう。

 

クラックス≪隊長?≫

 

心配そうな声で聞いてきた。あれ?ユジーンってファルコ隊のこと知らなかったっけ?

まあそこらへんは後で聞くとしよう。

 

≪ちょっと物思いに耽っていただけだ。問題はない≫

 

結構物思いに耽っていたようでもうレーダーに目標の表示が出ていた。

 

グリフィス5≪目標をとらえた。FOX3!FOX3!≫

 

僚機に先手を取られたな・・・。まああれの撃墜はグリフィス5に任せるとしよう。

数秒後、目標にミサイルが直撃。しかしそれが弾頭に命中してしまいとんでもない轟音と爆風に包まれた。

 

≪きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?≫

 

グリフィス5≪ああ!ミサイルがぁぁぁぁぁぁ!?≫

 

無線を悲鳴が飛び交う。

 

 

 

気づくと私の機体はまるで木の葉のように落ちていた。

失速しているようだ。

 

ベイルアウトしようかどうが迷ったがエンジンをふかすと機位が安定したので脱出するのはやめた。

 

グリフィス5は・・・あれ?居ないな。死んでないよな?

 

 

電子機器を見てみると現在の状況が分かった。

 

≪こちらグリフィス1、レーダーが死んだ。基地への誘導を頼む≫

 

機体は失いたくはない。

 

クラックス≪それ以外の電子機器は大丈夫ですか?≫

 

ちょっと慌てた声で聞いてきた

 

≪どうやら大丈夫そうだ。ところでグリフィス5は大丈夫?≫

 

すぐ無線が返ってきた。

 

グリフィス5≪ミサイル以外は大丈夫だ。ところであの弾頭はなんだ?≫

 

どうやら大丈夫そうだ。ミサイルはあの爆風で飛んだりしたんだろう。

 

クラックス≪さぁ・・・。ただモンテブリーズ近郊より飛来したものだといのは確かですね≫

 

モンテブリーズと聞いて私たちは妙に納得をした。

M.B.S.R.を2か月で完成させたモンテブリーズの技術力だ。どうせSWBMを応用してつくったんだろう。

 

そのあと機体を損傷した俺たちは近くを航行していた空母に着艦した。

 

 

この事件の結末とその後の世界の流れを見て私は「あと1年早くISが出来ていれば」と思った。

 

 

でも私にとってはその日は白騎士事件よりその後に起きたレサス軍過激派によるオーレリア襲撃のほうが印象に残っている。

 

私の Rafale M の修理が終わったころに緊急発進命令が出た。

 

《国籍不明機の大編隊レサスより接近中!各機スクランブルしろ!》

 

「またレサスからの侵攻かよ!?」とか「また戦争なのかよ・・・」とか悲痛な叫びがあちらこちらで湧きあがった。空母航空隊は被害こそ少なかったが友人を失った人は多い。

 

まあ私みたいに仲間が根こそぎいなくなったなんて人は少ないだろうけどね・・・。

 

 

数分後私はまた空に上がった。

 

そのとき来た無線に驚愕した

 

?≪あー、あー、こちらレサス空軍第103航空師団第1飛行隊隊長のハンター1だ≫

 

なぜレサスから通信が?まあいいや、理由を聞こう

 

≪こちらはオーレリア空軍のグリフィス1だ。貴機の意図を問う≫

 

降伏しろとでもいうのだろうか?だとしたら殲滅するだけだが。

 

ハンター1≪クーデターを起こした航空隊がオーレリア方面へ逃走した。迎撃してくれないだろうか≫

 

え!?あの大編隊がクーデター軍なのか?多過ぎだろ。大体30機はいるぞ。

 

クラックス≪ではそちらのIFFを送信してください。そのあと我々のIFFを送ります≫

 

さすがオーレリアでもっとも実戦経験を積んでいるAWACSだ。冷静に対応してくれた。

こんな感じでA.L.C.が来たことがあったな。あいつら今何やってんだろう?

あとで調べて訪問してみるか。

 

IFFが送信され広域レーダーに表示された。機数は8機。これで敵とほぼ同数だな。

だが安心はできない。レサスのクーデター部隊は多分戦争の生き残り、対するこちらは新人が紛れている。

さらにオーレリア空軍には乱戦経験者が少ない。というかまともな空戦がSWBMによる破壊によって終始起きていなかったのだ。

 

私だって乱戦は対アレクト隊戦ぐらいしか経験していない。

 

でも・・・味方が心配なら自分が頑張るしかないよね。

 

そう思った時にはオーレリア戦闘機隊の先陣に立っていた。

 

≪グリフィス1、エンゲージ!≫




原作買うまでの番外編でも書こうかとおもったらなんかかなり長くなってきたので分けて投稿します。
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