狩人と天使、所によっては果実   作:檜垣と亀

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亀です。

お、俺は知らないぞ!
俺はただ安かったから買っただけなんだ!
ドラクエ9、普通に面白いって言われて…。

(こんな駄文を投稿する)俺が悪いってのか…?俺は…俺は悪くねぇぞ、
だって友達に言われたんだ…。そうだ、友達がやれって!(ドラクエを)
こんなものを書くつもりなんてなかったんだ!
誰も書いてなかったろ!(モンハンxドラクエ)
俺は悪くねぇっ!俺は悪くねぇっ!

はい、調子乗りましたごめんなさいなんでもしますから


1 二つのプロローグ

 雷を操る獣がいる。

 風を、嵐を操る龍がいる。

 そんな生物を知恵と、道具と、武器と、己が身を使って狩る者達がいる。

 人々は彼らを敬意を持ってこう呼んだ。

 

 『狩人』(ハンター)と。

 

 

 

 霊峰 頂上。

 分厚い雲が白い龍に切り裂かれ、無くなっていく。

 高い声をあげ、龍はそのまま空高く飛んでいく。

 嵐が、天災が、古龍が、過ぎ去っていく。

 雲に覆われていた太陽が、辺りを照らす。

 蒼い空に伝説の古龍が太陽に照らされ、飛んでいく。

 その光景。幻想的なその光景が、彼の最期に見た光景だった。

(あぁ…。とりあえず、だな)

 遠くなっていくそれを見ながら、満身創痍の彼は思った。

 そして、自分が残り数秒で死ぬことを思い出す。

(ったく…、あの古龍め…)

 悪あがきで崖から落としやがって。

 落下しながら彼は悪態を吐く。

 まぁ、撃退できたからよしとしよう。

 これでユクモ村も、他の地域も大丈夫だろう。

 自分一人いなくなっても、ユクモ村には他のハンターがいる。

 だから何の問題もないだろう。

「これで…二人のとこにーーー」

 ふと、視界に何かが映る。

 みると、それは白銀の太刀を模したネックレスだった。

 これはたしか、一昨年あいつからもらったものだったっけかーーー。

(あいつ、怒るかなーーー)

 約束を破ったんだ。あいつのことだから、かなり怒るはず。

 その様子を想像して彼は苦笑する。

 ごめんな、約束を破って。

 そこで、彼の意識は途絶えた。

 

 この時は、誰も知らない。

 彼の落下地点に不思議な文字が描かれた円ー魔方陣があることを。

 その魔方陣が、どんな意味を持つかも。

 彼が、まだ生きていることも。

 

 まだ、誰も知らない。

 

 

 

 ねぇ、誰かいるの?

 いるなら姿を見せてよ。

 何か言ってよ。

 そんな人々の声が聞こえる…。

 いったい、いつの頃から師匠はこの世界を見守ってきたんだろう。

 

 ボク達は天使と呼ばれている。

 

 

 

 ウォルロ村 夜

「…、はぁ…」

 真夜中のウォルロ村で一人、出歩いている不審な人物がいた。

 身長が低く、蒼髪ポニテの濁った目の女の子。

 皆が口を揃えて「関わりたくない」と言うだろう(というか、言われた)彼女の名は、ナイン。

「というか、それボクだよ」

 自分で言ってて何だが、もうなんか駄目な気がする。

 まぁ、周りから見えることはないからいいんだけど。

 なぜなら、ボクが天使と呼ばれる存在だからだ。

 天使は昔々はるか昔、人々を見守るというめんどくs、もといとても大切な命をうけ生まれた…らしい。

 らしい、というのはボクが生まれてまだ17回しか季節が巡ってないのだ。

 詰まるとこ、ボクは17歳のピチピチ女の子なのだ!ーーーうん、我ながらきもい。まじで。

 そんなことはどうでもいい。重要なのはボクが天使と呼ばれる超常の生き物で、人の目には見えない、ということ。

 その天使がなんでこんなとこにいるかというと、それはボクがこのウォルロ村の守護天使だからだ。

 最初に僕がため息をついていた理由でもあるのだが。

 普通守護天使とは経験豊富の天使がやるもの。ボクは自慢じゃないが天使界の中で一番年齢が低い。

 それに本来のウォルロ村は我が師匠イザヤールが守護天使をやっていた。

 しかし一ヶ月前、

「おい、ナイン」

「なんですか師匠急に」

「明日からウォルロの守護天使やれ。オムイ様の命令だ。今から引き継ぎするからついてこい」

「ほへ?え?」

 と言う感じでなってしまったのである。理由は分からない。

 ぶっちゃけめんどくさい。いろいろ。守護天使としても、天使としても。

 しかし上司には逆らえない。

 だからやる気ゼロの状態でやっていた。いろんな不満を抱えつつ。

 「はぁ…。やだなぁ」

 ため息ひとつ。そして天使界に戻るため飛び上がる。

 こんな生活が終わらないかな、と。死んでしまいたいなぁと馬鹿みたい願いを胸に抱えて。

 

 そんなアホみたいなことを願っていたちょっと前の自分をぶん殴りたい。

「うわぁぁぁ!!」

 目に映るのは紫の閃光。

 何が起こっているのか僕には全くもってわからない。

 いつも通り、星のオーラを世界樹に捧げた。

 そしたらどこからか来た金ぴかの物が(師匠や長老は天の箱舟とか言ってた)紫の閃光に撃ち落とされて。

 一際大きな閃光の風圧でボクは吹き飛ばされそうになっていた。

「これは、どうしたことか…!わしは、騙されていたのか?」

 師匠と長老は呆然としている。が、気にしている余裕はない。

 今掴んでいるこの根っこから手を離せばボクはこのまま地上に真っ逆さま。

 つまりは、死。

 思い出すのは、半月前ウォルロの近くで魔物に襲われ死んだ旅人の最期。

 あの時、ボクは村に魔物が近寄らないようにするので精一杯だった。

 …言い訳は止そう。

 とにかく、ボクは死を思い出した。そして、怖くなったのだ。

 まだ、死にたくないと。

 今の表情はきっと涙とか鼻水とかでとにかくぐしゃぐしゃだろう。

 そんな若干他人事のように感じている自分がいる。

 が、今はそんなことどうでもいい。

 もう、腕が限界なのだ。

「し、師匠…!」

 駄目もとで呼んでみる。

「助け、てーーー!」

 手が、もうーーー 

 そして、浮遊感。

 ボクが意識を失う前の最期の光景は、師匠が必死にこちらに手を伸ばしているものだった。

 

 

 

 

 この日、地上には狩人と天使、所によっては果実が降った。




調子乗って書きましたが、エタらないよう頑張ります。

か、感想とかくれたらうれしいなぁ(チラチラ
はい調子乗ってごめんなさいなんでもしますぅぅっぅ!!
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