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冥土さんが使っていた特技をせいけんづきに変更
痛ぇ。
真っ先に思ったことがそれだった。
身体中いろんなところから、様々な痛みが俺を襲う。
切り傷骨折打撲にすり傷。痛み方からして左手と肋骨の何本かは確実に折れてんだろ。
なんだ、俺なんか悪いことしたか?これはあれか?『特に意味のない怪我の数々が俺を襲う』ってか?やめてくれ、死んでしまう。俺の業界でも無理だそれは。
さて、それはさておき。
ドコダヨココ?
痛む体を無理矢理起こそうとして激痛でのたうち回る俺。それでまた激痛が(以下無限ループ)
起きることは諦めて、ハンターとして(一応HR6…。うん、実力が伴っていないとか言っちゃいけない)鍛えた5感で周囲を確認する。
1、嗅覚
フダントハチガウツチノニオイヲカンジマシタマル
使えねぇ…。ペイントボールとこやし玉の匂いに毒されたのか?
2、聴覚
川のせせらぎが、優しい風の音が、時折聞こえる鳥の音が、穏やかな時の流れを感じさせたよ…。
…、俺はいつからポエマーになった?
3、視覚
蒼い空が、白い雲g(以下略
4、味覚
わーすごーい、血と汗って混じるとこんなにまずいのかー!
はい、次。
5、触覚
痛くてうごかせないお。あ、愛用のレウスSシリーズの感覚がないお。
マジ使えないなこの体!!誰の体だよ訴えてやる!!
わかったことなんて少ししかねぇよ!
見知らぬ土地で一人怪我だらけ、指一本動かせない体で防具なし。
これを人は『詰んだ♪』っていうのか。俺はまた一つ、賢くなったようだ。
さて、本格的にどうしましょう。
まず、どうしてこうなったんだっけか。
最後に覚えているのは…、あ、アマツのせいか。
あいつ…、俺のことこんなにボロボロにしやがって…!
おのれアマツ…! ゆ゛る゛さ゛ん゛!!
あれ?
そういえば俺、崖下に落ちたはずなんだけど、なんで生きているんだ?
「けけけけっ!!」
その時、そんな声が聞こえた。
そちらの方を見ると、そこには宙に浮いた緑色の子供がいた。
というより普通に驚いた。
空を飛んでいることもそうだが、音もなく、気配すらなく、まるで先ほどからそこにいたかのように現れたのだ。すごい子供だ。
なにはともあれとりあえず第一村人(?)発見である。やったね俺!助かるかもよ!ハンターたるもの、常識に囚われてはいけないのだ。(キリッ)
「き、君…」
そこで俺の言葉は止まる。
「けけけけけけけ」
そいつは、こちらを見ていた。
たった一つの目で。
「っ!?」
ハンターとしての勘が最大限に警鐘を鳴らす。
あれはやばい。冗談抜きに。あの目は獲物をどうするか考えている目だ。
「っがあっ!!」
激痛に耐えながら立ち上がる。
身体中が悲鳴をあげるがそんなこと言ってられない。
今は防具はおろか、愛刀すら手元にない。逃げなければ、死ぬ。
立ち上がりすぐに横に回避。
ーーみならいあくまはメラをとなえた!ーー
瞬間、先ほどまで俺が倒れていた場所に炎が着弾する。
みると、一つ目の子供が残念そうにしている。
何もないところから普通炎は生まれない。信じがたいが、あの子供が放ったのだろう。
「やめて…くれっ!!」
まあ、止めるとは思ってないが。
「けけけけけけ♪」
ほら。ウンシッテタ。
今度は持っている杖で殴り掛かってきた。
だが、それは愚策だよ一つ目君(勝手に命名)。
その程度なら見切ることなど簡単。
「けけけけっ?」
はい、隙ができました!ならやることはただ一つ。
逃げるんだヨォォ!!
ーーサードはにげだした!ーー
どれくらい歩いただろうか。辺りはもう暗くなってきている。
あれから、何回か見たことのない生き物に襲われた。
その度に逃げ出していたのだが、正直かなり疲れた。
というかかなりきつい。色々と。
2時間前程に視界に街が見えたので、ずっとそちらに向けて歩いている。
あと数百メートルぐらいで着くのだが、門番らしき人にめっちゃ警戒されているっぽい。
無理もない、と思う。
そりゃあ、ボロボロの男がゆっくりと歩いてこちらに向かってくるのだ。恐怖でしかないだろう。
俺だって警戒する。
が、限界だ。
精神的にどっか安心したのか、意識が安定しない。
もう…無…理…。
目の前でボロボロの青年が倒れた。
「こ、こいつ…、人、なのか?」
同僚が俺に聞いてくるが、俺が聞きたい。
左腕が完全に折れ、身体中真っ赤、極め付きは腹から飛び出した一本の骨。
こんなスプラッタな奴が歩いてたらそりゃ、真っ先にくさった死体が来たかと疑う。俺は悪くねぇ。
実際物見台から見てたやつにそう言われて、俺たちは城の前でスタンバッテいた。
だがひとりで、それも魔物に襲われそれから逃げながらこちらに来るのだ。
明らか普通のくさった死体じゃない。じゃあ何か。
人なのか?人だろう。本当?確かめるか←今ここ
それで近づいてみれば
「…、生きている!」
どんな化け物だよ。そう思った。
とりあえず、城に運ばなければ。
スプラッタ人外を担架に乗せて、俺たちは城へと走った。
知らない天井だ…。
それにすごいふかふかベットである。
ユクモの自分のベットより3倍はふかふか。
なんだ、ここが天国か?
よし、いつもどこぞのアホに邪魔されてできないことをしよう。それでは、怠惰と惰眠の極致、噂の二度寝たるモノに挑戦すべきではないかと思ったその時、
「はい旅人さーん…、起きているわけないですよねー」
これは、メイドさんだろうか。私の様子を見に来たのだろうか?いや、しかし今俺は二度寝たる思考の行為を強いられているんーーー
「さて、それではオムツ交換の時間でs
「おはようございます」
「キャアアアシャベッターー!!」
ーーメイドAのせいけんづき!ーー
「うなっ!?」
ベットから転がり落ちることでなんとか冥土さーメイドさんの攻撃をかわす。
「な、なななな何で起きて!?」
「なんで、と聞かれても…」
起きてしまったものはしょうがない。それともあの状況で起きるなと?
というより寝起き、それに怪我人にあんな右ストレート放つなんてこの人大丈夫なのか?
「ど、どうした冥土!」
「やはり手遅れだったか!?」
「くそっ!!間に合うかっ!」
何やら外が騒がs
ーー兵士Aのマジックアロー!ーー
またかぃ。
飛んでくる矢を首の動きで回避。危なすぎる。
先ほどのメイドといい、この人たちは怪我人に対する扱いというものを分かっているのだろうか?いいや、分かっていない。
というかメイドAさんやっぱり冥土って名前だったか。
「大丈夫かって、回避された!?」
「「起きて、る?」」
俺は起きていちゃいけないのかよぅ…。泣いていいか?
「だ、大丈夫なのか…?君?」
「…いきなり人に攻撃するよりかは大丈夫だとは思う」
「「うぐっ」」
とりあえず…、ベットに戻して。
「かくかくしかじか」
「そんな状態で、自力でここまで来たと?」
目の前の青年は、当たり前のようにそんなことを言った。
「…何かおかしな点でも?」
いや、きっと目の前の青年にとって当たり前なのかもしれない。
しかし、どんな生活をこんな人間になるのだろう。
こんな、常に無表情で物事を淡々と、まるで他人事のように話す。
怪我だって常に痛むだろうに、そんなこと表情に出さずに。
感情の起伏が、感じられない。
壊れている。第一印象はそれだった。
「…、俺を助けていただいで、ありがどうございます」
急に、目の前の青年が深々と頭を下げてくる。
「あ、あぁ。いや、当たり前のことをしたまでだ」
医者長が驚く。私も驚いた。
なんかすごい意外だった。
どうやら礼儀は知っているようだ。
「きっと助けていただかなかったら、俺は死んでいたと思う」
そこで、初めて表情が変わった。
一瞬、瞬きぐらいのほんの一瞬だったが、メイドである私は見逃さない。
彼が遠い目をしたのを。
気のせいではないだろう。私の直感がそういっている。
「身元不明、目的不明の俺だが、あなたたちに何か恩返しをさせて欲しい。
いいだろうか?お願いしたい」
そう言って、また頭を下げてきた。
そこで私は思った。
あ、この人不器用なだけで普通にいい人だ。
メイドの直感Part2だ。
「…、とりあえず、その怪我を治すんだ。めんどくさい話はそれからにしよう」
「…本当に、ありがとうございます」
「あ、ではオムツを交換しまsy
「トイレの位置を教えてくださいお願いします」
歩けないのに何を言うんだこの人は。
ハンター(サード)の容姿
モンハン的に
ハンターカット
髪の色 R 255
G 90
B 100
顔に大きな傷あり
ドラクエ的に
1せいべつ おとこ
2たいけい タイプ1(一番でかい)
3かみがた タイプ1(普通のショート)
4かみのいろ タイプ3(赤)
5かお タイプ3(ジト…目?)
6はだいろ タイプ4(普通の肌色)
7めのいろ タイプ1(黒)
8なまえ サード
その他
基本無表情(笑)
銀の太刀のネックレスをつけている
こんな…かんじ?