ども、アームズです(;´ア`)
色々とありまして(葬式とかそろそろ修学旅行とか)、なんやかんやしてたら時間が過ぎ去り、なんと言うか、ここまで更新出来ずに来てしまいました
取り敢えず、更新遅れて申し訳ねぇ
長々と話してもあれなので、本編をどぞ
……
ぜ、全然状況が掴めん!?
パニクってました(現在進行形)
悠斗は、右腕を抱き締めるようにして寝ている朱刃をなんとか、引き剥がそうとし、腕を引っ張る、が…
「ん…ひぅん…んっ…」
と、なんだか変な反応を示す。
ふ、普通に起こすべき…?いや、まて、今起こしたら多分「ナニか」される、口にできないことかもしれないし、口にできるものかもしれないし…だが…
と、頭がふっとーしそうだよぉ…なんて馬鹿げた事の一つも言いたくなりそうな状況に追い込まれ、必死になって考える。
なんとか引き剥がそうとゴソゴソ動いていたら…
「ひゃぅ…ふにゃぁ…?」
目を覚ました
アカン
「うにゅぅ…えーい…」
可愛い掛け声と共に悠斗の手を掴み…
自分の服の中を通して胸を触らせる。
「」
頭がフリーズする、取り敢えず柔らかい、取り敢えず暖かい、OK、理解した、取り敢えず
「(寝ぼけてんじゃねぇよぉぉぉぁぁぁ?!?!)」
時折誘惑してきて、隙を見せたら既成事実を作りかねないことまでしてきた朱刃、それは寝ぼけていても、同じことだった。
全速力で、音の速度もかくやと言わんばかりの速度で脳から指示が出て、さっと腕を引き抜く、その際何かに引っ掛かって、「ひぅっ」なんて聞こえた気がするが、無視してそのままベッドから転げ落ちる。
■■避難なう■■
悠斗はなんかよくわからない汗をかきながら近くの椅子に座っている、放っておいてさっさと帰れば良かっただろうに、何故か久々に喋りたくなったのだ。
…後から振り返ってみれば、ここが分かれ目だったのだろう。
「んぅー…んにゃ…?あ、悠ちゃんだぁー…」ホワンホワン
「水でもぶっかけて目醒まさせた方が良いかもしれんな…」
と、ベッドで寝てた朱刃が起き上がってふらふらとおぼつかない足取りで寄ってくる。と、足元のコードに足を引っかけこちらに倒れる。
「あっ…」
「ちょっ、おまっ…?!」
なんとか倒れてくるのを受け止め、思わず吸い込んだ息をゆっくり吐き出す。
「まったく…寝起きが弱いのは相変わらずか、春」
「んぅ…」
寝起き故か、顔を悠斗の服にスリスリと擦り付けるような仕草をし、それを見ている悠斗は頬を緩める。
昔から、甘えん坊だった朱刃は少しだけお兄ちゃんだった悠斗に甘えるような事が多く、それに答えるように悠斗も朱刃の喜ぶことをしてやることが多かった。幼い頃だったから許されるが、一緒に風呂に入り、髪の毛を洗った回数は両腕の本数を十倍にした時の指の本数でも足らないだろう。
そして、そんな甘える朱刃を見ていた悠斗は昔からの癖で、頭をそっと撫でる。撫でるたんびに朱刃は猫っぽくにゃーと言う。
…それまでは、良かった
突如、轟音が響く
思わず二人で同じ方向───窓の外を見た
火の手が上がっている
中心には何か居る
それは、こちらを見つめ、ニヤリと笑みを浮かべたように見え、その直後…
ウゥゥゥゥゥゥ ウゥゥゥゥゥゥ ウゥゥゥゥゥゥ
警告音らしき音が施設全体で発生する
「…こうしちゃ、いられないみたいね」
朱刃の方を見ると、さっきまでの甘えていた幼馴染みはどこにもいなく、そこに居るのは一人の女兵士の様な目をした女がいた。
「ここは危険ね…こっちに来て」
突然手を引かれ、部屋を出てエレベーターで地下へ行く。
■■IS学園・寮地下■■
どこだろうか、ここは。
連れてこられたのは地下の暗い空間、揺れは時折感じるが、戦っている音は大して聞こえない。
「良い?警報が切れるまで出ちゃダメ、絶対ね?」
弟に言い聞かせる姉の様な面持ちで、朱刃がそう告げる。この声音はなんだか、違和感があった。しかし、それに気づけても、原因がなんなのかまでは分からなかった。
「そう言っても…」
「良いから、ね?」
そう言いながら朱刃は悠斗の手を掴み、見つめる。そして、不意に朱刃は顔を近づけてきて…
「────」
口づけが、短い口づけがされた。そして、朱刃はすぐさま部屋を出てエレベーターに向かう。
悠斗は、それを見つめているしかなく、ピー、と言う部屋にロックのかかった音が部屋を満たした。
■■IS学園・寮地下シェルター■■
何分経っただろうか、いや、何十分か、時折感じる揺れと微かに聞こえる爆発音、それ以外はほとんど代わり映えのない空間で、悠斗は少しだけ震えていた。
命の危険に瀕しているかもしれない、その事が恐怖をかきたてているのかもしれない、そうでなければ…朱刃の心配だろうか。柄にもなくそんなことを考えているな、と思っていると強い揺れに襲われる。
間違いなく、今までで一番強い揺れで、音が大きかった。しかし、違和感があった。今までは、頭上、地上で行われている戦闘の音が聞こえていたはずなのに…
今聞こえた音は、何もないはずの壁の向こう側から聞こえたのだ
悠斗はおもむろに、音の聞こえた方に近づいて、耳を澄ませる。もし、何かがあるなら、何か聞こえるはずだ、もしくは、戦闘の最中、地形変動でここら辺の壁の露出もあり得るかもしれない。そう考えながら耳の拾う音を聞く。
すると、ガコンッ、と言う音がした。結構近い、音がハッキリと聞こえ、また、音も大きかった。そして、ピッピッピッと言う音が聞こえ始めた。
「…おいおい、まさか、だけどよ…
よくある、時限爆弾のタイマー音らしき何かが聞こえる箇所から、一歩、二歩とゆっくり離れる。そして、反対側の壁まで残り半分、と言うところで…
耳が死んだ、壁の向こう側から聞こえた何かによって。
■■???■■
意識の半分が飛んだ
強力な衝撃波らしきなにかによって
壁が破壊され、残骸もろとも
反対側の壁まで吹き飛ばされる
耳は爆発音によって聞こえなくなっている
身体中に激痛が走り、触覚もまともに機能しない
視界は生きているが、意識が朦朧としているからか景色が二重になってたりする
「い…っつ…」
痛みに徐々に慣れ、なんとか動けるようになる頃には、多少は耳が元通りになってきた。
先ほど、爆発があったであろう場所を見ると、石と土とコンクリの破片とが混ぜられたような状態になっていた。爆発で舞い上げられた土などだろう。
「くそっ…外は…何が…」
爆発のあった場所に近づくと、金属光沢を持つ何かの破片があった、恐らく爆発した爆弾の残骸だろう。上の方を見ると、穴があり、恐らくそこから爆弾が投げ込まれたのだろうと予想できた。
穴の更に先を見ようと、壁に手をつきながら不安定な足場を進んでいると…
「…ん?今、何か冷たいものが…」
ふと、コンクリートの壁とは違う冷たさを手に感じる。しかし、そこには土色の壁があるだけに見える。
なぜ冷たいのか、冷たかった土壁の周りを触ってみるが、特に冷たくもない。特別、その箇所だけ冷たく感じるのだ。
もう一度触れて見ると、触れた左手の指先に冷たさを伝えてくる。そして…
仄かに、光った
「…っ?!今のは…」
一瞬、仄かに光った時に、冷たさを感じさせないただの土壁の向こう側から光が漏れでてきた。
「何が…ここら辺か」
土壁を剥がし、土で汚れた何かを服の袖で擦ると…黒い金属のような物が現れた。
もう一度触れると仄かに明かりを放ち、まるで魔方陣の様な物が現れる。それは一定の規則に合わせて動き、色も徐々に変わっている。仄かに光っているだけから、淡い緑、深みのある青と、様々な色に変化している。
ある程度剥がすと、全体がおぼろ気に見えてくる。そして、その物体にどことなく見覚えがあった。
テレビをつければ、その話題が確実にあった、女性にしか扱えない、ある
「IS…インフィニット・ストラトス…なのか…?」
今ある女尊男卑の象徴、女性のみに反応し扱える世界最強の兵器
黒いボディを持つそれはそこにあった。
「何故こんなところに…破棄されたものか?いや、でも反応しているし…いや、それよりも…男のはずの俺が触れて反応しているのはどう言うことなんだ…?」
女尊男卑、その理由はISが女性にしか反応しない事が原因である。しかし、今間違いなく、自分に反応している、何故かはわからないが、これはイレギュラーな何かなのだろう。そして、触れているうちに、脳に何かが流れ込んでくるのを感じた。
「…コイツの動かし方…武器…
それは情報、それが有益か無益かはわからない、それに、反応している原因は依然としてわからないままだった。しかし
「…俺にも動かせるなら…」
そう呟いていると…
────どこか遠くで、ひどく懐かしい
悲鳴を聞いた気がした。
■■戦場・???■■
戦場、学園であった筈のソコには火の手が幾つも上がっていた。そして、銃声が空間を支配していた。
朱刃はその朱の字の通りの色をした髪の毛を揺らしながら、
「リロード!」
「オッケー!」「カバーするよ」
戦闘が膠着状態に入って数分。いや、偶然今は拮抗しているだけですぐにも破られるかもしれない状況になって数分。武装…銃の弾薬が底を尽きようとしていた。
たった数分でも精神的な疲労は凄まじく、攻撃をさせまいと撃ち続けているため、弾薬の消費が激しい。
「援軍は!」
「あと三分!だけどもう弾が…」
「泣き言言ってないで撃て!」
三人は射撃を続行する、それは死にたくないから、『既に死んでしまった先輩方を見てしまったから。』
「だめ…あと十秒も持たない!」
朱刃はその声を聞きつつ、リロードを完了させ、遮蔽物から身をのりだし、射撃を再開する。
「弾を撃ちきったら下がって!水優!鈴の援護!」
「ごめん…!」
「気にしないの!あと3秒!」
二人に退くように指示を飛ばし、牽制を続ける。その顔には、冷や汗が流れていた。
二人が後ろへ下がり、安全な場所まで下がると、朱刃も牽制をしながら下がろうとする。しかし、その時だった
黒い機体の侵入者が、一気に近づいてきたのだ。
朱刃はそれに反応できず接近を許してしまう、そして、ゼロ距離から、
凄まじい衝撃とともに、後ろに吹き飛ばされる。
「がっ…はぁっ…!?」
衝撃によって、体が一時的に痛みによって動かなくなる。そんな朱刃のそばに、黒い機体の侵入者がゆっくりと近付いてくる。
怖い
なんとか動こうとするが、体が言うことを聞いてくれない。
恐い
早く、早く逃げなきゃ、そう思っていても体は、痛みを訴えるばかりで、動いてくれようとはしない。
コワイ
ただ1つ、ただ1つの単語が頭を埋め尽くしていく。
脳が、心が、恐怖に侵食される。
「いやぁぁぁぁぁぁ!!!」
久しく、叫ぶことのなかった悲鳴を叫んだ。
どうか、誰か、助けてください
かつて、守られるだけだった女の子の純粋な感情が
そこにはあった
■■IS学園・寮地下シェルター■■
久しく聞いた、誰かの悲鳴
脳裏には、一人の友人で、幼馴染みが浮かんでいた。
「…もし、出来ることなら…!」
触れていたISから発せられる光が一際強くなる、そして機体そのものが真っ白に発光する。すると、端からそれが消えていき、ネックレスに形を変える。
「…ありがとう、来い、
データの一切合切を入力せず、未登録でもあったが、それでも動いた、この瞬間、もう一人の例外が誕生した。
着ていた服はそのままで機体は展開され、黒いパーツの一つ一つを纏っていく。そして、展開完了と同時に巨大な狙撃銃を展開する。
「SC-01=国崩し」
折り畳まれていた長い銃身を伸ばし、そして少し下がった位置から土壁に銃身を向ける。
「ファイア」
雷の如き爆音と共に、目の前を吹き飛ばす。
■■???■■
目の前を砲撃で吹き飛ばすと、前方斜め上に巨大な穴が出来上がり、その先へ飛んで辺りを見渡す。すると、目の前に朱刃が倒れていた。
そんな朱刃に銃を突き付けている侵入者らしき奴が、こっちを見て、少し笑ったように見えた。
そいつは、笑みを浮かべたまま、朱刃から離れ、こちらに銃を向け、発砲を開始する。
「っく…!いきなりかよ!」
左へ右へ、回避行動を繰り返し放たれる弾丸を回避する、しかし、乗ったばかりの自分の腕前では回避しきれず、弾丸は機体の側面ギリギリを通り抜けながら、シールドエネルギーを削り取っていく。
中々弾が当たらないことに腹をたてたのか、右手の銃で撃ちながら、左手にも新たに銃を展開し撃ち始める。
「よっ…とっ…!くっ…不味い…!」
弾幕の量が倍になり、回避行動をとることも出来なくなり、腕を交差させてシールドで弾幕を受ける。するとたちまちシールドエネルギーは減少していき、ゼロへ向かって突き進む。
そんなとき、朱刃の呻き声が聞こえた気がした。
苦痛で息をするのも辛そうな声が耳に入った気がした。
殺意が頭を支配する。
「…武装展開、SC-01=国崩し」
シールドエネルギーが削れているのも忘れ、目の前にいる障害を排除する。
「limit over 火力限界射撃準備」
通常、火薬で弾を飛ばすだけのスナイパーキャノンにシールドエネルギーの一部が流れ込み、推進力を割り増しさせられる。
「セーフティ、解除」
通常火力を上回るこの一撃には、専用のセーフティがかかっており、それだけ火力高く、危険であることを示している。
後先考えない
後悔するかもしれない
短絡的だ
「それがどうした」
引き金を引き、相手の腹部へ目掛けて弾丸が放たれる。そして、視界は爆発の光で塗り潰された…
■■???■■
ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…
周期的に、機械の音が聞こえる
コツコツコツ
誰かが歩いてきた
…守るはずだったのになぁ…
誰かの声が聞こえた
起きているのかも分からない意識を、意図的に叩き起こす。腕と腹部、頭に痛みを感じながら、意識が戻ってくる。
目を開けると、ベッドで寝ていた、左の方を見ると、そこには朱刃が居た。
そっと、左手を俯いている朱刃の頭に乗せてやる。
「っ…ぇ…?」
朱刃が顔を見せてくれる、瞳には今にも泣きそうな感じがあり、表情は驚きに染まっていた。
「ぁぁ…っ…!」
小さく、嗚咽とも声とも取れない音が口から聞こえた直後に、朱刃は悠斗に抱きつく。
「良かった…目を覚ましてくれた…!やっと…!…うっ…ぅぅ…!」
抱きつきながら、朱刃は限界を迎えてか、泣き始める。
「…すまなかった」
謝罪の意もこめて、頭をゆっくり撫でる。
夜の保健室に、すすり泣く朱刃の声だけが、ただただあった。
次回くらいには、それっぽくと言うか
真面目に書いていきます
なので、次回からはイチャイチャ(一方的に)は
少なくなりますのでなにとぞ(多分)