ガヴリールドロップアウト~半天使半悪魔のスクールライフ~ 作:ヤマネコ
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◆◇◆
~ガヴの部屋にて~
カチャッ…
「え、あ、やばいやばい。だから早くヒールをっ。」
ザクッ
「ふわぁぁ、何事ぉぉ。」
シャッ
「うわぁぁ、目がっ、目がぁぁぁ、ううっ。」
「朝っぱらから何やってんのよガヴ。」
「ああっ?」
「天使がそんなんじゃ駄目じゃない。」
「何てことしてんのヴィーネ、今ヴァルハラ王国が危機的状況なんだよっ。」
「ヴァルハラ?」
「ネトゲだよ、ネトゲ。ヴァルハラ王国はモンスターに苦しめられてるんだからっ。天使ともあろうものが民を見捨てることになるなんて罰当たりもいいとこだよっ。」
「天使ともあろうものが朝からネトゲやってるんじゃないわよ。」
「失敬なっ。昨日からだよ。」
「なおたちが悪いわっ。それより学校、今日も休む気じゃないでしょうね?ルシフェルも家の前にいるわよ?」
「がっこー?いいよ、今日休みって聞いたしー。」
「誰からよ…。あんた最初にあったときはすべての方を幸せにするのが私の夢なんですとか言ってたじゃない?」
「はぁ?そんなこと知らないよ。どうせルシフェルが何とかしてくれるよ。」
「こいつほんとに同一人物か…。」
「いい?私は天界には帰らない。人間界でずっとこの生活を続けていく。」
「はぁ?」
「こっちの娯楽に触れて気づいたんだ。あの頃の私は偽りの姿、本当の私はどうしようもない駄天使なんだってね。」
「言い切ったぁぁ。」
「そんなわけで私は学校には行かないから。」
「ここまで言われるといっそ清々しいわね…。」
「私とルシフェルは先に行くけどガヴもすぐ来なさいよ?」
「気が向いたらねっ。」
「まっ、学校に行く行かないはガヴの自由だし。でも、だらけ過ぎて天界に強制送還なんてならないようにね?ルシフェルがガヴの現状を報告できること忘れてないでしょうね?」
「ふっ、ヴィーネも甘いね。その程度の揺さぶりで私が動くと思ってるなら。悪魔のささやきも大したことないなぁ。私の意志は固いんだ。まぁでも、今日は気が向いたから、行ってあげようかな。」
◆◇◆
~部屋の外にて~
「どうだった?」
「一応ルシフェルの名を出して揺さぶりはかけてきたけど、ありゃ駄目ね。遅刻しちゃうから私たちも行きましょ?」
「そうだな…って勝手に人の名前使うなよ。まぁいいけどさ。」
そうして学校に行くと……ガヴの机の上にパンツが乗っかっており、数人の男子たちが拝んでいた…。
「ルシフェルは見ちゃダメッ。」
とヴィーネが言いつつ、ガヴの物と思われるパンツを回収したようだ。
「まさかあいつ、パンツさえ学校に行けば出席になるとでも思ったのかな…。」
「そ、そんなこと…ガヴのことだしあるかも。」
「ま、放課後一緒にガヴの家に寄って、からかおうよ。」
「からかうのは程々にしてあげてねっ。」
◆◇◆
~放課後:ガヴの家にて~
「おーい、パンツだけ登校したガヴリールさん。って何してるの?」
「まさかパンツだけで出席になるなんて思ってないわよね?」
「思ってないわっ。だって行けるわけがないじゃん。私のパンツが高校デビューしたんだよっ。」
「ま、可哀そうだとは思うけど…。」
「んー、となると歩くの怠いとか言って神足通使って失敗したのか?そんなんだから僕に成績負けて次席なんだよっ。」
「それは関係ないっ。もうこうなったら見たやつを全員消すしかない…。」
「そ、それは世界の終わりを告げるラッパ…全人類を消すつもりかよっ。」
「それもやむなしっ。」
「落ち着いてガヴゥ。」
この後、僕とヴィーネでひたすら宥め、ラッパを吹かせるのをやめさせることに成功した。
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