自分にとっては原点なのものです!
色々と語りたいですが、とりあえず
11裏の登場キャラは神構成すぎ!!
オリ展開ように追加キャラも出しますが、う~ん絡みうまくかけるかな?
頑張ります!!
午前六時一〇分。
青い目覚まし時計を眠気眼をこすりながら確認すると、まだ完全に覚めていないぼやける頭を掻きながらどうしたものかと考える。
本来、俺の起床時間は六時三〇分であり、それまであと二〇分もある。この約二〇分間をどう有効に使うべきか。
二度寝に充てるべきか、それともいつもよりも早く起きるべきか。う~ん、個人的には前者に気持ちが向いている。というか、ベットから離れることを体が拒んでいる。
このまま惰眠を貪っていたい。
そもそも社会的生物として生きている人間ではあるが、生物としての本能は忘れていないのだ。生物としての本能つまりは三大欲求であり、睡眠だ。
睡眠とは疲れを癒すのはもちろん、身体の成長には必要なことである大切な行為である。寝る子は育つという言葉が存在するくらいなのだからそれだけ重要なことである。
ナマケモノという生物がいるだろ? 人間の「怠け者」ではない、猿のほうの「ナマケモノ」。あの生物は一日のほとんどが樹にぶら下がって寝ている夜行性の生き物。実はあれほど地球に優しい生き物はこの世には存在しないらしい。
ナマケモノは一日の食事の量は約八gしか取らない。なぜなら、樹にぶら下がっているため寝ているため動かない。動かないということは消費カロリーが少ないから摂取すべきカロリーも少なってすむのだ。食事を探すにしても樹にいるためそこに生える葉っぱや木の実でいいし、八gの食事量であるため無くなる心配もない。
まさに地球に優しい生き物だ。
つまりはナマケモノから教わることは寝ることは地球に優しく、働かないことはまさにエコ活動ともいえるのだ。
……うん、自分で言っといてなんだが直論すぎるな。
完全に駄目な奴の思考回路だと思いつつ、
んー、と伸びをする。
「……あちぃー」
寝る前にタイマーをかけていたエアコンは完全に切れており、身体は寝汗でびっしょりで気分は最悪だった。
「二時間は短かすぎる。母さんはケチりやがって」
うちの家庭はエアコンは寝る前にタイマーを二時間に設定されて、リモコンはそのまま母さんに取り上げられる。なんて、ケチで古臭いやり方なんだ。今時こんなことしている家なんて家くらいなもんだぞ。
一言文句を言いたいが、しかし母さんに言ったとしても「税は上がっても、給料は上がらない父さんに文句を言いなさい」と理不尽な流れ弾が飛んできた父さんが大ダメージを受けるだけなので一先ず、心の中だけ文句を言っておく。
おのれ、親父めぇ! お願いですから頑張って出世してください。マジでお願いします。小遣いとか上がってほしいです。
文句ではなく懇願みたくなってしまったが、まぁ似たようなもんだろ。首を回してコキコキと小気味のいい音を鳴らす。
あくびを噛み殺しながらベットから起き上がり、部屋から出て洗面所へと向かう。蛇口を捻り冷たい水をじゃんじゃん出す。エアコンがケチられる分、こっちくらいは大目にみてほしい。
冷えた水でバシャバシャと顔を洗うとようやく目が覚めてきた。眠気が飛ぶ。
「せっかくだしシャワーでも浴びかな」
折角、いつもより早く目が覚めたせいかそんなこと考えてしまう。寝汗のこともあるし、シャワーでさっぱりしたい気持ちもあって少し悩んだがやめておくことにする。どうせ、今日は終業式で午前中までしかない。シャワーくらい帰ってきてからでもいいかと思い、バスタオルで軽く体を拭いてからリビングへと向かう。
「おはよう……って、誰もいないし」
挨拶するもリビングには誰もおらず、テレビはつけっぱなしでテーブルには三人のうち二人分の食べかけのような朝食と広げっぱなしの新聞だけが残されていた。
父さんはもう会社でもいったとして、母さんはどこに行ったんだ?
不思議に思うも、ゴミ出しかなんかか、そう結論づけて冷蔵庫からコーヒー牛乳を取り出してコップに注ぎテーブルについて朝食を食べる。バターロールを一口噛り付き、コーヒー牛乳を流し込む。口の中でバターロールのパン特有の旨みとコーヒー牛乳の甘味がよく絡み合ってこれがかなり美味いのだ。
この前この食べ方をるりかに教えてやったのだが、どういう訳かるりかの奴不満そうな顔をして「朝はパン派なんですね、すいませんね。この間は失敗した味噌汁なんておそそわけてしてしまって」と何故か前の日の味噌汁のことをいじけたように返されてしまった。
い、いやあの味噌汁も美味しかったですよ、ホントホント。ちょっと、入れる必要のないはずの塩を典型的な砂糖を入れ間違えたことなんて。私は気にならなかったですよ。うん。
『……で、映像にありましたように最近では何故かこのようにUFOの目撃情報が多数あり、また専門家の意見では』
「UFOねぇ……」
ベーコンエッグを一口入れ、サラダにも手にかける。理想のバランスのとれた朝食を味わいながら、ゴシップ情報のようなニュースを眺めて呟く。宇宙人とか幽霊とかはそういうのって話を聞けば面白いと思うけど、こういう番組見るといまいち嘘くさいと感じるのはなぜだろう?
やはりミーハーな情報番組よりも特集番組の方が話が詰まっているため説得力があるせいか、とそんなこと考えているとその番組は終わり、週間天気予報が流れてニュースは一旦CMに入る。その際、時間は八時十分を表示されていた。
二個目となるパンをかぶりついてもう一度コーヒー牛乳を流し込―――。
「って、八時十分!?」
ガタン、テーブルを思いっきり叩きつけてTVを見返してみるが、CMのためか時間が表示されておらず、慌てて部屋を見回して時計を探し出し、時間を確認する。
八時十一分。
そう時間に示されていた。
「うへ、ヤバい、遅刻じゃないか!」
確かいつもより早く目が覚めたはずなのにどういう訳だか、いつもよりも盛大な寝坊をこけてしまった。
ヤバいと感じて、パンを無理矢理詰め込んでコーヒー牛乳で流しこんで「ごちそうさま」と言って、自分の部屋へと戻る。時計を確認すると、秒針は止まっており電気切れだと一瞬で悟った。
「やばいやばいやばい! 遅刻じゃん!」
痛恨な現実を目のあたりにして慌てて、衣服をとっぱらって制服に着替えを済ませて、帽子とゴーグルをセットしてカバンを持って家を飛び出る。
「母さんの奴、るりかの奴、どうして起こしてくれなかったんだ!」
そう悪態付きながらマンションの階段を滑り落ちるように駆け下りていく。普段なら、この狭い道をすれ違う人とぶつかりそうになるが、今日は幸いなことに誰もいなかったので衝突事故など起きずに無事に下りることに成功。
そのまま勢いを殺さずに全速力で学校に向けて走る。
これでも野球部で日頃から走りこんでいることもあって足には自信がある。学校のマラソン大会では五位には入ったことのあるほどだ。ここからの学校まで十分ほどであり、それは同時に朝のHR開始の時間となる。
気分はまさに、ツーアウトからのスクイズでもやっているようなものだ。プレッシャーがかかるが、---このペースならイケる!
そう確信を持ってたが途端に視界に何かを捉えてしまい、ペースが少し落ちてしまう。
「ん、なんだあれは?」
確認してみると人盛りができていたのだ。それも事故や何かがあった時にできる人の塊のような集まり方ではなく、集団行動のようにどこかへと向かっていくようなものだったのだ。しかも老若男女問わず、服装もバラバラで一つの集団としては統一性をどこか感じさせない。
けれど、一つだけその謎の集団には共通点が発見できた。
ハタだ。不思議なことに全員、頭の上に旗を立てていたのだ。それも帽子やヘルメットなどといった被り物の上から立っていることはなく、どういう原理で立てているのか分からないが遠目せいで直接頭から刺しているようにも見えなくもない。
そんな気味の悪い謎の集団に目を奪われてしまう。
「……今日ってなにか、イベントでもあったっけ?」
夏祭りは八月中頃のはずだけど、とそんなことを考えてしまうが、同時に何とも言えない奇妙な恐怖心と不安があの集団を見ていると感じてしまい、胸にわだかまりのようなものできてしまう。
「学校に行かないと」
口ではそう言うが内心ではあの集団から逃げなくてはならないと、本能が訴えっていた。
それから逃げるように俺はその場を立ち去り、学校へと向かったのだ。
これから始まる、十日間に及ぶ命がけのサバイバルと、
次回、クラスメートと絡ませながら
次々回には絶望のスタート!
と、ゆっくりやっていこうと思っています。
ご愛読ありがとうございました!