まず最初に向かったのは、片手剣が報酬でもらえるというクエだった。
「なぁ、咲月…じゃなくてハクゲツ?もう愚妹でいいや。」
「なぁに、愚兄?」
「ぐ…白って呼んだ方がいい?月がいい?」
「……どっちでもいい。呼びやすい方でいいんじゃない?私は兄ちゃんって呼ぶから」
「うん、俺は兄ちゃんだ!」
「はい、スイッチ!」
「うぉっ…とりゃぁぁぁっ!」
リトルペネントの花を集めるためにモンスターを倒しながら会話しているなんて…
常識的に…
「ありえないでしょ!?」
「おぉっ!?花つききたぞ!向こうのノーマルのタゲとっとくから、
シロはこれを頼む!」
「おっけー。死んだら許さないからね?」
「はっ、そんなに簡単にしぬか、よっ!」
「レディ……ゴーッ!」
その瞬間、私は飛び出す。
まずは、つたをギリギリ引き寄せて…パリィ!
「はっ!」
まずは左から後ろに回って攻撃!
次、そのままの流れに任せて、回転しながら攻撃!
そして…
『ソニック・リープ』でとどめだっ!
「やぁぁぁぁっ!」
パリーンというガラスが割れるような音が響く。
兄ちゃんも花つきを見つけたようで、今…あ、倒した。
「おつかれ、こっちも今ので花ゲットしたから、一回渡しに行こうぜ」
「うん、お疲れ兄ちゃん。兄ちゃんはこの後レベ上げするの?」
「どうしよっかなぁ…今日は疲れたし、シロも休みたいだろうからレベ上げやめとくわ」
街の方へ向かうと、誰かがいた。
「あれ?キリト!昨日ぶりだな!」
真っ黒の人だった。でも、昨日と武器が違う。
「あ、ペール。今空いてる?一緒にご飯どう?」
「うーん、どうしよっかなぁ。
「バカ兄、こいつ呼ばわりすんな」
「うん、ごめんねシロ。」
あれー兄ちゃんがおかしいよー
いつもこんな反応しないよ…?
「そうか……それじゃあまた今度」
「「ばいばーい!」」
「兄ちゃん、行こ?ほらほら、歩いて歩いて!」
「あ、うん、あぁ。何食べる?」
「パンとスープ。」
「はいはい、いまからたべにいくぞ!」
「そうじゃないでしょ!……ポーション補充しとこ」
「あと花渡して、剣貰わないとね~」
「「やることはまだまだたくさんある!」」
二人そろった。
「ぷっ…ふふふふふ…あはははっ!」
「ちょ、何笑ってるの!?妹が壊れた!?」
「いや、こんなにそろったのは久しぶりだな、と思って。
これからが楽しみだよ、ほんと。」
私と兄の、ハチャメチャだけど、ほのぼのまったりとした
SAO攻略lifeは始まるのだった……
「よし、行ってきます!」
「ん、いってらっしゃい!というか私も行く!」
こんなまったりした生活も。
「レベル上げ行くぞ~」
「お~っ!」
時には戦闘もして。
「死ぬなよ!死んだら呪うぞ!?」
「ん、兄ちゃん残して死ぬのは心配だから死なないよ!?」
「いつも二人に取られるのはβテスターとして許せん!」
「それじゃあ……ラストアタック報酬は……」
「「「俺(私)がもらうッ!!!」」」
争いが絶えない、とっても楽しい攻略生活は、これから始まる?!
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次は話にもっとボリューム持たせます。