光次元ゲイムネプテューヌ~聖なる祈りと極光の守護神~ 作:EDENCROSS
光ネプ第9話、はじまります
ネプテューヌ
「・・・・」
ネプギア
「・・・・」
イストワール
「・・・・」
エルク
「・・・・」
僕達は今、ある人達の帰りを待つためにリビングに集まっている。
ネプギア
「そろそろ時間だね、お姉ちゃん」
ネプテューヌ
「そうだね。
あれから半年か、早く帰ってこないかなぁ」
イストワール
「確かに、あの方達にお会いなるのは久しぶりですね」
よほどその人達に会うのが楽しみなんだろうな。
話によると、前の猛争事件で共に戦った仲間みたいだけど・・・。
三時間前
ピピピピ・・・
ネプギア
「あれ? メールだ・・・誰からだろう?
あ、うずめさんからだ!
お姉ちゃんといーすんさんに知らせなきゃ!」
- プラネテューヌ教会 リビング -
ネプテューヌ
「よーし、そこでジャンプ!
わ、ミスった! ムキー!」
イストワール
「ネプテューヌさん。 ゲームばかりではなく仕事もしてください」
ネプテューヌ
「えーいいじゃん、昨日はあんなに仕事漬けだったんだから
今日一日休みってことで」
イストワール
「何を言ってるんですか!
女神様の仕事に終わりはないんですよ!」
ネプギア
「お姉ちゃん! 今さっき、うずめさんから今日の昼頃に帰ってくるっていう
メールが来たよ」
ネプテューヌ
「本当!? 久しぶりだな~」
ネプギア
「そうだね、お姉ちゃん」
イストワール
「それではネプテューヌさん。
あの方達が帰ってきても恥ずかしくないように仕事をしてください」
ネプテューヌ
「大丈夫だってー。 いざとなればエルくんが居るしね」
イストワール
「またそうやってエルクさんに頼って・・・」
ネプテューヌ
「いーすんも、そんなに怒ってばっかじゃからだに毒だよ?」
イストワール
「っ! いい加減にしてくださーーーーいっ!」
イストワールさんは、ゲーム機のコンセントを引っこ抜き、
それをフレイルのように頭上で振り回す
ネプギア
「い、いーすんさん! 落ち着いてください!」
エルク
「騒がしいな・・・。 皆どうしたの?」
イストワール
「あっ!」
ゴッ!
スポン! と、振り回していたゲーム機のコードが両手からすっぽ抜け、
そのまま僕の顔面にクリーンヒットした
エルク
「ぶべらっ!」
ネプテューヌ
「大丈夫!? エルくん」
ネプテューヌとネプギアが、僕のとこまで駆け寄る。
エルク
「うん・・・、なんとか・・・」
ネプギア
「でも、鼻が赤くなってるよ? お兄ちゃん」
エルク
「このくらい大丈夫だよ、ネプギア。
冷たいタオルでも当ててれば治るよ」
イストワール
「すみません、エルクさん。 大丈夫ですか?」
エルク
「イストワールさん・・・。
一体何があったんですか?」
イストワール
「ネプテューヌさんが仕事をせず、ゲームばかりするものですからつい・・・」
エルク
「いつも通りってことですね」
ネプテューヌ
「ダメだよいーすん。
関係ないエルくんまで巻き込んじゃ」
イストワール
「あなたがそれを言いますか・・・」
エルク
「ネプテューヌ、仕事はきっちりしようね。
イストワールさんも困ってるんだから。」
ネプテューヌ
「はーい・・・」
ネプギア
「お兄ちゃん、冷やしたタオルを持ってきたよ」
エルク
「ありがとう、ネプギア」
僕はネプギアが持ってきてくれた冷えたタオルを鼻に当てる。
エルク
「それで、そのうずめって人達って誰なの?」
ネプテューヌ
「前に猛争っていう事件があって、その時一緒に戦った仲間だよ」
ネプギア
「ちなみに、うずめさんは昔のプラネテューヌの女神なんだよ」
エルク
「そうなんだ? 僕も会ってみたいなー」
ネプテューヌ
「きっとエルくんもすぐ仲良くなれるよ!」
イストワール
「そうですね」
現在
ネプギア
「もう、そろそろですね」
イストワール
「はい。 また教会も賑やかになりますね」
と、次の瞬間、大きなゲートのようなものが現れた!
???
「とうちゃーく! ただいまー」
???
「って、うおわああああ!?」
ネプギア
「あ、お兄ちゃん危ない!」
エルク
「エ? どわああ!?」
ドシンッ!
突然、女の子二人と魚のような生き物が頭上から僕にのし掛かってきた!
???
「あいだだだだっ・・・。 まさかのワープ失敗・・・」
???
「いってー・・・。 ケツうったじゃねぇか・・・」
???
「大丈夫かい、うずめ」
???
「おっかしいなぁ・・・
ちゃんと座標は指定したはずなんだけど・・・
あ、さてはクロちゃんだな! てか、むしろクロちゃんでしょ!」
クロワール
「あはははは。 ざまぁ、見ろだ。
いつまでも俺を標本に閉じ込めてるからだよ。
嫌だったら、早く出すんだな」
???
「もう、そんなことすると余計に出してあげないんだから!
それどころか、やっぱり針で止めちゃうよ」
???
「そうだな。 座標をずらされたのも今回で何度目かわからないし、
こりゃ本格的にお仕置きが必要かもな」
???
「でっかいねぷっち、これを使うといい。
旅先で出会ったハリセンボンがくれた針だが、
クロワールを止めるのなら十分だろう」
クロワール
「げぇっ!? そ、それだけはかんべんしてくれ!?
俺も羽もデリケートなんだってば」
ネプギア
「・・・・えっと、あのー・・・・」
???
「おおっ! そうだった、帰って来たんだった。
よっ、みんな。 久しぶりだな」
ネプテューヌ
「うずめも元気そうだね。
数十年ぶりのゲイムギョウ界はどうだった?」
うずめ
「食べ物は美味いし、みんな優しいしで、良い世界じゃないか。
そうだ聞いてくれよ。 旅先で俺を覚えてる爺さんに出会ったんだ!
話を聞くと、そいつ、俺に向かってだっせーとか言ってた悪ガキだったんだよ」
ネプギア
「覚えていた人がいたんですか!! うわぁ、すごいな」
うずめ
「実はな、覚えていてくれたのは、そいつだけじゃなかったんだ。
他にもだなー」
???
「うずめ、旅先の思い出を語るのもいいが、一つ、挨拶を忘れてないかい?」
うずめ
「そういえば、そうだったな。 わりぃ、わりぃ」
そして、少女は満面の笑顔で言う。
うずめ
「ただいま、みんな!」
ネプテューヌ·ネプギア·イストワール
「おかえり、みんな!「おかえりなさい、皆さん!」」
エルク
「えーっと・・・、そろそろいいかな?」
うずめ
「うおっ!? 誰だ、こいつ!?」
ネプテューヌ(大)
「うわぁっ! びっくりしたー!」
???
「これはすまない。 大丈夫かい?」
エルク
「はい・・・なんとか」
ネプテューヌ
「あ、エルくんのことすっかり忘れてた」
エルク
「ひどいなー・・・」
ネプギア
「ごめんね、お兄ちゃん」
ネプテューヌ(大)
「お兄ちゃん!? ネプギアにお兄ちゃんなんていつの間に・・・?」
ネプギア
「えっと・・・それは・・・」
ネプテューヌ
「わたし達、三人がいない間エルくんに色々助けてくれたんだよ。
それで、ネプギアがエルくんになついちゃって、お兄ちゃんって呼んでるんだよ」
うずめ
「そうなのか?」
イストワール
「はい。 エルクさんのお陰で仕事もはかどってます」
ネプテューヌ
「それに、わたし達じゃ倒せなかったモンスターを
たった一人で倒しちゃったんだよ!」
???
「それはすごいな・・・」
ネプテューヌ
「その時のエルくん、かっこよかったんだよー。
こう・・・きけんひぎ·いちのかた・・・ほうこうっ! てね」
ネプテューヌが僕の技のポーズを取りながら言う。
エルク
「や、やめてよネプテューヌ・・・。
恥ずかしいから・・・」
うずめ
「へぇー、お前なかなかやるじゃねぇか!
俺は天皇星うずめ、よろしくな!」
エルク
「エルクって言います。 こちらこそ、よろしくお願いします」
サスペンダーとうずまきマークのついたネクタイを使って、
ビジネススーツをリメイクした服を着た赤髪の少女と握手をする。
なんか、ボタンやファスナーが直せなかったせいか、
無理やり着用してる感がある。
それに・・・へそだしで、何気に露出度が高い。
うずめ
「エルクか・・・なら、えるっちって呼ばせてもらうぜ!
それと、俺のことはタメ口でいいぜ。
お前とも仲良くなりたいしな。」
エルク
「分かったよ。 なら、僕もうずめちゃんって呼ばせてもらうね」
うずめ
「うずめちゃんか・・・俺としては、呼び捨てで呼んでほしいんだけどな・・・」
エルク
「エ?」
うずめ
「いや、なんでもない・・・。
まあ、好きなように呼んでくれ」
エルク
「ありがとう、うずめちゃん」(ニコリ
うずめ
「な、なんで礼を言うんだよ!? 変なやつだな・・・///」
あれ? 僕、変なこと言ったかな?
ネプテューヌ(大)
「次はわたしだねー! わたしはネプテューヌ、こっちはクロちゃんことクロワール。
あ、わたしのこともタメ口でいいよ! よろしくね!」
エルク
「うん。 こちらこそ、よろしくね」
黒のパーカーワンピを着たネプテューヌと自己紹介する。
ん? ネプテューヌ? そういえばこっちのネプテューヌと同じ名前だけど・・・
ネプテューヌ
「久しぶりー! 大きいわたし」
ネプテューヌ(大)
「うん! 久しぶりだね、小さいわたし」
エルク
「ねぇ、二人は同じ名前だけど・・・これってどういうこと?」
ネプテューヌ(大)
「わたしは、こことは違う次元の小さいわたしなんだ」
エルク
「エ? それって・・?」
ネプテューヌ
「つまり、今わたし達のいる次元が[超次元]で、
大きいわたしは[神次元]のわたしなんだよ」
エルク
「な、なるほど・・・」
僕は大きいネプテューヌ、以降ネプテューヌさんの持っている紫色の手帳のような物に
気がつく。
エルク
「ネプテューヌさん。
その手に持ってる物って何?」
ネプテューヌ(大)
「ああ、これ? これはねぷのーとっていって、
いろんな生き物を封印できるアイテムなんだよ」
エルク
「じゃあ、クロちゃんっていう人もその中に?」
ネプテューヌ(大)
「うん、そうだよ。
わたしとクロちゃんは、ズっ友だからね」
クロワール
「けっ、よくいうぜ。
ズっ友って言ってるわりにはただそのノートで俺を封印してるだけじゃねぇか」
ネプテューヌ(大)
「だって、クロちゃんが外に出るとどっか行っちゃうし、悪さするし」
うずめ
「確かにな。
こいつのせいで、前の戦いで危うくこの次元が滅びるとこだったもんな」
エルク
「エ!? そんなことがあったんだ!?」
ネプテューヌ(大)
「でも、今はこの通りだけどね」
そう言ってネプテューヌさんは、ノートのページを開いて僕に見せる。
そのページには、なにやら紫に光る羽のような模様があった。
クロワール
「よぉ、オメェがエルクか。
男か女か分かんねー顔してんな」
エルク
「・・・最初の頃、ネプテューヌ達にも言われたよ」
海男
「では、オレからも自己紹介させてもらおう。
オレの名は海男。 うずめ同様、オレのことも普段通りで頼む」
エルク
「うん。 これからよろしくね、海男さん」
僕は、三人と自己紹介した。
それにしても、ネプテューヌの仲間なだけあって、皆個性的だな・・・。
ネプテューヌ
「さーて! みんなも帰って来たことだし、これからどうしようか?」
イストワール
「仕事をしてください、ネプテューヌさん」
ネプテューヌ
「え~? せっかくうずめ達が帰って来たんだから、
今日ぐらい休みでいいでしょ?」
イストワール
「そうやって仕事をせずに溜め込むから前のようなことになるんですよ」
うずめ
「ねぷっちも相変わらずだな」
ネプギア
「あはは・・・」
エルク
「まあまあ、イストワールさん。
今日ぐらい休みってことでいいんじゃないですか?
皆もいることですし」
イストワール
「そうやってエルクさんがネプテューヌさんを甘やかすから
ますます仕事をしなくなるんですよ!」
エルク
「まさかの飛び火!?」
ネプギア·うずめ·ネプテューヌ(大)·海男
「「「「あはははは」」」」
僕とネプテューヌとイストワールさんのやり取りに、四人は笑う。
やっぱり、この教会は賑やかな方がいいな。
うずめ
「なあ、俺達が旅に出てる間に起こった話、聞かせてくれよ」
ネプテューヌ
「うん、いいよ。 実は・・・」
ネプテューヌは、僕と出会ったんだ日から今日に至るまでの出来事を
うずめちゃんに話した。
うずめ
「変な遺跡にホーリィクリスタルか・・・。
訳分かんねぇな」
ネプテューヌ(大)
「クロちゃんは何か知ってる?」
クロワール
「俺も知らねぇな。
そもそもその話は本当なのか?」
ネプテューヌ
「ウソじゃないよ! 本当だよ!」
エルク
「・・・(ユリウス、起きてる?)」
僕は、ユリウスに話しかける。
ユリウス
『ああ。 そなたの心を通して話は聞いていた。
少し待ってくれ・・・』
うずめ
「どうしたんだ、エルっち?
急に黙っちまっt(パアァァ)ってうわぁ!」
急に光出したことに驚くうずめちゃん。
そして、眩しい光と共にユリウスがその姿を現す。
ユリウス
「皆、久しぶりだな」
ネプテューヌ
「あ、ユーくん久しぶりー! 元気にしてた?」
ユリウス
「ああ。 そなたも相変わらずのようだな」
ネプテューヌ(大)
「わー小っさーい! これ、なんて虫?」
エルク
「む、虫じゃないよネプテューヌさん! 彼はユリウス。
さっき話したホーリィクリスタルに宿る人だよ」
ネプテューヌ(大)
「なーんだ・・・虫じゃないんだ・・・」
ネプテューヌ
「ユーくんを虫呼ばわりするなんて失礼だよ、大きいわたし。
せめて蛍みたいって言わないと」
エルク
「いや、それフォローになってないからね? ネプテューヌ・・・」
ユリウス
「フフッ、そなた達といると、本当に退屈しないな」
そう言うと、ユリウスはうずめちゃん達の方に振り向く
ユリウス
「初めましてだな、私はユリウス。
聞いての通り、ホーリィクリスタルに宿る者だ」
海男
「ホーリィクリスタルに宿る者、か・・・。 貴方は一体何者なんだ?」
ユリウス
「そなたは海男・・・だったな? 私はただの年寄りだ。
何者などと・・そんな大層なものではない」
ネプテューヌ(大)
「年寄りって・・・どう見てもユーくんって、若く見えるけど?」
やっぱり、同じネプテューヌだけあって、ネーミングセンスも同じだな。
ユリウス
「そして、そなたがうずめだな? よろしく頼む」
うずめ
「おう! よろしくな、ゆりっち!」
ネプテューヌ(大)
「そして、わたしはネプテューヌ! よろしくね!」
ユリウスも皆と仲良くなれそうでよかった。
イストワール
「さあ、ネプテューヌさん。 仕事をしてください」
ネプテューヌ
「だから、それは休みってことで話はついたはずじゃん」
イストワール
「ついてません!」
ネプテューヌ
「エ、エルくーん!」
うずめ
「頼りにされてんだな、えるっち」
エルク
「ネプテューヌもやればできる子なんだけどね・・・」
ユリウス
「本当に賑やかだな、今のプラネテューヌの女神は・・・」
ネプテューヌ(大)
「なにか言った? ユーちゃん」
ユリウス
「いや、なんでもない。 こちらの話だ」
なんだろう・・・?
一瞬、ユリウスが悲しい目をしていたような・・・。
イストワール
「さあ、ネプテューヌさん!」
ネプテューヌ
「ねぷうぅぅぅぅっ!」
向こうは向こうで大変そうだ・・・。
???
「失礼します、イストワール様!」
教会の自動ドアを開いて入って来たのはアイエフちゃんだった。
なんか、切羽詰まった感じだけど・・・。
うずめ
「よう、あいっち! 久しぶりだなぁ!」
海男
「久しぶりだね、あいっち」
ネプテューヌ(大)
「あいちゃん、久しぶりー!」
アイエフ
「うずめ!? それに、大きいねぷ子に海男まで・・・久しぶりね!」
アイエフちゃんも三人(正確には二人と一匹)が帰って来て嬉しいみたいだ。
イストワール
「それで、アイエフさん。
そんなに急いでどうされたのですか?」
アイエフ
「そうでした!
プラネスタジアムに未確認の黒いモンスターが出現しました!
情報によれば、黒いオーラのようなものを纏っているとの事です!」
イストワール
「現状は?」
アイエフ
「現在、腕利きのハンターや冒険者が討伐にあたってますが、
全く歯が立たず、負傷者が出るばかりで・・・」
ユリウス
「黒いオーラ・・・」
エルク
「ユリウス?」
ユリウス
「エルク、気をつけろ。
そのモンスターは、
ネプギア
「前にユリウスさんが言っていたモンスターですか?」
ユリウス
「そうだ。 その情報からして、まず間違いないだろう」
エルク
「うん・・・! 分かったよ」
イストワール
「では皆さん。
どうかお気をつけて・・・」
ネプテューヌ、ネプギア、アイエフちゃん、うずめちゃん、ネプテューヌさん、
そして僕の六人は、至急
プラネスタジアムに向かうのであった。
今回はここまで!
それでは次回会いましょう!