光次元ゲイムネプテューヌ~聖なる祈りと極光の守護神~ 作:EDENCROSS
《前回までのあらすじ》
ゲイムギョウ界と各国を知るため、ラステイションに体験入国する事になったエルク。
プラネテューヌの転送魔法により送られ到着したのは、
ラステイションの外れのとある空き地だった。
エルク
「あれ? なんか、前書きが変わってる・・・」
作者E·C
「うん。 ちょっと、あらすじ風にしてみたんだけど、どうかな?」
エルク
「まぁ・・・なんていうか・・・」
ユリウス
「これが続けばいいのだがな」
作者E·C
「が、頑張ります・・・」
ノワールside
ノワール
「さて、そろそろ彼が来る時間ね」
あれから一ヶ月。 エルクに会うのは本当に久しぶりだわ。
イストワールの話だと、女神では倒せなかった敵を一人で倒したみたいだけど、
送られてきた映像を見た時は驚いたわ。
初めてプラネテューヌで彼と会った時、正直頼りない感じだったけど、
その時とはまるで別人だった。 あれも、ホーリィクリスタルの影響かしら?
???
「お姉ちゃん、そろそろ時間だよ?」
ノワール
「分かったわ。
一緒に行きましょ、ユニ」
ユニ
「うん」
ノワールside end
━ ラステイション 空き地 ━
転送魔法の転送が終わって目を開けると、そこは空き地だった。
きっと、ここはラステイションの外れだろうと思った僕は、
スマホを手に取り、現在地と待ち合わせ場所の噴水公園の位置を確認する。
エルク
「ここからだとそう遠くはないな・・・。
ノワールを待たせると悪いから、早く行こうかな」
僕は、駆け足でその噴水公園を目指すのであった。
━ ラステイション 噴水公園 ━
エルク
「ここがラステイションか・・・」
空き地からしばらく歩いて、待ち合わせ場所に到着した僕。
そこにあったのは、その名の通り大きな噴水が美しい公園で、
子供達が元気に走り回り、明るい表情をした人達でいっぱいだった。
エルク
「確か、待ち合わせ場所はこの公園だったはずなんだけど・・・」
と、公園の景色を眺めていると、そこへ・・・。
ノワール
「久しぶりね、エルク。 一ヶ月ぶりかしら?」
エルク
「ノワール、久しぶり。
うん、一ヶ月くらいだね」
久しぶりに会うノワールと挨拶をしていると、
一人の少女が僕に挨拶をする。
ユニ
「えっと、初めまして。
アタシはラステイションの女神候補生のユニって言います」
その少女の名はユニ。
ノワールと同じく、黒髪でサイドアップの黒い服を着た、
ラステイションの女神候補生様だ。
エルク
「初めまして、エルクと申します。
以後、お見知り置きを」
僕は右手を胸に添えて頭を下げて自己紹介する。
ユニ
「え・・・は、はあ・・・」
ノワール
「なんでそんなにかしこまってるのよ」
エルク
「いや、女神候補生様だから」
ノワール
「女神である私にはタメ口なのに?」
エルク
「それはあの時、ノワールが普段通りでいいって言ったからでしょ・・・」
ノワール
「ふふっ、冗談よ冗談」
ユニ
「あの、エルクさん」
エルク
「はい。 なんですか、ユニ様」
ユニ
「アタシもお姉ちゃんみたいに普段通りでいいですよ。
そうかしこまられると・・・」
エルク
「そうですか? では・・・・・。
分かったよ、ユニちゃん。 なら、僕の事も普段通りでいいよ。
女神候補生様が敬語っていうのもなんか違和感があるしね」
ユニ
「分かったわ。 よろしくね、エルクさん」
エルク
「うん。 こちらこそよろしくね、ユニちゃん」(ニコリ
ユニ
「う、うん・・・///」
エルク
「? どうしたの、ユニちゃん?」
ノワール
「あなたの
エルク
「エ? なにが?」
ノワール
「なんでもないわ。
ここじゃなんだし、教会に行きましょ。
エルクには話しておきたい事があるしね」
エルク
「うん、分かった」
僕達はノワールとユニちゃんの案内で、ラステイション教会へ行く事になった。
その道中、ラステイションがどういう国なのか教えてくれた。
未来都市のようなプラネテューヌとは違い、ラステイションは工場が数多く並ぶ
近代的で、様々な物を生産、量産して栄えていったのかもしれない。
そういえば、前にイストワールさんからプラネテューヌは四ヵ国の中で
一番技術が進んだ国って教えてくれたっけ。
プラネテューヌが先進国家なら、ラステイションは貿易国家かな?
それにしても、ノワールが僕に話ってなんだろう?
そんなことを考えているうちに教会に着いたみたいだ。
━ ラステイション教 ━
ノワール
「さあ、着いたわよ、エルク。 入りましょ」
入口の自動ドアをくぐり中に入ると、そこには黒を基調とした教会だった。
エルク
「わあ・・・」
ノワール
「どう? 私達の教会は」
エルク
「うん、とっても綺麗だよ。
なんていうか・・・威厳を感じるよ」
ノワール
「そうでしょうそうでしょう」
エルク
「それだけ二人が女神様としてこの国を支えてるって事なんだよね?
本当に凄いよ、尊敬する」
ノワール
「褒めすぎよ。///
私は・・・私達は女神として当然の事をしてるだけであって・・・」
ユニ
「そ、そうよ、エルクさん。
尊敬だなんてそんな///」
エルク
「そうかな?」
別におだてたわけじゃないんだけどな?
ノワール
「改めて言わせてもらうわ。
ようこそ、ラステイションへ!
歓迎するわ、エルク」
エルク
「ありがとう。
これから四日間お世話になります!」
そして、僕は二人に握手をする。
エルク
「それで、ノワール。
僕に話したい事って?」
ノワール
「その事なんだけど・・・あ、来たわね」
エルク
「エ?」
???
「やあ、待たせたね、ノワール。
彼が例の人かい?」
ノワールとユニちゃんが振り向いた方向を見ると、
やって来たのは、銀髪に裏地が青い黒の燕尾服を着た少年? 少女? だった。
ネプテューヌ達が初めて僕と会った時、多分こんな感じだったのかな?
ケイ
「初めまして、僕は神宮寺ケイ。
君がノワールの言っていたエルクだね?」
エルク
「はい、そうです。
えっと・・・僕になにか?」
ケイ
「早速で悪いけど、君の持つ神威を見せて欲しいんだ」
エルク
「はい、分かりました」
僕は神威をコールする。
ノワール
「これが映像で見た神威・・・」
ユニ
「光ってる・・・」
ケイ
「この輝き・・・。 うん、情報通りだね」
ケイさんは、コールした神威に触れる。
ケイ
「・・・確かに、この剣からは神聖な力を感じるね。
これなら、イストワールの言っていた事と映像で見たことも納得出来る」
エルク
「イストワールさんが?」
ケイ
「ああ。 女神とはこのゲイムギョウ界において絶対的な力だ。
だから、そんな女神が倒せなかった敵を君一人で倒したという話を聞いた時は
正直信用出来なかった。 けど、この神威から感じる神聖な力があれば
それも可能なんだろう。 疑って悪かったね」
エルク
「いえ、気にしないでください。
僕もあの時は必死だったので、実はあまり覚えてないんです」
ケイ
「そう言ってくれると助かるよ」
ノワール
「ねえ、私も触っていい?」
エルク
「うん、いいよ」
ケイさんの次に、ノワールが神威に触れる。
ノワール
「感じる・・・。
神聖な力だけじゃなくて、温かさも感じるわ」
ユニ
「アタシも!」
そして、ユニちゃんも神威に触れる。
ユニ
「本当だ、温かい・・・」
ケイ
「ありがとう。 もう大丈夫だよ」
エルク
「はい」
僕は神威をコールアウトする。
ケイ
「そういえば、イストワールの話だと君に宿るホーリィクリスタルには
ユリウスという人物が居るみたいだね?
出来れば彼と直接話をしたいんだけど、呼び出せるかい?」
エルク
「分かりました。 ちょっと待ってください」
僕は目を閉じて、ユリウスに語りかける。
エルク
『ユリウス、聞こえる?』
ユリウス
『・・・エルクか。 どうした』
エルク
『ラステイションの教祖様がユリウスと話をしたいらしいんだけど、大丈夫かな?』
ユリウス
『・・・分かった。 今からそちらに行こう』
エルク
「皆、少し離れてて」
三人は僕から少し離れると、光と共にユリウスが姿を現した。
ユリウス
「さて、まずは自己紹介だな。 私の名はユリウス。
エルクのホーリィクリスタルに宿る者だ。
私と話がしたいというのはそなたか?」
ケイ
「ああ、僕は神宮寺ケイ。
ラステイションの教祖をしている。 よろしく」
ユリウスとケイさんは、互いに自己紹介する。
ユリウス
「で、私に話というのは?」
ケイ
「これは個人的な事だけど、ユリウス、君は何者だい?
どうしてホーリィクリスタルや
これは全て、ゲイムギョウ界の古代文献に記されている事ばかりだ。
ユリウス
「私が何者か・・・なるほど。 イストワールにも同じ事を聞かれたな。
悪いが、それについては
こちらにも事情というものがあるのでな」
ケイ
「
ユリウス
「そうだ」
ケイ
「ふむ・・・。
まあ、これはあくまで個人的な事だ。 今は仕方ないかな?」
ケイさんは、難しい顔をしながらも納得してくれたみたいだ。
でも、確かにそれは僕も気になる。
あの時、ユリウスは[僕が強くなってから]って言ってたけど・・・。
ケイ
「そして、ここからが本題だ。
今のところ、このラステイションに
それはプラネテューヌのような事が起きないとも限らないし、
それがいつ起こるかも分からない。 だから、どうか君達の力を貸して欲しい。
そう言って、頭を下げて懇願するケイさん。
エルク
「頭を上げてください、ケイさん。
もし、ラステイションでもプラネテューヌと同じ事が起きたら戦って助けるって
ユリウスと話し合って決めたんです。 だから、やめてください」
ノワール
「エルク・・・あなた・・・」
ユニ
「エルクさん・・・」
ケイ
「・・・ありがとう、エルク。
その時は、よろしく頼むよ」
エルク
「はい! 任せてください!」
と、言いながら、僕は自分の胸を軽く叩く。
ケイ
「それと、僕の事もノワールとユニと同じように普段通りで構わないよ」
エルク
「分かったよ、ケイさん。
じゃあ、僕からも一ついい?」
ケイ
「なんだい?」
エルク
「ケイさんって、男の子? それとも、女の子?」
ノワール
「何を聞いてるのよ、あなたは・・・」
エルク
「いや、ちょっと気になったからつい・・・」
ケイ
「僕は性別上、女だよ。
これで気がすんだかい?」
エルク
「う・・・ごめんなさい・・・」
我ながら失礼な質問ちゃったな・・・。
ノワールとユニちゃんからの呆れたような視線が痛い・・・。
ケイ
「コホン・・・。
じゃあ、ノワール、ユニ、彼を部屋まで案内してあげてくれ」
ユニ
「分かったわ」
ノワール
「行きましょう、エルク」
エルク
「うん、ありがとう」
二人に部屋まで案内される道中、
そこで会う教会の職員達がノワールとユニちゃんに頭を下げている。
こうして見てみると、本当に女神様なんだなと思った。
もちろん、疑ってたわけじゃないんだけどね・・・。
そして、機械仕掛けのエレベーターに乗って最上階に着いてそれから降りて、
さらに長い廊下を歩き、突き当たりを右に曲がった所にドアがあった。
ノワール
「さあ、着いたわ。 中に入って」
ノワールに言われるまま、その部屋に入る。
エルク
「わぁ・・・!」
そこには、まるで三星ホテルのロイヤルルームのような綺麗な部屋だった。
テレビはもちろん、机やクローゼットなどといった家具が揃っていて、
生活にはなに不自由ない申し分無さだ。
ベッドに至っては、使用されているシーツも布団も高級品で豪華そのものだった。
ノワール
「ふふっ、気に入ってくれたかしら?」
エルク
「気に入ったのはもちろんあるけど、でも・・・」
ユニ
「でも?」
エルク
「本当にいいの?
こんな豪華な部屋を僕が使っちゃって」
ノワール
「ええ、もちろんよ。
あなたのために用意した部屋なんだから使ってくれなきゃ困るわ」
ユニ
「お姉ちゃん、張り切ってたもんね。
エルクさんが気に入ってくれる部屋を作るんだって」
ノワール
「ちょ、ちょっとユニ! それは・・・///」
女神様が僕のためにそこまでしてくれるなんて・・・。
これは本当に嬉しい。
エルク
「僕のためにありがとう。
この部屋、大切に使わせてもらうね!」(ニコリ
ノワール
「き、気にしないで!
エルクは大切な客なんだからこのくらい当然よ///」
エルク
「ユニちゃんもありがとね」
ユニ
「[も]て、まるでおまけみたいね?」
エルク
「エ!? ち、違うよ!? 別にそういう意味で言ったんじゃ・・・」
ユニ
「冗談よ。 気に入ってくれたんならアタシも嬉しいわ」
エルク
「僕も二人の気持ちに答えられるようにがんばるよ」
ノワール
「それじゃ、今日から四日間よろしくね、エルク」
ユニ
「よろしくね、エルクさん」
エルク
「うん! こちらこそ、よろしくね!」
こうして、僕のラステイションの体験入国がはじまった。
この四日間、どんな事が起こるのかとワクワクしながらもドキドキする僕だった。
と、言うわけでラステイション編スタートです!
ネプVⅡR買いました! VRイベント凄い・・・凄すぎる!