光次元ゲイムネプテューヌ~聖なる祈りと極光の守護神~   作:EDENCROSS

43 / 100
光ネプ第42話

《前回までのあらすじ》
ラステイション、ルウィー、そしてリーンボックスでの体験入国が終わり、
プラネテューヌへ帰るその日、エルクは朝早くに目を覚める。


♯ 42 体験入国終了! プラネテューヌへ!

ピピピピピ

 

 

エルク

「う、う~ん・・・」(ポチ

 

 

朝7時にセットしていた目覚まし時計のアラーム音で目が覚めて起きた僕は、

ボタンを押してそれを消し、ベッドから出ていつもの普段着に着替えて身嗜みを整える。

その時、僕はある事に気付く。

 

 

エルク

「ん? なんか変な寝癖がついてる・・・」

 

 

自室の鏡の前に立ち、クシを使ってそれを直そうとするが、

しつこく何度も何度もピン! と跳ねてしまう。

 

 

エルク

「今日はプラネテューヌに帰る日だっていうのに、

 こんな寝癖をつけたままじゃ皆に笑われちゃうな」

 

 

僕は再び手にしたクシを使って寝癖を直そうとする。

 

 

エルク

「このっ! このっ! 

 ・・・うーん、駄目だ、全然直りそうにない」

 

 

今までこんなにしつこい寝癖がついた事のない僕にとっては、はじめての経験だった。

皆はどうやって直してるんだろうと思っていると、そこへ・・・。

 

 

ベール

「エルちゃん、おはようございます。

 入ってもよろしくて?」

 

エルク

「ああ、うん。 どうぞ」

 

 

ドアの向こうから姉さんの声が聞こえてきた。

姉さんなら何か直す方法を知っているかもしれない。

そう思った僕は、少し恥ずかしながらも姉さんを部屋に招き入れた。

 

 

ベール

「まあ、どうしましたの、エルちゃん。 その髪は」

 

エルク

「・・・朝起きたらこんな風になってて、

 さっきからクシを使って直そうとしてるんだけど、全然・・・」

 

ベール

「そうなのですか・・・。

 それでしたら、いいものがありますわ!

 少し待っててください!」

 

 

そう言って姉さんは僕の部屋から出て、何かを取りに行った。

一体何を取りに行ったんだろう?

 

 

ベール

「お待たせしましたわ、エルちゃん」

 

エルク

「早っ! って姉さん、これは?」

 

ベール

「これは寝癖を直すヘアスプレーですわ。

 これを使えばその寝癖もすぐに直るはずです。

 さあ、鏡の前に座ってくださいな」

 

 

そう言われて僕は鏡の前にある椅子に座る。

 

 

エルク

「それじゃあ姉さん、お願いします」

 

ベール

「ええ、お任せください」

 

 

持ってきたヘアスプレーで跳ねた寝癖の部分を濡らして、クシで丁寧に髪をとく。

するとそれが次第に直り、いつも通りのストレートになった。

 

 

エルク

「凄い・・・綺麗に直ってる!

 ありがとう、姉さん」

 

ベール

「ふふ、どういたしまして。

 それにしても、エルちゃんの髪、綺麗ですわね。

 やはり、お手入れをしているんですの?」

 

エルク

「お風呂から出た後にクシでとかしながらドライヤーで乾かして、

 整えてるって感じかな?」

 

 

ベール

「そうなのですか?

 サラサラで綺麗ですから、てっきりお手間が掛かっているとばかり・・・」

 

エルク

「サラサラで綺麗? 普通だと思うけど」

 

ベール

「そんなことありませんわ。

 わたくしなんて毎日毎日の髪のお手入れが大変なんですのよ?

 正直エルちゃんが羨ましいですわ・・・」

 

 

やっぱり、女の人にとって髪は命と言うほど大切なものなんだろうな。

さっき、寝癖を直してくれた時のあの手慣れた動きもそれを裏付けているのかもしれない。

 

 

エルク

「そうかな?」

 

ベール

「そうですわ!

 ひょっとしてエルちゃんって、本当は女の子かもしれませんわね・・!」

 

エルク

「いやいやいや、僕はれっきとした男だよ!?」

 

ベール

「冗談ですわ、冗談」

 

エルク

「・・・冗談に聞こえなかったような気がするけど・・・」

 

ベール

「それより、そろそろ時間ではなくて?」

 

エルク

「エ? ああ、本当だ。 もう行かなくちゃ。

 確か教会の入り口に車を止めてあるんだっけ?」

 

ベール

「ええ。 では、一緒に行きましょう」

 

 

こうして過ごしている間に時間が来ていることを忘れ、

それが来たことを知った僕と姉さんは、教会の入り口へと向かった。

そしてそこにいたのは、僕を見送りに来たであろうチカさんと

エスーシャとイーシャさんだった。

・・・いや、チカさんはきっと違うと思う。

 

チカ

「お姉さまだけではなく、アタクシまで待たせるなんていいご身分じゃない。

 って、なんでアナタがお姉さまが一緒にいるのよ!?」

 

エルク

「えっと、それは・・・」

 

ベール

「エルちゃんのお部屋にお邪魔していただけですわ」

 

チカ

「へ、部屋にって! エルク! 

 アナタ、お姉さまに変なことしていないでしょうね!?」

 

エルク

「ご、誤解ですよチカさん!

 姉さんはただ僕の寝癖を直してくれただけで・・・!」

 

チカ

「ね、寝癖・・・? そうなのですか、お姉様?」

 

ベール

「ええ、そうですわ。 

 チカが想像していた事なんてありませんわ」

 

チカ

「ア、アタクシは別にそんな想像なんて・・・///!」

 

 

両手で赤くなった顔を隠しながらそう言うチカさん。

一体何を想像したんだろう? 僕と姉さんが一緒にゲームをしている所かな?

 

 

エスーシャ

「それで遅かったのか、エルク」

 

エルク

「あ、エスーシャ。 まあ、お恥ずかしながら・・・」

 

イーシャ

「おはようございます、エルクさん」

 

エルク

「うん、おはよう、イーシャさん。

 あれ? もう喋れるようになったんだ?」

 

エスーシャ

「ああ、それについてはジンも驚いていたな」

 

エルク

「そういえば、ジンさんはあれからどうしてるの?」

 

エスーシャ

「あいつなら、前にいた街の酒場に戻って任せていた奴と一緒に働いているようだ。

 いいものが見れて本当によかったと、お前に感謝していたぞ」

 

エルク

「そっか。 僕もあの時、成功して本当によかったよ」

 

イーシャ

「エルクさん、この服、どうですか?」

 

 

今、イーシャさんが着ているのは、白のフリルの付いた青のワンピースのような服だった。

 

 

エルク

「うん、女の子らしくてとても似合ってるよ。

 この服って、エスーシャが選んであげたの?」

 

エスーシャ

「いや、それは・・・」

 

チカ

「それはアタクシが選んであげたのよ」

 

エルク

「そうなの、イーシャさん?」

 

イーシャ

「はい」

 

チカ

「エスーシャが着ている服と同じだったら区別がつかなくなるから、

 イーシャには女の子らしい服を選んだのよ」

 

エルク

「そうなんだ。

 イーシャさんが着てる服って、綺麗だよね。

 ひょっとして、ブランド物なの?」

 

チカ

「当然でしょ。

 せっかくなら綺麗な服を着せてあげたいじゃない」

 

エスーシャ

「その事については私も感謝している。

 ありがとう、チカ」

 

チカ

「お礼など不要です。

 アタクシが勝手にやったことですから」

 

ベール

「でも、チカ。

 エスーシャとイーシャさんの身の上話を聞いた時、泣いていましたものね」

 

チカ

「ちょっ! お姉様、それは・・・!」

 

ベール

「だからこそ、イーシャさんのために可愛い服を選んであげたのでしょう?

 チカは優しいですわね。 流石はわたくしの妹ですわ」

 

チカ

「お、お姉様・・・!!」

 

 

二人の話を聞いて何かしてあげようと思い、イーシャさんに服を選んであげるなんて

優しい所もあるんだな。

・・・なぜか僕に対しては排他的だけど・・・。

 

 

ユリウス

「ところで、ここで立ち話をしてもいいのか?

 外に車を待たせているのだろう?」

 

ベール

「そうでしたわ!

 さあエルちゃん、早く車にお乗りになって」

 

エルク

「うん、わかった」

 

 

協会を出て、僕とユリウスは入り口に止めてある送迎用の車に乗る。

 

 

ベール

「それではエルちゃん、また会いましょうね」

 

エルク

「うん、またね、姉さん」

 

ベール

「ああ、やはり今からでも遅くありませんわ!

 エルちゃん、是非わたくしの国の正式な国民になっていただけないかしら!?」

 

チカ

「ちょっと、お姉様。

 彼は今からプラネテューヌに帰る身ですから・・・」

 

エスーシャ

「そこまでにしておけ、ベール。

 エルクも困っているだろう。

 それに、すぐにまた会うことになる」

 

エルク

「エ? それってどういうこと?」

 

エスーシャ

「いや、なんでもない。 こっちの話だ」

 

 

開いた車の窓越しに、姉さんがまるで駄々をこねるように子供のようにそう言う。

ここまで僕の事を思ってくれるのは嬉しいけど、運転手さんはもちろん、

周囲の人達も少し呆れたように見ていた。

 

 

ベール

「そ、そうですわね。 わたくしとしたことが可愛い弟のために少し取り乱しました。

 それでは、お願いいたしますわ」

 

 

皆に制止されながらもそう納得した姉さん。

開けた車の窓を閉め、改めてプラネテューヌに向けて出発する。

 

 

エルク

『この国でも色々あったけど、でも楽しかったな』

 

ユリウス

『ああ、そうだな』

 

 

僕の中では、エスーシャとイーシャさんの力になれたことが大きかった。

雄大な緑の大地リーンボックス、また来たいなと、

車の窓から覗く景色を見ながら僕はそう思った。

 

 

ユリウス

『エルク、体の方はどうだ?』

 

エルク

『体? うん、大丈夫だけど、どうしたの?』

 

ユリウス

『そなたがあの錬金術でホーリィクリスタルの魔力の一部を解放し、

 それを使った時、かなりの負荷が掛かったはずだ』

 

エルク

『あの時か・・・うん、正直死ぬかと思ったよ・・・』

 

ユリウス

『やはりな。 優しいそなたのことだ、夢中になり、

 その事が頭になかったのだろう?』

 

エルク

『はは。 ・・・うん』

 

ユリウス

『もう過ぎたこと故にあまり言わないが、本来は笑い事ではない。

 最悪、文字通り命を落とす可能性もあったのだからな』

 

エルク

『うっ、ごめんなさい・・・』

 

 

ユリウスの言う通りだ、何も反論できない。

でも、これだけは言いたかった。

 

 

エルク

『それでも放っておけなかったんだ。

 だって、エスーシャはイーシャさんとの約束を守るために世界中を旅して

 ようやく見つけた方法だったんだ。

 エスーシャにとって、それは希望の光だったんだと思う。

 だから、僕は彼女の・・・彼女達の力になりたかったんだ』

 

ユリウス

『エルク・・・』

 

エルク

『なら、僕がその光になりたかった。

 でも、ユリウスの言う通り死んだら元も子もないよね・・・。

 ごめん、ユリウス』

 

ユリウス

『・・・いや、もういい、エルク。

 そなたのその優しさは人として素晴らしいものだ。

 だが、少しは自分の身の事も考えて欲しい。

 そなたは時折無理をし過ぎるからな』

 

エルク

『うん、気を付けるよ』

 

 

確かに自分が死んでしまっては意味がない。

ユリウスの言うことはもっともだ。

 

 

エルク

『心配かけてごめんね、ユリウス。

 その・・・これからもよろしくね。

 もしまた僕が無理しそうになったその時は頼むよ』

 

ユリウス

『・・・ああ、分かった。

 全く、そなたという男は・・・』

 

エルク

『でも、これが僕だから』

 

ユリウス

『やれやれ、だな』

 

 

と、半分呆れながらも微笑むユリウスだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからしばらくして、リーンボックスからプラネテューヌまでの道中で、

大きな橋が見えた。

 

 

エルク

『大きな橋だね。

 あれが前に姉さんの言ってた橋か』

 

ユリウス

『そのようだな。

 名は確か・・・グリーンブリッジと言ったか?』

 

 

プラネテューヌ、ラステション、ルウィーの三国家が存在する大陸と、

リーンボックスを繋ぐ大きな橋。 それがグリーンブリッジだ。

昔は空路と海路だけだったけど、陸路でも入国出来るようにと半年前に設けられたらしい。

緑を基調としたそのカラーリングはまさにその名の通りだ。

車道はもちろん、歩道にも多くの車や通行人の人々で一杯の中、僕はある視線を感じた。

 

 

???

「・・・」

 

エルク

「(あれ? あの女の子、ルウィー駅で会った子・・・だよね?

 なんでこんな所に・・・?)」

 

ユリウス

『どうした、エルク?』

 

エルク

『あの歩道の人達の中に、ルウィー駅で会った黒い女の子がいたんだ』

 

ユリウス

『あの時の少女がか? 私もそなたを通して見ているが、

 そんな少女はいなかったと思うが・・・見間違いではないのか?』

 

エルク

『見間違い・・・なのかな? うーん・・・』

 

 

確かにあの人混みでしかも一瞬だったし、

似たような服を着た子供もいるからそうなのかもしれない。

でも、さっき感じたあの視線はなんだったんだろう?

そう思いつつ、僕を乗せた車はそのまま橋を渡り、

プラネテューヌを目指して走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

「プラネテューヌ、ラステション、ルウィー、そしてリーンボックス。

 この四国家で行った試しの結果から見て、

 もう彼に邪力(タナトス)モンスターは最早敵ではないのかもしれんな。

 初めの頃と比べて、なんという成長か。

 まさかここまでとは、わらわも思わなかったぞ・・・」

 

 

自分の予想よりも上を行くエルクの成長ぶりに驚くも、

その少女は両頬に手を当て、身震いしながら言う。

 

 

???

「ああ、エルク! わらわの花婿!

 お前はいつもわらわの予想の上を行く!

 もっともっと強くなり、わらわ好みの男になっておくれ!」

 

 

恍惚な表情を浮かべながらそう言う少女。

しかし、今度は不気味な笑みを浮かべながら言葉を続ける。

 

 

???

「そのためには、こちらも色々と準備が必要じゃな。

 そろそろあれを試してみるとするかの・・・。

 さて、そうと決まればわらわも邪力(タナトス)を集めに行くか。

 なに、人間がいる限り邪力(タナトス)は無限に溢れ出る。

 こういう時、人間は本当に役に立つ。 クックック・・・」

 

 

そして、その少女は闇に包まれて姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                  ━ プラネテューヌ ━

 

 

運転手

「では、エルク様。 いってらっしゃいませ」

 

エルク

「はい、ここまでありがとうございました」

 

 

プラネテューヌに到着し、車から降りた僕は、

運転手さんにお礼を言ってドアを閉め、リーンボックスへと帰っていった。

 

 

エルク

「プラネテューヌ・・・久しぶりだなぁ!」

 

 

これまでラステション、ルウィー、リーンボックスと三国家に体験入国し、

約二週間ぶりに帰ってきた。

プラネテューヌの近未来的な街並みはもちろん、

この空気とこの景色を見て感じると、本当に久しぶりだ。

 

 

エルク

「皆元気にしてたかな?

 さっそく教会に行ってみよう!」

 

 

僕は久しぶりにネプテューヌ達に会いたいという気持ちを押さえられず、

皆がいるであろうプラネテューヌ教会へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

               ━ プラネテューヌ教会 ━

 

 

エルク

「皆、ただいまー・・・って、あれ?

 誰もいない、どこかへ出掛けたのかな?

 部屋も真っ暗だし・・・」

 

 

久しぶりに教会に帰ってきて、また皆に会えると思ってワクワクしながら中に入ってみると、リビングには誰もおらず、部屋のカーテンも全て閉めきって電気も消えているため、

真っ暗だった。

 

 

エルク

「皆どこに行ったんだろう?

 もしかして・・・何かあったのか!?」

 

???

「もー、エルくんってば心配性だなぁ」

 

エルク

「エ? その声は・・・」

 

 

真っ暗な部屋の中から聞こえてきたのは、忘れもしない、あの子の声だ。

そしてその声のした方向に振り向くと、閉まっていたカーテンが開き、

部屋の電気がついて明るくなった。

 

 

ネプテューヌ

「せーの・・・」

 

ネプテューヌ·ネプギア·アイエフ·コンパ·うずめ·海男·ネプテューヌ(大)

「「「お帰り、エルくん!「お兄ちゃん!「エルク!「えるっち!」」」

 

エルク

「皆・・・! うん、ただいま!」

 

 

その掛け声で、ネプテューヌ達が一声に僕の帰りを迎え入れてくれた。

そこには、ネプテューヌをはじめとする、プラネテューヌの皆だけではなく、

ラステションのノワール、ユニ、ケーシャちゃん。

ルウィーのブラン、ロムちゃん、ラムちゃん、シーシャさん。

そしてリーンボックスの姉さん、エスーシャ、イーシャさん達に

僕は皆に笑顔でそう答えた。

 

 

ユリウス

「ネプテューヌ、久しぶりだな」

 

ネプテューヌ

「あ、ユーくん! うん、お帰り!」

 

 

ユリウスも久しぶり会うネプテューヌ達の再開に喜ぶ。

 

 

ネプテューヌ

「それではさっそく・・・とうっ!」

 

 

すると突然、ネプテューヌが僕に勢いよく抱き着いてきた!

 

 

エルク

「うわわっ! ちょっと、ネプテューヌ///!?

 いきなり抱き着いてどうしたの!?」

 

ネプテューヌ

「だって、こうしてエルくんと話すのって、本当に久しぶりなんだもん!

 エルくんがいない間、寂しかったんだからね!」

 

エルク

「ネプテューヌ・・・」

 

ネプテューヌ

「てなわけで、約二週間ぶりのエルクニウムをチャージしよっと! ぎゅ~っ!」

 

 

ネプテューヌは抱き着いた腕に力を入れて、さらに体を密着させてきた!

・・・ていうか、エルクニウムって何!?

 

 

ノワール

「ちょっ! なにやってるのよ、ネプテューヌっ!

 エルクから離れなさい!」

 

ブラン

「そ、そうよ! 離れなさい!」

 

ネプテューヌ

「えーいいじゃん、こうしてエルくんに触れるの久しぶりなんだからさぁ」

 

 

四国家の中でネプテューヌとは一緒に過ごした時間が一番長く、

よくゲームをしたりして遊んだけど、

やっぱり時々こうして抱き着いてくるのはどうしても慣れない。

恥ずかしいっていうのもあるけど、それと同時にネプギア達の視線が刺さるように痛く、

特にケーシャちゃんは顔の影を濃くし、

目からハイライトが消えたヤンデレフェイスで見ている。

正直超怖い。

 

 

エルク

「ネ、ネプテューヌ、皆が見てるから離して!

 は、恥ずかしいから///!」

 

ネプテューヌ

「いーやーだー!」

 

ノワール

「こうなったら実力行使よ! ブラン!」

 

ブラン

「ええ!」

 

 

ノワールとブランは、僕に抱き着いたネプテューヌを引き離そうと力尽くで引っ張る!

ネプテューヌもそうはいくかと言わんばかりに必死にしがみついて抵抗する!

 

 

ノワール

「いいから離れなさいって、この!」

 

ネプテューヌ

「いやだい! まだまだエルクニウムを補充してないもん!」

 

ブラン

「わけわかんねぇこと言ってねぇで、とっととエルクから離れやがれ・・・って、ベール!

 テメェもなにどさくさに紛れてエルクに抱き着いてやがる!」

 

ベール

「だって、ネプテューヌだけずるいではありませんか。

 それに、これはわたくし達姉弟のスキンシップであって、

 抱き着いているわけではありませんわ。

 ねえ、エルちゃん?」

 

エルク

「ね、姉さん! 当たってる、当たってるから!」

 

ベール

「当たっているのではなくて、当てているんですのよ?」

 

エルク

「~~っ///」

 

ブラン

「エルク! テメェもデレデレしてんじゃねぇぞっ!」

 

ネプテューヌ

「って、エルくんがベールの弟ってどういうことなの!?

 わたし、聞いてないよ!? 初耳だよ!? 寝耳に水だよ!?」」

 

ベール

「ええ、言ってませんもの」

 

ノワール

「な、なによそれ! どういうことなの、エルク!」

 

エルク

「いや、それは・・・」

 

ベール

「それは、エルちゃんが大変優秀で可愛いからですわ!

 それに、戦闘ではわたくしの事を身を挺して守ってくれたエルちゃんは

 とても男らしくて格好よかったですわ!」

 

ネプテューヌ

「そ、それを言うならわたしだってあるもん!」

 

ノワール

「私だってそうよ!」

 

ブラン

「お前らだけじゃねぇぞ! わたしの時だってそうだ!」

 

うずめ

「えるっちの奴、俺達のいないとこでも皆を守ってたんだな」

 

ネプテューヌ(大)

「うん、そうみたいだね。

 よし、それじゃあわたしもエルくんのお姉ちゃんになろっと!」

 

ネプテューヌ

「ちょっ! いきなりなに言ってんのさ、大きいわたし!」

 

シーシャ

「ほほぅ・・・なら、アタシもエルク君のお姉さんに立候補しようかな?」

 

ネプテューヌ

「シーシャまで!」

 

ネプテューヌ(大)

「ほら、エルくん。

 わたしのこともお姉ちゃんって言っていいんだよ?」

 

シーシャ

「さあ、エルク君?」

 

 

ネプテューヌさんとシーシャさんを皮切りに、ネプギア達も自分も自分もと僕に迫る!

 

 

アイエフ

「・・・」

 

コンパ

「? どうしたですか、あいちゃん?」

 

アイエフ

「え? ああ、最初は私達だけだったのに、

 いつの間にかあいつを慕う人達が増えたってね」

 

ビーシャ

「確かに今じゃ大所帯だもんね。

 さすがエルク! わたしが憧れるヒーローだね!」

 

コンパ

「え? エルクさんはヒーローだったんですか?」

 

アイエフ

「まあ、あいつの場合はある意味そうかもね」

 

エルク

「ちょっと、皆押さないで!

 ネプテューヌも姉さんも離れて! く、苦しい・・・!」

 

エスーシャ

「カオスだな・・・」

 

イーシャ

「はい・・・」

 

イストワール

「みなさん、エルクさんが帰ってきて早々に騒がしいですね・・・」

 

ネプギア·ユニ·ロム·ラム

「「「「「お兄ちゃーんっ!」」」」

 

エルク

「ギャーッ!」

 

ユリウス

「やれやれだな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エルク

「うー・・・あー・・・」

 

 

皆から揉みくちゃにされた僕は、放心状態になっていた。

 

 

イストワール

「だ、大丈夫ですか、エルクさん?」

 

エルク

「はい、なんとか・・・」

 

ネプテューヌ

「もう、ダメだよノワール。

 エルくんにこんなことしちゃ」

 

ノワール

「なんで私なのよ! あなたのせいでしょうが!」

 

イストワール

「ネプテューヌさんはもちろん、他のみなさんも反省してください!」

 

シーシャ

「まあ、アタシも悪ノリしすぎたかもね」

 

ネプテューヌ(大)

「あはは、そうだね」

 

ネプギア

「ごめんね、お兄ちゃん」

 

ロム

「ごめんなさい(しゅん)」

 

エルク

「大丈夫だよ。 回復魔法をかけたら治るから・・・」

 

ユニ

「そんなに!?」

 

ネプテューヌ

「それにしても驚いたよ。

 まさか、エスーシャがイーシャを連れてくるなんてさ」

 

ケーシャ

「そうですね。 一体、どういうことなんですか?」

 

エスーシャ

「ああ、それは──」

 

イーシャ

「待って、エスーシャ。 それは私が話すから」

 

エスーシャ

「・・・わかった」

 

イーシャ

「エスーシャは私に体を返すために、錬金術で自分の体を造る方法を見つけました。

 その時、エルクさんの力添えもあり、それに必要な素材を集めるために

 上位危険種と戦って素材を手に入れて錬金術をはじめるも、

 その素材アイテムの強すぎる力の負荷に耐えられず、暴走しました」

 

ラム

「そ、それで、どうなったの・・・?」

 

イーシャ

「エルクさんが命を賭してホーリィクリスタルの魔力を使い、

 そのお陰で暴走が収まり、錬金術が成功してこうして私はエスーシャと、

 皆さんと共にいることができるようになりました」

 

ブラン

「わたし達のいない所で、そんなことが起こってたのね」

 

コンパ

「でも、エスーシャさんが前の姿と変わっていないのはなぜなんですか?」

 

エスーシャ

「それはジンが・・・私達に協力してくれた錬金術師によれば、

 体を錬成する時に強く念じた者の姿になるらしい。

 私の場合、イーシャのことを想っていたからこの体になったようだ」

 

アイエフ

「なるほどね。 だからそのままなのね」

 

ブラン

「元の体に戻りたいと思ったことはないの?」

 

エスーシャ

「ない・・・と言えば嘘になる。

 だが、かつてイーシャと共有したこの体も悪くはない」

 

イーシャ

「ですから、エルクさんにはとても感謝しています。

 それこそ、感謝してもしきれないほどに・・・」

 

 

そう言うと、イーシャさんは僕の隣にきた。

 

 

イーシャ

「だから・・・これは感謝の気持ちです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュ・・・

 

 

その時、僕の頬に柔らかい何かが触れた。

この感触は、そう・・・唇だ。

 

 

「「「「「「あーーーーっ!!!」」」」」

 

エルク

「エっ!? なっ!? イ、イーシャさんっ///!?」

 

イーシャ

「・・・///」

 

 

僕の頬にキスをしたイーシャさんは、顔を赤くして真っ直ぐ僕を見ている。

 

 

エスーシャ

「こ、こら、イーシャ! なにをしている!?」

 

コンパ

「イ、イーシャさんがエルクさんにキ、キスしたです!?」

 

うずめ

「いーしゃっちって、結構大胆な奴なんだな・・・」

 

イーシャ

「その・・・嫌・・・でしたか?」

 

エルク

「嫌っていうか、なんていうか・・・びっくりした」

 

イーシャ

「ごめんなさい、急にこんなことをしてしまって。

 これしか思いつかなかったから・・・」

 

エルク

「い、いいよ、気にしないで!

 イーシャさんの気持ちは十分伝わったから///」

 

イーシャ

「はい・・・///」

 

 

まさか女の人からキスされるなんて思わなかった・・・。

そう思っていると、次第に自分の顔も赤くなっていくのがわかる。

顔から火が出そうだ・・・///

 

 

ネプテューヌ

「エルくんとイーシャが二人の世界を作ってる件について」

 

イーシャ

「えっ///!?」

 

エルク

「な、何言ってるのさ、ネプテューヌ!」

 

ロム

「おにいちゃんとイーシャさん、顔真っ赤」

 

ラム

「ホント! 真っ赤っ赤ね!」

 

アイエフ

「デレデレしちゃって・・・」

 

ケーシャ

「イーシャさん、ずるいです・・・」

 

シーシャ

「エルク君も罪な男だね」

 

ネプテューヌ

「まったくだよー! メインヒロインはわたしなのにさー!」

 

イストワール

「ネプテューヌさん、今日はみなさんにお話があるのではなかったのですか?」

 

エルク

「エ? 話って?」

 

ネプテューヌ

「ああ、そうだった!

 えっとね、エルくんはわたしたちと行ったあの遺跡のことって覚えてる?」

 

エルク

「うん、バーチャフォレストの奥にある遺跡のことだよね?

 もちろん覚えてるよ。 その遺跡がどうしたの?」

 

ネプテューヌ

「実はね、エルくんがラステイションに体験入国に行ったあの日、

 わたしとネプギアとうずめと大きいわたしとビーシャの五人で

 バーチャフォレストに討伐クエストに行った時、

 そこにいたモンスターが凶暴化してて強くなってたんだよね」

 

エルク

「凶暴化? モンスターがそうなることって珍しいの?」

 

ネプギア

「ううん、凶暴化になることはそんなに珍しいことじゃないの。

 でも・・・」

 

うずめ

「ああ、なんつうか・・・急に強くなりすぎなんだよ。

 ありえねぇくらいにな」

 

ビーシャ

「だよね。 スライヌなんて特にそうだよ。

 楽勝だと思ってたのに、びっくりしたよ」

 

エルク

「そ、そんなに?」

 

ネプテューヌ(大)

「うん。 わたしも今までクロちゃんと一緒に色んな次元を旅してきたけど、

 あんなことははじめてかもね」

 

クロワール

「確かにな。 まあ、オレとしてはそれはそれでおもしれぇけどな」

 

ネプテューヌ(大)

「またそんなこと言って・・・」

 

ノワール

「面白いかはともかく、確かにそれは気になるわね」

 

うずめ

「のわっち達の国はどうなんだ?」

 

ノワール

「今のところ、私の国ではそういう報告はないわね」

 

ブラン

「わたしの方でもそういったことは聞いていないわ」

 

ベール

「わたくしは先程までエルちゃんと一緒でしたけど、

 特にありませんでしたわよね、エルちゃん?」

 

エルク

「うん。 リーンボックスでも邪力(タナトス)モンスターが現れたけど、

 他のモンスター達が凶暴化していた様子はなかったと思うよ」

 

 

モンスターの個体によってその強さは千差万別だけど、

狂暴化によって急激に強くなるなんて不自然だ。

モンスター達をそうさせる何かがあの遺跡にあるのだろうか?

 

 

アイエフ

「ということは、プラネテューヌだけに起きてるってことになるわね」

 

イーシャ

「はい、そうですね」

 

エルク

「それじゃあ、ネプテューヌの話っていうのは・・・」

 

ネプテューヌ

「うん、改めてもう一度あの遺跡を調べてみようと思ってね」

 

アイエフ

「確かに、もしその件とあの遺跡となんらかの関係があるんだとしたら、

 ネプ子の言う通り改めて調査した方がいいかもしれないわね」

 

ケーシャ

「そういえば、アイエフさんは諜報部員でしたね。

 何か情報は入ってないんですか?」

 

アイエフ

「ええ、さっぱり。

 各地にいる仲間とは連絡を取り合ってはいるんだけど、

 いまだに情報はゼロなのよね・・・」

 

海男

「諜報部員の情報網をもってしても、情報はなしか・・・」

 

ブラン

「じゃあ、邪力(タナトス)の可能性というのはどうかしら?」

 

エルク

「確かにそれもあるかもしれない。

 ユリウス、どうかな? 何か感じる?」

 

ユリウス

「うむ。 ここからでは遺跡から離れていて感知ができん。

 そこに行けば何か分かるかもしれないな」

 

シーシャ

「なら、話は決まったようだね」

 

ネプテューヌ

「うん! それじゃあさっそくみんなであの遺跡に行こう!」

 

ベール

「ふふっ、賑やかな調査になりそうですわね」

 

うずめ

「だな。 なんか皆で行くなんて久しぶりだな」

 

コンパ

「でしたら、お弁当を作った方がいいですね」

 

ラム

「なんだかピクニックに行くみたいで楽しみだね、ロムちゃん!」

 

ロム

「うん、楽しみ!(ワクワク)」

 

アイエフ

「こらこら、遊びに行くなわけじゃないのよ?」

 

シーシャ

「アタシにとっては未知の遺跡だね。

 コンパちゃん達じゃないけど、お姉さんもワクワクしてきたよ」

 

ビーシャ

「わたしは少し怖いけど、でも逃げないよ!

 だって、これって軽くプラネテューヌの危機でもあるからね!

 エスーシャはどうなの?」

 

エスーシャ

「そんなもの・・・興味あるね」

 

ビーシャ

「だよね、興味ないよねって、ええっ!?

 エスーシャが興味あるなんて言ったのはじめて聞いた!」

 

イーシャ

「エスーシャも最近になって色んなものに興味を持ちはじめたの」

 

ビーシャ

「へー、あの興味ないオバケのエスーシャがねぇ」

 

シーシャ

「ひょっとして、これもエルク君のお陰、かな?」

 

エスーシャ

「わ、私のことはどうでもいいだろう!

 イーシャも余計なことを言わなくていい!」

 

ユリウス

「この賑やかさ、本当に久しぶりだな、エルク」

 

エルク

「はは。 うん、そうだね。

 本当にプラネテューヌに帰ってきたって感じがするよ」

 

イストワール

「すみません、エルクさん、ユリウスさん。

 お二人が戻られて早々騒がしくて・・・」

 

エルク

「気にしないでください、イストワールさん。

 僕はこういう明るい方が好きですから」

 

ネプテューヌ

「あ、そうだ。 気になることはあの遺跡のことだけじゃなかったんだ」

 

ノワール

「まだ何かあるの、ネプテューヌ?」

 

ネプテューヌ

「うん、これは昨日一人でバーチャフォレストに行ってた時のことなんだけどね」

 

ネプギア

「え? お姉ちゃん、一人で行ってたの?」

 

うずめ

「昨日見かけないと思ったらそんなとこに行ってたのかよ。

 俺はまたどっかで仕事をサボってたかと思ってたぜ」

 

ネプテューヌ

「ひどいなぁ、うずめ」

 

うずめ

「はは、わりぃわりぃ」

 

海男

「それでねぷっち、それがどうかしたのかい?」

 

ネプテューヌ

「実はわたし、そこでオバケを見たんだ」

 

エルク

「(っ!?)」

 

ネプテューヌ(大)

「オバケ? それってどんなやつ?」

 

ネプテューヌ

「えっとね・・・なんか黒くて半透明で目が赤く光ってて、それで足がなかった」

 

ビーシャ

「見間違いじゃないの、ねぷねぷ?」

 

ネプテューヌ

「見間違いなんかじゃないよ!

 だって、この目で確かに見たんだもん!

 ねえ、エルくんなら信じてくれるよね・・・ってあれ?

 エルくん?」

 

ユニ

「お兄ちゃんならこの机の下にいますけど・・・」

 

ネプテューヌ

「ねぷっ!? どうしたの、エルくん?」

 

ノワール

「何してるのよ、あなた」

 

エルク

「えっと・・・避難訓練を・・・」

 

ブラン

「なぜ今?」

 

 

【オバケ】と言うワードを聞いた途端、急いで机の下に身を隠すエルク。

ネプテューヌがそこを覗いたとき、まるで幼い子供のように縮こまっていた。

 

 

ネプギア

「お、お兄ちゃん、震えてるけど、大丈夫?」

 

ユニ

「なんかものすごい勢いで隠れたけど・・・」

 

うずめ

「えるっち、もしかしてお前・・・オバケが怖いのか?」

 

エルク

「な、なななにを言っているんだい、うずめちゃん!?

 僕はそんな、そんなものなんて怖くもなんともないのだよ!?」

 

うずめ

「口調がおかしくなってるぞ、えるっち・・・」

 

ビーシャ

「うん、かなり動揺してるって感じだよね」

 

ベール

「オバケが苦手とは、エルちゃんにも意外な弱点がありましたわね」

 

 

シーシャ

「戦いの時の頼もしさはどこへやら、だね」

 

アイエフ

「いいから出てきなさい。

 あんたがそこにいたんじゃ話が進まないでしょうが」

 

エルク

「・・・はい」

 

 

アイエフちゃんにそう言われ、僕は机の下から出る。

 

 

ネプテューヌ(大)

「まさかエルくんがオバケが苦手だなんて思ってなかったよ」

 

ケーシャ

「そうですね。 なんだか、とても意外です」

 

エルク

「大変お見苦しい所を見せました・・・」

 

ネプテューヌ

「ねえ、エルくん。

 オバケが怖いって本当なの?」

 

エルク

「・・・うん、なんていうか・・・背中がゾワゾワってなるんだ。

 自分でも分からないけど・・・」

 

海男

「過去になにかしらの経験をして、それがトラウマになったのかもしれないね」

 

ユリウス

「・・・」

 

 

ああ、なんて情けないんだろう・・・。

オバケが怖いだなんて、それこそ小さな子供じゃあるまいし・・・。

 

 

エルク

「皆、幻滅したよね・・・?

 こんな情けない僕なんて・・・」

 

ビーシャ

「そんなことないよ、エルク!

 わたしだって、ねぷねぷやみんなに会うまではモンスターが怖かったんだしさ」

 

ベール

「そうですわ。

 人は誰しも怖いものや苦手なものの一つや二つありますわ」

 

エルク

「二人共・・・」

 

ベール

「もしも、そのオバケとやらが出てきたら、わたくしが守ってあげますわ!」

 

ラム

「うん! わたしもおにいちゃんを守ってあげるわ!」

 

ロム

「攻撃魔法もまかせて!(ぐっ)」

 

ケーシャ

「わ、私だって、エルクさんを守ります!」

 

エルク

「ありがとう、皆」

 

アイエフ

「それじゃあ、プラネテューヌで起きているモンスターの狂暴化と、

 ねぷ子が言ってたオバケの正体を調べるために

 もう一度あの遺跡を調べる、でいいわね?」

 

ブラン

「ええ、それでいいと思うわ」

 

海男

「では、話はまとまったようだね。

 今回はオレも同行しよう」

 

クロワール

「おいおい、大丈夫か?

 下手したらモンスターに喰われるかもしれないぜ?」

 

海男

「はは、なに、そんなへまはしないさ。

 もしかしたら、オレのヒレセンサーもなにかの役に立つかもしれないからね」

 

うずめ

「だな。 そんじゃ、行ってみようぜ。

 ねぷっちの言ってたオバケってのも気になるしな」

 

ネプギア

「あの遺跡かぁ・・・。

 うう、なんだか緊張感してきちゃった」

 

ユニ

「大丈夫よ、ネプギア。

 今回はみんな一緒なんだから」

 

ネプギア

「ユニちゃん・・・うん、そうだね!」

 

ネプテューヌ

「よーっし!

 それじゃあ、改めて遺跡に向けてしゅっぱーつっ!」

 

一同

「「「「「おーっ!」」」」」

 

イストワール

「みなさん、どうかお気をつけて」

 

 

僕達は、現在プラネテューヌで起きているモンスターの狂暴化と、

例の遺跡との関係性、及びネプテューヌの言っていたオ、オバケの正体を調べるため、

再び調査へと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




というわけで、長い長い体験入国編もこれにて終了です!
エルクがプラネテューヌに帰ってくるまでにかかった時間は、約二年!
次回の戦闘描写では全員参戦します!
相変わらず下手かもしれませんが、楽しく読んでいただけると嬉しいです!
それでは!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。