光次元ゲイムネプテューヌ~聖なる祈りと極光の守護神~ 作:EDENCROSS
《前回までのあらすじ》
ラステイション、ルウィー、リーンボックスの体験入国を終えて
プラネテューヌに帰ってきたエルクは、
再びネプテューヌ達と例の遺跡の調査へと向かう。
━ バーチャフォレスト ━
エルク
「バーチャフォレストか・・・ここも久しぶりだな」
ここは、プラネテューヌではお馴染みのバーチャフォレストと呼ばれる森。
神威を手にしてから、よく鍛練の場として利用していた。
こうして歩いていると、はじめてダンジョンに入ったあの緊張感を思い出すのと
同時に懐かしさもあった。
アイエフ
「まあ、あんたにとって初の実戦だった場所だものね」
ノワール
「エルクの初の実戦ね・・・。
ちょっと興味あるわね」
シーシャ
「あたしも興味あるね。
アイエフちゃん、その時のエルク君はどんな感じだったんだい?」
アイエフ
「そうね・・・当時のエルクはモンスターを見ては震えてた
一般市民と変わらなかったわね」
エルク
「ちょっ、アイエフちゃん!?」
アイエフ
「でも、エルクはギルドで支給されてた武器でリザードマンを一撃で倒したのよ。
居合い斬りでね」
シーシャ
「ほほぅ、それは本当かい?」
ネプテューヌ(大)
「それって、本当にはじめての実戦だったの?
話だけ聞くと、なんだか剣の達人って感じがするんだけど・・・」
ビーシャ
「だよね。 やっぱり、才能ってやつなのかな?」
ユニ
「そういえば、ユリウスさんも同じことを言ってましたよね?」
ユリウス
「あくまでそうかもしれないという話だがな」
エルク
「そう・・・なのかな?
僕にそんな才能なんて・・・」
コンパ
「でも、実際にエルクさんの剣と魔法には助けられたですよ」
ケーシャ
「そうですね。
私もエルクさんに助けてもらいましたから」
ネプテューヌ
「それにさ、エルくんの剣技ってカッコいいよね!
一ノ型、ニノ型ってさ!」
ネプギア
「確かに、今まで見たことない技だよね」
ベール
「エルちゃんのその剣技は我流と言うことでしたが、
今では信じられませんわね」
うずめ
「えるっちの技って全部独学なのか? すげぇな!」
ネプテューヌ
「ねえねえ、エルくん。
久しぶりに神威を見せてよ」
エルク
「うん、神威・・・!」
僕は皆から少し離れて神威をコールする。
ネプテューヌ
「やっぱりいつ見ても綺麗だなぁ」
そこから腰を深く落とし、左腰に添えた神威の柄を握る。
エルク
「はあぁぁぁぁっ!!」
そして、素早く抜刀して居合い斬りを繰り出す。
その拍子に少し風が吹いた。
「「「「「きゃあっ!」」」」」
エルク
「・・・エ?」
その時、スカートを穿いた女性陣のそれがめくれた。
ノワール
「エ・・・エ~ル~ク~///!」
ブラン
「テ、テメェッ! なにしやがんだ///!」
ユニ
「お、お兄ちゃん///!」
ケーシャ
「まさか、エルクさんにこんな趣味があったなんて・・・///!」
コンパ
「は、恥ずかしいです~///!」
エルク
「ち、ちち違うんだ、皆!
こ、これは、その・・・不可抗力で・・・!」
ネプギア
「ほ、本当なの? お兄ちゃん・・・?」
エルク
「ほ、本当だよ!
狙ってこんなこと出来るわけないじゃないか!」
まさかこんなことになるなんて・・・。 もう、最悪だ!
決してわざとじゃないと言っても、言い訳みたいに聞こえてしまうのは何でだろう・・・?
シーシャ
「まあ、エルク君ことだ、わざとではないんだろう」
アイエフ
「そうなんでしょうね。
でも、気をつけなさいよ、エルク」
エルク
「はい、気をつけます・・・。 そして反省してます・・・。
ごめんね、皆」
ブラン
「・・・もういいわ。
あなたがわざとやったわけじゃないのはわかってるから」
ノワール
「そうね。 アイエフも言ってたけど、気をつけなさいよね、エルク」
ネプテューヌ
「シリーズ多しといえど、こんなイベントなんてはじめてだよ」
ユニ
「ネプテューヌさん、メタいです・・・」
ネプギア
「私ならもう大丈夫だから気にしないで、お兄ちゃん」
ケーシャ
「エルクさんのエッチ・・・」
エルク
「ぐはっ!」
ケーシャちゃんの最後の言葉が、針のように僕の心に突き刺さった。
ネプテューヌ(大)
「あはは・・・まあ、不可抗力といえばそうなのかもね」
うずめ
「えるっちもある意味器用になったな」
シーシャ
「男子3日会わざれば刮目して見よ、というやつだね。
成長したね、エルク君」
エルク
「そんな成長嫌だよ!」
コンパ
「わたしも、こんなことされたのははじめてですぅ・・・」
エルク
「罪悪感が重い・・・」
ビーシャ
「エルクは【ラッキースケベ】の称号を得た!」
エルク
「何言ってるの、ビーシャちゃん!?
別にそういうことでもなければそんな称号いらないからね!?
ていうか、僕にとってもはやそれはただの不名誉だらね!?」
ビーシャ
「やだなぁ、冗談だよ、冗談」
ネプテューヌ
「そういえば、♯11の
エルくんに胸を鷲掴みにされてたっけ?」
エルク
「ちょっ! ネプテューヌ!
今このタイミングでそんな話をしたら・・・!」
ノワール
「ねえ、今の話って本当なの、エルク?」
エルク
「いや、まあ・・・本当と言えば本当だけど・・・」
ブラン
「今のは流石に聞き捨てられねぇなぁ・・・!」
ベール
「そうですわね。
エルちゃん、ご説明願いましょうか・・・!?」
エルク
「ノ、ノワール!? それに、ブランと姉さんまで!
三人共、なんか怖いよ・・・?」
ケーシャ
「エルクさん、詳しく聞きましょう・・・!」
エルク
「ケーシャちゃんまで!?
ネプテューヌ! 君からも何か言ってくれ!」
ネプテューヌ
「あの時のことを思い出すと、急に恥ずかしくなってきたよぉ・・・///」
エルク
「なんで赤面して恥ずかしがってるの!?
ア、アイエフちゃん、助けて!」
アイエフ
「まったく、仕方ないわね・・・。
みんな、あれはね──」
アイエフちゃんは、四人に当時の事について僕が吹き飛ばされた
ネプテューヌを助けようと受け止めた拍子に起きた事故だと言うことを話した。
ケーシャ
「なるほど、そうだったんですね」
ブラン
「まったく、紛らわしいわね・・・」
ノワール
「ていうか、ネプテューヌがあんないやらしい言い方をするからよ」
ネプテューヌ
「いやぁ、ごめんごめん。
わたしも久しぶりの出番でつい悪ノリしちゃったよ」
エルク
「勘弁してよ、ネプテューヌ。
あの時は僕も悪かったけどさ・・・」
ベール
「なにはともあれ、誤解が解けてよかったですわ」
ブラン
「それじゃあ、冗談はここまでにして先に進みましょ」
ケーシャ
「そうですね。 行きましょう、みなさん」
エルク
「エ・・・? 今までのって、全部冗談だったの?」
うずめ
「なにしてんだ、えるっち。 早く来ないと置いてくぞー」
エルク
「あ、待ってよ、皆」
冗談だったと言っても、目が本気だった気がしたんだけど・・・。
そう思っている僕を尻目に、皆が先に進む中うずめちゃんにそう言われ、
僕は追いかけるように走り出す。
───────────────────
エルク
「結構進んだね。
もうそろそろ遺跡が見えてくるはずなんだけど・・・」
アイエフ
「そうね―――っ! 止まって、みんな!」
エスーシャ
「どうした、アイエフ」
アイエフ
「あれを見て」
アイエフちゃんが指をさした先にいたのは、
まるで遺跡を守るかのように入り口を塞いでいる、リザードマンの群れだった。
シーシャ
「あれは・・・リザードマンの上位種、リザードロードだね。
奴らが群れるなんて珍しいね」
ユニ
「どういうことですか、シーシャさん?」
シーシャ
「本来リザードロードは群れるのは嫌うモンスターなんだ。
たとえ、それが同族でもね。
だから、ああして群れているのが珍しいと思ってね」
ユニ
「なるほど。 モンスターにもいろんなやつがいるのね」
ネプテューヌ
「それってつまり、ぼっちってことだね?」
シーシャ
「少し語弊があるけど、まあそんなとこかな?」
ネプテューヌ
「と、いうことは・・・? ちらり」
ノワール
「ちょっと、なんでそこで私を見るのよ!?」
ネプテューヌ
「いやぁ、こういうお約束かなってさ」
ノワール
「知らないわよ、そんなお約束!」
ユニ
「お、お姉ちゃん、落ち着いて!?」
エスーシャ
「で、どうする? 相手は私達に気付いていないようだが」
ベール
「そうですわね。
敵が気づいていない今なら、先制して仕掛けるのがセオリーですけど」
エルク
「でも、敵の数はざっと見て十数体。
僕達と同じかそれ以上の数だ・・・。
仮に先制して先に仕掛けても、もし失敗したら敵に囲まれちゃうな」
ユリウス
「ああ。 だが、それだけではない。
加えて奴等はリザードマンの上位種。
さらには例の件によって凶暴化しているかもしれん」
うずめ
「あの時はリザードマン一体でもてこずったってのに、
今度はその上位種の団体かよ。
こりゃキツいかもな・・・」
ラム
「ねえ、ほかに入り口はないの?」
ネプギア
「うん、入り口はあそこだけなの」
イーシャ
「しかし、モンスターがいたのでは遺跡の中に入れないわ」
ビーシャ
「わたしのバズーカで、まとめて吹き飛ばしてみる?」
ノワール
「ダメよ、ビーシャ。
そんなことしたら入り口が崩れてそれこそ中に入れなくなるわ」
ビーシャ
「だよね・・・」
エスーシャ
「だが、イーシャの言う通りこのままでは中に入れず、
調査どころではないぞ」
うずめ
「だな。 ここはカッコよく正面突破で行くか?」
ラム
「わたしもうずめにさんせいー!
わたしとロムちゃんの魔法で氷漬けにしてやるわ!」
ロム
「うん、がんばる!(ぐっ)」
ブラン
「無謀にも思えるけど、確かに今のままじゃ埒が明かないわ」
ネプテューヌ(大)
「・・・そうだね。
それしかないのかもしれないね」
確かに、ロムちゃんとラムちゃんの二人の魔法で牽制し、
氷の魔法で凍らせて身動きを止めてから仕掛けた方がいい。
エルク
「よし。 その後僕g「ダメっ!」エ?」
僕が言いかけたその時、ネプテューヌがそれを遮るかのように言う。
エルク
「ど、どうしたの、ネプテューヌ?」
ネプテューヌ
「エルくんのことだから、その後僕が行くからって言うんでしょ?
そんなのダメだよ」
エルク
「なんでわかったの?」
ブラン
「あなた、自分では気づいてないんでしょうけど
無理や無茶をする傾向にあるわ」
ベール
「ええ。 それは、この場にいるみなさんもよくご存じなのではなくて?」
ネプギア
「はい、そうですね」
ユニ
「お兄ちゃん、特に戦闘の時に結構無茶しますからね」
エルク
「ほ、本当に・・・?
全然そんなつもりなんてないんだけど・・・」
ブラン
「やっぱり無自覚だったのね・・・」
ネプテューヌ
「だからさ、今度はみんなで行こうよ。
わたしたち仲間なんだから、頼ってよ」
ケーシャ
「今回はみなさんも一緒なんです。
エルクさんが一人だけ無理や無茶をする必要なんてないんです」
シーシャ
「それに、仲間というのは助け支え合うものだとアタシに言ったのは君だよ、エルク君」
うずめ
「それとも、俺達ってそんなに頼りないか?」
エルク
「皆・・・」
そうだ、ケーシャの言う通り今は皆がいる。
仲間は助け支え合うものだと、これもあの時シーシャさんに言った言葉だ。
自分が言った言葉を忘れるなんて恥ずかしい・・・。
エルク
「・・・そうだね、ごめん。
それじゃあ、皆で力を合わせて、モンスター達を蹴散らそう!」
ネプテューヌ
「今回は全員参戦だよー!」
_______________________________________
戦闘曲
サガスカーレットグレイス
花びらを踏みしめて
ウルピナ編通常戦闘曲
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ラム
「ロムちゃん、いくよ!」
ロム
「うん、凍っちゃえ!」
ロム·ラム
「「アイスサンクチュアリ!」」
二人の合体魔法を唱えるすると、リザードロード達の足元が凍りつき、
それによって奴等の動きを封じる。
ビーシャ
「続けていくよ!
全弾遠慮なく受け止めてよねー!」
バズーカを斜め上に構えて発射された弾は、弧を描いてモンスター達の頭上で炸裂すると、
その砲弾の中に仕込まれた小さな無数の火薬玉のようなものが降り注ぎ、
それが爆発を起こし、合体魔法によって作り出された美しい氷柱と共に
リザードロード達を粉砕してその中の数体を倒した!
リザードロード
「「「ギャーッ!」」」
ビーシャ
「課っ金ー!」
ネプテューヌ
「やるねぇビーシャ!
よーしっ! わたしたち前衛組もはりきって行くよー!」
モンスター達の様子を見るために隠れていた木々の影から飛び出した、
僕とネプテューヌ、ノワール、ブラン、姉さん、ネプギア、アイエフちゃん、
うずめちゃん、ネプテューヌさん、シーシャさん、エスーシャの前衛組は、
リザードロード達に向かって駆け出す!
ユニ
「あたし達後衛組は、みんなの援護よ!」
ケーシャ
「はいっ!」
ビーシャ
「援護砲撃なら任せて!」
コンパ
「みなさん! お怪我をしたら回復するですよ!」
ラム
「ロムちゃん、わたしたちの魔法でみーんなやっつけちゃお!」
ロム
「うん。 わたしもみんなと一緒にがんばる(ぐっ)」
エルク
「一ノ型·咆哮!」
僕は接近したリザードロードに咆哮を繰り出し、その大きな体を斬り裂く!
しかし、身に付けていた漆黒の鎧で一撃で仕留めることができなかった。
アイエフ
「背中がガラ空きよ! 食らいなさい、ソウルズコンビネーション!」
反撃を受けるかと思いきや、技を受けて怯んで隙だらけになった背後から
アイエフちゃんがをすかさず二刀のカタールと蹴りのコンビネーション技、
ソウルズコンビネーションでトドメを刺した。
エルク
「やったね、アイエフちゃん! 助かったよ」
アイエフ
「気にしないで、これくらい当然よ。
それにしてもあんたの技、また一段とキレが増したんじゃない?」
エルク
「そうかな? ありがとう。
っ! アイエフちゃん、後ろ!」
アイエフ
「えっ・・・?」
後ろ振り向くと、斧を降り下ろそうとするリザードロードがいた。
しかし・・・。
ケーシャ
「危ないっ!」
その時、ケーシャちゃんがリザードロードを撃ち抜き、それを阻止する。
エルク
「さがって! 三ノ型·断空!」
アイエフちゃんをさがらせて、狙撃を受けたリザードロードに断空で追撃を加えて
これを撃破する。
エルク
「大丈夫、アイエフちゃん?」
アイエフ
「ええ、二人のお陰でね。
ありがとう、エルク、ケーシャ」
ケーシャ
「油断しないでくださいね、アイエフさん」
アイエフ
「そうね、ごめんなさい」
エルク
「ありがとう、ケーシャちゃん。 流石だね!」
ケーシャ
「はい。 援護は任せてください!」
エルク
「うん! 君がいてくれて頼もしいよ!」
ケーシャ
「は、はい! ありがとうございます///!」
と、顔を赤くしながらそう言うケーシャちゃん。
なんで顔を赤くしているんだろう?
アイエフ
「じー・・・」
エルク
「な、なに、アイエフちゃん・・・?」
アイエフ
「君がいてくれて頼もしい、ねぇ・・・。
なら、私はどうなのよ?」
エルク
「どうって、もちろんアイエフちゃんだって一緒にいて頼もしいし、心強いよ。
だって、さっき助けてくれたでしょ?」
アイエフ
「ほ、本当に?」
エルク
「うん、本当。 嘘なんかつかないよ。
頼りにしてるよ、アイエフちゃん!」
アイエフ
「ま、まあいいわ。
ほら、さっさと次のやつを倒すわよ、エルク!」
ケーシャちゃんに続いて、アイエフちゃんまでも顔を赤くしてそう言う。
少し嬉しそうに笑ってた気がしたけど、本当にどうしたんだろう?
ひょっとして、これもオトメゴコロってやつなのかな?
とにかく今は戦闘に集中しよう!
ネプテューヌ
「エルくんたちもやるねぇ!
よーっし! わたしたちも行くよ、ネプギア、大きいわたし!」
ネプギア·ネプテューヌ(大)
「うんっ!「オッケー!」」
そこに三体のリザードロード達が襲い掛かった!
ネプテューヌ(大)
「ガキンってね!」
一体のリザードロードの攻撃を、二刀の剣を交差させて受け止める!
ネプギア
「今だ! ギアナックル! やあぁぁぁッ!」
リザードロード
「グギャッ!」
ネプギアは、そのリザードロードの側面に移動して、
拳に力を込めて放つギアナックルを繰り出した!
その強力な一撃を受けたリザードロードは、たまらず後退する。
ネプギア
「怒りの鉄拳です!」
ネプテューヌ(大)
「おおー! ナイスボディブローだよ、ネプギア!」
ネプテューヌ
「やるね、ネプギア! 次はわたしのターンだよ!
ヴィクトリースラッシュ!」
次にネプテューヌは、ヴィクトリースラッシュで後退させてリザードロードに追撃を加えて
これを倒す。
ネプテューヌ
「大きいわたし、出番だよ!」
ネプテューヌ(大)
「任せて! 小さいわたし!
エアリアルショット!」
大きいネプテューヌは、高く跳躍すると空中で逆立ちになり、
ホルスターから銃を抜いて残り二体のリザードロード達を狙撃する。
一体は盾で防いだが、もう一体は防ぎきれずにダメージを負う。
ネプギア
「逃がしません! ラジカルセイバー!」
ラジカルセイバーによる強力な斬撃が、その二体目のリザードロードを両断して倒した!
ネプテューヌ(大)
「ま、ざっとこんなもんだね!」
ネプテューヌ
「流石大きいわたし! ネプギアもナイス追撃だったよ!」
ネプテューヌ(大)
「ふっふーん、まあね!」
ネプギア
「ありがとう、お姉ちゃん。 っ! お姉ちゃん、危ない!」
最後の一体のリザードロードが、背後からネプテューヌに襲い掛かった!
ネプテューヌ
「え? ってねぷーーっ! ちょっと! 背後からなんて卑怯だよ!
騎士道精神に反する卑劣な行為だよ!」
ネプテューヌ(大)
「そうだそうだー! 正々堂々戦えー!」
ネプギア
「えっと、二人とも・・・」
クロワール
「なに言ってんだオメェらは!
モンスターにそんなもんあるわけねぇだろ!」
ネプテューヌ
「主人公であるこのわたしとしたことが、ちょっと油断しちゃったよ。
それじゃあ、最後は三人一緒に行くよ!」
ネプギア·ネプテューヌ(大)
「「うんっ!」」
ネプテューヌ
「まずはわたしから! クロスコンビネーション!」
ネプギア
「次はわたしだね。 ミラージュダンス!」
ネプテューヌ(大)
「続けて行くよ! レイジングラッシュ!」
リザードロードを囲うように、
ネプテューヌはクロスコンビネーションを、
ネプギアはミラージュダンスを、
大きいネプテューヌはレイジングラッシュをそれぞれ繰り出す!
ネプテューヌ
「これで決めるよー! せーの・・・」
ネプテューヌ·ネプギア·ネプテューヌ(大)
「「「トライバースト!」」」
リザードロード
「グギャアァァァッ!」
ネプテューヌの掛け声でタイミングを合わせて放たれた協力技、
トライバーストが炸裂し、最後の三体目のリザードロードは跡形もなく消え失せた。
ネプギア
「やったね、お姉ちゃん!」
ネプテューヌ
「これぞ、プラネテューヌ三姉妹の力! なーんてね!」
ネプテューヌ(大)
「ならこの場合、わたしが長女になるのかな?」
ネプテューヌ
「いやいや、いくら大きいわたしでも長女の座は渡さないよ!」
ネプテューヌ(大)
「なんだとー!?」
ネプギア
「ねえ、お姉ちゃんたち、一応まだ戦闘中なんだけど・・・」
クロワール
「オメェも大変だな、ネプギア」
ノワール
「なかなか手強いわね・・・」
エスーシャ
「ああ、流石は上位種と言ったところか」
ノワール
「うずめ達が言っていたことは本当だったみたい、ね!」
リザードロードの斧を剣で受け止め、それを押し返すノワール。
リザードロード
「グアッ!」
ノワール
「そんな攻撃、当たるものですか!」
ノワールは再び斬り掛かってきたリザードロードの攻撃をかわす。
しかし・・・!
リザードロード
「ウガァッ!」
ノワール
「っ! 後ろにもう一体!?」
エスーシャ
「ノワールっ! 斬鉄剣!」
一体目のリザードロードの後ろに隠れるように身を潜め、
初撃が外れても直ぐに攻撃出来るように息の合った連携に不意討ちを受けそうになったが、
エスーシャがこれらを退けたことでノワールはダメージを受けずに済んだ。
ノワール
「ありがとう、エスーシャ」
エスーシャ
「気にするな。
しかし、奴等、なかなか統率が取れているな」
ノワール
「そうね。 モンスターが連携して攻撃を仕掛けてくるなんてはじめてだわ。
奴等の群れの中にリーダーでもいるのかしら?」
エスーシャ
「わからない。 だが、今は目の前の敵に集中するぞ、ノワール」
ノワール
「わかってるわよ。 トルネードソード!」
ノワールは目の前のリザードロードにトルネードソードを繰り出すが、
盾によって防がれる。
ノワール
「私の攻撃を防いだ!?」
エスーシャ
「まだだっ! エクサスラッシュ!」
雷を纏ったエスーシャのエクサスラッシュで追撃し、盾を破壊した!
エスーシャ
「今だ!」
ノワール
「ええ! レイシーズダンス!」
そこに間髪入れず、ノワールがサマーソルトから空中で剣で横一閃する
レイシーズダンスで畳み掛け、リザードロードを倒す。
ノワール
「まだよ! フォールスラッシュ!」
さらに空中から大きな斬撃を飛ばすフォールスラッシュで、
地上にいるもう一体のリザードロードを狙い、ダメージを与える。
リザードロード
「グアッ!」
フォールスラッシュで怯んだ隙を見逃さず、エスーシャがトドメの一撃を放つ!
エスーシャ
「これでトドメだ! ヴレイヴァー!」
リザードロード
「ウギャアァァァッ!」
その技によってリザードロードを両断され、粒子となって消えた。
エスーシャ
「これで片付いたか?」
ノワール
「ええ、そうみたいね。
確かに手強かったけど、大したことなかったわね」
エスーシャ
「ああ」
ノワール
「・・・そういえば、私達って何気にこうして話すのってはじめてじゃない?」
エスーシャ
「・・・そうだな。
お前とはあまり話す機会がなかったからな」
ノワール
「そ、そうだったかしら?
でも、あなたのさっきの技ってエルクの剣技に似てる気がしたんだけど・・・」
エスーシャ
「・・・気のせいだ」
うずめ
「うおりゃぁッ!」
リザードロード
「ギャッ!」
シーシャ
「いい拳だね、うずめちゃん! はあぁッ!」
リザードロード
「グギャッ!」
うずめ
「そういうしーしゃっちこそ、いいパンチしてるじゃねぇか!」
うずめとシーシャは、リザードロード達を豪快に殴って行く。
ベール
「うずっちもシーシャもやりますわね。
ブラン、わたくし達もお二人に続きますわよ!」
ブラン
「ええ」
それを見たベールとブランも二人に加勢し、リザードロードと対峙する。
ベール
「がんばっちゃおうかしら! キネストラダンス!」
ベールは舞うようにキネストラダンスを繰り出して先制し、
風を帯びた華麗な槍術で斬り刻む!
うずめ
「我流・夢双連撃!」
シーシャ
「大剣乱舞!」
ブラン
「・・・」
うずめとシーシャもそれぞれ技を繰り出し戦っている中、
ブランだけは自分が今対峙しているモンスターではなく、別のものを見ていた。
ブラン
「(くそッ! どいつもこいつもこれ見よがしに揺らしやがって!
わたしだって、わたしだって・・・!)」
うずめ
「どうしたんだ、ぶらっち?」
シーシャ
「今は戦闘中だよ、ブランちゃん」
ベール
「そうですわよ、ブラン。
よそ見をしていると危ないですわよ?」
ブラン
「ねえ、あなた達・・・わたしの目の前でそれを揺らさないでもらえないかしら?」
うずめ
「揺らす? 揺らすって何を?」
ベール
「そうですわね。
大きいとやはり肩が凝ってしまいますわ。
シーシャはどうですの?」
シーシャ
「実はあたしもそうなんだ。
こうして戦っている時も揺れてしまうから邪魔になってね」
うずめ
「わかるぜしーしゃっち。
俺もそれで邪魔になるからインナーで押さえつけてんだよ」
ベール
「これも、持つ者だけが知る悩み、というものですわね」
と、ベールは自分の胸を持ち上げるように腕を組んでブランを見る。
ブラン
「なんで胸を揺らしながらわたしを見て言うんだよ、ベール!」
うずめ
「お、おい、落ち着けよぶらっち。
何をそんなに怒ってんのか知らねぇけど、べるっちだって悪気があったわけじゃ・・・」
ブラン
「うるせぇっ! どうせテメェらにわたしの気持ちなんてわかるかよ!」
うずめ
「ぶらっち、こわぁ・・・」
ブラン
「ああん?」
うずめ
「ひいっ!?」
ベール
「何を怒っているんですの、ブラン?
わたくしはただ肩が凝って悩んでいるという話をしていただけなのですが・・・」
ブラン
「なっ! くっ・・・!」
シーシャ
「ベール、君もなかなかだね・・・」
リザードロード
「ウガアァァッ!」
その時、リザードロードがブランに襲い掛かった!
ブラン
「テンツェリントロンペ!」
しかし、それをテンツェリントロンペでカウンターして
襲い掛かったてきたリザードロードを吹き飛ばした!
シーシャ
「気を付けて! 敵はまだ残っているよ!」
うずめ
「っと、そうだった!
戦闘中だってことを忘れてたぜ」
ブラン
「わたしは今機嫌が悪ぃんだ。
テメェらまとめて叩き潰してやるよ!」
ブランはハンマーを肩に担ぎ、助走をつけて高く跳躍する。
ブラン
「喰らいやがれ! ゲッターラヴィーネ!」
二体のリザードロードの頭上から急降下するように激しくハンマーを地面に叩きつけ、
それによって隆起したな岩に激突しながら打ち上げられ、粒子となって力尽きた。
ブラン
「ふう、すっきりしたぜ!」
シーシャ
「相変わらずパワフルだね、ブランちゃんは」
ビーシャ
「な、なんかあっちで大きな音がしたんだけど・・・?」
ラム
「あれはおねえちゃんね!」
ロム
「おねえちゃん、強い!」
ビーシャ
「でも、何か叫んでた気がしたけど?」
ユニ
「(あのパーティーでブランさんだけ・・・。
気持ちは痛いほどわかります、ブランさん!)」
ロム
「ユニちゃん、危ない!」
ユニ
「え・・・?」
ロムの声で後ろを振り向くと、一体のリザードロードが斧を構えてユニに接近していた!
ユニ
「(アタシがモンスターの接近に気づけなかった!?
このままじゃ・・・!)」
不意を突かれ、動揺して銃を構えられないユニ。
ラム
「ビーシャ、あいつをドカンってやっちゃってよ!」
ビーシャ
「それだとユニまで巻き込んじゃうよ!」
ロム
「でも、魔法じゃあ間に合わないよ・・・!(あわあわ)」
リザードロード
「ウガァッ!」
ユニ
「ひっ!」
リザードロードの攻撃に対し、ユニは咄嗟に銃を防御しようと構える!
しかし、ユニの持つ銃では到底防ぎきれないのは明白だった。
イーシャ
「させない!」
斧で斬り掛かろうとしたリザードロードからユニを守ったのは、イーシャだった!
イーシャ
「大丈夫ですか、ユニさん!」
ユニ
「イ、イーシャさん!?」
ビーシャ
「イーシャって、剣使えたっけ?」
イーシャ
「私にもわかりません。
おそらく、エスーシャと共有していたことで、
この体がエスーシャの動きを覚えているからだと思います」
ビーシャ
「・・・なんていうか、なんでもありって感じだね」
イーシャの持つ剣は、エスーシャの持つ青い刀身を持った剣とは対照的に、
赤い刀身を持った剣だった。
そして、受け止めていたリザードロードを押し返す。
イーシャ
「行きます! クライムインパルス!」
剣を構えて鋭い突きで貫き、そのまま自身も飛び上がるように斬り上がると、
リザードロードを空中で両断して倒した!
ユニ
「す、すごい・・・!」
ラム
「イーシャさん、すごいすごい!」
ロム
「イーシャさん、かっこいい!(キラキラ)」
空中で仕留めたイーシャは、地上に着地する。
ユニ
「さっきは助かりました。
ありがとう、イーシャさん」
イーシャ
「気にしないでください。
私達は仲間なんですから、これくらいは当然です」
ユニ
「その言い方、まるでお兄ちゃんみたいですね」
ロム
「うん、おにいちゃんにそっくり」
イーシャ
「誰かを守る心の強さを、エスーシャを通してエルクさんから学びましたから」
ネプテューヌ
「おーいエルくーん! そっちは終わった?」
エルク
「ネプテューヌ。 うん、そっちは?」
ネプギア
「こっちは全部倒したよ、お兄ちゃん」
ネプテューヌ(大)
「うずめの言う通り、なかなか手強かったよ」
クロワール
「あれくらいのモンスターに何言ってんだよ、だらしねぇな」
ネプテューヌ(大)
「むぅー、だったらクロちゃんも戦ってよぉ」
クロワール
「だったらオレをここから出せよ」
ネプテューヌ(大)
「それはダメ! だってクロちゃん、外に出たらまた悪さするでしょ?」
クロワール
「・・・むちゃくちゃ言ってんな、オメェ」
ノワール
「どう? そっちは終わった?」
ブラン
「相変わらず騒がしいわね、あなた達」
ビーシャ
「まあ、わたし的にはそっちの方がいいけどね」
うずめ
「はは、俺も同感だな!」
エルク
「あ、皆。 大丈夫、怪我はない?」
ベール
「ええ、わたくし達なら問題ありませんわ、エルちゃん」
と、各自協力し合って戦っていた仲間達が集まってきた。
エルク
「そっか、よかった。
途中でバラバラになって戦ってたから心配したよ」
シーシャ
「これくらいなんてことないさ。 まあ、確かに手強かったけどね」
ケーシャ
「やはり、あの遺跡と何か関係があるんでしょうか?」
エルク
「どう、ユリウス? 何か感じる?」
ユリウス
「・・・ああ。 微かだが、邪気を感じる」
コンパ
「もしかして、
ユリウス
「それはわからないが、それと似た力を感じるな」
エルク
「ということは、この遺跡に何かがあるって事だね」
ネプテューヌ
「それじゃあ、さっそく遺跡の中へ行ってみようよ。
前にわたしが見たオバケの正体だってわかるかもだしね」
エルク
「う、うん、そうだね。 行ってみよう・・・」
ビーシャ
「声が震えてるけど、大丈夫、エルク?」
エルク
「だ、大丈夫だよ、ビーシャちゃん!
男たる者、苦手を克服し強くなれ! ってね」
うずめ
「おう! その意気だぜ、えるっち!」
海男
「でも、だからといって無理はしてはいけないよ、えるっち」
ベール
「そうですわ。 いざとなったら、わたくしが守ってあげますわ!」
エルク
「ありがとう、姉さん」
ネプテューヌ
「むぅー、わたしもいるからね、エルくん!」
エルク
「もちろん、君のことも頼るにしてるよ、ネプテューヌ」
ネプテューヌ
「うん! えへへ///」
シーシャ
「それじゃあ、邪魔者もいなくなったことだし、
先に進むとしようか、みんな」
アイエフ
「一度調査したとはいえ、油断せずに行きましょ」
そして、僕達は再び遺跡へと足を踏み入れた。
一体、この先に何が待ち受けているんだろう・・・。
戦闘描写で全員参戦させると結構大変ですね・・・。
次回は二年ぶりの遺跡調査になります。