光次元ゲイムネプテューヌ~聖なる祈りと極光の守護神~ 作:EDENCROSS
《前回までのあらすじ》
ネプテューヌの言うオバケの正体と、モンスター達の凶暴化の原因を調べるため、
再びエルク達は調査のため遺跡に足を踏み入れる。
遺跡の入り口の前に群がっていたリザードロード達を倒した僕達は、
再び遺跡内部の調査を始めた。
中の様子からして、前回と比べてこれといった変化や異常はなく、
相変わらず風化した感じでモンスターの気配もなかった。
ただ、一つ言えることいえば・・・。
エルク
「・・・えっと、姉さん。
そんなにくっついてると歩きにくいんだけど・・・」
そう、なぜか姉さんが僕の右腕に抱き着いて密着しているのだ。
ベール
「先程も言ったように、こうしていた方がいざという時に
エルちゃんを守ることができますわ」
エルク
「でも、だからってこんな・・・///」
ベール
「それとも、エルちゃんはわたくしに触れられるのが嫌ですの・・・?」
エルク
「嫌っていうかなんていうか、その・・・刺激が強すぎるっていうか・・・」
ネプテューヌ
「ベールがエルくんとくっつくんならわたしもくっつくよ! えいっ!」
今度はネプテューヌが左腕に抱き着く。
・・・なんかこんなのばかりな気がする・・・。
エルク
「ちょっ、ネプテューヌまで・・・///」
ノワール
「ネプテューヌ、ベール、私達は調査に来てるのよ。
それだと調べられないでしょ?」
ネプテューヌ
「でも、もしオバケが出た時、エルくんを守ることができないじゃん?」
ノワール
「だからってそんなに密着することないじゃない!
別にそうしなくったって、エルクを囲うようにすれば十分でしょ!」
確かにノワールの言う通り、ピッタリ密着する必要はない。
逆に身動きが取りにくい。
ちなみに、他の皆は僕を中心にした円陣を組んでいる。
守ってくれているのはありがたいけど、同時に情けなく感じる。
ノワール
「ほら、あなたからもはっきり言ってあげなさい。
邪魔だから離れろって」
ネプテューヌ
「邪魔じゃないよね? むしろ嬉しいよね?」
ケーシャ
「いいえ、ネプテューヌさんとベールさんのやっていることは完全に逆効果です」
ベール
「何を仰っていますの、ケーシャさん?
わたくしとネプテューヌに密着されて嫌な殿方などいませんわ。
ねえ、エルちゃん?」
エルク
「エ? えっと、僕は・・・」
ノワール
「邪魔よね?」
ネプテューヌ
「邪魔じゃないよね?」
ケーシャ
「エルクさん?」
ベール
「エルちゃん?」
なんだろう、この修羅場みたいな空気・・・。
ていうか僕を挟むように、四人の圧力が凄い・・・!
エルク
「いや、僕はその・・・えっと・・・」
アイエフ
「みなさん、エルクが困っているのでその辺でお願いします。
あとネプ子、あんたも悪ノリし過ぎよ」
ネプテューヌ
「ねぷっ!? なんでわたしだけ!?」
アイエフ
「日頃の行いよ、日頃の行い」
ネプテューヌ
「あいちゃんひどーいっ! てか二回言ったー!」
アイエフ
「大事なことだからね」
ユリウス
「やれやれだな」
うずめ
「えるっちも大変だな、こりゃ」
ネプギア
「なんか、お兄ちゃんも満更でもなかった気が・・・」
ちょっとした騒動もあったけど、改めて遺跡の調査を再開する。
エスーシャ
「大きな扉だな。 一体どうやって開くんだ?」
ネプテューヌ
「ふっふっふっ~。 それはね、エスーシャ・・・」
エルク
「僕なら開くことが出来るんだ」
ネプテューヌ
「ズコーっ! ちょっと、エルくん!
せっかくわたしが言おうとしてたのにー!」
エルク
「ごめんごめん、ネプテューヌ」
エスーシャ
「それは本当なのか?」
アイエフ
「ええ、前回もそうしてエルクが開いてくれたお陰で先に進むことができたのよ」
シーシャ
「へぇ、どうやって開いたんだい?」
ネプテューヌ(大)
「ねえねえ、こっちに台座みたいなのがあるよ?」
ビーシャ
「なんか、手の平の形をしてるみたいだね。
なんだろ、これ?」
アイエフ
「出番よ、エルク」
エルク
「うん、任せて」
僕はその台座の前に立ち、それにあった形に手を嵌めると、
台座が光出し、目の前にあった大きな扉が、ゴゴゴと鈍い音を立てながら開いた。
ビーシャ
「すごい、本当に開いた!」
海男
「女神達ですら開くことができなかった扉を開くとは・・・。
えるっち、君は一体・・・?」
エルク
「なぜ、開くことができるのか僕にもわからないんです」
海男
「ひょっとして、この遺跡にえるっちと何か関係があるかもしれないね」
エルク
「どうなんだろう・・・?」
うずめ
「まあ、今はとにかく進もうぜ。
たとえそうだとしても、えるっちはえるっちだろ?」
海男
「・・・ああ、そうだね」
エルク
「ありがとう、うずめちゃん」
その大きな扉が開き、僕達は先に進む。
その道中に同じ扉があり、それを開いては進むを繰り返して遺跡内をさらに進む。
ネプテューヌ
「今のところ変わった様子はないね」
エルク
「そうだね。 前に来た時のままだ」
調査を進めるが、ネプテューヌの言う通りこれと言って特に変わった様子はない。
外にはモンスターが居たというのに、遺跡内部には姿形も見当たらない。
本当に不思議な場所だ・・・。
エルク
「ねえ、アイエフちゃん。
諜報部の方でこの遺跡の調査って行われてたの?」
アイエフ
「いいえ。 最初はその予定だったけど、
例のモンスターの凶暴化で延期になって、それから全然」
ネプテューヌ
「へー、わたし全然知らなかったよ」
アイエフ
「あんたは一応この国の女神なんだから、むしろ一番知っておくべきでしょ」
ネプテューヌ
「うぅ、なんだか最近あいちゃんがわたしに厳しいよぉ・・・」
アイエフ
「気のせいよ」
コンパ
「ねぷねぷ、ドンマイです」
ネプギア
「あ、あはは・・・」
ラム
「それにしても、ネプテューヌちゃんが言ってたオバケ、見つからないね?」
ロム
「どこかに隠れたのかな?(キョロキョロ)」
ネプテューヌ(大)
「こうしてみると、ここってなんだか薄暗いし、お化け屋敷みたいだね」
エルク
「や、やめてよ、ネプテューヌさん・・・」
ネプテューヌ(大)
「ごめんごめん、そう思っちゃって、つい」
ネプテューヌ
「でも、確かにラムちゃんの言う通りオバケっ子一人いないね」
アイエフ
「何よ、オバケっ子って。
居ないなら居ないで、それでいいじゃない。
ほら、行くわよ、エルク。
男なんだからシャキッとしなさい!」
エルク
「イ、イエスマム!」
ネプテューヌ
「・・・もしもあいちゃんが結婚したら、厳しく夫を尻に敷くタイプだよね」
アイエフ
「は、はあっ///!?
だ、誰が誰を尻に敷くタイプですって!?
何言ってんのよ、ネプ子!」
コンパ
「確かにあいちゃんは、はっきりしないことが嫌いな委員長タイプですから」
ネプギア
「そうですね。
わたしもウジウジ悩んでいた時や迷っていた時も怒られてましたから」
アイエフ
「あんた達まで!
バカなこと言ってないで、さっさと進むわよ!」
エルク
「こういう時のアイエフちゃんって、可愛いよねぇ」
ネプテューヌ
「うん! いつもクールなあいちゃんとのギャップがね!」
アイエフ
「うっさい、ネプ子!」
ネプテューヌ
「あいたぁ! うぅ・・・なんだわたしだけ?」
ユニ
「本当に仲が良いのね、お兄ちゃん達・・・」
そこからさらに奥に進むと、僕達はあの祭壇がある部屋に出た。
ネプギア
「ねえ、お兄ちゃん。 ここって確か・・・」
エルク
「うん。 ホーリィクリスタルがあったあの祭壇だ」
ユニ
「ここにホーリィクリスタルがあったの?」
ネプギア
「そうだよ、ユニちゃん。
あそこ祭壇にお兄ちゃんのホーリィクリスタルが置かれてたの」
エスーシャ
「そして、今はエルクに宿っているということか」
ネプギア
「はい、その通りです」
ノワール
「一度ユリウスから聞いてたけど、改めて当時の事を詳しく聞かせてくれないかしら?」
ブラン
「そうね。 わたしも知りたいわ」
ネプギア
「えっと・・・」
エルク
「ネプギア、僕が皆に話すよ。 実は───」
僕は当時の事を話ながら、皆で祭壇まで続く長い階段を上がって
ホーリィクリスタルが置かれていたそれを囲うように見る。
ノワール
「エルクがホーリィクリスタルに触れた瞬間、
それが光出して消えたと思ったらそれが宿って、
同時に黒いエンシェントドラゴンが現れた」
シーシャ
「そして、その時エルク君はネプテューヌちゃんを庇って重傷を負いながらも、
一命を取りとめてそのモンスターを倒した、だっけ?」
ケーシャ
「そ、それじゃあエルクさんは一度死んだということですか!?」
ビーシャ
「ちょっと、ケーシャ・・・」
ケーシャ
「あ・・・! ご、ごめんなさい、エルクさん!」
エルク
「いいんだ、僕なら大丈夫だから」
ベール
「でも、現に今こうしてエルちゃんは生きていますわ」
ネプテューヌ
「わたしもあの時はもうダメかと思ったよ。
だって、エルくんが死んじゃったんじゃないかってさ」
エルク
「僕をあの時は無我夢中だったから、実はあまり覚えてないんだ・・・」
うずめ
「なあ、ゆりっち。
これもホーリィクリスタルの力なのか?」
ユリウス
「ああ、そうだ。
ホーリィクリスタルが瀕死のエルクに再生の力を使ったことで、
彼はこうして生きている。
だが、その力はもう失われてしまったがな」
ネプテューヌ(大)
「つまり、その力はもう使えないってこと?」
ユリウス
「そうだ」
再生・・・ホーリィクリスタルにそんな力があったなんて知らなかった・・・。
たまたまそんな力があったからこうして生きていられるけど、
もしそうじゃなかったら、あの時僕は死んでいたって事になる。
エルク
「・・・っ!」
そう思っていると、自然と体が震え出す。
僕は運がよかっただけだったのかもしれないから。
ネプテューヌ
「ど、どうしたの、エルくん!?
なんか震えてるけど・・・」
エルク
「ああ、うん。 あの時の事を思い出してね。
今更になって怖くなるなんて、情けないよ・・・」
ネプギア
「お兄ちゃん・・・」
ネプテューヌ
「そんなことないよ!
だって、エルくんはわたしたちを体を張って守ってくれたでしょ?
全然情けなくないよ!」
アイエフ
「そうよ、エルク。
もしあのまま私達だけで戦ってたら、間違いなく全滅してたでしょうね」
コンパ
「はいです。
わたしたち、エルクさんには本当に感謝してるですよ」
ネプギア
「そんなお兄ちゃんのことを誰も情けないなんて思わないよ!」
ネプテューヌ
「そうそう! だからさ、そんなに自分を悪く言わないでよ。
それにあの時のエルくん、とってもカッコよかったよ!」
エルク
「皆・・・」
ネプテューヌは、震えている僕の手を両手で優しく包み込むように握り、
そう言って励ましてくれた。
エルク
「ありがとう、ネプテューヌ、ネプギア、アイエフちゃん、コンパちゃん」
ネプテューヌ
「うん、どういたしまして!」
ベール
「・・・なんだか、ネプテューヌ達が羨ましいですわね」
ブラン
「そうね。 もし、わたしがネプテューヌ達と同じ立場でも、
みんなと同じことを思ったでしょうね
ノワール
「なんだかんだ言って、私達もエルクに助けられてるものね」
ユリウス
「では、話を戻そう。 その時、私はそこでエルクと出会った」
アイエフ
「あの日の次の日に聞いたわ。
なんでも、白い空間って言ってたけど・・・」
ユリウス
「ああ。 しかし、あの場所に明確な名前がない。
エルクがそう呼ぶのは仕方のないことだ」
エルク
「それじゃあ、あそこって一体なんなの?」
ユリウス
「それは───」
???
「ハーッハッハッハッハ!」
エルク
「な、何!? この変な笑い声!?」
ネプテューヌ
「この一度聞いたら忘れられない時代遅れな笑い声は・・・!」
祭壇のある部屋の入り口から聞こえてきた、一度聞いたら忘れないであろう笑い声が響く。
そしてそこを見ると、何やら魔女のような格好をした女性が立っていた。
???
「久しいな、女神共。
我が名はマジェk「マザコング!」って、私をそんな名で呼ぶな!
マ·ジェ·コ·ン·ヌだ! いい加減覚えろ!」
マザコング・・・いや、マジェコンヌと名乗った女性は、
ネプテューヌに名前を間違えられて怒り出す。
うずめ
「紫ババァ!? なんでテメェがここに居やがんだ!?」
ネプテューヌ(大)
「そうだよ! あなたはわたしたちが心次元で倒したはずだよ!」
ユニ
「まさか、暗黒星くろめが復活したの!?」
うずめ
「あり得ねぇよ、ゆにっち! あいつは・・・!」
マジェコンヌ
「ふん! あの方をあんな生意気な小娘と一緒にするな!
私はあの方の力でこうして生き返り、
貴様等女神共に復讐する力と機会をくださったのだ!」
うずめ
「へっ! 粋がるのはいいがな、紫ババァ!
テメェが一人に対して、こっちは十六人だ!
完全に多勢に無勢だぜ!」
マジェコンヌ
「多勢に無勢? それはどうかな?
出でよ、黒き闇の使徒!」
マジェコンヌが手にした長杖を掲げると、
地面から無数の黒い影のようなものが這い出てきた!
ネプテューヌ
「ねぷっ!? みんな、あれだよ!
わたしが見たオバケっていうのは!」
ノワール
「行くわよ、皆!」
そう言ってネプテューヌはその影達を指をさす。
そして僕達は長い階段を下って、マジェコンヌと対峙する。
マジェコンヌ
「オバケだと? はははっ!
これはそんな陳腐なものではない!
その名も
エルク
「あの方? 誰のことだ!」
マジェコンヌ
「ほう・・・貴様がエルクか。
あの方の言う通り、特別な力を感じるな」
ノワール
「あなたも懲りないわね。
今まであれだけ私達にやられたっていうのに」
ブラン
「そうね。 いい加減あなたに付き合うのもうんざりだわ」
ベール
「しつこい人は嫌われますわよ?」
うずめ
「と、いうわけだ。
出てきて早々悪いが、ぶっ倒させてもらうぜ!」
マジェコンヌ
「ふっ、この私がいつまでも負けてやっていると思うなy「いや、実際負けてるじゃん」
黙れ! 今は私が喋っているんだ!」
ネプギア
「確かに、毎回出てきては結局最後には負けてるよね・・・」
ユニ
「どうせ今回も負けるんだから、さっさとやられなさいよ!」
ラム
「そーよそーよ! 早くやられちゃいなさい!」
ロム
「わたし、あの人嫌い!」
マジェコンヌ
「どいつもこいつも、私の神経を逆撫でする奴等ばかりだな!」
エルク
「ねえ、あのオバサンとは知り合いなの?」
ネプギア
「知り合いっていうか、因縁っていうか、
向こうが勝手に言ってるだけなんだけどね」
ネプテューヌ
「そうそう。 今までゲームやアニメで嫌と言うほど戦ってきたんだけど、
まさか今度は小説の中で戦うことになるなんてね・・・」
エルク
「ゲーム? アニメ? 小説?
えっと・・・何の話?」
ネプギア
「お、お姉ちゃん・・・」
ネプテューヌ
「と、わたしのお約束なメタ発言は置いといて、
何度来ても無駄だよ! マザコング!」
マジェコンヌ
「マジェコンヌだ! 貴様、絶対わざとだろッ!」
海男
「マジェコンヌもねぷっちの煽りに対する耐性の低さも、相変わらずのようだね」
マジェコンヌ
「・・・まあいい。
今回の相手は私ではなく、この
シーシャ
「そんなものでアタシ達の相手が務まるとでも?
なめられたものだね」
マジェコンヌ
「無論そのつもりはない。
私が何の策もなく貴様達の前に現れたと思うか?」
ケーシャ
「どういうことですか?」
マジェコンヌ
「こういうことだよ!」
そう言って上げた手の指を鳴らすと、
それと同時に
漆黒の巨駆に大きな角を持った邪悪な獣へと姿を変えた!
エルク
「が、合体した!?」
マジェコンヌ
「これぞ、
ベヒーモスだ!」
うずめ
「ベヒーモスだかなんだかんだ知らねぇが、ただデカくなっただけじゃねぇか!」
ビーシャ
「そ、そうだよね!
大きくなっただけじゃわたしたちには勝てないよ!」
ロム
「でも、怖い・・・(ぶるぶる)」
ラム
「だ、大丈夫よ、ロムちゃん!
あんなやつ、瞬殺してやるんだから!」
ネプテューヌ達は、それぞれ女神化、ゴールドフォーム化して戦闘体制に入る!
ちなみにイーシャさんのゴールドフォームは、エスーシャと利き手が逆なので、
剣と盾を持っている手と、背中の片翼の位置がそれぞれ逆になっている。
マジェコンヌ
「ふん、これを見ても同じことが言えるかな?
やれ、ベヒーモス!」
ベヒーモス
「グオオォォォッ!」
______________________________________
戦闘曲
バテンカイトス
冥の断罪
ゲルドブレイム戦闘曲
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
エスーシャ(ゴールドフォーム)
「来るぞ! かわせっ!」
ベヒーモスは、跳躍して頭上から大きな拳を振り下ろす!
僕達はそれを回避する。
エルク
「皆、大丈夫!?」
パープルハート
「ええ。 ネプギア、そっちはどう?」
パープルシスター
「うん、こっちも平気だよ、お姉ちゃん。
ユニちゃんとロムちゃんとラムちゃんも大丈夫だよ」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「ちょ、ちょっとみんな、あれ見てよ!」
ベヒーモスの攻撃によって轟音が鳴り響いて砂塵が巻き起こってそれが晴れると、
そこにあったのは大きなクレーターだった!
イーシャ(ゴールドフォーム)
「なんて威力・・・!
あれをまともに受けたら・・・!」
ブラックハート
「ええ、いくら女神化しているとはいえ、ひとたまりもないでしょうね」
ホワイトホート
「確かにあの攻撃はヤバイが、当たんなきゃどうってことねぇぜ!」
パープルハート
「そうね。 皆、力を会わせて奴を倒しましょう!」
シーシャ(ゴールドフォーム)
「さて、久々の大物だ、一狩り行くとしようか!」
グリーンハート
「エルちゃん、お願いしますわ!」
エルク
「うん!
━ 我祈るは黒き闇を払う聖なる力なり。 その力我が友等に宿らん ━
僕は
パープルシスター
「この光の温もり、なんだか懐かしいな」
パープルハート
「ええ。 でも、今は目の前の敵に集中しましょう、ネプギア」
パープルシスター
「うん、お姉ちゃん!」
マジェコンヌ
「・・・ほぅ、それが貴様の力か、エルク。
なるほど、その力でこれまであの方が造り出した
エルク
「ああ、そうだ!
この力と皆の力があったから、僕達は勝つことが出来たんだ!」
パープルハート
「エルくん・・・」
マジェコンヌ
「ふん、青臭いことを! ならばやってみるがいい!」
ブラックハート
「言われなくてもやってやるわよ!
トルネードソードッ!」
ノワールは剣にシェアエネルギーを集中させて斬り掛かった!
ブラックハート
「くっ、固い・・・!」
しかし、硬い皮膚に弾かれてそれが効かないとわかると、
ブランは飛翔して空中へと舞い上がる!
ホワイトハート
「喰らいやがれ! ゲッターラヴィーネ!」
そこから落下の勢いをつけたゲッターラヴィーネが
ベヒーモスの脳天に直撃すると、そのダメージでのけ反る。
ホワイトハート
「なんだよ、ちゃんと効いてんじゃねぇか!」
ベヒーモス
「ウ、グ・・・ヴヴヴ。 少シハ効イタゾ」
ブラックハート
「しゃ、喋った!?」
マジェコンヌ
「ひとつ言い忘れていたが、
ベヒーモスはこれまで貴様等が戦った
ユリウス
「それだけではない。
シーシャ
「人の言葉を話すモンスターか・・・。
お姉さん、今まで色んなモンスターを見てきたけど、
こんなモンスターは初めてだよ」
ブラックシスター
「でも、知能を得たとしても、所詮はモンスターよ!
ベヒーモス
「ヌウゥン!」
二足で立ち上がったベヒーモスは、右腕に力を溜めてユニが放った
ブラックシスター
「そんな、片手だけで・・・!?」
ベヒーモス
「ヴヴヴ、コノ程度カ?」
ブラックシスター
「くっ、バカにして!」
ブラックハート
「よそ見してるんじゃないわよ! はあぁッ!」
ノワールがベヒーモスの背後から斬り掛かった!
ベヒーモス
「フンッ!」
しかし、ベヒーモスは黒くて太い尻尾で、ノワール剣を絡め取った。
ブラックハート
「尻尾で剣を!? この、離しなさいよ!」
ベヒーモス
「ナラバソウシテヤロウ。 ムンッ!」
ブラックハート
「きゃあっ!」
そしてベヒーモスは、そのままノワールを投げ飛ばした!
エルク
「-荒ぶる者を束縛せし光輪 - バインドリング!」
ベヒーモス
「コンナモノ・・・! ハアァァッ!」
バインドリングを唱えてベヒーモスの身動きを封じようと試みるも、
力尽くで破られる。
ケーシャ(ゴールドフォーム)
「力だけで魔法を破るなんて・・・!」
ホワイトハート
「なんつー脳筋だよ・・・」
魔法を破られるも、エルクは間髪入れずに攻撃を加える!
エルク
「二ノ型·刹那!」
ベヒーモス
「クッ、速イ!」
エルク
「まだだ! 一ノ型·咆哮!」
ベヒーモス
「ナメルナァァ!」
刹那で切り込んでダメージを与え、トドメに咆哮を繰り出すと同時に、
ベヒーモスも拳を振り下ろす!
双方の攻撃がぶつかり合い、力負けして弾かれ空中に投げ出されるが、
身をひるがえして体制を整えて着地する。
オレンジハート
「えるっち、すごーい!」
と、エルクの猛攻に感心するうずめ。
ベヒーモス
「中々ヤルナ。 流石アノ方ガ認メタ男ダ」
エルク
「マジェコンヌも言っていたな。
お前達の言うあの方って誰のことだ」
ベヒーモス
「ソレハ貴様ガ知ル必要ハナイ。
何故ナラ全員ココデ死ヌノダカラナ!」
パープルハート
「そうはさせないわ! 32式エクスブレイド!」
シェアエネルギーで作り出された輝く剣を、ベヒーモスに向けて放つ!
ベヒーモス
「チィッ!」
エルク
「ネプテューヌ!」
グリーンハート
「わたくし達も行きますわよ!」
エスーシャ(ゴールドフォーム)
「ああ、エルク達だけに戦わせるわけにはいかないからな!」
イーシャ(ゴールドフォーム)
「はいっ!」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「当たれー!」
ブラックシスター
「狙い撃つわ!」
ベヒーモス
「クッ、鬱陶シイ!」
オレンジハート
「とりゃーっ!」
ベヒーモス
「何ッ!? グアッ!」
ビーシャの砲撃とユニの射撃の弾幕、
そしてうずめの飛び蹴りがベヒーモスの顔面にクリーンヒットした!
ブラックハート
「まだよ! フォールスラッシュ!」
飛び蹴りを喰らってよろけて体制が崩れている所に、
ノワールがフォールスラッシュを放って追撃する!
ベヒーモス
「グハァッ!」
ホワイトハート
「テンツェリントロンペ!」
そこからさらに、ブランが繰り出したテンツェリントロンペでダウンする。
ホワイトハート
「やったか・・・?」
グリーンハート
「ブラン、それはフラグですわよ」
ベヒーモス
「・・・コンナモノカ? 貴様等ノ力ハ?」
アイエフ
「効いてないっ!?」
パープルシスター
「どうして!? お兄ちゃんの
マジェコンヌ
「確かに、その小僧の力は
しかも、その力を仲間に宿すと言うのだから尚更だ」
ケーシャ(ゴールドフォーム)
「なら、どうして・・・」
マジェコンヌ
「言ったはずだ。
ベヒーモスにはただの
ブラックハート
「どういうこと!?」
マジェコンヌ
「なに、簡単なことだ。
ベヒーモスには、ある特殊能力がある。
それは、【超再生】だ!」
ホワイトハート
「【超再生】だと!?」
シーシャ(ゴールドフォーム)
「それはつまり、攻撃してもすぐに回復してしまうということかい?
なんとも厄介な能力だね」」
ホワイトシスター(ラム)
「なによそれ! チートじゃない!」
これまでエルク達の攻撃によって与えた傷が、
瞬く間に回復してそれが消えているのが分かる。
ケーシャ(ゴールドフォーム)
「そんな相手に、一体どうすれば・・・」
マジェコンヌ
「諦めろ、最早貴様達に勝ち目はない!」
ベヒーモス
「今度ハコッチカラ行クゾ!」
パープルハート
「くっ! きゃあぁッ!」
剣の腹の部分を盾にしてベヒーモスの攻撃を防御するが、
その強力な一撃によって吹き飛ばされて壁に激突する!
エルク
「ネプテューヌッ!」
アイエフ
「コンパ、ネプ子をお願い! 行くわよ、皆!」
コンパ
「わ、わかったです!」
コンパはアイエフの指示通り、ネプテューヌの元へ急いで駆け寄り回復する。
コンパ
「ねぷねぷ、大丈夫ですか?」
パープルハート
「こんぱ・・・ええ、大丈夫よ、ありがとう」
コンパ
「よかったです。 回復なら任せてくださいです」
パープルハート
「ええ、頼りにしているわ。 あなたは後ろに下がってて」
コンパ
「はいです。 ねぷねぷ、気を付けてくださいです」
コンパの回復魔法によって回復したネプテューヌは、
ベヒーモスに向かって飛翔し、駆け出す!
エスーシャ(ゴールドフォーム)
「エクサスラッシュ!」
アイエフ
「天魔流星斬!」
ネプテューヌ(大)
「レイジングラッシュ!」
ホワイトシスター(ロム)·(ラム)
「「アイスストーム!」」
ケーシャ(ゴールドフォーム)
「バレットダンス!」
イーシャ(ゴールドフォーム)
「魔晄撃!」
グリーンハート
「ダージリンローテ!」
ベヒーモス
「クッ・・・!」
エルク
「鎧徹し!」
ベヒーモス
「グッ、何ッ!?」
エスーシャのエクサスラッシュによる雷を帯びた斬撃、
アイエフとネプテューヌ(大)の二刀のカタールと剣による連続攻撃、
ロムとラムの氷魔法とケーシャの舞うように撃ち出される射撃、
イーシャの斬撃を飛ばす魔晄撃に、ベールの舞いを思わせるような華麗な槍術。
そしてエルクの鎧徹しによる流れるような連携攻撃で、ベヒーモスのガードを崩す!
シーシャ(ゴールドフォーム)
「バーストモード! 新龍昇拳!」
ベヒーモス
「グアッ!」
そこにバーストモードで強化した、シーシャの新·龍昇拳がベヒーモスの顎を突き上げ、
そのまま高く打ち上げる!
シーシャ(ゴールドフォーム)
「追撃頼んだ!」
パープルシスター
「はい! 任せてください!」
ベヒーモスの巨体が打ち上げられ、すかさずネプギアが追いかけるように追撃する!
パープルシスター
「行きます! シルヴァーテイル!」
ネプギアの剣技、シルヴァーテイルの神速の連続斬撃がベヒーモスを斬り刻む!
ネプテューヌ(大)
「クロちゃん、ワープ!」
クロワール
「おうっ!」
ネプテューヌ(大)
「行くよ! エリアルショット!」
ネプテューヌ(大)は、クロワールのワープ能力でベヒーモスの上を取って
空中で逆立ちになりながら乱れ撃つ!
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「まだ終わりじゃないよ! メガトン榴弾!」
ベヒーモス
「グアアァァッ!」
火だるまになりながら、そのままその巨体は大きな音を立てて地面に叩き付けらた!
エルク
「ど、どうだ・・・」
ベヒーモス
「グオォォォッ!」
しばらくの静寂の後、ベヒーモスが怒号を上げて起き上がった!
パープルシスター
「そんな・・・! これだけやってもダメなの!?」
ホワイトハート
「くそっ! バケモンが!」
ベヒーモス
「ヨクモヤッテクレタナ、貴様等!
コレデモ喰ラウガイイ!」
ベヒーモスは、両腕を上げて魔力を集中させる。
ベヒーモス
「ダークイラプションッ!」
エルク·ネプギア達
「うわあぁぁぁッ!「きゃあぁぁぁッ!」」」
それを地面に叩き付けると、そこから闇の波動が溢れ出す。
それによって周囲に居た僕達を包み込み、ダメージを受けた。
ベヒーモス
「ヴヴヴ、闇ノ力ヲ思イ知ッタカ!」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「そ、そんな・・・ねぷねぷたちが!」
ケーシャ(ゴールドフォーム)
「エルクさん、みなさん!」
ベヒーモス
「次ハ貴様達ノ番ダ・・・!」
ズシン、ズシンと大きな足音を立てて、一歩一歩ビーシャ達に迫る。
コンパ
「こ、こっちに来るです!?」
ホワイトシスター(ラム)
「や、やだ! 来ないでよ!」
ホワイトシスター(ロム)
「こ、怖い・・・!」
ホワイトハート
「させるか・・・よぉッ!」
パープルハート
「これ以上はやらせないわ!」
ベヒーモス
「ヌッ! 邪魔ヲスルナッ!」
パープルハート·ホワイトハート
「きゃあッ!「うあッ!」」
そこにブランとネプテューヌが立ちはだかって攻撃するが、
圧倒的な力の前に倒れる。
ホワイトハート
「くっ! なんつーパワーだよ・・・!」
パープルハート
「みんな・・・!」
ホワイトシスター(ラム)
「この、このぉ!」
ベヒーモス
「ヴハハハ! ナンダソレハ?
冷タイダケデ全ク効カンゾ!」
ホワイトシスター(ロム)
「おねえちゃんとネプテューヌさんは、わたしが回復する!」
ベヒーモス
「小賢シイ! サセルカッ!」
ホワイトシスター(ロム)
「きゃあぁッ!」
ロムが倒れた二人を回復しようとしたが、
そうはさせるかとベヒーモスが大きな尻尾で薙ぎ払う!
ホワイトシスター(ラム)
「ロムちゃん! よくも!」
ベヒーモス
「ヴヴヴ、また氷魔法カ?
貴様の魔法ナド、我ニハ効カンゾ!」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「だったら、これでどうだ! 行っけー、バソダヌ!」
ラムが氷魔法で攻撃しながらロムを助けている間に、
ビーシャは召喚したバソダヌの背に乗って突撃する!
ベヒーモス
「我ト力比ベカ? 面白イッ!」
黄金に輝くバソダヌと、黒く揺らめくベヒーモスが互いに掴み合う!
しかし、力はベヒーモスの方が上。
次第にバソダヌの腕が軋る音を立て、光が弱まって行く。
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「うぅ、な、なんてパワー・・・!
でも、わたしだって負けられないんだーッ!」
そのビーシャの意志が、バソダヌに伝わったかのように再び光出し、
そのまま押し返す!
ベヒーモス
「ナ、何ッ!?」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「くらえーッ!」
そして、掴んだベヒーモスの両手を振りほどくと、
そのまま力を込めて殴り飛ばした!
ベヒーモス
「グハァァァッ!」
ホワイトシスター(ロム)
「ビーシャちゃん、すごい!」
ホワイトシスター(ラム)
「バソダヌもカッコいい!」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「どうだ! 参ったかー!」
バソダヌから降りて、右腕を左斜めに伸ばして、
左肘を曲げてヒーローポーズを取りながら、ビーシャは言う。
ベヒーモス
「・・・参ッタカ、ダト? 調子ニ乗ルナヨ・・・!」
ゆらりと立ち上がると、ベヒーモスは両手を地面について前屈みの姿勢を取る。
そして、一気に加速してビーシャのすぐ隣にあったバソダヌを二本の太い角で
貫き突き上げると、バソダヌは空中で爆発を起こして木っ端微塵となった!
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「・・・えっ・・・?」
一瞬の出来事で何が起きたのか理解できず、固まってしまうビーシャ。
ベヒーモス
「死ネッ!」
右腕を上げ、それをビーシャに振り下ろそうと力を込める。
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「あ・・・や、やだ・・・!」
自分の死を感じ、涙を浮かべる。
だが、ベヒーモスは微塵の容赦もなく、それを振り下ろす!
ホワイトシスター(ロム)·(ラム)
「ビーシャちゃん!「ビーシャ!」」
ビーシャに殺意のこもった拳が迫る!
しかし、その時────!
エルク
「やら・・・せない!」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「エ、エルク・・・?」
その攻撃を神威で防いでビーシャを守ったのは、
白い光を纏ったエルクだった!
ベヒーモス
「キ、貴様! 何故立ッテイラレル!
我ノアノ攻撃ヲ受ケテイナガラ!」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「エルク・・・なの?」
エルク
「ああ、そうだよ、ビーシャちゃん」
海男
「えるっちが光っている!?
ユリウス、あれは一体・・・?」
ユリウス
「私にも分からん。
だがこの魔力、これまでにない力を感じる・・・!」
ベヒーモス
「クッ!」
ベヒーモスは後方に跳んで大きく距離を取った。
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「ねえ、ねぷねぷたちは?」
エルク
「ネプテューヌ達なら大丈夫。 皆は僕が回復したから」
パープルハート
「ビーシャ、大丈夫!?」
オレンジハート
「びーしゃっち、とってもカッコよかったよ!」
グリーンハート
「ええ、ビーシャさんもなかなかやりますわね」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「ねぷねぷ、それにみんな!」
ベヒーモス
「ウオォォォッ!」
シーシャ(ゴールドフォーム)
「っ! なんて圧力だ・・・!」
今まで皆が協力して与えた全てのダメージが回復し、
ベヒーモスは雄叫びを上げてエルク達を威嚇すると同時に、
エルクに対して警戒を強める。
パープルハート
「ねえ、エルくんのそれって、一体なんなの?」
エルク
「僕にもわからない。
ただ、皆を守らなきゃと思っていたら、こうなってた」
オレンジハート
「なんだか安心するよね?
それに、超綺麗だしぃ!」
パープルシスター
「はい、そうですね」
エルク
「・・・ねえ、皆。
後は僕に任せてくれないかな?」
パープルハート
「大丈夫なのね、エルくん」
エルク
「うん、大丈夫。
何故かは分からないけど、そんな気がするんだ」
アイエフ
「はあ・・・あんたときたら、またとんでもないこと言うわね」
エルク
「ごめん、アイエフちゃん」
アイエフ
「別にいいわ、あんたの無理無茶にはもう慣れっこだし。
ただし、必ず勝ちなさい! いいわね、エルク!」
半分呆れながらも、エルクにエールを送るアイエフ。
そしてそれを受け取ったエルクは、一対一でベヒーモスと向き合う。
ベヒーモス
「一人デイイノカ?」
エルク
「ああ、一人で十分だ」
ベヒーモス
「ヴヴヴ、大シタ自信ダナ。
ソレトモ、タダノ馬鹿ナノカ?
ソンナ体ノ貴様ニナニガデキル!」
エルク
「お前を倒せる」
ベヒーモス
「ッ! 我ノ攻撃ヲ耐エタカラトイッテ図ニ乗ルナヨ!
貴様ノ心臓ヲ串刺シニシテ抉リ取ッテクレルワ!」
エルク
「それは怖いな・・・」
この時、エルクは自分でも不思議なくらい冷静だった。
目を瞑ると、全ての感覚が研ぎ澄まされるような、そんな感覚だった。
ベヒーモス
「コレハ先程ト比ベテ倍以上ノパワーダ!
コノ圧倒的ナパワーデ確実ニ殺シテヤルッ!」
エルク
「あまり強い言葉でうるさく吠えるな、弱く見えるぞ・・・!」
エルクは納刀した神威を、左脇に挟むように腰を深く落とした
独特な居合いの構えを取った。
ベヒーモス
「黙レ、小僧! 誰ガ弱イダト!」
そんなエルクの言葉にベヒーモスは怒り出し、角を突き出すように突っ込んで来た!
ベヒーモス
「行クゾッ!」
エルク
「閃く刃は光の如し・・・極光一閃!」
集中すると、エルクに纏っていた光が翼の形となり、
まるで彼自身が光と化して消えたかのように、ベヒーモスに向かって駆け出す!
パープルハート
「なっ、速い!」
エルク
「輝剣奥義───!」
ベヒーモス
「死ネエェェェッッ!!」
エルク
「破邪·剣聖ッ!」
エルクとベヒーモス、互いの距離が間近に迫り、今まさに肉薄する瞬間、
その独特の居合いの構えから繰り出されたエルクの奥義は、
光輝く聖なる斬撃となってベヒーモスを走り抜けるように斬り裂いた。
ベヒーモス
「ナ、ナンダ、ソノ技ハ・・・! ナニモ・・・見エナカッタ・・・!」
エルク
「これが、皆を守るために編み出した僕の剣技だ。
それを、お前が見切れるものか・・・!」
ベヒーモス
「グッ・・・グアアァァァァァァァアアアアッ!」
神威を納刀するのと同時に、ベヒーモスに刻まれた光の斬撃が十字に輝き、
その大きな光の柱に包まれたベヒーモスは、
そのまま一片の欠片も残さず邪悪な
納刀した神威をコールアウトすると、
エルクの背にあった光の翼が消え、周囲を覆っていた邪悪な気配が晴れていった。
ブラックハート
「す、凄い・・・! なに、今の・・・?
エルクの姿も斬撃も全く見えなかったわ・・・」
ホワイトハート
「わたしもだ。 誰か見えたやついるか?」
グリーンハート
「いいえ、わたくしにも全く・・・」
パープルハート
「わたしもよ。
もしかしたら、わたしたち以上の力かもしれないわ」
オレンジハート
「でもでも、これでえるっちの、うずめ達の勝ちってことでいいんだよね!?」
アイエフ
「ええ! さっきのエルクの技には驚かせれたけど、これで私達の勝利ね!」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「正義は勝つ! だね!」
マジェコンヌ
「な、なんだと!? ベヒーモスがやられただと!?
あんな小僧に!」
パープルハート
「さあ、話してもらうわよ、マジェコンヌ!
なぜ、心次元で倒したはずのあなたが生き返ったのかを!」
ホワイト
「それだけじゃねぇ。
なんでテメェが
エルク
「まさか、これまでの
ブラックシスター
「とにかく、マジェコンヌには聞きたいことが山ほどあるわね!」
マジェコンヌ
「くっ・・・!」
まさかベヒーモスが倒される事など想定外だったのだろう。
マジェコンヌはあきらかに動揺してる。
ホワイトハート
「喋らねぇってんなら、吐かせるしかねぇなぁ・・・!
オレンジハート
「ぶらっち、怖いよぉ・・・」
シーシャ(ゴールドフォーム)
「ブランちゃんは女神化すると好戦的になるからね・・・」
ネプテューヌ(大)
「覚悟してよね、マザコング!」
僕達は武器を構えて、マジェコンヌに迫る!
???
「フフフ、なにやら賑やかな事になっておるの、マジェコンヌ」
マジェコンヌ
「クロノス様!」
その時、空中に現れた黒い闇の中から出てきたのは、
ルウィーで見掛けたあの黒い少女だった!
マジェコンヌ
「申し訳ありません・・・。
クロノス様からお力を頂いておきながら・・・」
クロノス
「ベヒーモスがやられたのはわらわも驚いておるが、まあよい。
ここは退くぞ、マジェコンヌ」
マジェコンヌ
「はっ!」
クロノスと呼ばれたその少女は、
自分に跪くマジェコンヌにそう言って再び闇を呼び出す。
エルク
「君はあの時の・・・!」
クロノス
「元気そうじゃな、エルクよ。
まさかベヒーモスを倒す程の力をつけていたとは、流石はわらわの花婿。
さらに強くなって、わらわ好みの強い男になっておくれ。
それに、フフフ・・・」
ユリウス
「・・・?」
クロノスはユリウスを見て不適に笑う。
エルク
「待って! 君は僕のことをなにか知ってるの!?
なんであの時、僕の名前を・・・!」
クロノス
「エルク、その答えが知りたいのであれば、
わらわを追ってこことは異なる次元、【神次元】まで来るがいい」
パープルハート
「【神次元】ですって!? それはどういうこと!?」
マジェコンヌ
「このままでは済まさんぞ、女神共!
次が貴様等の最後だ!」
ブラックシスター
「待ちなさいっ!」
ユニはクロノスとマジェコンヌに向けて撃つが、一歩及ばず二人は闇と共に姿を消した。
海男
「逃げられたか・・・」
ホワイトハート
「おい、エルク。
前にお前が言ってた黒い女ってのはあいつのことか?」
エルク
「うん、そうだよ。
どこか普通の子じゃないと思ってたけど、まさかこんな・・・」
パープルハート
「エルくん・・・」
正直なにがなんだか分からない。
あのクロノスと言う少女は僕の何かを知っている。
それ故に、初めて会ったルウィー駅で僕の名前を知っていたのだろう。
マジェコンヌと共にいたところを見ると、僕達の敵とういうことになる。
彼女は一体何者なんだろうか?
加えて、先程僕が纏っていたあの光はなんだったのだろうか?
分からないことだらけで、この時の僕の頭はそれで一杯だった。
ユリウス
「エルク、大丈夫か?」
エルク
「ユリウス・・・うん、僕なら大丈夫。
ただ、色んな事が起きすぎてちょっと、ね・・・」
ユリウス
「・・・」
アイエフ
「・・・結局、ネプ子が言ってたオバケの正体は、
マジェコンヌが操っていた
エスーシャ
「ああ。 そしてその背後にいたのは、クロノスと言う小さな少女はだったな」
イーシャ
「それと、マジェコンヌが言っていたあの方と言うのも、
そのクロノスって子のようね」
ビーシャ
「なんだか頭がこんがらがってきたよ・・・」
ラム
「わたしもさっぱりよ」
ロム
「さっきの黒い子って、敵なの?(はてな)」
ユニ
「その可能性は高いわね。
だって、あのマジェコンヌが様付けで呼んでたし」
ケーシャ
「それに【神次元】って言ってましたけど、それってなんなんでしょうか?」
ネプテューヌ(大)
「まあ、みんな思う所もあるんだろうけど、考えるのは帰ってからにしない?」
うずめ
「そうだな。 ここでの調査は終わったし、長居は無用だな」
コンパ
「それに、みなさんもお疲れのようですから」
アイエフ
「・・・そうね、そうしましょう。
エルク、あんたもそれでいい?」
エルク
「・・・エ? ああ、うん・・・そうだね」
僕はアイエフちゃんの言葉に、力なく返事をする。
アイエフ
「ちょっと、どうしたのよ、大丈夫?」
エルク
「いや、なんでもないよ、僕なら大丈夫。
ちょっと考え事してただけだから」
アイエフ
「まあ、確かに色んな事が起きて理解が追い付かないわね」
ネプテューヌ
「だよね。 わたしも頭と体を使いすぎて疲れちゃったよ」
アイエフ
「それじゃあみんな、一度帰りましょう。
イストワール様に報告することが山積みだわ」
僕達はプラネテューヌに戻る事にした。
あのクロノスと言う黒い女の子は何者なんだろうか・・・。
スマブラSPにドラクエの勇者来たーーーーー!
威力の高い呪文や、会心の一撃など一発逆転要素が多くて
使ってる側も、戦ってる側も楽しいキャラですね!
それにしても、マダンテがヤバい!
特に復帰妨害で使われたらお手上げです。
もうあれ最後の切り札じゃんw