光次元ゲイムネプテューヌ~聖なる祈りと極光の守護神~ 作:EDENCROSS
《前回までのあらすじ》
再び調査で訪れた遺跡の最奥で待ち受けていたのは、
ネプテューヌ達の宿敵であるマジェコンヌと、
以前ルウィーで会ったクロノスと言う黒の少女だった。
ネプテューヌが見たとされるオバケの正体が
一先ずその報告と、情報を整理するためにプラネテューヌ教会へと戻った。
遺跡の調査が終わり、プラネテューヌ教会に戻った僕達は、
それによって得た情報を整理するため、リビングに集まっていた。
エルク
「ごめん、皆。
今、ちょっと一人にさせてくれないかな・・・」
そんな中、僕は皆にそう言って一人だけ自室に戻った。
ネプテューヌ
「エルくん・・・」
ネプギア
「お兄ちゃん、大丈夫かな・・・?」
うずめ
「無理もねぇよ。
今回の事で一番混乱してるのはえるっちだろうからな」
海男
「顔見知りだった少女がいきなり自分の敵として現れ、
そしてその彼女が、えるっちの何かを知っている・・・」
ネプテューヌ
「エルくんが心配だよ。
わたし、ちょっと行ってくる!」
シーシャ
「待つんだ、ネプテューヌちゃん」
エルクの事が心配になり、彼の部屋へ行こうとしたネプテューヌの腕を、
シーシャが掴んで止める。
ネプテューヌ
「離してよ、シーシャ!
シーシャはエルくんが心配じゃないの!?」
シーシャ
「もちろん、アタシもエルク君が心配さ。
でもこういう時、男の子は一人になりたいものなんだよ」
ネプテューヌ
「・・・そういうものなの?」
シーシャ
「ああ、そういうものさ」
ネプテューヌ
「そんなの、わたしにはわからないよ・・・」
ネプギア
「お姉ちゃん・・・」
ベール
「ネプテューヌ、ここはシーシャ言う通り一人にさせてあげましょう」
ブラン
「彼にも、心の整理が必要なのよ」
ノワール
「もちろん、私達もエルクのことが心配よ。
でも、だからこそ今はそっとしておきましょう」
ネプテューヌ
「・・・うん、そうだね。
ごめんね、シーシャ、みんな」
シーシャ
「気にしないでくれ、彼が心配なのはみんなも同じだからね」
ユニ
「ユリウスさんはいいんですか?
お兄ちゃんについてなくても・・・」
ユリウス
「ああ。 私もシーシャ達と同じく、今は一人にしてやりたい」
──────────────
エルク
「・・・」
あの後自室に戻った僕は、ベッドに横になって自分の中でこれまでの事を思い返していた。
思えば
僕がホーリィクリスタルと神威を手に入れてから始まった。
それから体験入国でラステイション、ルウィー、リーンボックスのそれぞれの国でも戦い、
そしてルウィーであのクロノスと言う少女と出会った。
当時は不思議な子という感じだったが、マジェコンヌの態度からすると仲間、
つまり僕達の敵ということになる。
まさか敵として現れるなんて、あの時は夢にも思わなかった。
遺跡の最奥で戦ったベヒーモスが言っていたあの方というのも、
クロノスのことなんだろう。
だとしたら、クロノスが
これまでの
以前、アレックスが言っていた黒い少女から貰った
それに、【神次元】と言うのも気になる。
わけが分からないことばかりだ。
エルク
「はあ・・・」
考えるだけで自然と溜め息が出てしまう。
いつまでも一人部屋に閉じ籠っていても仕方がない。
ネプテューヌ達も心配しているだろうから、皆の所へ行こう。
そう思い、僕はベッドから降りて自室を出ようとドアノブに手を掛ける。
その時、リビングのから話し声が聞こえた。
ネプテューヌ
「それにしても、あのクロノスって子がエルくんに言ってた花婿って
どういう意味なんだろ?」
ノワール
「実は私も気になってたわ。
花婿って言うくらいだからそれなりにあの子と関係があると思うけど」
ケーシャ
「はい、私もそう思います。
これはなんとしてもエルクさんに説明願いたいですね・・・!」
コンパ
「ケーシャさん、怖いです・・・」
エルク
「(な、なに、このプレッシャー・・・!
今部屋を出ると、とんでもない修羅場になりそうな気がする・・・)」
と、ドア越しに伝わってくるネプテューヌ達の妙なプレッシャーに気圧される僕。
確かにあの時、クロノスは僕を花婿と呼んでいた。
しかし、それがどういう意味なのか僕にも分からない。
むしろこっちが聞きたいくらいだ。
アイエフ
「みんな、気持ちは分かるけど、これじゃあ余計に出てきにくくなるわよ?
ねえ、そうでしょ、エルク?」
一同
「「「「「え?」」」」
エルク
「(ギクッ!)」
流石は諜報部員、僕の気配なんてお見通しか・・・。
僕はそのまま部屋を出て、皆の輪の中に入った。
エルク
「ごめんね、余計な心配をかけて・・・」
ネプテューヌ
「気にしないでよ。
それより、もう大丈夫なの、エルくん?」
エルク
「うん。 一人でウジウジ考えるより、皆と話し合うべきだと思ったから」
ネプテューヌ
「ねえ、エルくん。
わたしたち、エルくんに聞きたいことがあるんだ」
エルク
「な、なんでございますしょうか・・・?」
ネプテューヌ
「遺跡で会ったクロノスって子がエルくんのことを花婿って呼んでたけど、
あれってどういう意味なのかな~?」
はい来ました! 嫌な予感が的中してしまった・・・。
エルク
「エっ!? い、いや、どういう意味もなにも僕にもなんの事だかさっぱり・・・」
ノワール
「どうかしらね。
ブランから聞いた話だと、あの時初めて会ったってわけじゃなさそうだけど?」
ブラン
「確かルウィーで会ったって言ってたわね」
ケーシャ
「ま、まさか、私達の居ない間にあの子と逢い引きしていたとか!?」
ベール
「エルちゃん! 白状してくださいまし!」
エルク
「み、皆、落ち着いて! ちゃんと説明するから!」
僕はネプテューヌ達にクロノスとの関係を説明した。
説明もなにも、本当にあの子とは何もなかったんだけど・・・。
ネプテューヌ
「それじゃあ、あの子が勝手に花婿って呼んでたってこと?」
エルク
「うん。 あの時のそう呼ばれて僕もわけが分からないんだ」
ノワール
「なら、あのクロノスって一体何者なのよ?
えらくあなたのことを気に入ってたみたいだけど?」
ブラン
「でも、マジェコンヌを連れていた所を見ると、
彼女はマジェコンヌの仲間と判断するべきね」
ベール
「つまり、マジェコンヌ同様、彼女もわたくし達の敵ということですわね」
ケーシャ
「そういえば、クロノスが言っていた【神次元】ってなんなんでしょうか?」
エスーシャ
「それは私も思っていた。
次元と言うからには、先の零次元や心次元と同じように、
こことは違う世界のように聞こえるが?」
ビーシャ
「だよね。
前はゲートがあったからなんとかなったけど、どうやってそこまで行くの?」
エルク
「そもそも、次元って簡単に越えられるものなの?」
ネプテューヌ
「そのことなら心配ないよ、二人とも。
ねえ、いーすん?」
イストワール
「はい。 その【神次元】は、過去にネプテューヌさんがある事がきっかけで
飛ばされてしまった次元のことです」
ネプテューヌ
「いやー、あの時は本当にびっくりしたよ」
ネプギア
「お姉ちゃん、いきなりいなくなったから私もびっくりしたよ」
イストワール
「話を戻しますが、その次元での出来事の影響で、
この前まで自由に行き来出来るようにしたのですが・・・」
ネプギア
「何か問題でもあるんですか、いーすんさん?」
イストワール
「実は今、そのゲートを閉じているんです」
ネプテューヌ
「じゃあそれって、向こうに行けないってこと?
大問題じゃん、いーすん!」
クロワール
「おいおい、マジかよ? 使えねぇヤツだな」
イストワール
「お二人共、話は最後まで聞いてください。
ゲートが使えないのは一時的です。
ユニ
「なら、なんでゲートを閉じたんですか?
自由に行き来できるんなら、そのまま開いておけばよかったのに」
イストワール
「ユニさんの仰ることはもっともです。
ですが、先の猛争事件による猛争エネルギーがゲートを越えて
ユニ
「なるほど・・・」
ブラン
「イストワールの判断は間違っていないと思うわ」
ユリウス
「ああ。 そうなった場合、最悪双方の次元が滅んでいた可能性があったからな」
海男
「それで、そのゲートがまた使えるようになるのはいつ頃なんだい?」
イストワール
「はい。 三日はかかります・・・と言いたいのですが、
一度閉じてしまったゲートを再び繋ぐには、一週間はかかります」
ネプテューヌ
「そんなに? なんとかならないの、いーすん?」
イストワール
「
どんなに急いでもそれくらいかかってしまいます」
エルク
「一週間か・・・」
イストワール
「すみません、私がもっとしっかりしていれば・・・」
エルク
「謝らないでください、イストワールさん。
なにも【神次元】に行けないわけじゃないんですから。
どうか、よろしくお願いします」
イストワール
「エルクさん・・・」
ユリウス
「・・・イストワール、私の方からも頼む。
たとえ一週間でもいい、彼に道を作ってやってくれ・・・!」
イストワール
「ユリウスさん・・・。
はい、任せてください! 必ずゲートを開いてみせます!」
エルク
「ありがとうございます、イストワールさん!」
ユリウス
「私からも礼を言う。 ありがとう、イストワール」
アイエフ
「これで【神次元】へ行くまでの問題は解決できたわね。
次は、クロノスって子のことね」
うずめ
「ああ。 紫ババアの反応見る限り、
べるっちの言う通り俺達の敵ってことだよな?」
シーシャ
「そう見るべきだろうね。
それに、あのクロノスって子が放っていた威圧感、尋常じゃなかったよ」
アイエフ
「正直分からない事だらけだけど、それだけは間違いないなさそうね」
ケーシャ
「でも、クロノスがエルクさんに言っていた花婿ってどういう意味なんでしょうか?
そのままという意味ではないようですけど・・・」
ユリウス
「その事については今は置いておこう。
なにせ、あまりにも奴の情報が少なすぎる」
ブラン
「個人的にはかなり気になるけど、
それよりもクロノスの目的がなんなのか、ね」
ネプテューヌ(大)
「それと、心次元で倒したはずのマザコングが復活したこともだね」
ビーシャ
「うーん、わけが分からないことばかりだね」
コンパ
「謎が謎を読んでいるみたいです」
ラム
「わたしたちの敵っていうなら、早くやっつけちゃえばいいのよ!」
ロム
「でも、そのために【神次元】に行かないと」
エルク
「そうだね。 クロノスの目的がなんであれ、僕は【神次元】に行って彼女を追うよ」
ネプテューヌ
「なんかあの子、エルくんのこと知ってそうだったしね。
わたしとしても、無視できないね」
ベール
「同感ですわね。
わたくしも、直接的聞きたいですわ」
エルク
「皆、その事なんだけど・・・」
ネプギア
「どうしたの、お兄ちゃん?」
エルク
「これは僕個人の問題だ。
それに皆を巻き込むわけには・・・」
ノワール
「今さら何言ってるのよ、エルク。
私達が今までどれだけあなたに助けられたと思ってるの?」
ネプテューヌ
「そうだよ、エルくん。
個人的な問題だからわたしたちには関係ないなんて水臭いよ」
ベール
「ええ、エルちゃんがそうしたように、
わたくし達もエルちゃんの力になりたいんです」
シーシャ
「ああ。 アタシも君の協力があったからこそ、望む物が手に入った。
だから、今度はアタシが君の力になる番だ」
ブラン
「それに、クロノスの力はゲイムギョウ界の脅威になりかねない。
このまま放置することはできないわ」
エスーシャ
「エルク、お前にはイーシャを救ってくれた借りがある。
その借りを返すためにも、イーシャ共々お前に協力しよう」
イーシャ
「はい。 今度は私が貴方の力になります」
ケーシャ
「私にだって、エルクさんに救ってくれた恩があります。
私にも、その恩返しをさせてください」
ビーシャ
「もちろん、わたしも協力するよ!
ゲイムギョウ界のピンチかもって時になにもしないなんて、
ヒーローの名折れだし、なにより君の力になりたいしね!」
クロワール
「【神次元】か・・・オレがオメェに捕まったのもそこだったよな?」
ネプテューヌ(大)
「そういえばそうだったね。
いやー懐かしいなぁ、わたしにとってはまさに運命の出会いって感じだったよ!
あ、わたしも一緒に行くよ、エルくん。
ちなみに、【神次元】はわたしの出身地でもあるからね」
クロワール
「ま、でも面白そうだな。
いいぜ、オレも一緒に行ってやるよ。
ていうか、オレの場合は選択権がねぇんだろうけど」
うずめ
「もちろん俺も行くぜ、えるっち!
ぎあっち達もそうだろ?」
ネプギア
「はい! 私もみなさんと同じくお兄ちゃんの力になりたいですから!」
ユニ
「アタシだってそうよ!
あの時、二人には逃げられたからお兄ちゃんと一緒に追い掛けるわ!」
ラム
「はーい! わたしも行くわよ!
わたしとロムちゃんの最強コンビでおにいちゃんに助太刀するわ!
ねえ、ロムちゃん!」
ロム
「うん! わたしもおにいちゃんの力になる!(ぐっ)」
アイエフ
「エルク、私とコンパのことを忘れないでしょうね?」
コンパ
「わたしとあいちゃんも、エルクさんと一緒に行くです!」
エルク
「ネプテューヌ、皆・・・!」
ユリウス
「エルク、これでもそなたは個人的な事だと言って、
ここまで言ってくれている彼女達の言葉を無視するのか?」
エルク
「・・・意地悪だな、ユリウスは・・・」
ユリウスにそう言い、僕は一歩前に出て皆に言う。
エルク
「ありがとう、皆。
それじゃあ、一緒に【神次元】に行こう!」
一同
「「「「「「「おーっ!!」」」」」」」
僕の力になりたい、助けになりたい。
皆からのその言葉がとても頼もしくて、とても嬉しかった。
少し前まではプラネテューヌのネプテューヌ達だけだったけど、
体験入国で色んな経験を経て、この場にいる皆との繋がりを作ることが出来た。
もしも、プラネテューヌの中だけで過ごしていたら、
こうして皆との同じ場所には居られなかっただろう。
そんな皆の言葉と気持ちに感謝しながらも、ひとつ気になることがあった。
エルク
「でも、
ユニ
「確かにまた
エスーシャ
「ああ。 その場合、エルクの力がなければ倒す所か戦うことすら出来ないからな」
ユニとエスーシャの言うことはもっともだ。
もしまた、【神次元】に行っている間に
ネプテューヌ
「まあ、大丈夫なんじゃないかな?」
エルク
「どういうこと、ネプテューヌ?」
ネプテューヌ
「ほら、クロノスが言ってたでしょ?
自分を追って【神次元】まで来いって。
わたしたちも行ってる間は
ブラン
「・・・なんの根拠もない話かもしれないけれど、
これまでの一連の
あながち間違いじゃないかもしれないわね」
エルク
「ユリウスはどう思う?」
ユリウス
「うむ、クロノスと言う少女がマジェコンヌと共に遺跡から姿を消した瞬間、
今まで感じていた
エルク
「じゃあ、それって・・・」
ユリウス
「ああ。 これなら、ネプテューヌの言う通り皆で【神次元】へ行っても、
こちらの次元に
ネプテューヌ
「ふふん! どう、わたしの言った通りでしょ! ドヤァ」
ロム
「ネプテューヌさん、すごい!(ぱちぱち)」
ブラン
「駄目よ、ロム、誉めるとすぐ調子に乗るんだから」
ネプテューヌ
「ブランってばひどーい!」
シーシャ
「しかし、【神次元】に行けるのは今から一週間後か・・・。
そこへ行く前に、どういう所なのか教えくれないかい?」
ネプテューヌ
「うん、いいよ!
【神次元】って言うのはね、この超次元とは違うもうひとつの世界のことで、
そこにはもう一人のわたしたちが居るんだよ!」
ケーシャ
「もう一人のわたしたちということは、
【神次元】にもネプテューヌさん達が居るということですか?」
ネプテューヌ
「そうだよ、ケーシャ。
でも、違うところは
わたしがプラネテューヌの女神じゃないってことかな」
エルク
「エ? それじゃあ誰が
ネプテューヌ
「ぷるるんだよ」
エルク
「ぷ、ぷるるん・・・? 変わった名前の女神様だね・・・」
ネプギア
「あ、本名はプルルートさんって言うんだよ、お兄ちゃん」
ビーシャ
「そういえばさっき、わたしの出身地って言ってたけど、
大きいねぷねぷって【神次元】の人ってこと?」
ネプテューヌ(大)
「うん、そうだよ。
そこでクロちゃんを捕まえて、色んな次元に行ったんだよ!」
海男
「確かクロワールはにワープ能力があったね。
その能力を使って、【神次元】へ行くことは出来ないのかい?」
ネプテューヌ(大)
「わたしもそう思ってクロちゃんに頼んでやってみたんだけど、
【神次元】の座標が見つからないんだよね・・・」
ユニ
「座標が見つからない? それって、どういうことですか?」
ネプテューヌ(大)
「みんなももう知ってると思うけど、クロちゃんの能力でワープする時、
そのワープ先の座標を指定しないとワープできないんだ。
で、【神次元】の次元座標を探してるんだけど、これが見つからなくってさ・・・」
クロワール
「たぶん、あのクロノスってヤローがそうさせねぇように、
その座標になんか仕掛けでもしたんだろうな」
ノワール
「次元座標・・・だったかしら?
本当にそんなことが出来るの?」
クロワール
「さあな。 これまで何度か行ったことはあるけど、
あいつが現れてからこんなことはじめてだぜ」
ブラン
「でも、あの子からは何か強大な力を感じたわ」
ユリウス
「ああ、
ネプテューヌとクロワールが行けなくなったタイミングからして、
奴の仕業という可能性が高いな」
ネプテューヌ
「それなら、いーすんの言った方法で行くしかなさそうだね」
ネプテューヌ(大)
「ごめんね、みんな。
わたしのクロちゃんのワープが使えなくて・・・」
クロワール
「なんでオレが悪いみたいになってんだよ!
つーかオレはオメェのものじゃねぇっての!」
エルク
「まあまあ、落ち着いてよ、クロワール。
いざとなったら、君の能力を頼らせてもらうからさ」
クロワール
「・・・ったく、しゃーねぇな。
まあ、オレもオメェといると面白いしな」
ネプテューヌ(大)
「必要になったら遠慮なくクロちゃんの力を使っていいからね!」
クロワール
「おいおい、どこまでオレをこき使う気なんだよ・・・」
エルク
「ははは。 うん、わかった。 ありがとう、二人共」
アイエフ
「とりあえず、今回の調査結果をまとめると、
バーチャフォレストのモンスター達が凶暴化した原因は、ネプ子が見たオバケの正体、
つまり
そうなったということでいいかしら?」
ノワール
「概ねその通りだと思うわ」
イストワール
「そうですね、そう考えると辻褄が合います」
ネプテューヌ
「それにしても、
ねえ、ユーくんは何か知ってたりする?
っていうか、実は知ってるんじゃないの?」
ユリウス
「
皆と同様、今まで見たことがない」
ネプテューヌ
「物知りユーくんでも知らないことがあるんだね」
エルク
「物知りユーくんって・・・」
確かにユリウスは僕達の知らない色んな事やゲイムギョウ界の事も知っていて、
そのお陰で助けられたこともあった。
そんなユリウスにも、知らない事もあるなんてと、内心驚いた。
うずめ
「ゆりっちに分からなくっても、【神次元】に行ってクロノスの野郎に聞けば
わかるんじゃねぇか」
ノワール
「そうね。 いざって時には締め上げて吐かせればいいんだから」
ケーシャ
「はい、そうしましょう!」
シーシャ
「やれやれ、怖いね、二人共・・・」
エルク
「それじゃあ皆、一週間後にここに集合ってことでいいかな?」
ネプテューヌ
「うん、わたしはそれでいいよ!」
ノワール
「ええ、わかったわ。 皆もそれでいいわよね?」
エスーシャ
「ああ、こちらも異論はない」
イーシャ
「はい」
シーシャ
「アタシもそれまで、鍛練や色んな準備に取り掛かるとしようかな」
アイエフ
「じゃあ、今日はこれで解散ってことでいいわね。
一週間後、また集まりましょう」
イストワール
「では、わたしは早速【神次元】のわたしと連絡を取って連携して、
ゲートを開く作業に掛かります」
エルク
「お願いします、イストワールさん」
そして皆がそれぞれ帰る中、ビーシャちゃんが僕に話しかけてきた。
ビーシャ
「ねえ、エルク。
あの時は助けてくれてありがとう」
エルク
「あの時・・・?」
ビーシャ
「ほら、ベヒーモスと戦っててわたしがあいつにやられそうになった時だよ」
エルク
「ああ、あの時の事か。
気にしないで、僕も君が無事でよかったよ」
ビーシャ
「うん、ありがとう。
それでね、もし予定がなかったらわたしが働いてる店に遊びに来ない?」
エルク
「ビーシャちゃんが働いてるお店って、確かチューコショップっていう名前だっけ?
どんなお店なの?」
ビーシャ
「主に中古のゲームを取り扱ってるゲームショップだよ。
中古のゲームっていっても、レトロゲームがほとんどだけどね」
エルク
「面白そうだね。 わかった、是非行かせてもらうよ。
それじゃあ、ネプテューヌとネプギアも一緒に・・・」
ネプテューヌ
「ねえ、ちょっと待って!
いーすんが居ない今、いったい誰が仕事するの!?」
ネプギア
「お、お姉ちゃん・・・」
アイエフ
「いや、あんたがやりなさいよ。 女神でしょうが」
コンパ
「ねぷねぷ、ガンバです!」
ネプテューヌ
「あいちゃん、こんぱ、わたしたち友達だよね?
もちろん一緒に手伝っt「さあ、コンパ、私達も仕事に行くわよ「はいです!
そ、そんなー!」」」
ネプギア
「だ、大丈夫だよ、お姉ちゃん。
私も手伝うから、ね?」
ネプテューヌ
「ネプギア・・・! うぅ、ネプギアがわたしの妹で本当によかったよぉ!」
ネプギア
「大袈裟だよ。
それじゃあ、いーすんさんの分まで仕事しよう、お姉ちゃん」
エルク
「・・・無理みたいだね」
ビーシャ
「うん、そうみたい。
でも、エルクと一緒がよかったからちょうどいいかな・・・」
エルク
「エ? 今、なんて?」
ビーシャ
「ううん、なんでもない。
それじゃあ行こっか、エルク」
僕はビーシャちゃんと一緒に、
彼女が働いているチューコショップというゲームショップに行くことになった。
後ろの方で、「あれ、エルくん、どこ行くの?」というネプテューヌの声が聞こえたが、
あえて聞こえなかったフリをしておこう。
PSO2のエピソード6の配信はよ・・・!(圧倒的切なる願い)