光次元ゲイムネプテューヌ~聖なる祈りと極光の守護神~   作:EDENCROSS

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今回は、ユリウスが邪力(タナトス)について説明してくださるそうです。
光ネプ第4話はっじまっるよー!


♯ 4 邪力(タナトス)

次の日の朝、窓とカーテンの間から差し込む眩しい日の光で僕は目を覚ます。

 

 

エルク

「ふぁ~・・・もう朝か・・・」

 

 

上半身を起こし、両手を上げて背筋を伸ばしてだらしなくあくびをする。

 

 

エルク

「今、何時だろう・・・」

 

 

眠く重たいまぶたを起こすように目を擦りながら時計を見ると、

すでに昼の12時を過ぎていた。

 

 

エルク

「げっ!? もう昼じゃないか!

 こうしちゃいられない、早く皆の所に行かなくちゃ!」

 

 

僕は、寝巻き姿のジャージからいつもの普段着に着替えて、

早々に自分の部屋を出て、急いでリビングに行く。

 

 

エルク

「ごめんなさい! 遅れました!」

 

 

リビングに着くなり、僕は頭を下げて謝る。

 

 

ネプテューヌ

「あ、エルくん。 おはよー!」

 

ネプギア

「おはようございます。 エルクさん」

 

コンパ

「おはようございますです。 

 お体の方は大丈夫ですか?」

 

アイエフ

「遅かったわねエルク。 

 まあ、それも仕方ないかもね」

 

イストワール

「おはようございます。 

 お待ちしておりました、エルクさん」

 

エルク

「おはよう、皆。 遅れてごめんね」

 

イストワール

「いえ、気にしないでください。

 昨日のような事があれば仕方ありませんから」

 

エルク

「エ? と、言うことは・・・」

 

イストワール

「はい。 昨日の出来事は全てネプテューヌさん達から聞きました」

 

ネプギア

「・・・ごめんなさい。 エルクさんを待たず勝手に・・・」

 

エルク

「いや、いいよ。 僕もきちんと話そうと思ってたから気にしないで、ネプギアちゃん。

 それに、僕からも話さなくちゃいけない事があるんだ。 実は・・・」

 

 

僕は、あの黒いエンシェントドラゴンの攻撃を受けて気絶している間、

白く見慣れない場所に居て、そこでユリウスという人物と出会った事や

邪力(タナトス)の事や【神威】の事の全てを皆に話した。

 

 

アイエフ

「・・・正直、意味が分からない事ばかりね」

 

ネプギア

「そうですね。 エルクさんがあの黒いエンシェントドラゴンを倒した時に

 使っていた剣が【神威】だって事は分かりますけど・・・」

 

ネプテューヌ

「それに、邪力(タナトス)だっけ? 

 いきなりそんな用語を言われてもね?」

 

アイエフ

「確かにね。 光る剣なんて今まで見たことなかったものね」

 

コンパ

「でも、ちょっと眩しかったです」

 

ネプテューヌ

「分かってないなーコンパ。 あれだけ明るいと懐中電灯の代わりになるよ!」

 

コンパ

「なるほどー。 ねぷねぷ頭いいです!」

 

ネプテューヌ

「ふふん、まーね! ドヤァ!」

 

エルク

「・・・なんでだろう。

 二人の話を聞いてると、なんだか安い剣に思えてくる・・・」

 

アイエフ

「気にしちゃダメよ、エルク」

 

ネプギア

「あはは・・・」

 

イストワール

「エルクさん。 もし、よろしければ【神威】を見せてもらってもよろしいですか?」

 

エルク

「はい、分かりました」

 

 

僕は右腕を前に出し拳を開いて念じる。

 

 

エルク

「来てくれ、【神威】・・・!」

 

 

すると、光が剣の形を成し、【神威】がその姿を現す。

改めて見ると本当に綺麗だ・・・神々しさも感じる。

 

 

イストワール

「これが・・・【神威】ですか」

 

ネプテューヌ

「わー! キレー!」

 

アイエフ

「そうね。 神剣ってだけはあるわね」

 

ネプテューヌ

「ねぇねぇエルくん。 持っていい?」

 

エルク

「うん、いいよ。 はい」

 

ネプテューヌ

「わーい! ありがt────」

 

 

ネプテューヌが【神威】を持った瞬間!

 

 

ネプテューヌ

「ね″ぶぅっ!」

 

 

そのあまりの重さに、まるで引っ張られるように、両腕から地面に座り込んだ!

 

 

エルク

「エ?」

 

コンパ

「ね、ねぷねぷ!?」

 

ネプギア

「大丈夫!? お姉ちゃん!?」

 

アイエフ

「何やってんのよ、ねぷ子・・・」

 

ネプテューヌ

「いやいやいや! これ重いよ!? 超絶重いよ!?

 ボケとかじゃなくてガチでマジでリアルで本当に重いからね!?」

 

ネプギア

「エルクさん、私もいいですか?」

 

エルク

「エ? いいけど・・・」

 

ネプギア 

「えい! あ、あれ!?

 本当だ、びくとしない!」

 

アイエフ

「ネプギアが言うなら本当ね」

 

ネプテューヌ

「あいちゃんヒドイ!」

 

エルク

「大丈夫? ネプテューヌ」

 

ネプテューヌ

「う、うん。 平気だよ。

 それにしてもエルくんって、こんなに重たい剣を軽々扱うなんてすごいね!」

 

エルク

「ありがとう。 でも、そんなに重いかな?」

 

 

僕は【神威】を手に取り、ヒョイっと軽く持ち上げる。

 

 

イストワール

「エルクさん以外扱えないのを見ると

【神威】に選ばれた事と関係しているのかもしれませんね」

 

エルク

「だと思います。 

 それに、手に持つと言うより手に吸い付くって感じです」

 

ネプテューヌ

「何それ怖い・・・まるで呪われたいだね・・」

 

ネプギア

「呪われちゃったんですか!? エルクさん!?」

 

コンパ

「た、大変です! 早く治さないとです!」

 

エルク

「えーっと・・」

 

アイエフ

「やめなさい三人共。 手に吸い付くって言うのは、

 それだけ手に馴染んで扱いやすいっていう比喩で言っただけよ。

 そうでしょ、エルク?」

 

エルク

「う、うん・・・」

 

イストワール

「それで、エルクさん。

 そのユリウスさんいう方は今どうしてるのですか?」

 

エルク

「分かりません。

 あれから一度も会ってないのでなんとも・・・」

 

 

             ─ 私ならここに居る ─

 

 

六人

「「「「「!?」」」」」」

 

 

僕達が驚いている中、小さな光の中からユリウスさんが現れた。

あれ? なんか小さいな・・・

 

 

ネプテューヌ

「この人がユリウスって人?

 なんか、いーすんと同じくらい小さいね?」

 

ユリウス

「先程エルクより紹介されたユリウスだ。

 そして、すまないな。

 あの場所からこちらに来るには相応の魔力が必要になるのでな。

 その際、このような姿になってしまうのだ」

 

イストワール

「初めまして、私はイストワール。

 この国、プラネテューヌの教祖をしております」

 

 

イストワールさんは、ユリウスさんに自己紹介する

 

 

ユリウス

「そうか、ここはプラネテューヌなのか。 懐かしいな・・・」

 

イストワール

「え?」

 

ユリウス

「いや、なんでもない。 こちらの話だ」

 

エルク

「でも、どうしたの? ユリウスさん?」

 

ユリウス

「うむ。 そなた達に話しておかなければならない事があってな」

 

ネプギア

「話しておきたい事・・・ですか?」

 

ユリウス

「ああ、エルクが話した邪力(タナトス)についてだ」

 

エルク

「そういえば、詳しく聞いてなかった」

 

ユリウス

邪力(タナトス)とは、人間の嫉妬、恐怖、憎悪等といった負の感情からなる

 邪悪な闇のエネルギーだ。

 そして、それに染まったモンスターを邪力(タナトス)モンスターと言う」

 

ネプテューヌ

「なんかそのままだね?

 わたしとしては、ネーミングに少し捻りが欲しかったね」

 

アイエフ

「そんな事どうでもいいでしょ、ねぷ子」

 

ユリウス

「・・・話を戻そう。

 邪力(タナトス)モンスターは、他のモンスターを邪力(タナトス)化させ、

 自分に隷属させ操ることが出来るのだ」

 

ネプテューヌ

邪力(タナトス)化? なにそれ?

 わたし達のような女神化みたいなやつ?」  

 

ユリウス

「正確には邪力(タナトス)の力を身につけ、凶悪化するのだ。

 しかし、【変わる】という意味では同じなのかもしれんな」

 

ネプギア

「そんな・・・じゃあ、無限に増え続けるってことですか?」

 

ユリウス

「いや、それらを操っている本体を倒せば、隷属モンスターも共に消滅する。

 そして、邪力(タナトス)モンスターと隷属モンスターは

 エルクの持つ【神威】でなければ倒せないのだ」

 

イストワール

「それはエルクさんからも聞きました。 闇を祓う力があるとか」

 

ユリウス

「そうだ。 だが倒すだけではなく、ホーリィクリスタルの光で

 邪力(タナトス)を浄化する必要がある。

 でなければ、そこからまたそれが湧き出てくるからだ」

 

ネプテューヌ

「でも、そのジョーカさえしちゃえば大丈夫なんだよね?」

 

ユリウス

「その通りだ。 そうする事で、そこに残留している邪力(タナトス)は消え失せ、

 二度とそれが湧き出てくることもない」

 

コンパ

「じゃあ、あの黒いモンスターさんをやっつけた時浄化しませんでしたけど、

 大丈夫なんですか?」

 

ユリウス

「その心配はない。 なぜなら奴は、邪力(タナトス)モンスターに操られていた

 隷属モンスターだったからだ」

 

アイエフ

「それってどういうこと?

 そいつも邪力(タナトス)に染まってるなら浄化しないと不味いんじゃないの?」

 

ユリウス

「浄化が必要なのは、タナトスモンスターを倒した時に生じる邪力(タナトス)だけだ。

 隷属モンスターを倒してもそれは生じないのだ」

 

アイエフ

「なるほどね」

 

エルク

「でも、あの場所で邪力(タナトス)モンスターを倒せって言ってたけど?」

 

ユリウス

「その事だが、あの時は確かに邪力(タナトス)モンスターの気配を感じたのだが、

 突然消えてしまったのだ・・・」

 

エルク

「じゃあ、あの時僕が倒したのは隷属モンスターだったって事?」

 

ユリウス

「そのようだ。 すまなかったな・・・」

 

ネプテューヌ

「別にユーくんが謝る事じゃないよ。

 エルくんとユーくんのお陰でわたし達皆無事だったんだからさ!」

 

ユリウス

「そう言ってもらえると助かる。

 ん? ユーくんとは私の事か?」

 

ネプテューヌ

「うん、そうだよ。 そっちの方が呼びやすいからね!」

 

ユリウス

「そ、そうか・・・私も長い時の中でそのように呼ばれたのは初めてだ」

 

イストワール

「すみません、ユリウスさん」

 

ユリウス

「気にするな。 ネプテューヌ、そなたが呼びやすいのであればそれでもいい」

 

ネプテューヌ

「本当!? やったー!」

 

ユリウス

「エルク、そなたも私の事は呼び捨てで構わない」

 

エルク

「うん、分かったよ。 ユリウス」

 

 

僕はユリウスにある質問をしてみる

 

 

エルク

「それにしても、ユリウスはやけに【神威】や邪力(タナトス)について詳しいね?」

 

イストワール

「確かに。 何百年もの間プラネテューヌを記録し続けている私でさえ知り得ない事

 ばかりです」

 

 

あのイストワールさんでも知らない事をユリウスは知っている。

確かにこれは、僕やイストワールさんだけでなく、

ネプテューヌ達も気になってるはずだ。

 

 

ユリウス

「・・・そうだな。

 だが、それを話すにはまだ時期が早すぎる」

 

ネプテューヌ

「え? それってどういうこと?」

 

ユリウス

「これは私の私情になるが、エルクにはもっと力をつけてから話したいと思う」

 

エルク

「それはどうして?」

 

ユリウス

「・・・」

 

 

僕の問いにユリウスは沈黙する。

よほどの理由があるのかも知れないと、僕は彼の真剣な顔色を見てそう思った。

 

 

エルク

「・・・分かった。 僕はユリウスを信じるよ」

 

イストワール

「いいんですか? エルクさん?」

 

エルク

「はい。 ユリウスにも、きっと何か理由や事情があると思うんです。

 だから、僕は彼のそれを信じます」

 

ユリウス

「エルク・・・」

 

エルク

「皆もそれでいいかな?」

 

 

僕は皆の方に振り向き、聞いてみる。

 

 

アイエフ

「私は別に構わないわよ。

 これ以上難しい話をされても、理解が追い付くとも思えないし」

 

ネプテューヌ

「さんせー! わたし、もう疲れちゃったよ」

 

ネプギア

「私もです。 色々な事を聞きすぎて混乱しそうです」

 

コンパ

「同じくですー・・・」 

 

イストワール

「分かりました。 

 私ユリウスさんを信じましょう」

 

ユリウス

「ありがとう、皆。

 私も、その時が来たら包み隠さず全てを話すことを約束しよう」

 

エルク

「うん、分かった。

 僕もがんばって強くなるよ!」

 

ユリウス

「ああ」

 

ネプテューヌ

「約束破ったら針千本飲ますからね! ユーくん!」

 

ユリウス

「フッ、ならば尚更守らねばな」

 

 

優しく微笑みながらそう言うと、突然ユリウスの体が光り出す。

 

 

パアァァァ

 

 

ネプテューヌ

「ねぷ!? どうしたの、ユーくん!?」

 

エルク

「ユリウス!?」

 

ユリウス

「どうやら、魔力が底を尽きそうらしい・・・」

 

ネプギア

「大丈夫なんですか?」

 

ユリウス

「案ずるな。 またあの場所に戻るだけだ。

 そこに居れば、魔力も回復する」

 

イストワール

「そうですか・・・

 数々の貴重な情報をありがとうございました」

 

ユリウス

「なに、気にするな。 私も出来る限りの事は協力させてもらうつもりだ」

 

エルク

「ありがとう。 ユリウス」

 

ネプテューヌ

「ばいばーいユーくん!」

 

ネプギア

「ありがとうございました!」

 

アイエフ

「ありがとね、ユリウス」

 

コンパ

「お休みなさいです」

 

ユリウス

「うむ。 では、またな」

 

 

ユリウスは、光に包まれそのまま僕の胸の中へと消えた

 

 

ネプテューヌ

「さっきの見てると、本当にユーくんはエルくんの中に居るんだね」

 

アイエフ

「正確には、エルクに宿ったホーリィクリスタルにだけどね」

 

ネプギア

「でも、いーすんさんも知らない事を知ってるユリウスさんは一体何歳のかな?」

 

コンパ

「きっと、何百年も生きてるおじいちゃんです!」

 

ネプテューヌ

「あははは! 確かにそうかもね!」

 

イストワール

「失礼ですよ」

 

ネプテューヌ

「エルくんはどう思う?」

 

エルク

「・・・」

 

ネプテューヌ

「えーっと、エルくん・・・?」

 

エルク

「・・・皆、僕は決めたよ」

 

ネプテューヌ

「決めたって何を?」

 

エルク

「うん。 他の三ヵ国に行ってみようと思うんだ」

 

ネプテューヌ

(!)

 

アイエフ

「急ね? 何か理由はあるの?」

 

エルク

「僕はここに来るまでずっと集落の中で生きてきた。

 だから、外の世界を、ゲイムギョウ界の事をもっと知りたいと思ってね」

 

ネプギア

「じゃあ、プラネテューヌを出て行くって事ですか!?」

 

エルク

「エ? いや、そういう意味じゃ・・・」

 

ネプテューヌ

「そ、そんなのダメだよー!!」

 

 

そう言いながら、ネプテューヌは僕に抱き付いてきた!

 

 

エルク

「ネ、ネプテューヌ!?」

 

アイエフ

「ちょっと、ねぷ子!?」

 

ネプテューヌ

「あの時、一緒にここで暮らそうって言ったじゃんかー!」

 

 

抱き付いてきたネプテューヌが、僕の胸元で駄々をこねるように言う。

 

 

コンパ

「ねぷねぷ、落ち着くです!」

 

エルク

「ちょ、ちょっと待ってネプテューヌ!

 僕の話を最後まで聞いてくれ!」

 

ネプテューヌ

「え・・・?」

 

 

涙目の上目使いで首をかしげるその様は・・・・いやいやいや! 

ここは萌えてる場合じゃなった。

 

 

エルク

「確かに僕は三ヵ国に行くとは言ったよ?

 でも、それは別に他の国に移住って意味じゃなくて、

 四日くらい滞在してその国について色々知って見聞を広めたいし、

 それに修行にもなるからね。

 だから、大体二週間くらい留守にするだけだよ」

 

ネプギア

「そうだったんですか!? ご、ごめんなさい!

 私はてっきりエルクさんが出て行くものだとばかり・・・」

 

エルク

「いや、こっちこそ言葉が足りなかったよ。 ごめんね・・・」

 

ネプテューヌ

「本当・・・?」

 

エルク

「本当だよ。 君に嘘つく訳ないじゃないか。

 それに、二人は僕の命の恩人なんだから」

 

ネプテューヌ

「本当に本当?」

 

エルク

「本当に本当、男に二言はないよ。

 だから、安心して」

 

 

不安そうに聞き返すネプテューヌに、

僕はその不安を消すように言う。

 

 

ネプテューヌ

「・・・うん。 分かった。 こっちこそごめんね」

 

 

僕の言葉を聞いて安心したのか、ネプテューヌは、笑顔で僕にそう言って離れる。

 

 

エルク

「そう言う訳で、イストワールさん。 お願いできますか?」

 

イストワール

「・・・分かりました。

 では、各国の女神様達にこの事を連絡してみましょう」

 

エルク

「ありがとうございます、イストワールさん。

 それと、無理を言ってすみません」

 

イストワール

「いえ、気にしないでください。 エルクさんの言い分も最もですから」

 

ネプギア

「時間はどのくらい掛かりそうですか? イストワールさん?」

 

イストワール

「各国の準備があるので、少なくとも5日ほど掛かるかと思います」

 

ネプテューヌ

「なら、もう少しここに居るんだね?」

 

エルク

「まあ、そうなるね」

 

アイエフ

「じゃあ、私とコンパは仕事があるからこの辺で・・・」

 

ネプテューヌ

「あれ? もうそんな時間?」

 

ネプギア

「確かに、もうお昼だからね」

 

エルク

「それじゃ、僕達も仕事がんばろうか」

 

ネプテューヌ

「ああ、体が仕事を受け付けようとしない・・・」

 

エルク

「ダメだよネプテューヌ。

 君は女神様なんだからきっちり仕事しなくちゃ・・・」

 

イストワール

「そうですよネプテューヌさん。

 ただでさえ仕事が溜まってるんですから」

 

ネプテューヌ

「でもー!」

 

 

仕事をしたくないネプテューヌが駄々をこねる姿は、最早日常となっている。

やれば出来る子なのにな。

 

 

エルク

「ネプテューヌ」

 

ネプテューヌ

「え?」

 

 

僕は、ネプテューヌの目の前まで行くと頭を撫でる。

 

 

エルク

「大丈夫。 もちろん僕も手伝うよ。

 だかさ、三人でがんばろうよ、ネプテューヌ。 ね?」

 

ネプテューヌ

「う、うん。 ごめんね、エルくん///」

 

エルク

「いいんだ。 仕事の大変さは僕も分かってるから」

 

 

そう言って、僕は頭を撫でる手を止めて、ネプテューヌから離れる。

 

 

ネプギア·アイエフ·コンパ·イストワール

「・・・(じー)」

 

エルク

「エ? な、なに・・・?」

 

ネプギア

「エ、エルクさん・・・」

 

エルク

「はい・・・なんでございますでしょうか?」

 

ネプギア

「私にも・・・その・・頭を撫でて欲しいんですけど・・・///」」

 

エルク

「はい?」

 

アイエフ

「そうね。 あの時のねぷ子の気持ち良さそうな顔を見たら・・ね?///」

 

コンパ

「エルクさん! わたし達にもお願いしますです!///」

 

エルク

「エ!? ちょ、ちょっと皆どうしたの!?」

 

 

ちょっ! 怖い怖い! 皆が頭を撫でろって迫って来るんだけど!?

 

 

イストワール

「エルクさん!」

 

エルク

「あ、イストワールさん!

 イストワールさんからも皆に言ってくださいよ!」

 

 

救いの女神がここに居た!

さあ、イストワールさん! 皆に喝を!

 

 

イストワール

「私もよろしいでしょうか・・・?///」

 

エルク

「ってアンタもかーーいっ!」

 

 

こうして僕は、四人の頭を撫でて仕事に取りかかった。

ユリウスの言っていた言葉の意味も気になるけど、今は強くなる事を考えよう。

ちなみに、ネプテューヌがいつものように仕事をさぼっていたせいで、

その量がハンパなかったのは言うまでもなかった・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




邪力(タナトス)について説明出来たでしょうか?
今回は戦闘描写はありませんでしたが、次回は書きたいと思います。
意見、感想お待ちしております!
ではこれにて!
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