光次元ゲイムネプテューヌ~聖なる祈りと極光の守護神~ 作:EDENCROSS
《前回までのあらすじ》
皆を守るためタイラントの攻撃を受け力尽きて倒れたエルク。
しかし、ホーリィクリスタルの輝きによって立ち上がり、
ロティと共に皆の下へと戻るのであった。
一同
「「「「「きゃあぁぁぁッ!」」」」」
タイラント
「ヴッヴッヴ、モウ終ワリカ?
言ッタハズダ、抵抗シナイ方ガ身ノタメダト!」
ブラックハート
「この、調子に乗って! はあっ!」
タイラント
「甘イワッ!」
ブラックハート
「きゃあっ!」
パープルハート
「ノワール!」
ブラックシスター
「お姉ちゃん!」
タイラント
「ドウヤラ、アノ小僧ノ力ハ消エタヨウダナ。
死ンダトイウコトカ?」
パープルハート
「死んだ・・・? エルくんが・・・?」
ブラックハート
「嘘よっ! そんなの絶対嘘よっ!」
ホワイトハート
「デタラメ言ってんじゃねえぞ、テメェ!
あいつがそう簡単に死ぬわけねえだろ!」
タイラント
「ヴッヴッヴ、安心シロ。
貴様等モアノ小僧ト同ジ所ヘ送ッテヤル」
タイラントは再び戦斧に力を溜め、周囲の
その力はもはや女神達の力を凌駕するほどのものとなり、
エルクの力無くして防げるものではなかった。
ホワイトハート
「くっ、ちっくしょう・・・!」
シーシャ(ゴールドフォーム)
「もはやこれまでか・・・!」
ホワイトシスター(ロム)
「こ、怖い・・・!」
イエローハート
「ぴぃたち、負けちゃうの・・・? そんなのイヤだ!」
パープルハート
「エルくん・・・!」
皆からエルクの
加えて最愛のエルクが死んだと思い込み絶望したネプテューヌ達は、
うつ向いて立つことすら出来なかった。
タイラント
「我ガ主、クロノス様ガ造ラレル闇ノ世界ヲアノ世デ見テイルガイイ!」
そして、その黒く禍々しい戦斧を振るおうとした───その時!
皆の足元から光輝くなにかがタイラントに迫り、奴の持つ戦斧を破壊した!
タイラント
「グアッ!」
パープルハート
「な、何・・・? 何が起きたの?」
タイラントはもちろん、その場にいた全員がそう思い、その光を見上げた。
グリーンハート
「この温かい光・・・もしかして!」
パープルハート
「ええ、間違えるはずないわ! あの光は・・・!」
エルク(神衣)
「皆、大丈夫!?」
一同
「「「「「エルクっ!」」」」」
_________________________________________
戦闘曲
デモンゲイズⅡ
魔神変体
デモン変体時戦闘曲
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
その光から現れたのは、純白の美しい衣と羽衣に黄金の装飾のような小手に具足、
そして自ら光を発し透き通るような銀髪と、
たとえ変身して姿が変わっても見間違うはずがない、エルクだった!
パープルシスター
「お兄ちゃん、無事だったんだね! でも、その姿は・・・?」
???
「あたしもいますよ、みなさん!」
ブラックシスター
「もしかして、ロティ!? あんたのその姿ってまさか・・・女神になったの!?」
???
「はい、どうやらそうみたいです」
赤と白のプロセッサスーツに剣の刀身のような形をした真紅の翼とプロセッサユニットに、
燃え上がる炎を思わせる紅いセミロングの髪を靡かせた女神ルージュハートが、
エルクと共に光の中から姿を現した!
ホワイトシスター(ラム)
「おにいちゃんとロティ、かっこいいー!」
オレンジハート
「新しい女神の誕生だね!」
タイラント
「死ニ損ナイ共メ! 貴様等ガ来テモナニモ変ワランゾッ! 死ネェッ!」
パープルハート
「エルくん、危ないっ!」
エルク(神衣)
「・・・」
眼前に現れたエルクとロティを叩き潰そうと、タイラントは巨大な拳を振り下した!
しかしエルクの目では追えないほどの神速の抜刀による斬撃が、
タイラントのそれを斬り裂いた!
タイラント
「グッ、グアアァァッ!」
エルク(神衣)
「ロティ!」
ルージュハート
「はいっ! スワロー·テイル!」
そこから追撃を加えるべく、エルクの掛け声に応えるようにロティは技を繰り出す!
変身前は身の丈以上ある大剣だったが、女神化すると
投擲したそれが駒のように回転しながらタイラントの腕を斬りつけた!
タイラント
「グハァッ!」
ブラックシスター
「す、すごい・・・!」
イエローハート
「二人とも強いー!」
タイラント
「クッ、ナンダ、コノ忌々シイ光ハ・・・! チィッ!」
斬られた腕を庇いながら上昇したタイラントは、
闇の波動でシェアリングフィールドを破壊しようとし、
それによって大きなヒビが入った。
オレンジハート
「あっ! うずめのシェアリングフィールドが!」
ホワイトハート
「あの野郎、逃げる気だぞ!」
エルク(神衣)
「━暗き闇を捕らえしは汚れなき白き理━ ホーリィフィールド!」
その時、エルクは光魔法ホーリィフィールドを唱えて新たに光の場を展開し、
タイラントを閉じ込めた!
タイラント
「ナ、ナニ! ナンダ、コレハッ!?」
ケーシャ(ゴールドフォーム)
「白い空間・・・?」
イーシャ(ゴールドフォーム)
「うずめさんのシェアリングフィールドに似てますが、これは・・・」
グリーンハート
「これもエルちゃんの力ですの・・・?」
アイリスハート
「へぇ、やるじゃない、エルくん」
オレンジハート
「えるっち、すごーい!」
タイラント
「クソッ! コノ脱力感ハナンダ!
我ノ力が・・・弱マッテイク・・・?」
パープルシスター
「見てください! タイラントが弱ってます!」
ブラックシスター
「それだけじゃないわ。 なんだろう、心が温まるこの感じ・・・」
ホワイトシスター(ラム)
「それに、なんだか力がみなぎるってくるわ!」
エルクの展開したホーリィフィールドの能力は、
味方を強化するというものであり、それと同時に回復効果もある。
クロワール
「なんだか知らねえが、攻めるなら今ってこったな!」
ネプテューヌ(大)
「でも、あんなに高く飛ばれたんじゃわたしたちの攻撃なんて届かないよ」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「わたしとケーシャの射撃も、あそこまで届きそうにないしね・・・」
ケーシャ(ゴールドフォーム)
「はい、射程圏外です・・・」
アイエフ(爆炎覚醒)
「クロワール、あんたの力で私達をあそこまで飛ばせる?」
クロワール
「できねえこともねえが、その後はどうすんだ?
足場があるならともかく女神みたいに飛べなきゃ真っ逆さまだぞ?」
コンパ
「そうなったら、わたしたちみんなぺしゃんこです・・・」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「そ、それはイヤだなぁ・・・」
イーシャ(ゴールドフォーム)
「それじゃあ、私達はただ見ていることしか出来ないってことですか?」
エスーシャ(ゴールドフォーム)
「イーシャ・・・」
上空ではエルク達が戦っているというのに、
自分は何も出来ないかと剣の柄を握り締めるイーシャ。
そんな彼女にエスーシャはそう声を掛けるしかなかった。
アイエフ(爆炎覚醒)
「イーシャの気持ちはもっともよ。 私達も皆同じ気持ちよ。
でも空でも飛べない限り、こればかりは・・・」
エルク(神衣)
「━我祈るは天駆ける飛翔の歩みなり。 その力我が友等に宿らん━
アイエフが仕方ないと諦めかけていたその時、エルクの
その光が自分達を包み込むと同時に体が宙に浮いた。
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「な、なに? 体が浮いてる!?」
エルク(神衣)
「皆っ!」
アイエフ(爆炎覚醒)
「エルク! これってあなたの力なの?」
エルク(神衣)
「うん、そうだよ。
これで皆もネプテューヌ達のように飛べるようになったはずだよ」
ネプテューヌ(大)
「あ、ホントだ! 空を飛ぶなんて初めての体験だよ!」
シーシャ(ゴールドフォーム)
「なにはともあれ、これでみんなと肩を並べて戦えるね!」
アイエフ(爆炎覚醒)
「そうね。 ありがとう、エルク。
でも、なんていうかなんでもありね、あなたの
ケーシャ(ゴールドフォーム)
「けど、そのお陰で助かりました」
エスーシャ(ゴールドフォーム)
「ああ、そうだな。 では私とイーシャは先に行かせてもらうぞ」
イーシャ(ゴールドフォーム)
「はい」
エスーシャとイーシャの二人は、そう言ってネプテューヌ達の下まで飛んでいった。
ネプテューヌ(大)
「あ、エスーシャとイーシャずるい!
わたしたちも行こう、みんな」
コンパ
「はいです! ねぷねぷ、今行くですよ!」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「うーん、飛べるようになったのはいいけど、ちょっと動きにくいな・・・」
ケーシャ(ゴールドフォーム)
「大丈夫ですよ、ビーシャさん。 コツさえ掴めば簡単ですから」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「それじゃあ、悪いけど手を貸してくれないかな?
ついでにそのコツも教えてほしいんだけど・・・」
ケーシャ(ゴールドフォーム)
「ふふ、いいですよ」
シーシャ(ゴールドフォーム)
「よし、あたし達も行くとしようか、アイエフちゃん、コンパちゃん」
アイエフ(爆炎覚醒)
「ええ。 行きましょう、コンパ」
エルク(神衣)
「僕に掴まって、コンパ」
コンパ
「はいですっ!」
そして、エルク達もネプテューヌ達の下まで飛んで行く。
タイラント
「クッ、コノママデハクロノス様ニ申シ訳ガ立タン!
コレモ貴様ノ仕業カ、エルクッ!」
エルク(神衣)
「ああ。 でもこれは僕だけの力じゃない。
ネプテューヌと・・・皆との絆の力だっ!
だから僕は、皆とこうしてお前と戦える!
人の絆の力を舐めるな!」
パープルハート
「エルくん・・・!」
タイラント
「黙レッ! 人ノ絆ノ力ダト?
青臭イコトヲ言イオッテ、笑ワセルナ!」
エルク(神衣)
「なら、試してみるか? 僕達の力か、お前の力のどちらが強いのかを」
エルクはそう言うと、詠唱を始めた。
エルク(神衣)
「━我祈るは仇なす者を屠るさらなる大いなる力なり。
その力我が友等に宿らん━
エルクを中心とした光の波動が全体に行き渡り、
皆の持つ武器が赤く輝き出した!
ホワイトシスター(ロム)
「これが、おにいちゃんの光・・・。 とても温かい」
ケーシャ(ゴールドフォーム)
「はい、以前と比べてとても・・・!」
ホワイトハート
「すげぇ・・・力が湧いてくるぜ! これなら・・・!」
タイラント
「ソンナ小細工ガドウシタアァァッ!」
怒号を上げながら、タイラントはエルクに殴り掛かる!
ホワイトハート
「させるかよっ!」
しかし、ブランがその間に割って入り、タイラントのそれを真正面から受け止めた!
タイラント
「バ、馬鹿ナ・・・! 我ノ一撃ヲ受ケ止メタダト!?
タッタ一人ノ女神ニ・・・タッタ一人ノ虫ケラニ!」
ホワイトハート
「虫けらじゃねえ!
わたしは・・・わたしたちは、ゲイムギョウ界を守る女神だあっ!」
タイラント
「グアァァッ!」
そこからブランは、シェアエネルギーを高めてそのままタイラントの巨体を押し返した!
ホワイトハート
「これがネプテューヌとネプギアが言ってた切り札ってやつか。
なるほどな、これは確かにすげぇぜ!」
パープルシスター
「お姉ちゃんっ!」
パープルハート
「ええ! わたしたちもブランに続くわよ、みんな!」
ブランに続き、ネプテューヌ達女神もシェアエネルギーを高めた。
するとそれぞれ紫、黒、白、緑、橙、黄の光の粒子を纏ったように包まれ輝く。
アイリスハート
「今まで分、全部まとめて返してあげるわぁ!」
イエローハート
「おー! ぴぃ、光ってる!」
オレンジハート
「うずめもキラキラ光ってて超きれー!」
エルク(神衣)
「よし、行くぞ! 皆!」
一同
「「「「「おおーーっ!!」」」」」
タイラントを倒すという強い意思が皆の心をひつにし、
ホーリィクリスタルの祈りとシェアエネルギーの信仰、
そして互いの想いが共鳴し合うことで放つ輝く光が、
タイラントの持つ
タイラント
「オノレェッ! ナラバコレナラドウダ!」
タイラントは闇魔法の詠唱を始めた。
タイラント
「━開クハ暗キ漆黒ノ門、森羅万象ヲ飲ミ込ミ全テヲ闇ヘト還サン
ブラックホール!」
魔法を唱えると、エルク達の前方に巨大な闇のゲートが現れ、
そのまま彼等を飲み込もうと迫る!
タイラント
「ソノママ闇に飲マレテ消エルガイイッ!」
イエローハート
「わわっ! 吸い込まれるー!」
エルク(神衣)
「━魔を退けし光の障壁にて我等を守れ━ アンチマジック!」
それに対し、エルクの唱えた光魔法アンチマジックによる光の障壁が眼前に展開されると、
タイラントのブラックホールがまるでそれに吸収されるように
跡形もなく消え去った。
タイラント
「ナッ! 我ノ魔法ガ消サレタ、ダト・・・・?」
オレンジハート
「あれ? あの黒いやつ、どこ行ったの?」
ホワイトシスター(ロム)
「今のっておにいちゃんの魔法?」
ホワイトシスター(ラム)
「すごいすごーいっ!」
ホワイトハート
「なんつー魔法だ、あんなデケェ魔法を一瞬で打ち消しやがった・・・」
タイラント
「貴様、一体何ヲシタっ!?」
エルク(神衣)
「見ての通り、僕の魔法でお前の魔法を無力化して打ち消しただけだ」
タイラント
「ナンダト、馬鹿ナッ! アリエンッ!
クロノス様ノ
ソレヲタッタ一人ノ魔法デ打チ消スナド・・・!」
ブラックハート
「でも、実際そうしたわけだけど?」
ルージュハート
「流石師匠ですね!」
タナトス
「フ、フザケルナアァァァァッ!」
パープルハート
「・・・っ!」
パープルシスター
「ひっ・・・!」
グリーンハート
「なんて怒号・・・!」
タイラント
「コンナコトハアリアン! 絶対ニアリエンッ!
コンナ小僧一人ニ我ガ劣ルナド!」
アイリスハート
「いい加減認めたらどう?
あたしうるさく吠える負け犬って嫌いなのよねぇ」
ホワイトハート
「てめえはもう終わりだ!
今までやられた分倍に返してやるから覚悟しやがれ!」
シーシャ(ゴールドフォーム)
「ああ、エル君の力があれば恐るるに足らずだね!」
タイラント
「黙レッ! 虫ケラ共ッ!
マズハ厄介ナ貴様カラ殺シテヤル、エルクッ!」
そう怒号を上げて、タイラントはエルクに襲い掛かる!
エルク
「皆、少し時間を稼いでくれ」
パープルハート
「何か考えがあるのね、エルくん?」
ホワイトハート
「よし、任せとけ!」
ルージュハート
「師匠には指一本触れさせません!」
皆がそれぞれエルクの言葉を信じ、彼を守るように陣形を取る。
そしてエルクも無策にそう言ったわけではない。
自分の能力でタイラントを弱めたとしても、あの巨体から繰り出される攻撃は油断できず
半端な攻撃では決定打にはならないであろうという考え故の言葉だった。
そういったエルクの考えと言葉を理解し、即座に行動に移せるほどの繋がりが
彼と彼女達との間にあった。
タイラント
「ドケェッ! 小娘共ッ!」
ホワイトハート
「させるかよっ!」
タイラント
「クッ、マタ貴様カッ!」
ホワイトハート
「わたしだけじゃないぜ! ロティ!」
ルージュハート
「はいっ!」
タイラント
「クソッ、邪魔ダッ!」
グリーンハート
「わたくし達も続きますわよ!」
アイリスハート
「了解よ、ベールさん」
オレンジハート
「ぴーしぇっち、うずめ達も行くよ!」
イエローハート
「うん! ぴぃもがんばる!」
ブランとロティがタイラントの動きを止め、その間にベール達が攻撃を仕掛ける!
グリーンハート
「シレットスピアッ!」
アイリスハート
「ハープーンスピアッ!」
オレンジハート
「我流·夢双連撃ッ!」
イエローハート
「カルネージファングッ!」
タイラント
「グアッ! 次カラ次ヘト・・・!」
ブラックシスター
「アタシたちを忘れてんじゃないわよ!
ケーシャ(ゴールドフォーム)
「ツインビットッ!」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「行けー! バソダヌッ!」
ホワイトシスター(ロム)
「ノーザンクロスッ!」
ホワイトシスター(ラム)
「アイスハンマーッ!」
シーシャ(ゴールドフォーム)
「スーパーコンボッ!」
エスーシャ(ゴールドフォーム)
「超究極武神破斬ver.sッ!」
イーシャ(ゴールドフォーム)
「アルテマブレードッ!」
パープルシスター
「プラネティックディーバッ!」
タイラント
「グアアァァァァッ!」
ベールを始めとした女神とゴールドサァド達がそれぞれ渾身の攻撃を繰り出し、
タイラントを集中攻撃する!
タイラント
「ナ、ナゼダ! 奴ノ能力ハ消エテイルハズッ!
ナノニナゼ我ニ攻撃ガ通ル!?」
本来、
このホーリィフィールド内では常時それが発動状態になっているので、
皆の攻撃がタイラントに通ずるようになっている。
タイラント
「オ、オノレェェェェッ!」
エルク(神衣)
「━夜天を照らす極光の光。 聖なる白き光が威を示すは純粋なる祈りと無垢なる浄化━
グランシャリオッ!」
タイラント
「ナ、ナンダ、コレハ・・・!? グアアァァァァッ!」
エルクが魔法を詠唱してそれを唱えると、天を覆うほどの巨大な魔方陣が現れ、
それから無数の眩しい光が降り注ぎ、タイラントを貫いた!
パープルシスター
「す、すごい・・・!」
グリーンハート
「なんという魔法・・・!」
エルクの強大な光魔法によって大きなダメージを受けたタイラントの体から、
タイラント
「グハッ! コンナ・・・コンナコトナド、認メンゾ!」
パープルハート
「弱ってる今がチャンスよ! ノワール、ブラン、ベール!」
ブラックハート
「ええ、一気に決めるわっ!」
ホワイトハート
「おうっ!」
グリーンハート
「美しく葬って差し上げますわっ!」
四女神
「「「「ネクストフォームッ!」」」」
神々しくも美しい紫のクリアパーツのユニットを装着するネプテューヌ。
重厚な漆黒のユニットと青のスカウター、
そしてナナメブレードと言う青の剣を装備するノワール。
更に強化された戦斧を担ぎ、白の帽子に白い翼と有機的な武装が特徴的なブラン。
武装前と比べて露出が増えたが格段に防御力が増し、白く輝くXのマークの入った胸部に、
頭部に角のようなユニットを装備したベールと、
四女神達はそれぞれネクストフォームに覚醒した!
タイラント
「今度ハ女神共ダトッ!?」
ネクストパープル
「この一刀、ゲイムギョウの全てを懸ける! 次元一刀ッ!」
居合いのような構えを取り、新武装の太刀に凝縮されたシェアエネルギーを
解放するかのように放たれた一撃が、タイラントを斬り裂く!
ネクストブラック
「ラステイションが女神の剣舞、受けてみなさい! ナナメブレード乱舞刃ッ!」
次にノワールのナナメブレード乱舞刃。
ネクストフォームによって獲得した圧倒的な機動力で空中を縦横無尽に駆け、
反撃の隙を与えず青い剣閃共に斬り刻む!
ネクストホワイト
「ネクストフォームの力を見せてやる!
・・・銃口セット! てぇぇぇっ!」
ブラスターコントローラと言う巨大なキャノン砲をコールし、
それから放たれる極大レーザーがタイラントを飲み込み大爆発を起こす!
ネクストグリーン
「せめて美しく散りなさい! インフィニットスピアッ!」
最後に追撃を加えるのは、ベールのインフィニットスピア。
天空を覆う周囲を包囲するかのように無数の小さな翠緑の魔方陣から無数の槍が放たれ、
防御すら許さない無慈悲な攻撃が容赦なく襲い掛かる!
タイラント
「グッ、グアアァァァァッ!」
エスーシャ(ゴールドフォーム)
「これが、ネプテューヌ達のネクストフォームの力か・・・!」
イーシャ(ゴールドフォーム)
「相変わらず凄まじいわね・・・!」
タイラント
「オノレェ・・・! オノレオノレオノレ・・・オノレエェェェェッ!」
四女神のネクストフォームによって繰り出された攻撃を受けてボロボロになりながらも、
ホーリィフィールドに響くほどの怒号を上げるタイラントは、
真っ直ぐエルク達を睨み付ける。
タイラント
「コノ結界サエナケレバ・・・! エルク、貴様ダケデモォォォォッ!」
大きなダメージを受け、今にも崩れそうな体を怒りを原動力とし、
そのままを握り潰そうタイラントはエルクに腕を伸ばした!
ルージュハート
「し、師匠っ!」
ネクストパープル
「エルくんっ!」
エルク(神衣)
「・・・」
自分に迫り来るタイラントに動じず、エルクはそっと右手を前に出す。
エルク
「
タイラント
「ッ! グアアァァァァッ!」
その手に光が結集し、それが一振りの光の大剣となって、
タイラントの右腕を斬り落とした!
ネプテューヌ(大)
「光の剣・・・?」
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「きれー・・・」
闇を斬り裂き、それを照らす光輝く軌跡を見て、二人はそう声を漏らす。
タイラント
「グッ、ググッ・・・ガアァァァァッ!」
右腕を失いながらも、今度は暗黒のブレスを吐き出した!
タイラント
「死ネエェェッ!」
ネクストブラック
「私達の攻撃を受けてまだあんな力があるなんて!」
ネクストグリーン
「侮れませんわね・・・!」
エルク(神衣)
「無駄だ。 お前では僕は倒せない」
一度造り出した光の剣も消し、エルクは詠唱を始めた。
エルク(神衣)
「━魂に集いし数多の光よ、我が腕に纏いて暗黒を払う聖なる矢とならん━」
詠唱が終わり、弓を射るポーズを取ると、
エルクの右腕に光が纏ってそれが巨大な光輝く美しい光の弓となった!
エルク(神衣)
「
タイラント
「ナ、ナニッ!? ギャアァァァァッ!」
その光の弓から放たれた矢は、一筋の光の軌跡を描きながら、
暗黒のブレスを薙ぎ払いながらタイラントの巨躯を貫いた!
ケーシャ(ゴールドフォーム)
「何て言うか、圧倒的ですね・・・」
パープルシスター
「はい。 やっぱりお兄ちゃんのあの姿が関係してるみたいですね」
エルクが変身して一気に形勢逆転したことと、
彼の姿と今までに見たことのない技と魔法に驚く一同。
タイラント
「クッ、クソッ! ナンナノダ・・・一体ナンナノダッ! 貴様ハッ!」
貫かれた腹部を押さえ、タイラントはエルクにそう問いかける。
それと同時に彼に対して恐怖を感じた。
エルク(神衣)
「僕が何者かなんて、今はどうでもいい。
お前を倒して皆を守る。 ただそれだけだ」
エルクはタイラントにそう答え、再び詠唱を始めた。
エルク(神衣)
「━我が翼は聖剣、魔を払い邪を討つ聖なる光の裁きなり━」
詠唱と同時に光の翼が二本の光の双剣となった!
その神々しい輝きはまさに聖剣そのものである。
エルク(神衣)
「これで終わりだっ!
一同
「「「「「いっけえぇぇぇっ!」」」」」
タイラント
「クッ! ウオオォォアァァァァッ!!」
それに対して残った左腕で防御したが、エルクの聖剣はそれごとタイラントを斬り裂いた!
いや、斬り裂いたというより浄化のようだった。
タイラント
「カ、体ガッ! 我ノ体ガ浄化セレテイク・・・!
マタシテモ光ニ邪魔サレルトイウノカアァァァッ!」
エルク(神衣)
「はあぁぁぁぁぁっ!」
タイラント
「ソンナ・・・馬鹿ナアァァァァァァッ!!」
それによって両断されたタイラントは、大きな断末魔を上げてその巨躯を造り出していた
エルク(神衣)
「くっ・・・!」
ネクストパープル
「っ! エルくんっ!」
しかし、エルクの変身が解け、飛行能力を失い重力に従って落下する彼を、
ネプテューヌが受け止め支えた。
ネクストパープル
「大丈夫、エルくん? いつも無茶ばかりするんだから・・・!」
エルク
「・・・ごめんね、いつも心配かけて。 僕なら大丈夫だから」
ネクストブラック
「あいつはどうなったの?」
エルク
「
ビーシャ(ゴールドフォーム)
「よかったぁ・・・。 もうあんなのと戦うのはごめんだよ」
ブラックシスター
「そうね。 アタシも同感だわ」
ホワイトシスター(ロム)
「ロティちゃんも女神になったんだね。 名前はなんていうの?」
ルージュハート
「それなんですけど、ルージュハートというのはどうでしょうか?」
アイエフ(爆炎覚醒)
「ルージュ・・・紅って意味ね。
あなたの髪の色と見た目にぴったりなネーミングだと思うわ」
シーシャ(ゴールドフォーム)
「ルージュって深紅って意味だったね? 確かにその通りだね」
ネプテューヌ(大)
「でも、今のあいちゃんと地味に被ってるんだよね」
アイエフ(爆炎覚醒)
「言わないで、私も気にしないようにしてるんだから」
ルージュハート
「えっと、すみません、アイエフ・・・」
アイエフ(爆炎覚醒)
「あんたも謝らなくていいのよ、ロティ」
コンパ
「なにはともあれ、新しい女神様が生まれてよかったです!」
オレンジハート
「うずめも、超ハッピーな気分だよ!」
アイリスハート
「うふふ、そうねぇ。
素直でいい子そうだし、とってもいじめがい・・・頼もしそうねぇ」
イエローハート
「ぷるると、今いじめがいって言おうとしてた・・・」
ケーシャ(ゴールドフォーム)
「それにしても、まさかノワールさん達みたいに自由にそれを飛べるようになるなんて
思いませんでした」
イーシャ(ゴールドフォーム)
「それについては私も同感ですけど、
それ以上にエルクさんの変身したあの姿にも驚きました」
エスーシャ(ゴールドフォーム)
「ああ。 あれもホーリィクリスタルの力なのか?
とてつもない強さだったが・・・」
ユリウス
「あれは【神衣】と言って、ホーリィクリスタルの光の力を身に纏い、姿を変えたものだ」
アイエフ
「身に纏う? でも、ホーリィクリスタルはエルクに宿ってるんでしょ?
それとこれと何が違うの?」
ユリウス
「確かに現在、ホーリィクリスタルはエルクに宿っている。
しかしそれは肉体と直接繋がっているわけではなく、正確には心に宿っている。
神衣化はその心に宿っているホーリィクリスタルの力を引き出し
それと一体化することで、更に強力な力を使う事が可能となる」
ネクストブラック
「つまり、鎧を着ているのと同じって事?」
ユリウス
「ああ、その解釈で構わない。
そしてその力は、女神以上のものとなる」
ネクストホワイト
「わたしたち以上って、マジかよ・・・」
ネクストグリーン
「ですが、先程のエルちゃんの力を見ればそれも頷けますわ」
ユリウス
「色々話す事もあるだろうが、今は地上へ降りるとしよう。
皆もそうだが、エルクの魔力の消耗が激しい」
ネクストパープル
「そうね。 エルくん、しっかり掴まっててね」
エルク
「ありがとう、ネプテューヌ」
ロティが女神に変身し、新たな女神が誕生した事、
そしてホーリィクリスタルと一体化して変身したエルクの神衣化と
色々と話す事も多いが、一先ず地上へ降りて休む事にした。
───────────────
ロム
「回復するね、おにいちゃん」
コンパ
「わたしも手伝うです」
エルク
「ありがとう、二人共。だいぶ楽になったよ」
ロム
「えへへ」
コンパ
「どういたしましてです」
うずめ
「そういえばあのクロチビ、姿を見せねえな」
アイエフ
「ええ、タイラントを倒したら出てくるものかと思ったけど・・・」
コンパ
「でも、そのお陰でこうしてみなさんを回復できるです」
ノワール
「そうね。 でもいつあいつがまた現れるか分からないから警戒しましょ」
エルク
「うん、分かった」
ユリウス
「・・・」
エルク
「どうしたの、ユリウス? 難しい顔してるけど・・・」
ふと、隣に居るユリウスを見ると、何やら難しい顔をしていたので、
僕は彼が気になって声を掛けた。
ユリウス
「・・・ああ、あのクロノスの事でな。
奴の事を考えていると、妙に胸騒ぎがするのだ」
ネプテューヌ
「確かにあの子、強そうだもんね。
でも大丈夫! わたしたちが力を合わせれば向かうところ敵無しだよ!」
うずめ
「そうだぜ、ゆりっち! いつものお前らしくないぜ?」
ユリウス
「もちろん、そなた達の事は信頼している。
しかしなんだ、この気持ちは・・・」
エルク
「ユリウス・・・」
???
「ほう、貴様が弱気になるとは珍しいこともあるのじゃな」
突然頭上から、少女の声がしたので見上げると、
そこクロノスの姿があった!
エルク
「っ! クロノスっ!」
ロティ
「で、出た!」
クロノス
「先程振りじゃな、我が花婿エルクよ。
わらわのタイラントはどうじゃった?
前回のベヒーモスをぶらっしゅあっぷと言ったかの、
そうしてみたが中々の強さであったじゃろう?」
エルク
「ふざけるな! お前の目的はなんだっ!」
クロノス
「質問にで返すのは感心せんな。 奴から聞いてなかったのか?
わらわの目的はただひとつ、この腐りきったゲイムギョウ界を滅ぼし、
闇の世界を創造することじゃ!」
ネプテューヌ
「ねぷっ!? それってどういう意味!?」
クロノス
「言葉通りの意味じゃよ、現プラテューヌの女神ネプテューヌよ」
ユリウス
「・・・やはり、彼女達の名を知っているか」
クロノス
「ネプテューヌだけではない、
同じくラステイションの女神ノワール、
ルウィーの女神ブラン、リーンボックスの女神ベール。
当時の顔ぶれは違うものの、懐かしいものじゃな。
これも時の流れというものかの」
ノワール
「一体何の話をしているの?」
ブラン
「初めて会った時もそうだけど、なぜわたしたちのことまで・・・」
ベール
「それに、現というのは・・・」
クロノス
「なぜ? ククク、愚問じゃな。 それは
例えば・・・ノワールよ、お前はこすぷれと言うのが趣味のようじゃな」
ノワール
「のわああーっ! な、なにでたらめ言ってるのよあなたは!
め、女神であるこの私がそんな趣味があるわけないでしょ!」
ネプテューヌ
「説明しよう! ノワールの趣味はコスプレなんだけど、
みんなにはそのことを隠してる(つもり)みたいなんだけど、もうバレバレなんだよね」
ノワール
「ネプテューヌ! あなたは変な説明しなくていいの!」
クロノス
「次にブランよ。
お前は同人誌とやらを書いているらしいの。
・・・ふむ、邪眼と書いてデスティニーと読むようじゃな。
しかも全く売れないらしいの」
ブラン
「な、なんでそれを! って大きなお世話だバカヤロー!」
クロノス
「そして、ベールよ。 びーえる・・・と言ったか?
仮にも一国を治める女神ともあろう者が、趣味としては些か下品な気もするが」
ベール
「あ、あなたにあの素晴らしさなど到底理解できるははずありませんわ!」
エルク
「ちょっと皆、今はそんなこと言い争ってる場合じゃ・・・」
クロノス
「その通りじゃ、エルクよ。
では楽しいお喋りはこれくらいにするとして、
タイラントを倒したら褒美として、そして約束を果たすためにきたわけじゃが・・・」
クロノスは呪文を唱えると、エルクを回復した。
先程の激しい戦闘によって失われた体力と魔力が瞬時に回復したのが分かる。
エルク
「・・・なんの真似だ?」
クロノス
「本来ならここでお前の記憶を呼び起こしたい所じゃが、
その前にお前の力がどの程度のものになったのか直接確かめたくなってな。
つまりお前にとっての腕試しと言う奴じゃな。
どうじゃ? お前も男子なら、わらわに挑みたいと思うじゃろう?」
エルク
「・・・分かった、受けてたつ」
確かに、今まで一度も戦った事のない自分からすれば、クロノスの戦闘力は未知数。
故に相手の手の内も知らないなか、たった一人でそれに挑むなど危険だとういうことは
理解している。
その上で、僕は今後戦うであろうクロノスの力を知るため、
そして皆にそれを知ってもらうためにあえてクロノスの誘いに乗ることにした。
ノワール
「ちょっとエルク、本気なのっ!?」
ブラン
「相手の実力は未知数。 いくらなんでも危険だわ!」
ユリウス
「ノワールとブランの言う通りだ。 ここは皆で戦った方が───」
クロノス
「回復してやったエルクならともかく、
タイラントとの戦闘で満身創痍になったお前達にそれが出来ればいいがな」
ユリウス
「くっ・・・!」
エルク
「三人の言ってる事は分かるよ。 全くもってその通りだ。
でも、あいつの言う通りさっきの戦闘で皆は限界だ。
だからここは僕が行くよ。 あいつの力を知るためにね」
ネプテューヌ
「エルくん・・・!」
クロノス
「ククク、流石はわらわが見初め認めた男。
わらわの気持ちを汲んでくれて嬉しいぞ」
エルク
「そんなんじゃない。 今後ためにお前の力を知っておくためだ」
クロノス
「なるほど。 しかし安心せい、わらわとて己の力を隠すつもりはない。
ただし、それを引き出せるかはお前次第だぞ、エルクよ」
エルク
「・・・っ!」
クロノス
「マジェコンヌ」
マジェコンヌ
「はっ、ここに!」
クロノス
「結界を張って、小娘共を閉じ込めろ。 邪魔されると面倒じゃからな」
マジェコンヌ
「はっ! 闇の力よ!」
どこからともなく現れたマジェコンヌが手にした杖を掲げると、
漆黒のドーム状の結界がネプテューヌ達を覆い閉じ込めた。
ビーシャ
「うわっ! なにこれっ!?」
ユニ
「ちょっと、出しなさいよ!」
マジェコンヌ
「喚くな、小娘共! あの片の邪魔はさせんぞ!」
うずめ
「ふざけんな! 出しやがれ紫ババァ!」
クロノス
「向こうは向こうでうるさいが、これで邪魔者はおらん。
こちらはで心置きなく存分に楽しもうぞ」
こうして、エルクとクロノスの戦いが始まった。
ブレイブリーデフォルトⅡのベルセルクの圧倒的モンハン感w
でも今作は前作と前々作に登場しなかった新たなジョブが多数あったので、
そのアスタリスク所持者と戦う時の初見殺しもあって、楽しかったです。
無事クリア出来ましたが、二週目はハードモードでプレイしていきたいと思います。
クラシックでも中々強かったのに大丈夫だろうか・・・?