光次元ゲイムネプテューヌ~聖なる祈りと極光の守護神~   作:EDENCROSS

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今回からあの人が登場です。
光ネプ第7話、行ってみまっしょい!





♯ 7 課金ヒーロープレスト仮面

かつて、ゲイムギョウ界に光と闇の戦いがあった。

その者、光纏いて女神達と共に闇の女王(オプスキュリア)を力合わせ打ち倒し、

激しい戦いによって荒れ果てた大地を蘇らせ、ゲイムギョウ界の平和を守っていった。

そして、人々は彼をこう呼んだ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

極光の守護神と・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エルク

「極光の守護神か・・・」

 

 

僕は今、プラネテューヌの書斎にあったゲイムギョウ界の歴史が書かれた本を読んでいた。

そこには、大昔にある男が女神様達と共に力を合わせて闇の女王(オプスキュリア)っていう敵を倒して

ゲイムギョウ界の平和を守っていき、人々から極光の守護神と呼ばれるようになったという内容である。

皆を守り、世界を平和へと導くその姿はまさに守護神そのものだ。

同じ男としてこういう人に憧れる。

僕もいつかこんな立派な人になりたいな・・・。

 

 

                   ~♪

 

 

エルク

「ん? 電話だ。 誰からだろ・・・」

 

 

僕はスマホの電話ボタンをタップして、その電話に出る。

 

 

エルク

「はい、もしもし」

 

アイエフ

『もしもし、エルク。 今、大丈夫かしら?』

 

エルク

「アイエフちゃん? どうしたの」

 

アイエフ

『実は、手伝って欲しい事があるのよ』

 

エルク

「手伝って欲しい事?

 うん、分かった。 どこに行けばいい?」

 

アイエフ

『とりあえず、ギルド前で落ち合わない?』

 

エルク

「ギルド前だね? すぐ行くよ」

 

 

アイエフちゃんが僕に手伝って欲しい事って何だろう・・・?

僕は電話を切り、待ち合わせ場所のギルドに急ぐことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            - プラネテューヌ ギルド前 -

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エルク

「ごめん、アイエフちゃん。 待った?」

 

アイエフ

「いえ、私も今来たとこよ」

 

 

よかった。 遅れてなかったみたいだ。

 

 

エルク

「それで、手伝って欲しい事って何?」

 

アイエフ

「その事なんだけど・・・。

 エルクはマジェコンって知ってる?」

 

エルク

「イストワールさんから聞いたことがあるよ。

 確か、ゲームをコピーできる違法ツールだよね?」

 

アイエフ

「その通りよ。

 実は今日、その取り引きが行われるっていう情報が入ったのよ」

 

エルク

「取り引きか。 この白昼堂々と大胆だね・・・」

 

アイエフ

「まったくね・・・。

 女神様はなにをしてるのかしら」

 

エルク

「この国の女神様はネプテューヌだけどね」

 

アイエフ

「そうだったわね。 はぁ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ネプテューヌ

「はっくしょい!

 うーん、誰かわたしの噂してるな?」

 

イストワール

「ネプテューヌさん。 手が止まってますよ」

 

ネプテューヌ

「ねぇ、少し休憩しようよいーすん」

 

イストワール

「ダメです!

 ネプテューヌさんは一度休むと仕事をしなくなるのは

 今までイヤというほど分かってますから」

 

ネプテューヌ

「いーすんのケチ・・・」

 

イストワール

「何か言いましたか?」

 

ネプテューヌ

「なんでもないよー! エルくん助けてー!」

 

イストワール

「いい加減にしてください!」

 

ネプテューヌ

「ねぷうぅぅぅぅ!」

 

 

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一瞬ネプテューヌの叫び声が聞こえた気がしたけど、

気のせいだよね? うん。

 

 

アイエフ

「実は今回、もう一人呼んでるのよ」

 

エルク

「エ、誰? コンパちゃん?」

 

アイエフ

「あの子は今仕事中。

 そろそろ来る頃なんだけど・・・」

 

 

誰だろう・・・ネプギアかな?

でも、今は他のクエストに行ってるはずだし・・・

 

 

エルク

「その人って僕の知らない人?」

 

アイエフ

「そうね。 エルクにとっては初対面になるわね」

 

 

ネプテューヌ達の知り合いかな?

そう思っていたその時

 

 

女性の声

「きゃーっ! 泥棒よー!」

 

エルク·アイエフ

「っ!?」

 

 

女性の声がしたそのすぐ後に、一人の中年の男が人混みを避けながら

走って逃げる姿を見つけた僕は、追いかけてその男の前に前に立ち塞がった!

 

 

「くそっ! どけ、ガキィ!」

 

エルク

「大人しく盗った物を返せ!」

 

「うるせえっ!」

 

 

男は懐からナイフ取り出し、僕に迫る!

 

 

エルク

「仕方ない・・・神威!」

 

 

僕は神威をコールして、男の持つナイフを弾き逆手に持ち変え、

鞘の先端部分で男の鳩尾に突きを見舞う

 

 

「ぐふっ・・・」

 

 

その場に倒れ、気絶させた男から盗んだ荷物を取り戻す。

 

 

エルク

「さてと・・・。

 後はこれを持ち主に返すだk「天が呼ぶ、地が呼ぶ、悪を倒せと我を呼ぶ!

 プレスト仮面参上!」エ?」

 

 

声のした方向に振り向くと、そこには金髪で赤と黄色の服を着たプレスト仮面と名乗る

少女がいた。

 

 

プレスト仮面

「か弱い女性から物を奪うとはなんたる非道! 許すまじ!」

 

エルク

「ちょっ、ちょっと待って!

 僕はこの男からその荷物を───」

 

プレスト仮面

「問答無用! とう!」

 

 

その少女は、高台から飛び蹴りを繰り出す!

 

 

エルク

「見える! 見える!

 って、下に穿いているのか・・・」

 

プレスト仮面

「プレストキーック!」

 

エルク

「ぶべらっ!」(エコー

 

 

一瞬手で顔を隠したため、反応が遅れてプレスト仮面のプレストキックが、

僕の顔面にクリーンヒットして、そのまま大の字に倒れた。

 

 

プレスト仮面

「成·敗っ!」

 

 

左肘を曲げ、右腕を斜めに伸ばしてポーズを取るプレスト仮面。

すると、いつの間にか周囲にギャラリーが何事かと集まり、ざわついている。

 

 

アイエフ

「はぁ。 嫌な予感的中ね・・・。

 ごめんなさい、ちょっと通して」

 

 

ギャラリーを掻き分けながら、アイエフちゃんは僕達の所まで来た。

 

 

アイエフ

「ねぇ、ビーシャ。

 これは一体なんの騒ぎ?」

 

ビーシャ

「ちょっ! アイエフ!

 この姿の時は本名で呼ばないでって言ってるでしょ!」

 

アイエフ

「あーはいはい、悪かったわね。

 で、なんなの?」

 

ビーシャ

「なにって、ただ盗みを働く悪い人を懲らしめただけだよ」

 

 

アイエフちゃんは、倒れている僕と男を見て全てを把握した。

 

 

アイエフ

「なるほどね・・・。

 ビーシャ、あんたとんでもない勘違いしてるわよ」

 

ビーシャ

「勘違い? なんのこと?」

 

アイエフ

「女の人がその男に荷物を盗んだっていう騒ぎを聞いて、

 私達はその男を追っていたのよ。

 で、エルクが先回りして取り返してくれたんだけど、

 あんた、エルクを泥棒と勘違いしたでしょう?」

 

ビーシャ

「えっ!?

 た、確かに怪しい男が倒れてたけど・・」

 

アイエフ

「やっぱりね・・・。

 そんな気がしていたわ」

 

 

そう言いながらアイエフちゃんは、しゃがんで僕の頬を軽く二回叩く。

 

 

アイエフ

「大丈夫、エルク? ほら、起きなさい」

 

エルク

「うーん・・・、いたた・・・何が起きたの?」

 

アイエフ

「あんた、この子に泥棒と間違えられたのよ」

 

エルク

「泥棒・・・? 

 そうだった! これ、この男に盗まれた荷物」

 

アイエフ

「よかった。 中身は無事みたいね」

 

エルク

「僕の顔面は無事じゃないけどね・・・」

 

女性

「あ、あの! 取り戻していただき、ありがとうございました!」

 

 

一人の女性が、僕に頭を下げて感謝する。

この荷物の持ち主だろう。 

ちょっとした勘違いもあったけど、荷物を取り戻せてよかった。

 

 

アイエフ

「さてと。 

 ここに居るのもなんだし、私達は場所を移しましょうか」

 

エルク

「そうだね」

 

ビーシャ

「・・・」

 

 

捕まえた男を警察に引き渡し、僕達は再びギルドの前まで戻ってきた。

 

 

エルク

「ねぇ、アイエフちゃん。

 聞きそびれたんだけど、もう一人の協力者って誰なの?」

 

アイエフ

「ああ、その事ね。

 それならもう私達と一緒居るわよ」

 

エルク

「エ? と、いうことは・・・」

 

アイエフ

「そうよ。

 この子、ビーシャがそのもう一人の協力者よ」

 

エルク

「そうだったんだ・・・」

 

アイエフ

「にしても、ビーシャ。

 あんた何処で何をしてたのよ?」

 

ビーシャ

「わたしも真っ直ぐ待ち合わせ場所に向かってたよ。

 そしたら、悲鳴が聞こえたから見てみたら、男が逃げてくのが見えたから

 追いかけて・・・」

 

アイエフ

「泥棒を追いかけるエルクを、泥棒と勘違いしたって訳ね」

 

ビーシャ

「・・・うん」

 

アイエフ

「まったく・・・」

 

エルク

「まあまあ、もういいじゃないか。

 泥棒を捕まえて、荷物を取り戻す事も出来たんだしさ」

 

ビーシャ

「そういえば・・・エルクって、

 ねぷねぷの言ってた人ってキミのこと?」

 

エルク

「そうだよ。

 えっと・・・ビーシャちゃんだっけ?

 君はネプテューヌの友達?」

 

ビーシャ

「うん。 この前、ねぷねぷがキミのこと話してたんだ。

 強くて優しくて頼れる人だって」

 

エルク

「そっか・・・///」

 

 

女の子にそう言ってもらえると、男冥利に尽きるな。

 

 

ビーシャ

「それと! 遅くなっちゃったけど。

 泥棒と間違えてごめんなさい!

 えっと・・・顔は大丈夫?」

 

エルク

「うん、平気だよ。 もう気にしてないから。

 ビーシャちゃんだってあの泥棒から荷物を取り戻そうと必死だったんでしょ?

 実際、それを取り戻す事が出来たんだし、僕はそれで十分さ。

 だからさ・・・」

 

 

僕は、ビーシャちゃんに手を出す。

 

 

ビーシャ

「え?」

 

エルク

「確かに、ちょっとした勘違いはあったけど、僕はビーシャちゃんとも仲良くなりたい。

 だから、これからよろしくね」

 

ビーシャ

「・・・うん!

 こちらこそ、よろしくね!」

 

 

そして、僕はビーシャちゃんと握手を交わす。

 

 

ビーシャ

「ねぷねぷの言ってた通りだね・・・」

 

アイエフ

「ええ、そうね。」

 

エルク

「エ、何が?」

 

アイエフ

「あんたは誰にでも優しいって事よ」

 

エルク

「僕は別にそんなんじゃ・・・」

 

アイエフ

「そうだったわね。

 あんたの場合は無意識なんだったわね」

 

エルク

「どうしたの急に・・・」

 

アイエフ

「なんでもないないわよ!」

 

エルク

「エー・・・」

 

 

アイエフちゃん、もしかして怒ってる?

でも、なんでだろう・・・?

 

 

ビーシャ

「ねぇ、アイエフ。

 そろそろ取り引きの時間じゃない?」

 

アイエフ

「そうだったわね」

 

エルク

「その取り引きの場合って何処なの?」

 

アイエフ

「路地裏の奥に、今では使われていない古いビルがあってね。

 取り引きはそこで行われるらしいわ」

 

エルク

「へー、流石だね。 アイエフちゃん」

 

アイエフ

「まあ、諜報部員としてこれくらいはね」

 

ビーシャ

「それじゃあ、場所もわかったことだし。

 早く捕まえに行こうよ!」

 

アイエフ

「そうね。

 あんたの力、当てにしてるわよ。 エルク。」

 

エルク

「うん、任せて!」

 

 

僕達は、マジェコンの取り引きが行われる場所へと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回、エルクの新しい剣技が炸裂します。
それではまた会いましょう!
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