光次元ゲイムネプテューヌ~聖なる祈りと極光の守護神~   作:EDENCROSS

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光ネプ第80話

《前回までのあらすじ》
精神世界から帰還し、皆に想いを告げて絆を結んだエルク。
これからの戦いと力を使いこなすため、
彼はリハビリも兼ねてネプテューヌ達と共に訓練することとなった。


♯ 80 リハビリ

          ━ プラネテューヌ ━

 

 

皆に告白してから2日後の昼、

体調が回復したエルクは仲間達と共にプラネテューヌの郊外にある

平原に集まっていた。

 

 

ルージュハート

「はあっ!」

 

ブラックハート

「やあっ!」

 

ホワイトハート

「おらあっ!」

 

 

そこで武器を交えているのは、ロティ、ノワール、ブランの三女神だった。

 

 

ブラックハート

「まだよ! もっと踏み込んできなさい、ロティ!」

 

ホワイトハート

「遠慮はいらねえからかかってきな!」

 

ルージュ

「はい! それでは行きます! ファランクス·レイド!」

 

 

ロティは空中で身を屈め、両剣を構えて二人に突撃した!

 

 

ホワイトハート

「テンツェリントロンペっ!」

 

 

ブランは、テンツェリントロンペでそれを受け止める。

 

 

ホワイトハート

「中々だ。 けど、そんなんじゃ足りねえ、な!」

 

 

自身の攻撃を弾かれ、ロティは凄い勢いで宙へ放り出された!

 

 

ブラックハート

「エルク、避けて!」

 

ルージュハート

「し、師匠! 避けてくださーい!」

 

エルク

「・・・エ? ぶべらっ!」

 

 

ロティは空中での制御を失い、

ノワールと自分の声も虚しくそのままエルクに突っ込んだ!

それによって彼はロティの尻の下敷きになっていた。

 

 

ネプテューヌ

「ねぷっ!? エ、エルくーん!」

 

クロワール

「おいおい、すげえ勢いで突っ込んできたぞ!?」

 

ネプギア

「お兄ちゃん、大丈夫!?」

 

ルージュハート

「痛た・・・。 大丈夫ですか、師匠───ひゃんっ!///」

 

エルク

「むぐぐ・・・!」

 

ルージュハート

「し、師匠! くすぐったいです! ───あんっ!///」

 

ネプギア

「あわわ、ロティさん、早くどいてください!」

 

ルージュハート

「は、はいっ!」

 

 

ネプギアにそう言われ、ロティは急いでそこを退く。

 

 

エルク

「ぷはあっ! し、死ぬかと思った・・・!」

 

クロワール

「にしてもすげえ勢いだったな。 思いっきりケツから突っ込んだぞ」

 

ブラックハート

「なにやってるのよ、ロティ!」

 

ルージュハート

「ご、ごめんなさい! まだ空中での制御が慣れなくて・・・!」

 

エルク

「ケツからってことは・・・あの柔らかい感触って・・・///」

 

ルージュハート

「わーーっ! 忘れてくださーいっ!」

 

エルク

「あっ、ロティ!」

 

 

よほど恥ずかしかったのか、ロティは深紅の髪以上に顔を赤くしてその場から逃げるように

飛び去って行った。

 

 

ホワイトハート

「なんだよ、ちゃんと飛べんじゃねえか・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パープルハート

「次はわたしたちの番ね。 行くわよ、エルくん!」

 

エルク

「ああ、全力で頼む!」

 

パープルシスター

「そういえば私、お兄ちゃんと手合わせするのってはじめてかも・・・」

 

イエローハート

「えるくと遊べるの!? わくわく!」

 

アイリスハート

「ピーシェちゃんもやる気みたいねぇ。

 これはあたしも全力でいかないとねぇ」

 

 

エルクが手合わせするのは、攻守のバランスの取れたネプテューヌ、ネプギアと

攻撃に特化したプルルート、ピーシェの四女神。

この四人を選んだのは、自分の足りないと思っている防御面を鍛えるためである。

 

 

アイリスハート

「それにしても、あたしたち四人を相手にするなんて、

 エルくんってとんだドMねぇ。

 あたしと相性いいんじゃない?」

 

パープルハート

「ぷるるん、エルくんに限ってそんなこと・・・ないわよね?」

 

パープルシスター

「お兄ちゃん・・・?」

 

エルク

「ちょっと待って、僕にそんな趣味ないからね?」

 

イエローハート

「ぷるると、どえむってなに?」

 

アイリスハート

「うふふ、それはねぇ───」

 

パープルシスター

「プ、プルルートさん、ピーシェちゃんに変なこと教えないでください!」

 

パープルハート

「そうよ、ぷるるん。

 けど、相手をわたしに選んでくれてありがとう。

 嬉しいわ、エルクくん」

 

エルク

「う、うん。 それじゃあよろしくね。 ───神気招来ッ!」

 

 

エルクは、具現化させたホーリィクリスタルを強く握り締めて胸に当てる。

そして純白の衣に黄金の小手と具足に、白く輝く光の翼を羽ばたかせて変身した。

 

 

イエローハート

「わー! キレー!」

 

アイリスハート

「そうね。 もちろん見た目だけじゃないんでしょう?」

 

エルク(神衣化)

「うん。 僕もそのつもりじゃないよ。

 だから、全力で行かせてもらう!」

 

 

_________________________________________

戦闘曲

テイルズ オブ ジ アビス

Everlas Fight

闘技場戦闘曲

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

 

イエローハート

「ぴぃの先制攻撃! とりゃーっ!」

 

エルク(神衣化)

「くっ!」

 

 

空を駆って突撃してきたピーシェの一撃を、エルクは真正面から受け止めた。

 

 

エルク(神衣化)

「(なんて力だ・・・! でも───)はあっ!」

 

イエローハート

「わわっ!」

 

パープルシスター

「ピーシェちゃんを押し返したっ!?」

 

アイリスハート

「やるじゃない、エルくん。 これならどうかしらぁ!

 ドライブファングッ!」

 

 

続けてプルルートが、雷を帯びた鞭剣で斬り掛かってきた!

 

 

エルク(神衣化)

極光創造(ライトクリエイション)·極光神皇盾(イージス)ッ!」

 

 

光を操って形作る極光創造(ライトクリエイション)極光神皇盾(イージス)による

光輝く盾で、それを防ぐ。

 

 

アイリスハート

「まぶしいわねぇ。 でも───!」

 

パープルシスター

「はい! 私もいるよ、お兄ちゃん! N·P·B·L(マルチプルビームランチャー)ッ!」

 

 

ネプギアが構えた銃剣から放たれたピンクのレーザーが、エルクに迫る!

流石に防げないと判断したエルクは、プルルートを押し退けて回避した。

 

 

パープルハート

「そこよ! デルタスラッシュッ!」

 

エルク(神衣化)

「くっ!」

 

イエローハート

「いっくよーっ! ドロップキーックッ!」

 

エルク(神衣化)

「ぐあっ!」

 

 

ネプテューヌのデルタスラッシュを受けて所に、

ピーシェのドロップキックがエルクにヒットし、地面へ向かって吹き飛ばされた!

 

 

エルク(神衣化)

「~っ!」

 

 

しかし、エルクは空中で身を翻して体勢を立て直した。

 

 

ロティ

「ピーシェちゃん、今の手加減してなかったよね・・・?」

 

ロム

「おにいちゃん、痛そう・・・」

 

シーシャ

「手加減なんてしたら鍛練にならないからね。

 エルク君もそれを望んでないはずだよ」

 

ノワール

「そうね。 だからエルクはけ攻撃性能が高いピーシェとプルルートを選んだのね」

 

ユニ

「どういうこと、お姉ちゃん?」

 

ユリウス

「エルクの神衣化は、光を形作り多彩な攻撃ができる、が・・・」

 

ノワール

「エルクはまだその力を使いこなせてないのよ。

 だからそれを含めて防御面も鍛えようしているんだと思うわ」

 

ビーシャ

「でも、さすがに四対一っていうのはやりすぎなんじゃない?」

 

ケーシャ

「相手は実戦経験のある女神様ですから。

 かなり厳しいはずです・・・」

 

パープルシスター

「だ、大丈夫、お兄ちゃん?」

 

エルク(神衣化)

「ああ、なんとか・・・。 (なんて威力だ・・・一瞬意識が飛んだ・・・!)」

 

アイリスハート

「へえ、なかなかタフじゃない」

 

イエローハート

「ぴぃ、けっこう強めにいったんだけどなぁ・・・」

 

 

立て直したエルクは、ゆっくり飛翔しながらピーシェの一撃の重さを身をもって知りつつ、

魔法の詠唱を始めた。

 

 

エルク(神衣化)

「━聖なる再生の息吹よ、身に宿りてその加護をもたらせ━ リジェネレイト!」

 

 

聖なる光がエルクを包み込み、その加護を得た。

効果中、傷を回復し続ける回復魔法のリジェネレイト。

これによりエルクは、ネプテューヌ達の高い攻撃力に対抗しようと考えた。

 

 

パープルシスター

「新しい魔法・・・?」

 

パープルハート

「傷が回復していってる・・・?」

 

エルク(神衣化)

「これで少しは、対抗できると思うよ」

 

アイリスハート

「それはつまりぃ、殴っても殴っても回復し続けるってことよねぇ?

 ───いいじゃないっ!

 それじゃあこれを食らっても平気よねぇっ!?」

 

 

・・・どうやらプルルートのドSの部分に触れてしまったようだ。

彼女は巨大な雷球を作り出した!

 

 

アイリスハート

「いくわよぉ! エレクトルスフィアッ!」

 

 

プルルートの攻撃性が顕現したかのようなそれは、

空中で激しい稲光を発しながら自分に向かってくるそれを、

エルクは迎撃の構えを取った。

 

 

エルク(神衣化)

極光神皇砲(フォーマルハウト)ッ!」

 

 

それに対してエルクは、光の砲撃によってそれを撃ち抜き、

花火のような爆発を起こして轟音が響き渡った!

 

 

イエローハート

「おーっ! 花火だーっ!」

 

アイリスハート

「っ、やるじゃない・・・!」

 

パープルシスター

「二人ともすごい・・・!」

 

パープルハート

「次はわたしよ、エルくん! はあっ!」

 

エルク(神衣化)

「っ!」

 

 

そう言ってネプテューヌの剣が、エルクの神威とぶつかる!

 

 

パープルハート

「クロスコンビネーションッ!」

 

エルク(神衣化)

「疾風剣·噛風ッ!」

 

パープルハート

「きゃあっ!」

 

 

前方に放った真空の刃で斬り裂く噛風が、ネプテューヌを捕らえた!

 

 

パープルシスター

「お姉ちゃんっ! やあっ!」

 

 

噛風で捕らえたネプテューヌに追撃を加えようとしたエルクを阻止するため、

ネプギアはビームを放つ!

 

 

エルク(神衣化)

「輝剣·光華ッ!」

 

 

それをエルクは振るった剣の軌跡を爆発させる光華でかき消す!

 

 

パープルシスター

「ラジカルセイバーッ!」

 

エルク(神衣化)

「輝剣·光翔ッ!」

 

 

空を駆け、瞬時にエルクの頭上を取ったネプギアは、

そこから落下に勢いをつけて繰り出すラジカルセイバーでエルクに斬り掛かかり、

エルクは光を纏って斬り上げる光翔で迎え撃つ!

 

 

パープルシスター

「・・・やっぱり、お兄ちゃんはすごい!

 私たち相手にここまで戦えるなんて!」

 

エルク(神衣化)

「ありがとう、ネプギア。 でも僕はもっと強くならなきゃいけない。

 ───はあっ!」

 

パープルシスター

「きゃあっ!」

 

イエローハート

「ぷるると!」

 

アイリスハート

「ええ行くわよぉっ!」

 

 

ネプギアを弾き、さらに天へ舞い上がるエルクを追うように、

プルルートとピーシェの二人の女神が駆け出す!

 

 

エルク(神衣化)

「四ノ型───流星ッ!」

 

アイリスハート

「ファイティングバイパーッ!」

 

イエローハート

「バルキリークローッ!」

 

 

エルクの放った無数の光子弾をかき消しながら、

二人は徐々にエルクとの間合いを詰めて行く。

 

 

エルク(神衣化)

極光神皇槍(グングニル)ッ!」

 

 

それを読んでいたエルクは、瞬時に光の槍を創造し、それを二人に投げつけた!

 

 

アイリスハート·イエローハート

「くうぅっ!「ひゃあっ!?」」

 

パープルハート

「ぷるるん、ピー子っ!」

 

 

ダメージを受けた二人を見たネプテューヌとネプギアが、カバーに入る。

 

 

エルク(神衣化)

「━水面に写る蒼き戒めに果てよ━ ブルースフィアッ!」

 

 

詠唱を終え魔法が発動すると、空中に巨大な水塊によって四女神を閉じ込めた。

 

 

パープルシスター

「な、なにこれ!? これもお兄ちゃんの魔法!?」

 

エルク(神衣化)

「そこだ! 五ノ型───穿煌ッ!」

 

四女神

「「「「きゃあーっ!!」」」」

 

 

エルクの水魔法によって一ヶ所に集められた所に、五ノ型穿煌で貫かれ、

そこに水と光によって虹がかかった。

 

 

ラム

「見てロムちゃん、虹よ!」

 

ロム

「きれー!(キラキラ)」

 

ユリウス

「そこまで!」

 

 

ユリウスの言葉が平原に響き、エルクと四女神との模擬戦は幕を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネプテューヌ

「あーあ、負けちゃったぁ」

 

ネプギア

「私、何もできなかったかも・・・」

 

ユニ

「そんなことないわよ。

 アンタもがんばってたわよ、ネプギア」

 

ネプギア

「ありがとう、ユニちゃん」

 

ロム

「負けちゃったけど、ネプギアちゃんかっこよかったよ!(ぐっ)」

 

ラム

「いいなあ、わたしも手合わせしたかったわ」

 

ノワール

「お疲れ、プルルート、ピーシェ。

 あなた達もすごかったわよ」

 

ブラン

「ええ。 いい線いってたわよ」

 

ベール

「ですが、それを上回るちゃんも流石ですわね」

 

ロティ

「わかってたけど、やっぱみんなすごいなぁ・・・。

 あたしももっと精進しなくちゃ!」

 

ノワール

「そのためにはまず、空中での制御を覚えないとね」

 

うずめ

「だな。 あれじゃあ危なっかしくて見てらんねえよ」

 

ロティ

「う・・・確かにそうだけど、今まで飛んで戦った機会が少なかったんだもん!

 あたしからしたらすごくむずかしいんだから!」

 

ビーシャ

「確かにあれってむずかしいよね。

 わたしも前にエルクの力で飛んだことあるからわかるよ」

 

ピーシェ

「ろてぃ! こんどぴぃがおしえてあげる!」

 

プルルート

「あたしも教えてあげるよ~。 コツさえ掴んだら簡単だから~」

 

ロティ

「ありがとう、二人とも!

 あたしも早く女神の力を使いこなさなきゃ!」

 

ネプテューヌ

「それにしても、エルくんって本当に強くなったよね!

 わたしたち四人に勝っちゃうんだもん!」

 

 

エルク

「ありがとう、ネプテューヌ。

 でも次戦ったら勝てるかどうか分からないよ」

 

ユリウス

「勝負は時の運とも言うが、もちろんそれだけではないな。

 神衣の力を少し理解したのではないか?」

 

エルク

「うん、漠然的にだけどね。

 やっぱり扱いがむずかしいな・・・」

 

シーシャ

「あれだけ強大な力なんだ。

 それも仕方ないさ、エルク君」

 

ネプテューヌ(大)

「まあ、いきなりほいほい使いこなせたらチートだよね」

 

ロティ

「それにしても、すごい戦いだったなあ!

 あたしまだ興奮してるもん!」

 

ネプテューヌ

「結果的に負けたけど、それでもエルくんが強くなるのはわたしも嬉しいよ!」

 

ネプギア

「そうだね、お姉ちゃん。

 ・・・でもあの光の力、なんかずるいかも」

 

ネプテューヌ

「だよねー。 だって気づいたら砲撃やら槍やら飛んでくるし、

 攻撃したら盾で防がれちゃうだもん!」

 

ノワール

「改めて思ったけど、味方だと頼もしいけど敵になると厄介ね」

 

ネプテューヌ(大)

「でも、まだまだこんなものじゃないんじゃない、エルくん?」

 

ケーシャ

「そういえば前にユリウスさんも言ってましたね。

 神衣化にはまだ上があるって」

 

ユリウス

「ああ。 あの時も言ったが、私はその領域へ至ることは出来なかった。

 だがエルクなら、ここにいる皆と絆を結んだそなたなら、

 そこへ至ることが出来るだろう」

 

エルク

「僕が・・・?」

 

ユリウス

「そうだ。 まだ神衣化の力を使いこなせてはいないだろうが、

 そなたは私よりもホーリィクリスタルとの同調が高い。

 加えて強い意思と心を兼ね備えているからな」

 

ユニ

「それってラステイションで言ってたことですよね?

 その同調が高いと、ホーリィクリスタルの力を引き出しやすくなるとか」

 

ベール

「それこそが、エルちゃんの急成長の秘密というわけですわね」

 

エルク

「・・・」

 

ネプテューヌ

「どうしたの、エルくん?」

 

エルク

「ああいや、なんでもないよ。

 でもそう考えると、僕の努力じゃなくて全てホーリィクリスタルのお陰なのかなって」

 

ユリウス

「・・・確かにそういった見方もある」

 

ネプギア

「ユ、ユリウスさん!」

 

ユリウス

「だがそれは違うぞ、エルク。

 確かにそなたとホーリィクリスタルとの同調が高く、その恩恵も受けている。

 しかしここまで力をつけて強くなったのは紛れもなくそなた自身の努力の賜物だ。

 誰よりもそなたを近くで見てきた私が言うのだ、自信を持つがいい」

 

エルク

「ユリウス・・・」

 

ネプテューヌ(大)

「そうだよエルくん!

 それにユーくんだけじゃなくてそのことはわたしたちも知ってるんだから

 

ネプテューヌ

「さすがおっきいわたし! いいこと言うじゃん!

 全くもってその通りだよ、エルくん!」

 

ノワール

「あなたもいい加減自信持ちなさいよね。

 そんなことばかり言ってると、あなたが送ってくれた指輪が泣くわよ?」

 

 

そう言ってノワールは、自身の薬指に嵌めているエンゲージリングをエルクに見せた。

そしてそれを見たエルクは、時折自分を卑下にするのはやめようと、

心の中でそう強く思うのと同時に、ネプテューヌ達と共に強くなろうと改めて思った。

 

 

エルク

「・・・ごめん、僕の悪い癖かもしれない。

 だからこれからは前を向いて胸を張ることにするよ。

 ノワールの言う通り、皆が受け取ってくれた指輪が泣いちゃうからね」

 

うずめ

「おうっ! その意気だぜ、えるっち!」

 

ノワール

「分かればいいのよ。

 あなたが強いのは知ってるから、自分を悪く思うのはもうやめなさいよね」

 

ロティ

「そうだね。 あたしも師匠にはカッコいい人でいてほしいよ」

 

エルク

「もちろん、君に恥ずかしくないよう師匠でいないとね、ロティ」

 

ロティ

「えへへ、うんっ!///」

 

 

エルクはロティにそう言いながら頭を撫でた。

まるで尻尾を振って喜んでいるかわいらしい子犬のようだ。

 

 

ネプテューヌ

「・・・なんだか最近ロティちゃんが今作のメインヒロイン感を出している件について」

 

ノワール

「何言ってるの、あなたは」

 

ネプテューヌ

「だってだって! このシリーズの主人公にしてメインヒロインはこのわたしって

 公式で決まってるんだよ!? そりゃあロティちゃんは強くてかわいいくて

 オリジナルキャラだから多少優遇されるのもわからなくもないけど、

 もう少しわたしを中心にしてくれてもいいんじゃないかなあっ!?」

 

エルク

「きゅ、急にどうしたの、ネプテューヌ?」

 

ネプテューヌ

「急じゃないよ、エルくん!

 わたしだってメインヒロインよろしくもっと近い距離感で接したいもん!」

 

ブラン

「はじまったわね、ネプテューヌの謎の超理論・・・」

 

ロティ

「なんだかよくわからないけど、ごめんねぷさん」

 

 

どうやらネプテューヌは、エルクにもっと甘えたかったようだ。

弟子の面倒を見るのは師としての務めだが、

彼女からすればそれはあまり面白くないらしく、不満が爆発したのかもしれない。

 

 

イストワール

「そうは言いますがネプテューヌさん、

 ここでエルクさんとはいい雰囲気になっていいたと思いますが・・・」

 

ネプテューヌ

「それはそれ、これはこれ!

 こうなったらエルくんにはわたしとデートすることを強くて希望する!」

 

クロワール

「って言ってやがるが、どうする?」

 

エルク

「デート、か・・・うん、君がいいなら喜んで。

 以前そういう約束してたからね」

 

ネプテューヌ

「・・・覚えてくれてたんだ」

 

エルク

「もちろん。 君との大切な約束なんだから忘れたりしないよ。

 神次元のことやそれからのことがあってそれも出来なかったけどね・・・」

 

ネプテューヌ

「エルくん・・・!」

 

アイエフ

「デート・・・。 なるほど、そういうことね」

 

コンパ

「ねぷねぷもエルクさんに甘えたかったですね」

 

ケーシャ

「エルクさんとデート・・・ネプテューヌさんが羨ましいです!」

 

アイエフ

「まあ、以前からそう約束してたことだし、仕方ないわね」

 

イーシャ

「でも、ケーシャさんの気持ちも分かります。

 私もいつかエルクさんと・・・///」

 

ビーシャ

「イーシャが恋する乙女の顔になってる」

 

ネプテューヌ(大)

「いいなぁ。 わたしもエルくんとデートしたいよ」

 

アイエフ

「はいはい、いつかその機会があればね。

・・・そのためにも私も時間作っておかなきゃね

 

ネプテューヌ

「そういえばエルくんって、何気にロティちゃんの下敷きなったけど、大丈夫なの?」

 

エルク

「うん、ちょっと痛むけど大丈夫だよ」

 

クロワール

「はは、こりゃあ将来尻に敷かれるかもしれないぜ、エルク」

 

ロティ

「あ、あたしは師匠にそんなことしないもん!

 変なこと言わないでよクロワール!」

 

プルルート

「もしかして~、ロティちゃんのお尻がクッションになったってことかな~?」

 

うずめ

「はは、あり得るかもな!」

 

ロティ

「お、お尻って! もう、からかわないでよ、二人とも!」

 

エスーシャ

「で、どうだったんだ?」

 

エルク

「柔らかかったです・・・///」

 

ロティ

「こ、こらーっ!///」

 

ユリウス

「ふふ」

 

イストワール

「はあ・・・」

 

 

皆のやり取りを見ていつも通りだと微笑むユリウスと、

申し訳なさそうにするイストワール。

これは今まで何度も見てきた光景だが、彼等にとっては欠けがいのないもなのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ポケモンスカーレットバイオレットついに発売!
僕はニャオハにしましたが、皆さんは最初のパートナーはどれにしましたか?
先のスプラ3のフェスではみず派が圧勝したから、それを選んだ人が多いかな?
ちなみに僕はくさ派でした。



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