オリジナルライダー設定集   作:名もなきA・弐

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 注意!!今回はレポートもしくは日記形式ですので苦手な方はご注意ください!!


Bのレポート / 変異型ガイアメモリ

『ガイアメモリ』

かつて「ミュージアム」と呼ばれた組織が風都に流通させていた、多くの人間が求める魔性の小箱。「地球の記憶」を内包したUSBメモリを、人体に措置した生体コネクタに挿入することで使用者を変身させ、「記憶を再現」することが出来る。

記憶を再現した人間は「超人」となり、メモリに秘めた固有能力を引き出すことが可能となる。

我々が知る限りでは、往来のプロダクションモデル・仮面ライダーが使用する純正型の次世代ガイアメモリ・人間と適合、陳腐な表現だが運命のように強く惹かれ合う性質を持つ「最新型」とまで呼ばれたT2ガイアメモリが存在する。

今回のテーマは、我々ライブラリーが「ガイアゼロ」へと至るために必要なピースである『T3ガイアメモリ』についてである。

 

T3ガイアメモリは実質的なリーダーであるライブラリーのキングがT2ガイアメモリを元に製造した新世代否、「変異型ガイアメモリ」のことである。

以前キングが冗談交じりに「メモリに魔術式を書き込んだ」と述べたことがあるが冗談と切って捨てるには、極めてオカルトティックな能力を秘めているのだ。

地球の記憶を宿している・人間を超人へと変身させる点ではプロダクションモデル、外装や人間と惹き合う点ではT2と酷似しているが、最大の特徴が存在する。

 

それは、「適合率」というものが存在しない点である。

本来なら、ガイアメモリとは使用者の性質や願望などが近いほど力を強く引き出せる性質があるのだがT3ガイアメモリはそれとは異質なのだ。

T3ガイアメモリは、抱え込んだ欲望や負の感情に反応して「主」とも呼べる生物の元へと勝手に移動を開始するのだ。そうすることでT3は自動で生体コネクタを打ち込み、ドーパントへと変身させる。つまり、適合率=使用者の欲望とも解釈が可能となる。

もう一つは「メモリ自身が進化を続ける」と言う点である。

使用者の体内に収納されたメモリは使用するごとに増幅された性質や負の感情を読み取り、欲望の形を覚えていく。そうすることで形を覚えたメモリはT2と同等の強度を持つようになり、メモリ自体を撃ち抜かない限りは例えマキシマムの威力でも破壊することは困難だろう。

その後も欲望や感情を増幅させ続け、やがてドーパント自身のパワーや能力の上昇へと変化する言わば、成長を遂げるガイアメモリであり「変異型」と呼ばれる由縁でもある。

 

次はT3ガイアメモリで変身した超人、T3ドーパントだがこちらにも最大の特徴が与えられる。

それは、使用する人間による「能力発現」である。

これはアインホルンもとい、ナイトやルークにも共通していることだがT3ガイアメモリは使用者の欲望や感情を読み取って往来のメモリには備わっていない能力を発現することが可能となる。

例として挙げるなら、最初のガイアメモリ犯罪の犯人でもあるスパイダー・ドーパントが妥当だろうか。

最初期のメモリでもある「スパイダーメモリ」は使用者である■■■■■が内に秘めていた感情や精神状況に呼応して異なる能力を得た。このケースのように、T3ガイアメモリによって変身したドーパントにも同様の現象が起こり得ることが、いくつかの個体で確認されている。

もう一つは…(ここからは何かで塗り潰されているのか解読不能)

 

だが、T3にも弱点や欠点も確認されている。

ドーパントが倒されない限りは、メモリが他の使用者を受け入れないのだ。一度使用した時点で生体コネクタが措置されるだけでなく機械による使用者認証の書き換えも不可能なので、商売の観点から見れば極めてデメリットが大きい。

もう一つは、毒素の少なさだ。

井坂深紅郎が遺したドーパント研究の資料では、「ガイアメモリにある毒素を体内に取り込んでこそ、ドーパントの超人なる力を発揮することが出来る」と記されており、このことから見ても毒素と力の上昇は切っても切れない関係にあることが分かる。

欲望の限界が、ドーパントの力の限界へとなってしまうのだ。

 

このように、生物の理性を解放することで抑え込んでいた感情や欲望による力の上昇を図るT3ガイアメモリは往来のガイアメモリとは異質であり、「ガイアメモリ」と呼んで良いのかすら疑問を覚えるほどだ。

しかし、何であろうと我々の計画にとって必要なことに違いはない。第一段階はばら撒いたT3ガイアメモリに導かれて変身したドーパントの進化を観測することだ。

我々は組織だが研究者でもセールスマンでもない、場合によっては進化の促進のために彼らに干渉をしても良いのかもしれない。

 

 

 

 

 

■■■市の刑務所に収監された囚人に「シーフメモリ」を渡して、風都に解き放った「シーフ・ドーパント(本名:■■■■)」が仮面ライダーによって敗北したのをクイーンからの連絡によって確認。嫉妬によるメモリの進化を期待したが、本人の老いも相まって無残な結果となっているらしいが記憶と精神の損傷も激しいため大した痛手にはならないだろう。

以降は、風都より離れた都市でのメモリ収集を強く推奨する。

――――ビショップ・レポートより抜粋




 一度は書いてみたかった幹部格が書いた体でのレポート形式。某カプコンのゲームのかゆうま日記もそうですけど、何だかワクワクしません?
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