オリジナルライダー設定集   作:名もなきA・弐

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お待たせしました。以前語っていたアルカナモチーフのオリジナルライダーとなります。
今回はリバイスのエピソード0みたいな、簡単なプチストーリーとなっております。
それでは、どうぞ!


仮面ライダーバーサルド

この世界には、一風変わった研究が存在した。

それは何とも奇妙なもので『絵具を使わずに絵を描けるようにする』というものだ。

これは人間の精神力をインクのエネルギー状に変換し、技術や知識などなくても『自分の想像した絵を誰もが描けるように、更にそこから精神の奥深くにある才能の開花にまで発展させる』と極めて珍妙かつ画期的な研究……妄想と呼んでも相違がない。

これを完成させるべく多くの研究者や画家、果てにはオカルトに造詣の深い海外の研究家を集めて実験が行われた。

しかし、そんな机上の空論は実現されることなく、目立った成果もないまま終わったことで人々から忘れ去られ、色褪せていくこととなった。

 

あくまでも表向きは……。

 

 

 

 

 

この街には、こんな噂がある。

ある人は「優秀な何でも屋がある」と言い、またある人は「グータラな駄目人間がこの事務所に巣くっている」と。

一見すると、矛盾しているがこの噂はどれも間違いではない。

どれも事実だ。

 

「あー、また爆死した。今日はいけると思ったんだけどなー」

 

事務所『何でも屋 いろいろ』の主であるその青年『色ケ谷零彩(しきがや れいあ)』は課金の果ての敗北に溜め息を吐いた。

端正な顔立ちにやや高めの声から実年齢よりも若く見える彼はスマホのゲームを終了すると、昨日買った焼きそばパンを食べながらソファに寝っ転がる。

完全なる駄目人間、ちなみに起きたのはついさっき……朝の十時頃であり仕事がない時は常にこんな生活を繰り返している。

当然、そんな彼に物申す人間はいるわけで。

 

「零彩……またそんな生活をしているのか」

 

呆れたような声の主は彼の友人『白峰義正(しらみね よしまさ)』だ。

彼とは幼少期からの幼馴染みであり、今でもこうして彼の世話を焼いている。ちなみに趣味は料理と家事。

 

「よっし~お腹が空いたよー。温かいご飯をプリーズ」

「俺は家政婦じゃない。それぐらい自分でやりなさい……リクエストは?」

「明太子入りの卵焼き」

 

口では説教臭く言うものの、結局料理や掃除をしてしまうため、零彩が堕落していく原因にもなっているのだが本人たちに自覚はない。

お手製エコバッグから卵を取り出し、お米を炊きながら慣れた作業で調理を進めていく。

 

「後、お小遣いの前借りも……」

「働いて貯金しろ社会のゴミ」

 

流石に金銭関係はしっかりしているのだった。

 

 

 

 

薄暗い、その裏路地で一人の少年がゴミ箱を蹴飛ばす。

ガラの悪い、金髪に染めた彼は不良に当てはまる存在でお世辞にも善良な市民ではない。

多くの問題行動を起こし、鬱憤が溜まった彼はそれを発散するように人通りの少ないこの場所で憂さ晴らしをしていたのだ。

彼は適当に暴れ、後から報いを受ける。それが当たり前の運命……。

しかし、この日は少年にとって最も幸福で最悪な日になった。

 

『あらあら。物に当たるのは良くないことよ?』

「あぁっ!?」

 

突如、自分に向けられた女性の声に少年が振り向くも、先ほどの威勢は完全に削がれる。

何故なら目の前に、常識では考えられない異形がいたのだから。

 

『ふふっ』

 

左腕にスプレー缶を模したマゼンタとシアン、イエローのインクをぶち撒けた配色のブレスレットを装着したシックな黒いドレスにシルバーグレーの身体を持った細身ながらも美しい色合いをしている。

胸元が女性らしく大きく膨らんでいるにも関わらず、貴婦人や『女帝』を思わせる品のある立ち姿が印象に残る。

しかし両腰に差したリボルバーやショットガン、背中に携えてある不釣り合いな西洋風の大剣は見た者全てを萎縮させ、物騒で何処か強権的だ。

ティアラを身に着けた顔にはローマ数字の「Ⅲ」を象ったバイザーを装着しており、その下にある怪人の瞳が少年を興味深そうに見下ろしていた。

 

「ひっ!?あっ、なっ」

『その感情を否定するつもりはないわ。だからこそ、丁度良いの』

 

恐怖し、壁際に追い詰められた彼の値踏みを終えた異形……『女帝』と仮称しよう。

彼女は懐から取り出した小さな道具を、彼に差し出す。

それはアンティーク調の奇妙な円柱状で、文房具マニアが見ればインクポットみたいだと表現するだろう。

インクのような黒い液体の詰まったそれにはラベルイラストがあり、黒い爆弾が描かれている。

 

『怖がる必要はないわ。ただ、あなたはスイッチを押すだけ』

 

優しく、慈愛に満ちた柔らかい『女帝』の声に言われるまま、少年は無意識にインクポットにある蓋を模したスイッチを押し込んだ。

 

【DRAW……BOMBER!!】

 

不気味な音声と共にインクポットから黒いインクが放出し、少年の身体を包み込んでいくと『爆弾』のインクを題材に塗り替えられていく。

やがて、その場に立っていたのは人間ではなかった。

キャンバスを思わせる紙のような灰色の異形に、ダイナマイトの装甲や爆弾を思わせる黒い頭部が特徴だ。

胸元に埋め込まれた銅の額縁にはインクポットに描かれたのと同じイラストが刻まれており、絵画の擬人化を思わせる。

 

『すげぇっ!力が漲る、力が漲るっ!こいつで俺は、おおおおおおおっ!!』

『そうよ。感情のままに描きなさい……「ボマー・グラフィティ」』

 

怪人の身体へと塗り変えた少年に慈愛の視線を向けたまま、『女帝』はそう呟いた。

 

 

 

 

「ん~!やっぱ、よっしーのご飯は美味しい!」

「褒めても事務所の掃除は手伝わないぞ。ちなみに今日は少しだけ隠し味を入れてある」

「ふーん」

「……興味がなさそうで何よりだよ畜生っ」

 

能天気な会話をしながら、食事をする二人だが義正は少しだけ視線を鋭くすると『本題』へと切り出す。

 

「『あれ』は届いたのか?」

「……んっ」

 

食事を終え、デスクから一つの箱を取り出す。

そこに入っていたのは奇妙なバックルと小さなアイテムがいくつか入っている。

 

「こいつは俺専用、よっしーのは調整が終わり次第送るってさ」

「ようやく始まるんだ。俺たちの手で奴らを倒し、あいつを救う……」

 

彼らには『約束』がある。決して破ってはならない、硬い決意と共に決めた想いがある。

それが例え、自分たちの命がどうなろうとも……絶対に助けると誓ったのだ。

瞬間、アラームが響き渡る。それは目覚まし時計などではなく、杯を思わせるような小さな機械であり、彼らの「敵」が出現したことを意味する。

 

「奴らが動いた」

「頼む」

 

これ以上のやり取りは、必要なかった。

 

 

 

 

 

爆発音が響き、建物が壊れて焦げる。

その惨状に恐れ逃げる人々を嘲笑うように、まるで狩りを楽しむようにボマー・グラフィティは余裕の態度でゆっくり歩いていた。

 

『ははっ!最高だ、のほほんと暮らしている連中が逃げ惑う姿が楽しくてしょうがねぇ!』

 

威力を調整出来るダイナマイトを生成し、それを適当に放り投げるだけで多くの悲劇が作られる。

ふと、彼の目に一人の小さな少女が目に入った。

恐らく親とはぐれてしまったのだろう、泣き叫ぶ声に気分を害したボマーは目障りだと言わんばかりに爆弾を作ろうとした時だ。

 

『……あっ?』

 

バイクのエンジン音だ。

あまりにも場違いなその音に最初はバイクで逃げ出したのかと思ったが、それはすぐに違うと悟る。

それは段々と大きくなり、騒ぎの元であるこちらへと近づいているのだ。

やがて、その音を噴かす緑と黒で塗り分けられたマシンが姿を現す。

それは更にスピードを上げると、少女を無惨な目に合わせようとした醜悪な落書きに直撃した。

 

『ぐべあああああああああっ!!?』

 

内臓が吹き飛ばんばかりの一撃に、吹き飛んだボマーは壁に叩きつけられて倒れる。

ヘルメットを外してバイクから降りた青年は出現させた白い鳩を少女の前に出現させて落ち着かせると、優しい声で語りかける。

 

「この子がお母さんたちの場所を知ってる。ここらから離れて」

 

その声と鳩に促されるまま、頷いた少女が頷いてその場からいなくなったのを確認した彼はボマーを睨む。

あれが自分たちの戦う敵、あれが怪人、あれがグラフィティ。

これから始まる戦いの相手。

 

「さて、随分と派手に暴れたな」

『うざってぇっ、よくも俺の邪魔をしやがったな!許さ…』

「許さねぇのはこっちの台詞だ」

 

底冷えするほどの声色に怯んだボマーに視線を向けたまま、懐から奇妙なバックルを取り出す。

中央にタロットカードを思わせる形状のディスプレイを配置し、右側には何かを差し込むようなスロットがある。

左側には横向きにしたような長方形型のユニットが接続されており、青空の中をバイクで駆ける小さな王冠を被った仮面の黒い旅人が映っている。

「No.0 THE FOOL」と記されたユニット付きのバックルを腹部に当て、そこから伸びたベルトによって完全に固定される。

左腰のベルトには色取りどりの綺麗な液体が詰まったインクポットのようなお洒落な円柱状の小さなアイテムがホルダーに納められていた。

 

【THE FOOL DRIVER!】

 

ドライバーとなったバックル『ザ・フールドライバー』が自らの名を告げるのを耳に入れながら、ホルダーから翡翠色のインクが詰められたインクポットを取り出す。

ラベルイラストには紙吹雪の中でパフォーマンスをしている仮面の手品師が描かれており、蓋に該当する上部のスイッチを押し込んでアイテム『アルカナライドポット』を起動する。

 

【ONE MAGICIAN!!】

 

『Ⅰ魔術師』の大アルカナを宿したマジシャンアルカナライドポットを右側のスロットに装填。同時にアップテンポな待機音声が鳴り響き、否が応にも周囲の視線を釘付けにする。

不敵な笑みを崩すことなく、彼は左側のユニットに手を置くとそれを思い切り押し込んだ。

そして、自らを変えるあの言葉を呟く。

 

「変身」

The JOKER was drawn(切札は描かれた)!】

 

ディスプレイに映し出されたのはトランプを自在に操る緑色のスーツとシルクハットに身を包んだ仮面の手品師……魔術師を宿した緑のインクがその身体を塗り替えていく。

 

【一番目の奇術が零の旅人と交わる! MAGICIAN WILD 招来!!】

 

全身がインクに包まれた瞬間、その姿は異形の戦士へと変わっていた。

金色の王冠型の小さなバイザーを装備したシルクハット型の仮面から光る薄紅色の丸い複眼。

翡翠色のスーツとプロテクターに手品師を思わせる風で靡く神秘的なローブ……。

その名を。

 

『何だよっ?何なんだよ、お前ぇっ!?』

「『仮面ライダーバーサルド』……勝利の色を見せてやる!」

 

動揺し、喚くボマーへ不敵に名乗ったバーサルドは飛び蹴りで攻撃と同時に距離を詰めると、そのまま膝蹴りを鳩尾に叩き込む。

丁度ボマーの額縁にあるイラストを壊すように攻撃を続けると、今度は顔面に向かって強烈なフックを浴びせる

 

『がっ!?こ、このっ!!』

 

爆弾の投擲を恐れることなく攻め続けるバーサルドにボマーは素手で応戦しようとするも、単調な攻撃など当たるはずもない。

ローブを靡かせながら、華麗な動きを崩さないバーサルドはスロットに装填したマジシャンライドポットのスイッチを押して能力を発動する。

 

【正位置COLOR! MAGICIAN!】

 

ザ・フールドライバーは大アルカナを宿したインクを調整する機能があり、正位置と逆位置で能力を変える。

正位置なら身体能力や属性付与、逆位置なら特殊能力の発動と状況に応じてアルカナライドポットのスロットを回転させるのだ。

 

「そらっ!」

 

右手に炎と風、左手に冷気を発生させるとボマーの身体に叩き込んだ。

 

『があああああっ!?』

 

防御すら行えないまま、直撃を受けたボマーは吹き飛んで地面を転がる。

しかし、勢い良く立ち上がると地団駄を踏んで雄叫びをあげた。

 

『……ぁぁぁあああああっ!どいつもこいつもムカつくんだよおおおおおおおおっっ!!』

「うおっと!?」

 

全身から再び爆弾を生成すると、手当たり次第に投擲して周囲を爆発させる。

怒りが降り切れて精神が暴走したのだろう、発狂したように爆破するボマーに呆れながらもこれ以上の被害を出さぬようバーサルドはスロットに手を添える。

 

「なら」

【逆位置COLOR! MAGICIAN!】

 

今度はスロットを回転させてからアルカナライドポットを起動すると、緑のエネルギーが収束される。

 

『くたばれぇえええええっ!!』

 

ボマーの爆弾が迫るも、バーサルドは冷静に跳躍して回避する。

そして、そのまま壁へと着地すると怪人目掛けて一気に走り出した。

変幻自在な動きと攻撃に対応出来ず、再びボマーはライダーの攻撃を浴びる羽目になる。

強烈な回し蹴りを側頭部に叩き込まれ、再び飛ばされたグラフィティを見据えながら愚者ユニットを押し込む。

 

「これで仕上げだ」

【LAST COLORS! FOOL BREAK!!】

 

ディスプレイから魔術師のアルカナが点滅すると、愚者ユニットと同じイラストのアルカナがカードとなって出現。それはバーサルドの右脚に張り付き、増幅したエネルギーが充填される。

ローブを靡かせるように軽く助走してから高く跳躍し、勢いのままボマーへ飛び蹴りを放つ。

風を纏ったバーサルドの必殺技『フールブレイク』にボマーは躱すことすら出来ず、満身創痍となった身体で受けるしかなかった。

 

『ぎぃやぁああああああああっっ!!!』

 

直撃したボマー・グラフィティは絶叫しながら爆散し、不良の少年が泡を吹いた状態で変異を解除されている。

専用のインクポットである『グラフィティポット』は空中で音を立てて消滅。それが仮面ライダーと怪人の決着だった。

 

 

 

 

 

その活躍を、覗いていた『球体』があった。

キャロットオレンジで彩られた熱気を放つ球体には棘のような装飾が施されており、両手で持てるほどの大きさは宛らバスケットボールのようだ。

しかし、周囲の空気が揺らめくほどの熱気を放つそれは炎と形容するにはあまりにも神々しく、高い空から愚かな人々を祝福している錯覚すら感じる。

 

『……ふぅ』

 

やがて、仮面ライダーの勝利で終わった結果を見届けた炎の球体は溜息と共に動く。

ゆったりとした速度でビルの屋上にまで辿り着くと、そこに立っていた人影へ近づき始める。

紺色の身体とコートを持つ異形の身体には首がないにも関わらず、しっかりとした意思を持って二本足で立っていた。

右腕に『女帝』と同じ奇妙なデバイスを装着している首なし胴体は両手で球体を掴むと、まるでヘルメットを被るように頭部に該当する箇所に乗せた瞬間、先ほど以上の凄まじい熱気が軽く周囲を焼き、本来の首としての役割に戻った球体には「ⅩⅨ」と象られたバイザーが出現した。

紺色のコートと球体のようなオレンジの頭部、それはまるで青い炎と『太陽』を思わせる怪人は接続した首を軽く動かして不調がないか確認する。

 

「おやおやおや?アームズ君のグラフィティ、やられてしまったようですねぇ、ヒート君」

『……』

 

背後から優しげな低い男性の声が聞こえた。

『ヒート・ソル』と呼ばれる怪人は、面倒そうに振り向くと自分と同じ存在となった大柄の男に視線を向けた。

首まで伸ばした白髪に、穏やかな笑みを浮かべた中年の男性は神父服を来ているが、首に下げた十字架は逆さまになっており、その瞳もガラス玉のような無機質さだ。

 

「仮面ライダー……なるほど思った以上に手の掛かるお方だ」

『……』

「しかし、彼もまた迷い救いを求める者であることに違いはありません」

【SIXTEEN TOWER!!】

 

ソルの隣に立った男性は、取り出したアルカナライドポットの上部スイッチを押して起動する。

雷雨と竜巻、日光や吹雪などの天候と崩れた塔のラベルイラストが描かれたピュアホワイトとスカイブルーの『タワーライドポット』を左腕のブレスレット『アルカナライザー』の中央スロットへ装填。

 

装色(そうしょく)

【PAINT UP】

 

ブレスレットに配置されたボタンを押し込み、自らを変異させる呟きと低く無機質な音声が響き渡った。

瞬間、まるでカラープリンターやAIイラストのようにディスプレイから映像が映し出される。

晴天にも関わらず雷雨と突風が吹き荒れる崩壊した巨塔のイラストが出現すると、神父の身体はインクが霧状になった二色のエネルギーに包まれた。

 

【THE TOWER! 破滅と災害のCLIMATE……COMPLETE!!】

 

全身に包まれたインクが霧散し、怪人としての大柄なシルエットが露になる。

スカイブルーの煉瓦で構成された重厚な煉瓦の鎧は、皹が入ったような白いラインが所々に走っており、描かれたイラストと同じ塔を思わせる。

更に、鎧の小さな窓から気流となったピュアホワイトの雲が両腕と両脚に纏わり付いている。

そして、頭部には「ⅩⅥ」を模したバイザーが装備されていた。

 

『何でしたら、ワタクシが動きましょうか?んふふふふっ!仮面ライダーに救いを与えるのも悪いものではありませんしねぇ』

 

『クライメット・タワー』が興奮した面持ちで全身から竜巻にも似た風を巻き起こし、仮面ライダーの元へ駆け出そうとする。

しかし、ソルがその手を掴んだ。

 

『おやおやっ?』

『……っ!!』

 

小首を傾げるクライメットは、炎を噴き出す彼の抗議に何故か嬉しそうに微笑むと、大人しく抵抗をやめる。

 

『ええ、ええ。ならば今回はやめましょうか、んふふふふっ』

 

不気味な笑みを絶やさないまま、タワーは雷雨と竜巻を発生させて姿を消した。

自分以外、誰もいなくなった屋上でソルは拳を握り締める。

 

『……俺はっ』

 

そこから先は何も言えぬまま、彼もまた同じようにその場から立ち去ることしか出来なかった。




バーサルドの由来は万能や多用途を意味する「Versatile(バーサタイル)」と、ワイルドカードの「ワイルド」の造語となっており、この二つを合わせて「VERSALD(バーサルド)」です。

怪人「グラフィティ」のコンセプトは落書き。決められた題材で勝手に描いた姿が能力となります。基本的に一色ですが上級になると二色になります。
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